こんばんは。
キョロです!
みなさん、努力って好きですか?
私は努力するのが大好きです。
試行錯誤して、できなかったことができるようになるのが大好きなんです。
私の中で、
「努力=幸せ」
という感覚が育っていて、自分から努力したいと思ってする努力だったら、苦しくなることはありません。
ですが、数年前の私は、打って変わって、
「努力=苦行」
という価値観を持っていました。
この数年の間に、「努力=不快」が「努力=快」に変わったのは、なぜなのか、
今回はそんな記事を書いてみようと思います。
もくじ
努力したら幸せになれると思っていたのに、ぜんぜん幸せになれなかった私の経験
気付いたら、猛烈な努力をする子に育っていました。
自他共に認める「努力家」。
私から努力をとったら何になるんだろう?ってくらいに、
「自分=努力」という信念が自分に染み付いていました。
とにかく毎日、せっせと努力をしていろんな経験をして、苦しい思いをしたり、楽しいを思いをしたりして、ここまで来ました。
なので、私にとって「努力した」という経験はかけがえのない財産です。
でも、以前の私は、努力をしているのが苦痛だと感じる時間の方が長くて、しんどい時期がありました。
周りから見ても、努力をしすぎて、つらそうに見えたんだと思います。
「そこまで頑張らなくてもいいんじゃない?」
「少し休んだら?」
と言われることもたくさんありました。
でも、私は「休みたくても、頑張りたくなくても」、努力をやめられなかったんです。
努力をしていなければ、自分を保てない、そんな子だったんです。
なんで私がそんなにも頑張っていたのか、理由を振り返ってみました。
理由1:見捨てられる恐怖からの努力
まず一つ目の理由は、私の自己肯定感がかなり低かったことです。
私の育った環境は少し複雑で、両親が離婚して、私は養子として新しい父と出会いました。
離婚自体は前向きに受け止めてきましたが、
それよりも、離婚・再婚後の母の不安定さの方が心配で、
「母の支えになれるのは私しかいない!」と思い込んでいました。
進んで母の愚痴を聞いたりする中で、だんだんと母は私に期待するようになりました。
完全に「いい子」と化した私は、「絶対にいい子でなければいけない」と思うようになりました。
「いい子じゃない私は愛してもらえない」、そう思った私は、努力をやめられませんでした。
「私が頑張ったら母が喜ぶ。頑張らなかったら、がっかりさせる」
そんな思いで頑張ってきたので、頑張っている自分は、
母の役に立てていて誇らしかったけれど、
そうじゃないときは「全然ダメ」という自己肯定感が低い状態でした。
「母の役に立たないとダメ」=「役に立たない自分は全然ダメ」と思っていたため、努力はやめられませんでした。
理由2:周囲の人間に認められるための努力
二つ目の理由は、私が周囲に認めてもらうことで自分を保っていたため、常に人と比べていたことです。
周りと比べて優れているかどうか、優れていれば自分には価値があるんだ、
そんな気持ちで過ごしていたため、
「とにかく自分は優れていなくていけない」と追い詰められる感じがありました。
「勝負に勝ったら自分には価値がある、けれど、負けたら価値はないんだ。」
そんな考えを持っていたので、いつになっても努力をやめられず、必死に自分を保ってきました。
その結果、大学時代には大病をしてしまったのですが、そのことについては、また別の記事で書かせてもらいますね。
理由3:本当の目的が分からないままの努力
三つ目の努力が、努力をする目的が分かっていなかったことです。
一つ目、二つ目の理由で書いたように、私は人に受け入れてもらったり、認めてもらったりするために努力をしてきました。
でも、どんなに努力しても、母の期待は大きくなるばかりだし、他人も自分でコントロールできるわけではありません。
そうすると、努力は永遠に続けなければいけません。
休みたくても頑張って、頑張って、頑張って…
でも満たされることはなくて、「幸せだなぁ」とも思えなかったし、
そもそも「幸せ」という感覚が分かりませんでした。
頭で考えて、「きっとこれが幸せってもんなんだ」としか考えられませんでした。
「何のために努力しているのか」
「努力してどんな目的を達成したいのか」
「努力してどんな感情を得たいのか」
に向き合ってこなかったんです。
自分と向き合うことで本当の幸せに気付けるようになる。
私が努力をし続けてきた三つの理由を見てみると、全部、「他人軸= 自分以外の人のため」の努力なんです。
自分以外の人を変えるってとても難しいことです。
変えられるのは、自分だけ。
なのに、「私が努力をすれば、相手は自分を愛してくれるようになったり、認めてくれるようになる」と、思い込んできました。
でも、今年、「自分ってどんなときに幸せを感じるんだろう?」と向き合ってみて、
実際に幸せを感じられる時間を増やしたら、自分がすごく満たされていることに気が付いたんです。
「自分のための努力」が腑に落ちた経験でした。
それからは、「努力=快」という考えに変わり、努力は自分を幸せにするためのものなんだと思えるようになりました。
もし、やみくもに努力をしていて、すごく疲れる感じがあって、休みたいのに、頑張ってしまう、あなたがそんな状態にあるのならば、
一旦、努力をやめて、自分と向き合う時間をとってみてください。
「自分の好きなことは何?」
「自分ってどんなときに幸せを感じるの?」
「どうして努力したいの?」
「本当に苦しんでまで努力しなくちゃいけないの?」
「休みたいときまで頑張る必要ある?それは誰のために?」
そうやってじっくり自分と向き合って、自分が何のために努力をしたいのかがわかったときに、
自分が幸せになるための努力ができるようになります。
自分のために努力するって、とってもとっても幸せな気持ちになれるんですよ!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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