こんにちは、むすめが幼稚園に行っている時間は、もっぱらおうちで一人で過ごすキョロ(→プロフィールはこちら)です。
今回は、自分の内向的な性格に悩んでいる人に向けての記事を書きました。
昔、わたし自身が自分の内向的な性格にたくさん悩みました。
内向的な自分は嫌いだったし、外交的な性格に変わりたいと何度も努力しました。
でも今は、自分が好きです。
ものすごく内向的な性格ですが、「それでいい」と開き直っています。
家族以外の人と会うのは、月に数回あるかないか。
一人で過ごす時間をこよなく愛しているので、時間を作っては一人で黙々と内省やブログに取り組んでいます。

今日の記事はこんな人におすすめ
・大勢での付き合いがつらい
・外交的になろうと思ったけどできない
・社会に適応できてない気がして落ち込む
・内向的な自分に自信がない
これらに当てはまっていて生きづらいと思っている人も、まったく問題なしです。
「社会に貢献できていない気がする」
そんな思い込みを手放し、内向的な自分でも幸せに生きていくコツをお伝えします。

もくじ
そもそも内向的ってなに?自分の内面と向き合い、深く思考する探求家
そもそも「内向的」というのは、どんな性格のことをいうのか、辞書で調べました。
内向的とは?
興味や関心が自分の内部にばかり向かうさま。
(goo辞書より)
では、対義語である「外交的」というのは、どんな性格なのでしょうか。
外交的とは?
興味や関心が外部の物事に向かうさま
(goo辞書より)
なんだか抽象的な表現ですね。
かみ砕いてみると、こんなふうに言えるのではないでしょうか。
外交的な人:
他者など自分以外のものと向き合うことにに魅力を感じる
内向的な人:
自分の内面の探求(自己理解など)に魅力を感じる
外交的な人は、自分以外の外にあるものと、うまく付き合うのがが得意。
内向的な人は、自分の心の中で対話を重ね、自分への理解を深めていくのが上手。
外交的な人と内向的な人では、重要視しているものが違うということです。
内向的な人は、自分の内面を知るための努力を惜しまない探究家とも言えると思います。

内向的な人が抱える生きづらさ|社会に適応できていない感じがして自己肯定感が低下
内向的な人が「生きづらい」と感じる具体的な場面を挙げました。
・集団行動に疲れる
・「みんなで仲よく」というノリがきつい
・人の都合にふり回されるのがイヤ
・一人の時間がないとつらい
・じっくり考える時間がないとつらい
・表面的な会話が苦手
・冠婚葬祭など集まりに疲れる
大きくまとめると、内向的な人が生きづらいと思う状況は、この3点ではないでしょうか。
・集団行動の強要
・プライベートな時間の不足
・表面的なコミュニケーション
みんなで仲よく集団行動がつらい。
自分だけの空間や時間が、家族や他人、環境によって奪われてしまうのが苦しい。
表面的な関係と会話を続けているのなら、自分一人で物事を深く探求しているほうが楽しい。
内向的な人が外交的な人のようにふるまうのは、労力を必要とするものなんです。

自分にとってプライベートな時間や環境がどんなに大切でも、今の世の中では集団行動を求められる機会がとても多いです。
学校生活をしていても、「右へならえ」の精神でいるよう強要されてしまいます。
一人で黙々と作業をするのが好きだと、集団行動を強要されるのが苦痛であることも多いと思います。
今の世の中で、内向的な人が生きづらさを抱えてしまうのも、無理はないですね。

そもそも内向的な性格を変える必要ってある?いくら否定しても自分の性格は変わらない
内向的だと、たしかに苦しい思いをすることもあります。
ですが、本当に、内向的な自分を変える必要はあるのでしょうか?
そもそも努力で内向的な自分を変えられますか?
もし努力で自分の内向的な性格が変えられるとしたら、もうすでにわたし達は、外交的で自分のことが大好きになっているはず。
わたしが思うに、内向的な性格を変えるのは難しいんです。
ここで提案です。
努力をしても、大勢で過ごすのがつらいのなら、「自分は内向的なままでいい」と開き直ってみませんか?
一人の時間がほしいのなら、「一人の時間を積極的に作ろう」と自分の心地よさを優先してみるのはどうでしょう?
深く考えるのが好きならば、もっと思考が深くなるような学びや読書に没頭してみませんか?
コンプレックスである自分の性格。
努力でどうにか変わるのなら、変えてもいいと思います。
ですが、どうやって変わらないのなら、内向的な性格を活かして生きていったほうがずっと楽です。
内向的な人の長所|内向的な性格を不幸の原因にするのはやめよう
自分を受け入れ、自分の性格を活かして生きるためには、内向的な自分の長所を理解することが大事です。
・深い関係を作ることができる
・斬新なアイディアを持っている
・すぐれた表現力がある
・話をするだけで人に気づきを与えられる
・自分への理解に長けている
・一人での作業が苦ではない
・人と群れなくても生きていける
もし自分が外交的だったら、持ち合わせることのなかった長所かもしれません。
「自分もみんなみたいに、社交性あふれる人になりたい」
そう思うことももちろんあるでしょう。
でも外交的になることで失うこともあるんです。
・自分のために使っていたお金
自分のために使っていた時間やお金を、他の人に使う必要も出てきます。

また、内向的な性格で、世の中にすばらしい功績を残した人物も多くいます。
偉大な小説家たちは、自分と向き合い、一人で黙々と物語を書き続けました。
だから、人の心を惹きつける魅力的な作品が残ったんです。
「内向的=幸せになれない」
「内向的=社会に適応できない」
これらの思い込みは、手放してしまいましょう。
内向的な自分を受け入れると、自己肯定感が上がります。
自分のことが大好きになれるんです。
自分って社会に適応できない人間なの?悩みに悩んだキョロの経験
「ザ・内向的人間」のキョロ(→プロフィールはこちら)の話をしますね。
わたしは昔から学校嫌いでした。
運動会・文化祭が苦痛
体育での球技には嫌悪感
みんなで話し合う場にヘトヘト
その代わり、一人で黙々と学べる授業にはワクワク。
読書から気づきを得たとき
自分の思うことを書き出しているとき
深く考えて、深く理解できる喜びはわたしの心を満たしてくれました。
学校という集団生活を強要される場では、つらいこともたしかに多かったです。
ですが、多くのことを学び、深く探求するという経験ができたことには感謝しています。

学校を卒業しても、多くの人は「会社」に所属し、集団生活を強いられることになります。
わたしは、人と一緒にいると疲れすぎてしまうので、「会社に通う生活へのこだわり」を捨てました。
今も「自分のペースできて、自分だけで完結する仕事」を選んでいます。
学校などの集団生活では、「人と違うこと」が悪目立ちしてしまいます。
ですが、大人になってみて、「人と同じように生きること」にこだわる必要はないことがわかりました。
今は多くの人がインターネットを通じて、やりとりができ、仕事をすることもできます。
わたしの場合は、ブログやSNSがあったおかげで、自分の経験を世の中に発信することができています。
こういった発信方法が確立されている今の時代は、内向的な人間にとっては、ラッキーな状況。
それ以外は基本的に一人で過ごす
内向的な自分を否定しない
そう決めて、毎日を楽しく過ごしています。
「内向的な自分でいい」と思うようになってから、人に無理に合わせることもなくなりました。
周りの人に嫌われるかもと不安に思っていましたが、離れていく人はいませんでした。
「キョロちゃんはブレない」という言葉をいただくことも。

内向的な自分を活かせる方法で社会貢献を!
ネット社会が進んだことで、「人と接するより、一人のほうが楽」という人にとって、生きやすい時代になりました。
せっかくなら、自分の考えることを世の中に発信してみませんか?
自分と向き合って得た知恵は、誰かの人生を変えてしまう可能性も秘めています。
「自分なんてまだまだだから、そんなことできない!」
そう思っても、大丈夫。
発信を続けていくことで、より深い思考力を手に入れることができます。
内向的な人に向けた発信をするのもいいでしょう。
自分が悩んだことだからこそ、相手に寄り添った発信ができます。
〈ブログを始めるときにおすすめの書籍〉
また、自分で講座を開けば、自分に合った形での開催ができます。
時間や人数なども自分で設定すればいいんです。

内向的な自分を活かすために、一人の時間が必要ならば、積極的に自分の時間をとりましょう。
自分の個性を抑えようとするのではなく、「活かすにはどうしたらいいのか?」を考えてみましょう。
まとめ|内向的な自分をまるっと受け入れることで世界がガラッと変わる
この記事では、内向的な自分を活かして生きるのをおすすめしてきました。
内向的な性格だから人生がうまくいかない?
そんなことはないんです。
ザ・内向的人間のわたしが断言します。
自己否定をやめ、自分に合った生き方が見つけましょう。
深い思考力
一人で黙々と作業できる力
これらは内向的な人の人生の支えになります。
自分のありのままを大切にしよう。
そう思えるようになると、自分のことが好きになります。
自分のことが好きになると、自分の心が満たされる時間を積極的にとるようになります。
そして、ますます自分が好きになるんです。
このプラスの連鎖が、人生を好転させます。
内向的な自分の素質を磨き、自分らしい人生を作ってくださいね!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
