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「自分には価値がない」という思い込みを手放すコツ。超ネガティブ人間が変われた方法

Aさん

自分ってほんと価値ないわ〜。いなくなればいいのに。

こんな人のための記事です。

こんにちは、超ネガティブ思考を卒業したキョロ(→プロフィールはこちら)です。

この記事は過去に書いたものですが、以前よりもバージョンアップさせた情報を共有できそうなので、書き直してみました。

ついこんなことを考えてしまう人のために書きました。

  • 自分が大嫌い
  • 自分なんていなくなってしまえばいいと思う
  • ありのままの自分を受け止めてほしい
  • けど、そんなこと無理だと思う
  • 自分はダメ人間だから、がんばらなくちゃ

結論を言ってしまうと、超がつくほどのネガティブ人間でも、変わることは可能です。

変わるには、時間がかかることもありますが、根気強く努力すれば、じわじわ変化が表れます。

「自分には価値がない」と思い込んでしまう人の特徴

さて、「自分には価値がない」と思い込んでしまう人とは、どんな人なのでしょうか。

著者自身の経験を踏まえて、特徴を考えてみました。

  • 完璧主義
  • 真面目
  • 誠実
  • がんばり屋
  • 負けず嫌い
  • 他人の気持ちを優先する
  • 親からの期待が大きい

完璧主義

「自分には価値がない」と思ってしまう人は、完璧主義である場合があります。

  • できないことがあるのはいけない
  • 自分ですべてできるようにしなければならない

無意識にこういったことを信じていて、その基準にそぐわない自分にイラ立ちを感じてしまいます。

「なんでこんなこともできないんだろう」と自己嫌悪に陥ってしまうのです。

真面目

真面目すぎる人も、「自分には価値がない」と思いがちです。

「自分にはたいした価値がないから、人に追いつくためには努力をしなくては……」という発想になってしまいます。

理想の自分に向かって努力できることはいいのですが、その理想が高すぎて、自分に価値を感じられなくなってしまうのです。

誠実

誠実で真剣に人と付き合う人も、「いい人」であるがゆえに、自分を責めてしまう可能性があります。

「もっと人にやさしくしなきゃ」と思ったり、ちょっと人に迷惑をかけたりすると「申し訳ない」と思ったり。

それが「自分には価値がない」と思ってしまう原因になってしまうのです。

がんばり屋

がんばり屋さんは、とにかく理想が高い。その理想に届かないのが、自己嫌悪のきっかけになってしまうかもしれません。

「もっとがんばらなくちゃ……、もっとがんばらなくちゃ……」と呪いにかけられたかのように、がんばってしまうことも。

根底には、「がんばらなくては価値がない」と思っていることもあり、それを手放さないかぎり、ありのままの自分を好きになるのは難しいです。

負けず嫌い

負けず嫌いな性格が裏目に出ることもあります。

勝ったら自分には価値があり、負けたら自分には価値がない。

こう考えているかぎり、ありのままの自分を受け入れることができません。

他人の気持ちを優先する

自分より他人の気持ちを優先する人も、「自分には価値がない」と思いがちです。

他人の期待に一生懸命、応えようとするも、その期待がどんどん大きくなっていくので、「まだまだ自分はダメだ……」という考えに陥ってしまうのです。

人から期待されるのは、「この子は伸びしろがある」とあると思われている証拠ではありますが、それが自分の首を絞める原因になってしまうことがあります。

親からの期待が大きい

こういった人も、「自分には価値がない」と勘違いしてしまうことがあります。

  • 親からの期待が大きい
  • 厳しく育てられた

「親に好かれたい。愛されたい」と思うと、期待に応えたくなりますよね。

条件つきの愛情を注がれている人は、「今のままではダメだ」と考えがちなんです。

「愛されないのは自分が悪い」

こういう発想になっている人は多いです。実際に、著者がそうでした。

「自分には価値がない」という思い込みを手放す方法

「自分には価値がない」という思い込みを手放す方法について、お話します。

  • 失敗と自分の価値を結びつけない
  • 「どんな自分でもいい」といつも言い聞かせる
  • 「こんな自分でも愛されることはあるかも」と考えてみる
  • こんな自分でも受け入れてくれている人の顔を思い出す
  • 本当に自分には価値がないのか、疑う
  • 自分を肯定してくれる人と付き合う
  • メンターを見つける
  • 生きているだけで誰かの役に立っていることを思い出す
  • 日記を書く
  • 減点主義から加点主義にシフトする
  • 自分ができることを淡々とやる

失敗と自分の価値を結びつけない

「自分に価値がない」と思ってしまう人は、失敗と自分の価値を結びつけてしまう傾向があります。

もし「失敗が多い人は、価値がない」としたら、赤ちゃんや幼い子どもはどうなってしまうのでしょう?

誰でも失敗はします。でも、自分を責める必要はありません。

「どんな自分でもいい」といつも言い聞かせる

「どんな自分でもいい」と、いつも自分に言い聞かせるようにしましょう。

たとえ失敗しても、人に迷惑をかけても、「どんな自分でも大丈夫」と自分に言い聞かせること。その上で、問題を解決するための努力をすること。

これがとても大切です。

自分が抱える問題を解消するために努力をするのは、とても重要です。「自己受容+努力」で魅力的な人になっていきましょう。

「こんな自分でも愛されることはあるかも」と考えてみる

「こんな自分でも愛されることはあるかも」と考えてみるのもオススメです。

ポイントは、「かもしれない」というところ。

「自分は愛されている」と断言すると「そんなはずはない」と拒絶反応が出てしまいますが、「かもしれない」をつけると受け入れやすくなります。

こんな自分でも受け入れてくれている人の顔を思い出す

「こんな自分でも愛される」という証拠集めをすると、「自分には価値がない」という思い込みをだんだん手放せるようになっていきます。

  • 自分を受け入れてもらった経験
  • 今でも味方でいてくれる人

などを日常的に思い出し、日記などに記録していくといいと思います。

本当に自分には価値がないのか、疑う

「本当に自分には価値がないのか、疑ってみる」という方法もあります。

「自分には価値がない」と思ってしまう人は、視野が狭くなっている場合も。

そもそも、わたしは「どんな人でも誰かの役に立っている」と思っています。

というのも、どんなに自分が未熟だったとしても、それを支える人たちはその過程で成長を遂げているから。

それに、ただご飯を食べるだけでも、その素材を作ってくれている人たちの生活を支えているからです。

自分を肯定してくれる人と付き合う

自分を肯定してくれる人と積極的に付き合うことも大事です。

どんなときも、「大丈夫、大丈夫」と言ってくれるような、おおらかな人がよいと思います。

否定や批判が少ない環境に身を置くのがオススメですよ。

メンターを見つける

「こんな人になりたい」と思えるメンターを見つけておくのもGOOD。

迷ったときや、心がつらくなったときに、「あの人ならどうするだろう」と考えて、行動を選んでみるのもアリです。

生きているだけで誰かの役に立っていることを思い出す

「自分には価値がない」と思っているかもしれませんが、実は、生きているだけで誰かの役に立っています。

たとえば、心がしんどいときにカウンセリングを利用すれば、病院やカウンセラーさんがそのおかげで給与を得ることができます。

成長のきっかけだって与えられます。

そもそも、食事をしているだけで、農家の人やスーパーで働く人を支えていることになるのです。

なかなか気付けませんが、人は支え合って生きているのです。

日記を書く

日記を書くことで、自分を客観的に見ることができるようになり、「あれ?自分に価値がないなんて、あるはずがない」と気づくことができます。

毎日、日記を書き続けて、ふり返ることで自分の変化にも気づくことができます。

自分の成長に気づけば、少しずつ自分に自信が持てるようになるでしょう。

オススメなのが、連用日記。

数年前の自分より成長していることに気づけるので、とてもオススメです。

減点主義から加点主義にシフトする

「あれもできなかった、これもできなかった」と減点していくより、「あれもできたし、これもできた」と加点しながら自分を評価すると、気持ちが楽になります。

日記に「できたこと」を書き続けて、あとで読み返してみてください。

「できたこと」はたくさんあるはずです。

自分ができることを淡々とやる

変えられないことを嘆くのではなく、自分ができることを淡々とやってみませんか。

わたしは、過去にひどく体調を崩したせいか、今あまり無理ができません。

でも、まだまだできることはあり、諦めずに自分なりの社会貢献をしようと思っています。

ぜひ「できること探し」をしてみてください。

「自分は価値がない」を手放すために大切な考え方

「自分には価値がない」という思い込みを手放すために大切な考え方をお話します。

  • 自分を変えるには時間がかかることを理解する
  • 他人と自分を比べない
  • 自分が変われば人間関係は変わる
  • 人が離れる原因は、自分とはかぎらない
  • そもそも自分のすべてを受け止めてもらうなんて幻想
  • 自分はいつでも自分の味方をする
  • 世の中には4種類の人間がいる
  • 被害者意識を手放す
  • 「自分は変わる」と何度も決意する
  • 自分を責めるエネルギーを努力に変える
  • 「まぁいっか」「なんとかなる」「大丈夫」と言ってみる
  • マインドフルネスを身につける
  • 「生きていればきっといいこともある」と考える
  • 人は支え合って生きるものと考える

自分を変えるには時間がかかることを理解する

自分を変えるには、時間がかかることを理解しておきましょう。

数年単位で自分の変化を見ていくのをオススメします。

変化が小さすぎると努力することがバカバカしくなってきますが、諦めないでくださいね。

他人と自分を比べない

他人と自分を比べないことも、大事なポイント。

もともとポジティブな人と自分を比べたら、つらくなるのは当然。

過去の自分と比べて、自分の考えや行動がどう変わったか。

その点をよく見ていくことが大切なのです。

自分が変われば人間関係は変わる

自分から離れていった人・理解してくれない人がいると、「やっぱり自分って価値がないのかな」と思ってしまうことがあります。

でも大前提として、「自分が変われば人間関係も変わる」のです。

「離れていく人がいる=自分には価値がない」と捉えるのをやめてみましょう。

人が離れる原因は、自分とはかぎらない

それに、人が離れていく原因が、自分であるとはかぎりません。

「自分の課題」と「相手の課題」を切り離すのがとても大事です。

詳しくは、こちらの本を読んでみてくださいね。

そもそも自分のすべてを受け止めてもらうなんて幻想

「そもそも、自分のすべてを受け入れてもらうなんて幻想だ」と捉えておくと、相手への期待を下げることができます。

「自分に価値がない」と思っている人は、「とにかく誰かに、わたしを受け入れてほしい」と思っていることが、しばしば。

ですが、カウンセラーなど専門的な訓練をしていないかぎり、相手のすべてを受け入れるというのは、とても難しいです。

わたし自身、昔は「夫にどんなわたしも受け止めてほしい」と思っていましたが、そうカンタンにはいきませんでした。

自分はいつでも自分の味方をする

他人は、自分のすべてを受け入れてくれなくても、自分はいつでも自分の味方をして、「どんな自分でもOK」という感覚を身につけていきましょう。

たとえ大きな失敗をしても、「これから、またがんばればいい」と言い聞かせて、できるだけ自分を責めないようにするといいですよ。

世の中には4種類の人間がいる

わたしは、「世の中には4種類の人間がいる」と考えています。

  1. 恵まれた環境に生まれて、その環境を活かして生きていく人
  2. 恵まれた環境に生まれたけれど、自分で人生を悪い方向に持っていってしまう人
  3. 恵まれない環境で生まれて、そのまま悪いほうへ流されていく人
  4. 恵まれない環境で生まれて、それでも人生をよい方向に動かしていく人

どんなに恵まれない環境で生まれても、「人生をよい方向に動かしていこう」と考えることが大事です。

わたし自身、両親の離婚やいじめ、家庭内のいざこざなど、つらい思いをしましたが、今はそれを乗り越えつつあると感じています。

被害者意識を手放す

被害者意識を手放して、「この経験をいつかプラスの資産に変えてみる」と決意するのもいいと思います。

「わたしが自分に価値を感じられないのは、◯◯のせいだ」という考えに浸りすぎると、「問題解決のために行動を起こす」というところにたどり着けません。

過去と向き合うプロセスも大事だとは思いますが、それと並行して行動も起こしていくと、より変化が感じられます。

「自分は変わる」と何度も決意する

自分に対するネガティブなイメージを取り除くには、多くの時間が必要です。

「どうせ変わらないんじゃないかな」と思う瞬間も、何度もあると思います。

でもその度に、「自分は変わる」と決意し直し、変化のための行動を起こしてみてください。

わたし自身も、変化を感じるまでに数年かかりました。

大変な道のりでしたが、昔よりもずっと楽に生きられています。

自分を責めるエネルギーを努力に変える

「自分なんて価値がない」と思ったら、その負のエネルギーを努力に変えてみてはいかがでしょうか。

わたしは、過去に「自分には価値がないから、みんなよりたくさん努力しなくては……」と考えていて、かなり努力してきました。

とてもつらい毎日でしたが、この経験で「当たり前に努力する習慣」が身につきました。

今では、「自分には価値がない」と思うことはありませんが、過去に身につけた努力の習慣のおかげで、毎日、幸せに生活することができています。

「まぁいっか」「なんとかなる」「大丈夫」と言ってみる

「まぁいっか」「なんとかなる」「大丈夫」を口グセにしてみると、深刻になりすぎるのを防ぐことができます。

「できないことがあっても、まぁいっか」

「完璧じゃなくても、なんとかなる」

「最終的には、きっと大丈夫になるはずだ」

こんなふうに、自分を励ます言葉を持っておくといいと思います。

落ち込みそうになったら、こういった言葉を自分に投げかけてあげてください。

自分を励ます言葉を、すぐに確認できるようにメモアプリを使ったり、メモを持参しておくのもいいと思います。

マインドフルネスを身につける

必要以上に不安になったり、ありもしない妄想に囚われそうになったら、マインドフルネスで「今に集中してみる」のがオススメです。

「〇〇になったら、どうしよう」

「もしかしてあの人は、わたしのことを△△だと思っているかも」

こういった、考えてもキリがないことがとめどなく頭に浮かんできたら、自分の感覚に意識を向けてみてください。

わたしは、昨年から1年間、瞑想とマインドフルネスの練習をしており、気持ちをおだやかに保てることが増えてきました。

オススメ本はこちらです。

地道にトライしてみてください。

「生きていればきっといいこともある」と考える

「生きていれば、きっといいこともある」と自分に言い聞かせるのも大切。

わたしは、失恋して絶望感を味わっているときに、この言葉をいつも思い出すようにしていました。

人は支え合って生きるものと考える

「自分には価値がない」と思ってしまうほどの欠点があっても、大丈夫。

人は支え合って生きています。

もし、「何かができない=自分には価値がない」としたら、赤ちゃんなんて「まったく価値のない生き物」になってしまいます。

できないことがあることと、自分に価値がないことを結びつける必要はありません。

まとめ

これからは、「自分には価値がない」と考えるより、「こんな自分でも世の中のためにできることは何か?」と考えてみてはいかがでしょうか。

そもそも「自分には価値がない」と思った経験こそが宝なのです。

世の中には、「自分には価値がない」と思っている人がたくさんいます。

だから、「自己肯定感」に関する本が売れるんですよね。

「自分には価値がない」と思った経験をブログで発信してみるのもいいと思います。

わたし自身も、こういった記事が書けるのは過去の経験があったからです。

このような経験をしたことがない友人は、「自分を責める理由がわからない。ただ問題解決のために、冷静に行動すればいいだけじゃん」と言っていました。

ほかの人がしたことがない貴重な経験ができたのですから、ぜひそれを糧にして生きていってほしいと思います。

わたしも、過去のネガティブな経験を活かして、がんばっていこうと思います。

一緒に乗り越えていきましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

過去の経験を乗り越えて、人生を変えよう!

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