【体験談あり】自分が嫌いな人の特徴と原因、克服のための5つの処方箋

こんにちは!

キョロです。

わたしは自分が嫌いすぎて、うつ病で半年間、入院をした経験があります。
(詳しくはプロフィールへ)

「自分なんて生きている価値がない」と何年も自分を責め続けてきた私が、今日は「自分が嫌いな人が自分嫌いを克服する方法」を書いていきます。

この記事を読んでくださったあなたが、自分嫌いを克服するのが目的です。

ぜひ、記事を読んで行動を起こして、人生を変えていってください。

大丈夫です、あなたは変われます

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「自分が嫌い」な人の主な特徴|自分への要求がとにかく高い

「自分が嫌い」な人の特徴

・理想が高い
・劣等感が強い
・自分に厳しい
・物事を0か100でしか考えられない
・極端な思考
・自己評価が低い
・真面目で頑張り屋
・人の目を気にする
・減点主義
・勝ち負けの世界に住んでいる
・達成欲が強い

「自分が嫌いな人」の主な特徴として上記が挙げられます。

理想が高い

「自分が嫌い」な人は、自分への要求がとにかく高いんです。

だから、その要求を叶えるのが至難のワザなんですよね。

要求を叶えるためには、かなりの努力を要するし、そもそも叶えられるような要求なのかもあやしいところ。

そうすると、いつまで経っても、自分の理想に届くことはないので、「できない自分」ばっかり目の当たりにすることになって、「自分嫌い」が加速します。

劣等感が強い

「自分はダメ人間だ」という気持ちが人一倍強い「自分嫌い」さん。

だからこそ、努力量もものすごいのですが、理想が高いので、自分の理想には届かないんですね。

そしてまた「自分はダメ人間だ」「だから努力しなくちゃ」という負のループにハマってしまいます。

自分に厳しい

「自分が嫌いな人」ってすごく自分に厳しいですよね。

他の人が同じことをやっても、なんとも思わないのに、自分がそれをやったときだけ「こんなことをする自分はダメだ」と思ったりもします。

矛盾しているのですが、自分が嫌いな人によく見られる特徴です。

例えば、「友達が忘れ物をすること」のは許せるのに、自分が忘れ物をすると、ものすごく自分を責める、などですね。

物事を0か100かでしか考えられない完璧主義

「自分が嫌いな人」にありがちなのが、グレーゾーンが受け入れられないということ。

テストも100点満点じゃないとダメ。

片づけも100点満点って言えるくらいにきれいじゃないと、オーケーを出せない。

70点とったとしても、「自分はまだまだ」っていう判断になるんです。

それどころか「70点しかとれない自分は本当にダメだ」っていう思考になりがちです。

極端な思考

「自分が嫌いな人」は「誰か1人」に嫌われたら、「みんなに嫌われた」と判断することがあります。

「みんな」でもないし、「いつも」でもないかもしれないのに、すごく偏った思考を持っていることがあります。

自己評価が低い

今までもずっと書いてきていますが、自分に厳しい「自分嫌いさん」は、著しく自己評価が低いです。

できていることもあるはずなのに、いつもいつも「自分はダメだ」って思っているんですよね。

自己肯定感がとても低いんです。

真面目で頑張り屋

「自分が嫌いな人」は真面目な人が多いです。

真面目だからこそ、世の中のルールや常識に沿って、頑張るんですね。

人が求めていることに真面目に応えようと頑張ります

「いい大学に行け」と言われれば、そのために頑張る。

それでもしうまくいかなければ、「自分はダメ人間だ」と思い、自分のことをどんどん嫌いになっていきます。

人の目を気にする

「自分が嫌い」なのは、自分に足りないものがあると思っているからですよね。

自分に足りないものがあると思うのは、なぜでしょうか?

自分以外の誰かと比べているからですね。

比べる対象がいなければ、自分に足りないものなんてないはずなんです。

人から見た自分を気にして、人並みに生きようとする。

それが原因で「自分嫌い」になっている人も多くいるでしょう。

減点主義

「自分が嫌いな人」は、できなかったこと探しの達人です。

「これもできてない、あれもできない」といつも自分のあら探しをしています。

勝ち負けの世界に住んでいる

「自分は他の人よりも有能か、そうではないか」、いつも自分以外の判断基準に縛られています。

劣等感や人の目を気にすることにもつながっていますが、周りの友達を「助け合う仲間」というよりは、「ライバル」として見ていることも多いです。

達成欲・向上心が強い

向上心が強いことはすごくいいことですが、できない自分が許せなくて、「自分が嫌い」になるほどの向上心を持つのは不健康かもしれません。

達成欲や向上心が強すぎると、自分を苦しめることになります。

「自分が嫌い」な主な原因4つ

条件つきでしか愛されていると思えない

自分の生き方って長く生きれば生きるほど、自分に染み付いていきますよね。

「自分は頑張っていないと愛されない」

「すべて100点満点の自分だから愛される」

という価値観を持ってずっと生きてきたのならば、その価値観を壊すのは、ものすごく勇気のいることで、根気のいることです。

「自分が嫌い」な人は、ありのままの自分が愛されるとは思えないんですね。

だから、高い理想をかかげるけれど、それを叶えられることばかりではないから、自分を嫌いになってしまうんですね。

本質的に達成欲が強い

人はそれぞれ、みな生まれつきの特徴があるとわたしは考えています。

何かのせいでそうなったというよりは、生まれ持ったものとして、「何かを達成したい」という気持ちが強いという人もいると思います。

そうすると、日々、何かを達成している実感がないとストレスになってしまうんですね。

「あー今日も何も達成できなかった」
「自分って本当にダメだなぁ」

となりがちです。

これを、うまく使いこなせば、大きな成果につながる可能性がありますが、その達成欲があだになって、自分を苦しめることもあるでしょう。

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「自分が嫌い」なことで何かしらのメリットを感じている

「自分が嫌いなことにメリットがある?いやいや、そんなわけないじゃん!」って思いましたか?

でも、メリットがあるんです。

今のまま自分嫌いでいれば、変わる努力をしなくていいんです。

何かトラブルがあっても「自分ダメ人間だし」って言っていれば、いいだけなんです。

「自分を好きになるためには、いつもと違う行動をとらなきゃいけない、それで傷つくかもしれない」

そういったリスクを引き受けるのが怖くて、今のままでいるという選択を、無意識にしているんです。

厳しい考え方ではありますが、どうでしょうか?

自分の胸に手をあてて考えてみてください。

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キョロ
これを読んで実践したら、人生が変わることは間違いないよ!

親との関係がうまくいっておらず、愛されている実感が得られなかった

親との関係は、自分の人生に大きく影響を与えます。

自分が嫌いな人の親にありがちな特徴
親が不機嫌でいることが多かった
親に過度な期待をされた
親が厳しかった
親に否定的な言葉を投げかけられることが多かった
親が過干渉だった

不機嫌なことが多かったり、子どもに向かって、否定的な言葉を投げかけたりすることが多いと、「自分って愛されてないんだ」って子どもは無意識に思います。

親がそんなつもりはなくても、まだ幼い子どもは「自分って嫌われている」って気持ちをどんどん強くしていきます。

そして大きくなったときに、親だけでなく、周りの人間からも「愛されていない」「嫌われている」と思うようになります。

そして、ありのままの自分を受け入れることができなくてなってしまうんですね。

「頑張っていない自分はダメ」とか「自分は能力がない」とか、どんどん自分を嫌いになっていくんです。

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キョロ
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どんな自分でも愛することの大切さを教えてくれる本。自分嫌いがひどくてうつ病になった頃によく読んでいたよ!

克服のための5つの処方箋

ここからは、克服するための5つの処方箋を書いていきます。

目標を下げよう

まず、自分に要求することのレベルを下げましょう

100点満点の結果を求めるのではなく、70点でもオーケーとしましょう。

30点でもオーケーなんです。

それは、「頑張るのをやめる」ということでなく、「どんな点をとったとしても、自分は100点満点なんだ」ということを身につけるトレーンングです。

30点の結果だったとしても、淡々とがんばっていけばいいんです。

「30点の自分だからダメ」「100点の自分だから価値がある」という判断基準はやめましょう。

どんな結果であっても、自分は100点満点なんだ」という前提を持つことが大事です。

頑張らない自分をさらけ出してみよう

古い自分のイメージを壊して、新しい自分に変わっていきましょう。

できていないことがある自分でもいいんです。

さらけ出してみると、最初は周りも驚くかもしれませんが、案外、受け入れてくれる人も多いと思います。

そして、そんな自分を受け入れる努力をしましょう。

それで離れていくような人とは、こちらからおさらばしましょう。

毎日、小さなことを達成して自分を褒めよう

本質的に達成欲が強い人に「頑張るのをやめてだらだらしよう」と言っても、むずかしい話です。

「向上したい」「何かを達成したい」という気持ちがあるならば、他人軸の目標ではなく、自分が満足できる目標を作って、小さく達成していきましょう。

「自分を高めていきたい」という欲求を持っているというのは、あなたの個性であり、才能なんです。

だから、それは否定しなくてもいいし、無理に変えようとしなくてもいいんです。

上手に使って、自分磨きをしていきましょう。

できていることを探して、一日3つ記録に残そう

自分が嫌いな人は、自分に厳しく、「あれもできていない」「これもできていない」となりがちですが、本当にできていないことばかりなんでしょうか?

実は、できていることもあるんじゃないでしょうか?

本当に小さなことでいいので、できていることを探しましょう。

・友達に笑顔で接することができた
・朝ごはんをおいしく食べられた
・5分掃除ができた

なんでもいいです。

1日3つ記録にとっていきましょう。

たくさんできていることがあることに、気づくことができます。

人の基準に沿って生きるのをやめよう

他人から見て、「自分ができているか、できていないか」「有能か、有能じゃないか」という価値観を大切にしていると、いつも競争の世界に生きることになります。

自分の軸を大切にして生きていくことが大切なんです。

人の期待を応える必要もないんです。

競争の世界から降りましょう。

自分の感覚を大事に、「できていないことがあってもいい」って思えることが大事なんです。

自分を好きになる決意をして自分のどんな行動も肯定しよう

「自分を好きになる」と決意をしましょう。

「自分嫌いな自分を卒業する」と決意しましょう。

そのために、傷つくリスクをとりましょう。

そして、上記の行動を続けていきましょう。

つらいこともあるかもしれませんが、今とは違った人生がやってきます。

人生がもっと明るいものに変わります。

自分が嫌いすぎてうつ病で入院するほどのわたしの体験談

さて、ここで少しわたしの話をします。

わたしは「自分が嫌い」な人の特徴をすべて持ち合わせているような性格でした。

自分も自分以外も、「わたし=死ぬほど頑張る人」っていうイメージを持っていて、

「頑張っていない自分はダメ」、それどころか、「どんなに頑張っても自分はダメ」と思い込んでいました。

自分のことは大嫌いで、中学時代の日記には、「自分なんていなくなればいい」という言葉ばかり。

そう思いながら、長いこと生きてきて、ついにはうつ病で半年間、入院するほどになりました。

そこで初めて、「これはそろそろ手を打たないとやばいな」って危機感を持ちました。

これじゃあ幸せになることはできないなって。

幸いわたしは、読書が好きで、昔から「ありのままのあなたでもいいんだよ」というようなメッセージが書いてある本を、多く読んできました。

追い詰められたわたしは、本気で自分改革に取り組みました。

上に書いたような行動をひたすら繰り返してきました。

ざっくり言うとですが、「まぁいっか」という感覚を増やしてきた感じです。

「まぁいっか」ができるようになると、かなり楽になるんですね。

そうしたら、少しずつ少しずつ人生が変わってきたんです。

ただ、自分の中で「何かを達成したい」という気持ちは消えなかったんです。

いろいろな本を読んでいて、これは自分の本質的な欲求であって、なくす必要もないことに気づきました。

だから、それを「自分を嫌うため」に使うんじゃなくて、「自分を磨くため」に使うことにしました。

具体的には、「達成したい」という欲求を「自分の好きなこと」で「好きなペースで達成する」というやり方に変えました。

そうすることで、他人から見て、「自分に価値があるかどうか」ではなく、自分の軸で行動することができるようになりました。

あなたはありのままでも愛される。自分を好きになって自分のために生きよう

他人から見て「有能かどうか」であなたの価値は決まらないんです。

「ありのままのあなた」でも愛されます

仮に、周りから愛されなかったとしても、あなたがあなたのことを愛してあげればいいんです。

向上したい気持ち、何かを達成したい気持ちは、自分のために使ってあげてください。

「他人がどう思うか」ではなく、「あなたがどう思うか」を大事に生きてください。

自分を苦しめるのはもうやめて、自分を好きになる決意をしましょう。

変わろうと決意して、行動を起こし続ければ、あなたは変われます

わたしが保証します。

一緒に人生を変えていきましょう!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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