こんなお悩みを解決する記事です。
こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
過去のわたしも、何か決めごとをするときに人に譲ってしまい、ベストを選べない性格でした。
でも、今は違います。たいていの場でベストを選んでいます。
ベストを選ぶコツは、「自分は本当はどうしたいのか?」を考えて行動すること。周りに気を遣ってばかりいる自分を卒業することが大切なのです。
今回は、決めごとをするときに遠慮して、人に譲ってしまう人が、自分にとってのベストを選び、自分を満たしていく方法を記事にしました。
この記事の概要はこちら。
- 遠慮する・譲ってしまう人の特徴8選
- ベストな選択をするための8つの方法
- ベストを選ぶときの注意点
執筆者のキョロはこんな人です。
【過去】
- 自信がなく自己主張ができない
- 好きなものを好きと言えない
- 自分の気持ちは後回し
【現在】
- 自分の意見を言える
- 自分の気持ちを大切にできる
- 自分にとってのベストを選べる
人に譲ってばかりいた自分を卒業したわたしの経験をもとに、記事を書きました。
遠慮しがちで、いつも人に譲ってしまうあなたがベストを選び、心満たされる日々が過ごせることを願っています。
遠慮する・人に譲ってしまう人の特徴8選
遠慮しすぎてしまったり、人に譲りすぎたりして、ベストを選べない人の特徴8つを解説します。
具体的な特徴はこちら。
- 自信がない
- やさしい
- 察する力がある
- 人に嫌われたくない
- 人と違うことをするのが怖い
- わがままだと思われたくない
- 決断したことの責任をとるのが怖い
- 感情を押し殺すのが当たり前になっている
人に譲ってしまう人の特徴をざっくりと言うと、「周りから見るといい人」という感じです。
①自信がない
ベストが選べない人の特徴として、自信がないことが挙げられます。
何かにつけて「自分なんて」と思ってしまう。
そうすると、たとえばみんなで決めごとをしていると、引っ込み思案になってしまうのです。
「自分なんかが自己主張をするなんてありえない」
こんな思いが込み上げてきて、引っ込み思案になってしまうのです。
その結果、自分の望む結果を得られなくなってしまいます。
②やさしい
周りのことをよく見ていて、誰がどんなことを求めているのか、なんとなくわかってしまう。
感受性が強く、やさしい人は無意識に他人を優先しすぎてしまいます。
周りから見たら、「いい人」にうつるかもしれません。でもやりすぎるとストレスがたまります。
周りを優先させた結果、自分のことは後回しになってしまうのです。
③察する力がある
共感力が高かったり、察する力がある人も、自分の主張を後回しにしがち。
その場でどのようにふる舞えばいいのか考えた結果、本音と建前の狭間で、がんじがらめになってしまいます。
④人に嫌われたくない
周りを優先し、意見を同調させることができる人は「いい人」と思われる一方で、「八方美人」とも捉えられる可能性も。
八方美人になって、自分の意見を引っ込めたり、カメレオンのように周りに合わせたりしてしまうのは、人から嫌われるのが怖いから。
- 相手の気にさわるようなことはしたくない
- もめ事になるのはイヤだ
こんな思いから、本音を隠してしまうことがあるのです。
ベストを選べないのは、自分の弱さでもあるのです。
⑤人と違うことをするのが怖い
人と違うことをするのが怖くて、ベストが選べない人も。
特に、日本人は周りとの調和を大切にする人が多いです。自己主張をしっかりすると「我が強い」と思われることもあります。
- 目立ちたくない
- 後ろ指をさされたくない
- 我が道を行って失敗してバカにされたくない
こんな思いが先行すれば、ベストを選ぶよりも周りの反応に合わせて選択をすることになります。
⑥わがままだと思われたくない
周りの人に「わがまま、自由」などとレッテルを貼られるのがイヤな人もいるでしょう。
「あなたって自由だね〜」と言われるときって、褒められているというよりも、嫌味を言われている気もします。
「あなたみたいに自由に生きたいんだ!」と尊敬の念を持って意見を言ってくれたらうれしいのですが、「自由」という言葉はいい意味で使われるときと悪い意味で使われるときがあります。
「あの人ってわがままだよね」
「◯◯ちゃんは自由な人だからね」
こんなことを裏でコソコソ言われてたら…と思うと、自分の気持ちを引っ込めてしまう気持ちにも共感できます。
⑦決断したことの責任をとるのが怖い
自己主張をせず、周りに合わせてきた人にとっては決断をすることが怖いのです。
周りに合わせて行動を選ぶと、「◯◯ちゃんが言ってたから、わたしもこうした」と言い訳ができます。
「周りの行動に合わせる」という選択も、自分がくだした決断ではあるのですが、「言い訳」という逃げ道があると気が楽ですよね。
自分で決断したことがない人にとっては、自分で決めたことの責任をとるというのが恐怖なのです。
⑧感情を押し殺すのが当たり前になっている
遠慮しすぎたり、人に譲りすぎてしまったりするのは、生きる過程で身につけた習慣のひとつです。
性格というよりは、クセでしょう。
自分の感情をいつも押し殺している人は、それが当たり前になってしまい、いざベストを選ぼうと思っても戸惑ってしまいます。
人に譲りすぎる自分を卒業してベストな選択をしていく方法8選
遠慮しすぎたり、人に譲りすぎてしまったりする人が、自分にとってのベストを選んでいく方法について解説します。
具体的な方法はこちらです。
- 自分を好きになる努力をする
- 人の期待に応えるのをやめる
- 八方美人をやめる
- 多様な意見や考え方があっていいことを知る
- 「自己主張=わがまま」ではないことを理解する
- 安心・安全な場を持つ
- 「本当はどうしたいの?」と自分に問いかける
- 小さく決断して自己主張する
少しずつ実践していくことで、ベストを選べる自分になっていくことができます。
①自分を好きになる努力をする
「自分なんて」と思うクセをやめるために、もっと自分に自信を持ちましょう。
自分を好きになっても、傲慢になることはありません。
「自分には価値がない」
「自分はダメ人間」
こう思っている人も、なかにはいるかもしれませんが、できないことがあっても自分の価値は変わらないのです。
「どんな能力があるか」
この基準で人の価値が決まるなら、赤ちゃんこそ価値がないことになります。
どんな人も「存在するだけで価値がある」のです。
「ありのままの自分でも価値がある」と思えるようになるコツは別の記事で解説しています。合わせてどうぞ。
②人の期待に応えるのをやめる
人の期待に応えすぎるクセも治していきましょう。
人の期待に応えられることは、とてもすばらしいことです。必要であれば、その能力を使って、世の中に貢献していくのもアリです。
ただし、人の期待に応えるのもホドホドに。
オススメなのは、人の期待に応えるときとホドホドにするときを使い分けることです。
どちらかに偏ることなく、TPOに合わせて行動を選べば、必要以上に罪悪感を感じることはありません。
「どう考えてもこの場では空気を読んでおいたほうがいいな」というときがあるからね。
オススメ記事あります。
せっかく努力するなら自分のために。「誰かのための努力」ではなく、「自分のための努力」をすれば幸福感がアップします。
自分を苦しめる不要な価値観もどんどん手放していきましょう。変化していく自分にアレコレ言ってくる人に自分を合わせる必要はないですよ。
親の顔色を伺って生きてきた人ほど、社会に出ても人の顔色を気にしがちです。以下の記事も合わせてどうぞ。
③八方美人をやめる
八方美人は、まるでカメレオンのよう。
会う人会う人に同調しているのをはたから見ていると、「この人の言っていることの何を信じたらいいのかわからない」と思うことがあります。
八方美人の程度があまりにもひどいと信頼を失うことがあります。
自分の考えを持ち、主張することは勇気がいります。でも、ちゃんと自分を出していくことによって信頼を得ることもできるのです。
自分のことを好きになってくれる人もいるし、嫌ってくる人もいる。
「自分も人を嫌いになってもいいんだ、付き合う人を選んでもいいんだ」
こう思うと、少しずつ八方美人を卒業することができます。
「優柔不断で自分の意見がない」という人は以下の記事で、自分の意見を育ててみてください。
④多様な意見や考え方があっていいことを知る
みんなそれぞれが、自分の意見を持っていていいのです。
人の考え方や行動を「正しい・まちがっている」とジャッジをしないことです。
自分の行動にも「正しい・まちがっている」というのはなく、そのときにベストだと思われる行動を選択していくのみです。
「自分のこの行動はまちがっているかも」と思うと、周りに合わせたり、無難な選択をしてしまいがちですが、その考え自体をやめてしまうのがオススメです。
お互いの主張を尊重できるようになると、もめ事も減り、建設的な話し合いができるようになります。
ベストを選ぶときも、意見を押し通すというよりは、お互いの意見を尊重しながら決めていくようにすれば、あとぐされもなくなります。
⑤「自己主張=わがまま」ではないことを理解する
遠慮しがちだったり、人に譲ってしまう人は、自己主張を「わがまま」だと思い込んでいる可能性があります。
それは自分に対してだけでなく、他人に対して向けられている可能性も。
もしかして周りの人が「わたし、これがいい!」とハッキリ主張するのを見ると、心がモヤッとしていませんか?
内心、「ちょっとくらい空気読もうよ」とか、「わがまま〜」なんて思ってしまうこともあるのではないでしょうか。
自分の意見を無理やり押し通すのはわがままかもしれません。でも自己主張をするのはわがままではないのです。
自己主張をした上で、周りの意見も尊重できれば大丈夫。
自分が「これがいい!」と思うことを選んでも、周りに迷惑がかからない場合も多いですよ。
それに少しの迷惑はお互いさまです。
開き直るのではなく、相手の役に立てることがあれば、進んで手を貸す。
これができれば、多少の自己主張は許されると思います。
やりたいことは全肯定。どんな気持ちも肯定して自分らしい人生を楽しみましょう。こちらの記事も合わせてどうぞ。
⑥安心・安全な場を持つ
自分の本音を大事にして優先していけるようにするためには、安心・安全の場に身を置くことが大切です。
何を言っても受け入れてくれる。こんな場があると、人は急激に変わっていくものです。
特に、「小さい頃から家庭環境が荒れていて、自分の意見なんて到底言えなかった」という人が、安全・安心の場に身を置くと、ガラッと人生が変わる瞬間がやってきます。
「ここだったら、本音を言っても大丈夫だな」
こう思える場を持っておくのがオススメです。
⑦「本当はどうしたいの?」と自分に問いかける
自分の本当の気持ちに気づくために、「本当はどうしたいの?」と問うクセをつけていきましょう。
本音がわからなければ、ベストは選べません。
他人にとってのベストではなく、自分にとってのベストを探してください。
自分の心を満たす時間をとるのがオススメです。どんなことをやれば心が満たされるのかも、以下の記事を読んで考えてみてくださいね。
それから、自分の時間を確保するためには、早起きがオススメです。以下のリンクからどうぞ。
⑧小さく決断して自己主張する
少しずつ自分を変化させていきましょう。焦ることはありません。
急に大きな決断ができなくてもいいのです。
ほんのささいなことでいいので、自分のベストを選び、自己主張をはじめてみてください。
- 家族でケーキを食べるときに好きなものを選ぶ
- 週末に行きたいところをパートナーに伝えてみる
こんなことからでもいいのです。
ベストが選べたら、変わりつつある自分をほめましょう。
この行動を繰り返していれば、確実に自分の変化を感じられます。
「自分は変われない」なんて決めつけずに、ちょっとだけ努力してみてください。
本音を伝えたほうが人間関係がよくなることも。別記事で詳しく解説しています。
もし人生を心から楽しみたかったら、自分で決断し、自分で責任をとっていく覚悟が必要です。
被害者意識を持っているといつまでも現状を変えていくことができません。以下のリンクからどうぞ。
これから変化していきたい人にオススメの行動は別の記事で解説しています。小さく変化していけばOKです。
いつもベストを選ぶことにこだわらなくていい
ここまで、「人に譲ってばかりの自分を卒業してベストを選べるようになる方法」について解説してきました。
ここでひとつ言いたいことがあります。
それは「いつもベストを選ぶことにこだわらなくていい」ということ。
自分が譲っておいたほうが関係が良好になったり、のちのち楽になったりする場面もあります。
ママさんなどは、「本当はいま休みたい」と思うときでも、子どものためにがんばらないといけない場面もありますよね。
ですから、「できるかぎりベストを選べるのがいいけれど、そうじゃないときもある」といった感じで、ゆるく捉えておくのをオススメします。
そうすれば、
- 「あ〜いま妥協しちゃった」
- 「意見を押し通しすぎた」
といった後悔も減っていきます。
まとめ|自分の本音を大切にしよう
自分の本音をもっと大切にしてあげてください。
せっかくの人生ですから、もっと自由に、気を楽にして生きてください。
自分を大切にできると、周りを大切にすることができます。
周りを大切にできれば、周りも自分を大切にしてくれます。
自分から変化してプラスの連鎖を起こしていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ベストを選んで人生を変えよう!
何か決めごとをするときに、いつも遠慮したり人に譲ったりしてしまう。いつも自分にとってのベストが選べなくてモヤモヤしてしまう。