「わたしって、運が悪い」
「うまくいかないことばかり」
こんなネガティブな思いにかられていませんか。
イヤなことばかりが続くと、うんざりしますよね。
でも、考えてほしいんです。
そのイヤなことがすべて、「運」のせいなのか。
もしかして、その「運」の悪さは、準備と行動次第で変えられるかもしれません。
「運が悪い」のではなく、「準備不足」の可能性を考える
先日、むすめが高熱を出しました。
慌てて小児科を予約。
天気予報も見ずに、歩きで家を出発。
すると、まもなく、メールが。
「もうすぐ、診察の時間です」と書いてあったんです。
さらに慌てて、家に引き返し、急いで自転車で小児科に向かうことに。
ところが、電動自転車のバッテリーを取り付けるのを忘れていたのです(ガーン)。
充電したままになっていたバッテリーを自宅に取りに行き、さらに慌てて出発。
なんとか診察に間に合い、薬を処方してもらいました。
ところがところが、処方してもらった薬をしまおうと思ったのに、エコバックがないことに気づきます。
「はぁ、今日はぜんぜんうまくいかない……」と落ち込みながら、自宅に帰ろうとしたそのとき、大雨が降ってきました。
傘もない。カッパもない。しかも、その日は、新品の服をおろしたばかり……。
「泣きっ面に蜂」とは、こういうものか……と嘆きたくなりました。
でも、ですね。
災難ばかりの日のように見えて、これらの失敗は、対策すれば、すべて防げたことだったんです。
「運が悪かった」のではなく、「ただ、準備がたりなかった」だけ、というオチでした。
できること、すべてやってみた?
つい、不運を嘆きたくなることってありますよね。
心配事のすべてが現実になるとはかぎりませんが、「なんでこんなときに……!」って事態も、意外と、起こるんですよね。
「あ〜自分って運が悪い」
「毎日、イヤなことばかりが起こる」
こう言いたくなります。
わたしも、ついこういう言葉を発してしまうことがあります。
でも、そんなときこそ、この言葉が有効です。
「できること、すべてやってみた?」と。
考え方を変えない。行動を起こさない。
これでは、現状を変えるのは難しいでしょう。
もし、長く長く、「運の悪い状態」が続いているのなら、「自分の行動不足」を疑ってみてもいいかもしれません。
自分は何も悪いことをしていないのに、不運なことが続くことも、もちろん、あります。
だから、何でもかんでも、「自分でがんばらなきゃ」と思う必要はないと思います。
ただ、「できることを探してみる」という方法もあることを、覚えておくといいのかなと思います。
人事を尽くして天命を待つ
自分でできることに、とことん取り組んだら、あとは「人事を尽くして天命を待つ」のみ。
それこそ、「運がよくなる」のを待ちましょう。
やれることをすべてやったのだから、さすがに、あとは「運」のせいしてしまってもいいかもしれません(笑)。
ただ、注意しなくてはいけないのは、「できることを、すべて、ちゃんとやる」と意気込みすぎて、自分が抱えなくていいことを、抱えてしまうこと。
「できることを、すべてやる」ということの中には、
・人を頼る
・助けを求める
ということも含まれます。
まじめな人は、「自分でどうにかせねば」と思いがち。
そういう人は、日頃から「頼れる人」をピックアップしておき、自分を追い込まない仕組みを作っておくといいと思います。
たしかに「運」の悪いときは、あります。
ただし、すべてを「運」のせいにしないように。
ストイックになりすぎずに、できるかぎりのことをやっていきましょう。
(そのバランスが難しいんですけどね……笑)
「行動力で、運の悪さを吹き飛ばして……」とまではいかなくても、「運の悪さを、半減」させていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
キョロのプチ日記
昨日は、久しぶりの水泳教室へ。
子育てや家事のことを忘れて、泳ぎに夢中になれるのが心地いいです。
学生時代、吹奏楽部で管楽器を演奏していたときも、同じようにマインドフルな時間を過ごすことが心地よく、暇さえあれば練習をしていました。
普段、ブログを書いたり、本を読んだり、いろいろなことで悩んだり……、頭を使う作業ばかりしているので、体の感覚に集中することが、バランスをとるために必要なのだと思いました。
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