こんにちは、4歳の女の子を育てているキョロ(→プロフィールはこちら)です(2021年11月時点)。
育児・家事に追われ、自分の時間がない日々に疲れたので、3年ほど前から早起きを開始。今では5時から7時までは自分のための時間を確保しています。
小さな子どもを育てていると、自分がやりたいことはなかなかできないし、そもそも自分が好きなように行動することさえできませんよね。
子どもがいること、その子が元気に育っていること。
それはとても幸せなことなはずなのに、こんなことを思うことはありませんか?
「こんな人生もう投げ出したい」
「自由に生きたい」
「子どもが生まれる前の自由な生活がなつかしい」
自分を選んで生まれてきてくれた子どもを大切に思う一方で、疎ましくも感じてしまう。そんな自分に罪悪感を感じる。
こういった葛藤に襲われることはないでしょうか?
「幸せなはずなのに、幸せを感じられない」という葛藤をを防ぐために、取り組んでみてほしいのが、早起きの習慣を身につけて自分のためだけの時間をとることです。
自分のために時間をとり、満たされた気持ちでいれば、おのずと子どもにもやさしくできるようになります。
「家族のためだけに生きているような気がする」
「自分の人生ってどこへ行ってしまったんだろう?」
そんな気持ちを抱えていたら、ぜひ記事を読んで、早起きで自分を大切にする習慣を身につけてみてください。
自分のための時間を確保する幸せ

小さな子どもがいると、自分の時間をとるのが難しいことが多いと思います。
泣き出したときに、自分でないと泣き止まない。子どものことは母親である自分しかわからない。
子どもが小さければ小さいほど、このように、自分でないと適切に子どもに対応できないこともあるでしょう。
そうすると、いつの間にか自分のことをあと回しにするようになってしまいます。
子どもが中心となった生活で、子どものためにやりたいことを先延ばしにしたり、諦めたりしていると、自分の本音もわからなくなってしまうのです。
でも本当は、立派な母親としてふるまうばかりではなく、もっと自分のために時間を使って、自分のための人生を生きてもいいのです。
自分のための人生を取り戻すために、誰にも邪魔されない自分のためだけの時間をとりましょう。
それを叶えるには、早起きがおすすめです。早起きをして、自分にとって大切にしていることをすると、自分らしさと自信を取り戻すことができます。
早起きをしたら、家族のために何かをするのではなく、自分のために時間を使ってみましょう。
なぜ早起き?朝に時間を確保することのメリットは?
自分のための時間をとると言っても、なぜ早朝がいいのでしょうか?
早起きして自分の時間をとることのメリットを解説します。
朝はポジティブで脳もさえている
睡眠をしっかりとった朝は頭がさえ、ポジティブな気持ちを保ちやすいです。
正しく、すばやく決断をするのにも、朝が最適。重要なことに取り組むためのなら、朝が断然おすすめです。
朝に活動するのと夜に活動するのとでは、生産性も大きく変わります。

特に思考力を使うような活動であれば、朝のほうが断然おすすめ!
夜は気持ちがネガティブになりがち
夜は心身の疲れから、気持ちがネガティブになりがちです。
「楽しいはずのことが楽しくない」という事態にもなりかねません。
育児と家事、仕事でヘトヘトの状態で活動しても、気持ちが乗らず、「疲れた、また明日、自分の時間をとろう」と先延ばしする理由になることも。
「今日も自分の時間がとれなかったけれど、しょうがない」
こんなふうに諦めてしまうのは、本当にもったいないです。自分の人生ですから、自分のために生きていきましょう。
重要なことを済ませてから過ごす一日は気持ちがいい

また、重要なことを早朝に済ますことで一日の始まりをスッキリとした気持ちで始められます。
夜に自分の時間があると思っても、一日中、そのことが頭にあるのはスッキリしないのではないでしょうか。
朝の時間に、自分のやりたいことや、必ずやっておかなければいけないことが終わっているという状態にしておくのがおすすめです。
もし朝の時間を確保できなければ、日中や夜に時間を確保できる可能性があります。
夜に時間を確保できなければ、次の日に確保するしかありません。
確実に自分の時間をとるのは、朝がおすすめです。

朝の時間があったらうれしいけれど、もし朝に時間をとれなくても、むすめが幼稚園に行っているあいだに時間をとればいい!
夜に好きなことをやり始めると生活リズムが狂う
もちろん、夜に時間を確保するのもありだとは思います。
ただ、夜に自分の大好きなことなどを始めると、楽しくてつい夜更かしをしてしまう可能性もあるのです。
やりたいことに夢中になっていたら、深夜の2時だった。こんなこともありえます。
夜更かしした分、次の日にゆっくり寝ていたり、お昼寝できたらいいですよね。
ただ、お子さんを育てている方は、朝食の準備や幼稚園の送り迎えなどがあったり、それでなくても、子どもに「ママ起きて!」と起こされることもあるのではないでしょうか。

夜更かししてドラマ鑑賞を楽しんでいたことがあったんだけど、朝イチでむすめにたたき起こされるのが本当に苦痛だった。

自分の時間をとったせいで、イライラするって本末転倒じゃない?
睡眠不足ではイライラしやすくなります。自分の時間はとれているけれど、日中、感情が不安定な状態になってしまうのではつらいと思います。
子持ちのママが早起きをするために大切なこと

当然のことなのですが、早起きをするために大事なことは、早寝をすることです。
睡眠不足で早起きをしようとしても、なかなか継続は難しいものです。
ですが、寝る時間を変えずに早起きしようとする人は、意外と多いと思います。
心穏やかな生活には、十分な睡眠時間が不可欠。早く起きるために、睡眠時間を削るのはやめましょう。
とは言っても、家事や育児、仕事に追われる主婦は忙しいもの。うっかりすると、深夜になっていることもあるでしょう。
忙しい主婦が早寝をするためにできる工夫には、どんなものがあるでしょうか?
主婦が早寝をするためにできる工夫6選
主婦がしっかり睡眠をとって早寝をするための工夫について、6つ紹介します。
・子どもと一緒に寝てしまう
・家事の時短をする
・ルーティンの見直しをする
・パートナーに早く寝ることを伝えておく
・夜更かしになってしまう原因を究明する
・早寝のために大事な行動を守る
詳しく解説していきます。
子どもと一緒に寝てしまう
一番シンプルな方法は、子どもと一緒に寝てしまうことだと思います。
子どもを寝かしつけたあとに、もう一度、スイッチを入れるというのは、気力も必要ですし、生活リズムが崩れる原因になります。

気づいたらむすめと寝落ちしていて、いざ0時頃に寝ようとした時には、目がパッチリさえていることもあったなぁ。生活リズムが狂っちゃうんだよね。

規則正しい生活と言えば、子どもの睡眠リズム!

ママとパパと一緒に寝れば、夜に目が覚めても安心していられるから、一石二鳥!
パートナーに早く寝ることを伝えておく

子どもと一緒に寝たくても、夫の帰宅が遅いから眠るに眠れないということもありますよね。
夫の帰宅時間が遅い場合、理由を説明して早寝させてもらうのもおすすめです。
「早く起きて自分の時間がとれると、心の余裕ができるから、育児でイライラしなくて済むんだ」
「我慢して夜遅くまで起きていると、パパにイライラしちゃうこともあるから、先に寝てるね」
このように伝えると、すんなり受け入れてくれることもあります。

問題は夫婦だけの時間を確保しにくくなること。

子どもに聞かれたくないような話をすることもあるしね。

早寝をすることで夫婦の時間が減ってしまうのなら、ほかの時間帯に工夫して時間を作ろう!
パパにも協力してもらって、一緒に寝てしまうのもいいですね。
早起きのメリットに気づくとやみつきになるので、パパも早朝の自分時間を楽しめるようになるかもしれません。
家事の時短をする
早起きのネックになるもの、それは夕方から夜にかけての家事です。
夕方や夜に、やるべき家事が残っていれば、家事の残業状態になり、寝る時間がどんどん遅れてしまいます。
それを防ぐためには、短い時間で効率的に家事をする必要があるのです。
必要のない家事を手放し、効率的にこなす方法を研究してみましょう。
そして、決めた時間までに終わらない家事は、次の日に回して寝てしまいましょう。
そうすることで、決まった時間にしかできないとわかり、家事の効率化を進めることができます。
夜更かしになってしまう原因を究明する
早起き習慣に取り組む中で、「この日は早く寝られたけれど、この日は寝られなかった」という日が出てくると思います。
そのときに、何が原因で早く寝られなかったのか、分析をしてみましょう。
うまくいくきっかけ、いかないきっかけを探究することで、確実に早寝早起きができるようになります。

わたしは、19時以降に41度のお風呂に浸かると眠気が吹っ飛んじゃうんだよね・

20時頃からゲームをやり始めるとつい夜更かししちゃうなぁ。

ママが「21時に寝るからね」と言ってくれた日はすぐにお布団に行けるけど、そうじゃないと「もっと遊ぶの!」って駄々をこねちゃうなぁ。
早起きは難易度が高い行動です。ですから、試行錯誤をして、少しずつ生活が改善されていけばOKということにしましょう。
早起き習慣が身につくまでの期間

今まで7時までぐっすり寝ていた人が、次の日から突然4時起きを始めると失敗する可能性は大です。
最初は、高望みをせず、少しずつ早く起きられるようにすればいいと思います。
そのために、寝る時間も少しずつ早めていきましょう。くれぐれも、睡眠不足には注意です。
はじめは、いつもより10分早く寝られるようになっただけでもOK。
毎週10分ずつ就寝時間を早めるだけでもいいので、確実に早寝できるようにしていれば、「朝起きるのがつらい」という状況も、少しずつ減ってくると思います。
一気に生活を変えようとして、「やっぱりダメだった」と自分を責めたり、やる気を失ってしまったりするよりも、確実に「できた!」という機会を増やしていきましょう。

わたし自身は半年間かけて、朝5時起床の生活リズムを身につけたよ!
早起きしたときのおすすめ行動7選
さて、早起きの習慣が身に付いてきたら、自分のために何か行動を起こしてみましょう。
おすすめの行動7つを紹介します。
・日記
・読書
・勉強
・やりたいことリスト作り
・今日の目標決め
・先延ばしの片づけ
・ブログ、SNS
・オンライン朝活、読書会に参加
・片づけ
日記
日々のふり返りもかねて、日記をつけてみるのはおすすめです。
単純に過去の記録を見て、思い出に浸ることもできますし、PDCAを回すにも最適です。
「こんなことが嫌だったなぁ」
「あんなことが楽しかったなぁ」
こういった記録を残しておくことで、今後の人生を向上させていくことができます。

人ってどんどん忘れていく生き物。

何も記録を残さずに、1ヶ月前の出来事って思い出せる?

大切なことは積極的に記録に残そう!
読書
本を読むのもおすすめです。
毎日、少しずつでも読書をすれば、人生は着実に変わっていきます。2000冊以上の読書をしてきたわたしが保証します。
読書をして、書いてあったことを毎日ひとつずつ実践すれば、1年で365個の行動を起こすことができます。
人生がよくなるであろう行動に365回取り組んでみたら、さすがに何らかの効果はあると思います。
「読書をしたら実践」
このことを意識しながら、読書をしてみてくださいね。
勉強
専門的な勉強をするのもありだと思います。毎日の積み重ねはじわじわと生活に響いてきます。
読書と同じく、勉強を積み重ねていくことで、いずれは何らかの専門家になれるかもしれません。
自分の強みが活かせるようになると、人生が楽しくなります。何か興味があることがあるのなら、ぜひ勉強をしてみてください。
やりたいことリスト作り
人生を楽しむために、やりたいことリストを作ってみるのもおすすめです。
やりたいことリストができたら、ぜひそれも実行してみてください。

心がときめくことなら、なんでもいいから書き出してみよう!

「ずっと行きたかったカフェに行く」でもOK!
今日の目標決め
今日の目標を考えることで、生活にメリハリをつけることもできます。
「今日はどんなことを心がけて過ごしたいか」
「どんなことを達成したいか」
朝起きたら、今日の目標を決めてみましょう。
1日ひとつでも達成できたことがあると、「やるべきことはちゃんとやった」と安心して眠ることができます。
たくさんの目標を考える必要はありません。ひとつだけでもいいので、達成したいことを書き出してみてください。

あんまりいっぱい目標を詰め込みすぎるとつらくなるから、自分が必ずできるような小さな目標がおすすめだよ。
先延ばしの片づけ
先延ばししていることを片づけるのもおすすめでよ。爽快感と達成感が味わえます。
先延ばししていることがあると、いつもそれが気がかりで、「あれをやらないといけないんだった」とモヤモヤするものです。
その対策のために、先延ばしを解消する時間をとれば、モヤモヤする機会はかなり減りますので、ぜひたまっていることを片づけてみてください。
ブログ・SNS

わたしが今まで取り組んできたことのひとつで、大きく人生が変わったものと言えば、ブログとSNSです。
今は情報があふれている時代なので、気をつけないとインプットばかりしている状態になりがちです。
どんなによい情報を持っていても、アウトプットしなければ自分の思いは伝わりません。
自分が当たり前に持っている情報や知恵が誰かにとっては、新たな気づきになったり、人生を変えるきっかけになることもあるのです。
ですから、何らかの気づきがあったら、ブログやSNSで発信してみるのもおすすめです。
朝活や読書会に参加
ブログやSNSでの発信が苦手だったり、書くより話すほうが好きだったりするのなら、オンラインの朝活や読書会に参加するのもいいかもしれません。
自分の力で起きるのが苦手でも、朝に誰かとの約束があれば、起きられることもあるでしょう。
自力でできなければ、人の手を借りるといいですよ。
人と話すことで気づきがあったり、頭の中が整理されたりするという人は、ぜひ参加してみてくださね。

人それぞれ自分に合ったインプット・アウトプットの方法があるんだよ。
片づけ
短い時間でもいいので、朝に片づけをすると部屋が整った状態で一日を始められます。
部屋がとても散らかっている場合は、毎朝一箇所ずつでも片づけをしていくと、一年で365箇所の片づけができますので、汚部屋もいずれキレイな部屋へと様変わりしていきます。
よく眠れた朝は頭もさえているので、モノを捨てるか、残すかの判断も的確にできるでしょう。
片づけられない理由のひとつに片づけにさく時間や労力が残っていないことが挙げられます。
どんなに片づけに対して意欲的であっても、疲れ果てている状態では、片づけははかどらないのです。
ですから、夜はヘトヘトで片づける余裕がないという人にほど、朝の片づけを実践してみてほしいと思います。
片づけの正しい方法、片づけができない理由については、別記事に記載しましたので、よろしければそちらも読んでみてください。
安心して自分時間を楽しむための2つの工夫
小さい子がいるママさんは早起きをしても、自分の時間がとりにくいことがあります。
布団から出ようと思ったら、子どもが泣き出してしまうなどのシチュエーションです。
安心して自分時間を楽しむための工夫を2つ紹介します。
パートナーに協力をしてもらう
一つ目は、日頃からパートナーに、朝の時間に子どもが泣いたときの対応法を伝えておくこと。
わたしの場合、「朝の時間にゆっくりできると、パパにも子どもにもやさしくできるから、協力してほしい」といったふうにお願いしています。
このときに、承諾してくれるのか、それとも拒否されるのかは、日頃のパートナーとの関係にもよります。
日々の生活でパートナーとの関係を深めておくことが大切です。

伝え方にも注意してね。

ざっくりと「朝、子どもが起きたらよろしくね」って言われただけだと、一体なにをしたらいいのかわからないよ。
早朝から営業をしているカフェに行く
パートナーにお世話をお願いしていても、「やっぱりママじゃなきゃ泣きやまない」ということもあるでしょう。
その対策に、24時間営業、もしくは早朝から営業しているファミレスやカフェに行ってしまうのも一つの手です。
ママがいなければ、パパがどうにかするしかありません。パパに子どものことや育児について知ってもらういい機会にもなります。

パパが少しでも協力してくれたら、ちゃんと感謝の気持ちを伝えよう。

自分なりに一生懸命やているのに、「これくらいできて当たり前」みたいな態度をされると、本当につらい。
子どもが育つにつれ、早朝に時間を作るのも簡単になってきます。

今は、ママがお隣の部屋で過ごしてるってわかっているから、ぐっすり朝まで眠っているよ。
泣き止まないときは、自分が活動している部屋にむすめをお布団ごと連れてきて寝かせて、起こさないように音を立てない読書などをしていたこともありました。
まとめ|早起き習慣を定着させて自分の人生を生きよう
家族がいても、自分のための時間をとることが大切です。そのためには、早朝の時間を利用するがおすすめです。
ポイントは「家族のため」ではなく、「自分のため」に時間を使うことです。
自分にとって大切なことに時間を使うことで、幸福感や爽快感、達成感を味わうことができるのです。
早起きをするために大事なのは、その分、早寝をすること。早く寝られるよう、試行錯誤してみてください。
早起きの習慣を身につけるのには、それなりの時間を必要とします。
数ヶ月かけてもいいので、早く起きられない自分を責めず、時間をかけて身につけていきましょう。
朝の時間を気持ちよく過ごすためにも、家族に協力を求めるのもいいですね。
ぜひ自分の時間を作って、自分の人生を取り戻してくださいね。

ママになっても人生を楽しむことを忘れないで!
朝の時間くらいは、いいママ・いい奥さんの仮面をはずしてみてね。