子育ての悩みは尽きないものですね。
- 子どもが朝起きてこない
- やっと起きてきたと思ったら支度が遅い
- 子どものことばかりで自分の準備もままならない
- イライラが募って子どもを怒ってしまう
- 「もっとおだやかなママでいられたらいいのに」と自己嫌悪
- 毎日この繰り返し
こんな悩みを持つママさんの悩みを解決する記事です。
こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
この記事を書いているわたしの状況は、こんな感じです。
- 幼稚園通う女の子のママ
- 子どもはマイペース&行動はゆっくりめ
- 子どもにほとんど怒ることのない生活を継続
- 朝でも親子そろってご機嫌
- 読んだ育児本は50冊以上
この記事の結論は、以下の通りです。
- 子どもを早く起こす
- こどもの支度をスムーズにさせる工夫する
- ママの準備で前もってできるものは済ませておく
- イライラしないための対策を打つ
登園前にママがイライラするのを防ぐ方法は、たくさんあるのです。
「行動が遅い子どもが悪い」とわが子を責めていれば、いつまで経ってもこの問題は解決しません。
子どもが変わるのを望むのではなく、ママから積極的に変化をしていきましょう。
ママが変われば、子どもも変わります。ぜひ、だまされたと思って、この記事で学んだことを実践してみてくださいね。
それでは、これから詳しく解説していきますね。
イライラしないで子どもを幼稚園に送り出そう!
子どもを早く起こすコツ
朝の支度がバタバタする原因の一つに、「子どもが起きてこないこと」が挙げられると思います。
- 起こして起きない
- イライラしながら起こすので、ママも子どもも気分が悪い
そんな状態では、どんどんイライラが募ります。
大事なのは、子どもが朝、ちゃんと起きるべき時間に起きてくること。
そのためにできることを解説します。
早く寝る
当たり前のことですが、睡眠不足だとなかなか起きられません。
子どもをもっと早く起こしたいのなら、早く寝かせることが大事なのです。
どれだけ寝れば、子どもはスッキリと起きられるのかを把握し、できるだけ寝る時間を守る工夫をしましょう。
具体的にどんなことをしたらいいのでしょうか?
解説していきます。
早く寝るって意外と難しいんだよね〜。
寝る時間から逆算してやることを決める
寝る時間を決めて、その時間に確実に布団に入れるように、毎日の計画を立てましょう。
計画に沿って行動してみて、思ったよりも時間がかかってしまうことや、うまくいかなったことは、改善を加えましょう。
1日の動きを記録してみると、何が原因で早寝ができないのかわかってきます。
ささいなことでも、改善を加えることで、少しずつ早寝できる日が増えてくるでしょう。
こんなふうに記録をとってふり返るのもおすすめです。
毎日寝る時間を守る
逆算してやることを決めたら、家族で協力し合って、できる限り寝る時間を守るようにしましょう。
いざ寝ようとすると、子どもが「もっと遊びたい」と言い出すこともあると思います。
自然に寝る準備ができるように、何度も子どもに言って聞かせることが大事です。
日々の生活の中で、
- 「◯◯時になったら寝る時間だよ」
- 「絵本は△△時になったら読むね」
というように、繰り返し伝えるようにしましょう。
一度言っただけでは伝わらないと思いますので、懲りずに何度も伝えてあげてください。
また、寝る間際になって「もっと遊びたい」とならないように、昼間に思う存分、遊ばせてあげましょう。
家族全員が納得できる生活リズムを話し合って、決めていきましょう。
毎日、欠かさずやること、たとえば、
- 食事
- お風呂
- 絵本の読み聞かせ
などは、時間を固定してしまったほうが、楽です。
「この時間になったら◯◯する」
これが習慣になっていれば、いちいち子どもにガミガミ言う必要もありません。
毎日の計画を立てるのも、基本的な生活リズムに沿って決められるので、楽です。
もし寝る前にやるべきことが残っているのなら、できるだけ次の日に回しましょう。
やるべきことが終わらないからといって、夜更かししていると、いつになっても早く寝る習慣は身につきません。
どうしてもやらないといけないことは、午前中などの早い時間に済ませておくことをおすすめします。
時間通りに動けるように、アラームを鳴らすのもおすすめです。
一度で完璧な生活リズムを身につけるのは難しいと思います。
日々の小さな改善で、心身に大きな負担をかけずに生活を変化させていきましょう。
注意点は、うまくいかなくても
です。
- 自分を責めないこと
- イライラしないこと
- あきらめないこと
「ちょっと改善できたらラッキー」くらいの感覚でのぞもう。
人は変化することに抵抗を感じるものだからね。
子どもの起こし方
朝イチで「起きなさい」と怒鳴るのは、ママも子どもも気分のいいものではありませんよね。
理想は子どもが自然に起きてくることだと思います。
そのための工夫を2つ紹介します。
①朝に楽しみを持ってくる
朝に楽しみを持ってくるというのはオススメの方法のひとつです。
早起きして嫌なことが待っていたら、起きる気力は失せてしまいます。
大人も同じだよね。朝、家事や育児があるから、イヤイヤ起きているという人も多いのでは?
子どもにも同じことが言えます。
「子どもにとっての楽しみとは何だろうか?」
子どもを観察して、「朝早く起きたらやろうね」と約束すれば、自然と起きてくる日も増えてくると思います。
我が家の場合では、7時までに起きられたら、
- 15分だけYouTube
- 15分だけ録画のアンパンマンを観る
などの約束をしています。
ただし、これは「子どもが約束を守れるなら」という条件つきです。
YouTubeを見せることで、「もっと見せて!」とグズリ始めるのなら、やめておいたほうがいいでしょう。
②子ども用に目覚まし時計を用意する
子ども用に目覚まし時計を用意するのも一つの手です。
気に入った目覚ましを購入して、時間通りに起きられたら、楽しみが待っているという状況にしてみるのも、いいですね。
子どもに早起きさせるときの注意点
子どもを起こすときに注意点が一つあります。
それは、「ママに起こされるのが当たり前」の生活は、期間限定で行うべきだということ。
朝、起きられなくて困るのは子どもです。
時間に合わせて起きるのは、親の課題ではなく、子どもの課題なのです。
ある程度の年齢までは、ママやパパが起こしていたとしても、いずれは、子どもが自分の力で起きるようにするのがおすすめです。
- 起きられなくて学校に遅刻する
- 朝の時間にバタバタして忘れ物をする
- 学校で恥ずかしい思いをする
こういった経験を通し、子どもは成長していきます。
「誰かに起こされる」というのは受け身ですし、気持ちのいいものではありません。
子どもの自己肯定感も下がりますし、ママやパパはイライラします。
小さい頃から自分で自然に起きる習慣を身につけさせるのが得策でしょう。
子どもの支度をスムーズにする方法
子どもがスムーズに支度をするコツを紹介します。
大切な考え方も紹介します。
子どもの支度が遅いのは当たり前
大前提として、子どもの行動が大人よりも遅いのは当たり前のことです。
親からみて、子どもがもたもたしているように見えても、子どもは子どもなりに精一杯、支度をしています。
- 親と子どもの時間の感覚は違う
- 子どもは大人のように先の見通しを立てられない
生きてきた年数が倍以上も違うのです。
同じ土俵に立って「ちゃんとしなさい!」と怒鳴りつけるのは、やめておいたほうがいいと思います。
「大人の対応」は、こういうときに使うもの。
「子どもは親の思い通りに動かない」
こう理解した上で、子どもの支度をスムーズにする工夫をしていきましょう。
具体的には、
- 子どもがその行動にどれくらい時間がかかるのか
- 何時にどの行動を開始させるといいのか
といったことを前もって考え、少しずつ調整していくのがオススメです。
子どもができること・できないことを見極める
今の子どもの能力ではできないことを求めてはいませんか?
すでに書きましたが、子どもは親の思い通りに動きません。
親とは別人格であり、できること・できないことがあります。
ですので、今の子どもの発育・発達段階に合わせて、
- 朝の支度を手伝ったり、
- 場合によっては省いたり、
といった工夫をしましょう。
「こんなことも自分でできなくて将来が心配」
そんな思いが頭をよぎるかもしれません。
そんなときは、
- 段階を踏んでできるようになればいい
- 今はできなくてもいつかはできるようになる
と捉えて、子どもの成長をゆったり待ちましょう。
できることを着実にさせて、子どもが自信を身につければ、いずれグンと成長していくものです。
子どもにできることは子どもに任せる
子どもにできることは、どんどん子どもに任せていくことも大事です。
子どもは、
- 自分でやりたい
- 成長したい
という気持ちを持っています。
ですので、早めに準備の時間を始めて、子どもに自分でできることをやらせてみてください。
子どもにやらせることで、はじめの数ヶ月は余計に時間がかかると思います。
ママも付きっきりになってしまいます。
ですが、子どもも慣れてくると自分でやってくれることが増えるので、楽になってきます。
- 子どもが自分でできるような工夫をする
- 少しずつ子どもがやることを増やす
こういった工夫をして、ママのやることを減らしていきましょう。
ただし、がんばりすぎる必要はありません。
まずは余裕を持って準備を始めることから。
それができたら、子どもができることは子どもに任せてみてください。
我が家では、マグネットボードを使ってむすめに幼稚園の準備をしてもらっています。(下の写真)
カバンに持っていくものを入れたら、「かち」にマグネットをうつすの!
急がば回れだよ!
漠然と指示をしても伝わらない
子どもに漠然とした指示をしても、伝わらないことが多々あります。
「早く準備して!」
「早く着替えて!」
こんなふうに急かすよりも、行動を小さくして具体的に伝えたほうが、子どもの行動がスムーズになります。
具体的には、こんな感じです。
「ズボンをはこうか」
「じゃあ次は、セーターを着ようね」
「ポケットにハンカチを入れよう」
ちなみに、「ちゃんとして!」という言葉も、我が家では使っていません。
子どもは子どもなりに、「ちゃんとしているつもり」だからです。
もし何か指摘したいことがあるならば、具体的に伝えてあげましょう。
ざっくりと説明されたことを「察する」って、大人でもけっこう難しいんだよね。
察する能力には、個人差があるしね。
子どもの気が逸れるようなことをしない
朝の支度をしているときは、できるだけ子どもの気がそれない工夫をしましょう。
こんな状況は避けたほうが無難です。
- テレビをつけっぱなしにする
- おもちゃの話をする
- お出かけの話をする
特に、着替えているときなどに、「今度の休みはどこに行く?」なんて話をし始めると、子どもの手が止まってしまいます。
幼稚園へ向かう支度をしているときは、パパにも協力してもらって、子どもの気が逸れるような話題は避けましょう。
やるべきことを子どもと共有する
やるべきことが決まっているなら、日頃からやることを子どもと共有しておくと、行動がスムーズになります。
「◯◯時になったら、お着替えだよ」
「◯◯時になったら出発するから、その前にトイレに行っておいてね」
こういったことを日頃から伝えていきましょう。
朝の支度のときも、行動のちょっと前になったら、
「もうすぐ出発だよ〜」
などと伝えていくと、いざ家を出るときに、すんなり動いてくれます。
急に「出かけるよ」って言われると、「まだ遊んでるのに!」って反発したくなっちゃう!
「急いでいる日モード」「ゆっくりできる日モード」を作る
朝の支度を余裕をもってできるように工夫していても、こんな日もあると思います。
- 思った以上に支度に時間がかかる日
- 寝坊してしまう日
- 予想外のできごとが起こる日
こんなときのために、「急いでいる日モード」を作るのがオススメです。
「急いでいる日モード」のときは、子どもが自分でできることも、ママがやってしまってOK。
子どもに、「今日は急いでいる日だから、ママがやっちゃうね!」と伝えます。
何度か急いでいる日の対応を経験すると、子どものほうも理解してくれます。
ただし、基本的には、子どもが主体的に準備ができるように、時間にゆとりを持ったほうがいいと思います。
スムーズに準備をするためのコツを、子どもの行動別に紹介します。
着替え
事前に着替えがスムーズにできるような工夫をしておきましょう。
具体的には、
- 服をあらかじめ厳選しておく
- 衣服にワッペンをつけて前うしろがわかるようにしておく
- 靴下はすべて柄を統一しておく
などです。
子どもが着替えに入る前に、2〜3着に絞っておくと、子どもも迷わずに服を選ぶことができます。
人は選択肢が多くなればなるほど、選べなくなります。
幼稚園に行く服は、あらかじめ厳選しておくといいです。
1着にしぼらないのは、子どもに「自分で選ぶ」という経験をさせるため。
自分で選んだ服を、逆に着てしまうこともあると思います。
ワッペンなどをつけて、「こっちが前だよ」と伝えておくとまちがえることが減ります。
靴下は、1種類に絞り、柄を統一しておくことで、左右違う柄の靴下をはいてしまうことがなくなります。
洗顔・歯磨き
洗顔や歯磨きは、できるだけしたほうがいいと思います。
ですが、以下のような状態でしたら、少しずつできるようにすればいいと思います。
- 時間の余裕がない
- 朝の支度に慣れていない
その代わりに、タオルで顔を拭いたり、朝に歯磨きができなかったら、夜に入念に磨くなどの工夫をしましょう。
一気にではなく、できることを少しずつ増やしていくイメージだよ。
朝食
朝食に用意するものでおすすめなのはこちらです。
- 食べ慣れているもの
- 食べやすいもの
- 好きなもの
わざわざ時間をさいて作ったものですし、日中、元気に過ごすためにも、朝食はしっかり食べてほしいですね。
「食べなさい」と言われなくても食べてくれるようなものがオススメです。
栄養がそこそことれて、子どもがよく食べてくれるものを用意するといいと思います。
ママの準備も確実にする方法
子どもの支度が終わっても、ママの準備ができていない状況もあるえると思います。
その対策を解説します。
前もって準備できるものはしておく
前もって準備できるものは、準備しておきましょう。
朝食の準備を前日に前倒しで
朝食の準備で、前日までにできることはありませんか?
具体的に考えられることはこちらです。
- 朝食の献立を考えておく
- ヨーグルトは器によそっておく
- 調理に使う野菜や肉を切っておく
- 調理家電などを使って予約しておく
- おかずを作っておく
書き出してみると、準備できることはたくさんあるのです。
その場しのぎで時間を使わず、早めの準備が大切です。
行動をできるだけ小さくして、前倒しで取り組んでいくのがポイントだよ!
子どもより早く起きて着替えやメイクを
子どもが起きてくると、思ったようには動けなくなります。
子どもより少し早起きをして、メイクなどを済ませておけば安心です。
時間がないとき用のメイク、ばっちりメイク。パターンを決めておくと、悩むことがなくなってイライラが減るよ!
片づけを習慣化しておく
朝に部屋が片づいた状態になっていると、支度がスムーズになります。
モノの定位置が決まっていれば、「出かける直前になって持ち物が見つからない」という状況も避けられます。
探し物ひとつにかかる時間はそれほど多くなくても、積み重なれば大きな時間に。
片づけの習慣を身につけて、朝の「あれどこだっけ?」をなくしていきましょう。
やることをルーティン化してしまう
毎日やることは、順番と開始時刻を決めてしまうのがオススメです。
ついでに、自分が着るものも前日までに決めておくと楽チンです。
わたしの場合、平日は2パターンしか服を用意していないから、迷いがないよ!
子どもの登園しぶりを乗り越えるためにできること
朝になって、子どもが登園を渋ることもあると思います。
登園しぶりが一日くらいで解決したら、ありがたいですが、そうはいかないご家庭もあると思います。
登園しぶりを乗り越えるために、親が日頃からできることを、挙げておきます。
- 子どもと毎日、話す時間を確保する
- 幼稚園の先生とマメに話をする
- 子どもが園から帰ってきたら、思いっきり遊ぶ
一番、大事なのは子どもとコミュニケーションをとること。
子どもは自分のことをうまく伝えられらないことがあります。
園の先生とのコミュニケーションも大事になってくるでしょう。
子どもがなぜ園に行くのをしぶるのか。
それは、子どもと向き合ってみないとわかりません。
園に行くのを嫌がる理由も、子どもそれぞれです。
うちの子が登園をしぶるときは、こんな理由です。
- おうちで遊びたいおもちゃがあるから
- あるお友達とお話を支度ないから
- 給食が嫌だから
その日の気分で「行きたくない!」ってこともよくあるよ。
子どもが登園をしぶる理由は、時期や子どもの性格によって、違います。
ですから、親子でしっかりコミュニケーションをとり、子どもに合った解決法を見つけるのが大切です。
子どもが本音をさらけ出せる時間があるといいね。
子育てって本当に骨が折れる…。
どんなにイライラしても落ち着いて登園させよう
朝の支度を終えて、いざ幼稚園へ出発。
このときに、時間がギリギリだったりすると、何度も時計を見ては、「時間がない!」とイライラを募らせてしまうことはありませんか?
焦って幼稚園へ向かうスピードを上げれば、数分の時間の短縮にはなるかもしれません。
でも、思ったほど、早くたどり着かないことも多いと思います。
慌てた行動は、ときに危険を伴います。
子どもがこれから園でがんばってくるのですから、できれば気持ちよく送り出したいもの。
数分間の時間の短縮にイライラするのをやめて、明日から早くおうちを出られるように工夫してみませんか?
気持ちを落ち着けて行動することをオススメします。
「うちを出る時間が◯◯時を過ぎてしまったら、先生に遅刻する連絡をする」と決めてしまうのも、一つの手。
急いでイライラしているとき、わたしは、自分に「時計を何度見ても、幼稚園に着く時間は同じ」って語りかけているよ。
子どもにイライラするのを防ぐ考え方とコツ
イライラして怒ってしまうクセは、直せます。
わたしが感情的になるクセを直すことができたからです。
「イライラが止まらない」
「子どもを怒ってばかり」
この状況を打破するための考え方とコツを解説します。
怒ることにメリットはない
怒ることにメリットはありません。
子どもは萎縮してしまいますし、ママも怒ったあとに自己嫌悪におちいってしまいます。
子どものためにも、ママのためにもならないのです。
親子そろって自己肯定感が下がってしまいます。
怒らずに気持ちを伝える練習をしてみましょう。
「子どものせいでイライラされている」と考えるのはやめよう
「子どもにイライラさせられている」
まずは、この考え方を手放してください。
子どもを変えるのではなく、自分を変えていくほうが圧倒的に楽です。
「なんでいつもイライラしてしまうんだろう?」
こんなふうに、自分を責めていては苦しくなるばかり。
「どうやったら気持ちよく朝を過ごせるのだろう?」
こんな発想に変えましょう。
不要なイライラを防ぐ方法を、いくつか紹介します。
長期的な目線でのイライラ対策
長期的な目線でのイライラ対策について解説します。
自分の「◯◯しなくてはならない」を手放す
自分に厳しく、「こうすべき」というルールをたくさん持っていると、イライラしやすくなります。
自分に厳しい人は、周りの人にも厳しくしがち。
「わたしはこんなにがんばっているのに、なんでこの子はできないんだろう?」
そんなふうに、気持ちがすさんできたら、まず自分にやさしくしてあげてください。
「いい親でなくてはならない」
「子どもを感情的に怒ってはいけない」
「遅刻は絶対にダメ」
「自分の身なりはちゃんとしていないといけない」
「朝ご飯はちゃんと食べさせるべき」
こんなふうに、自分に「こうあるべき」を押し付ければ押し付けるほど、疲れるし、イライラもします。
いい親であることに越したことはないし、感情的にならないほうがいいと思うけど、親だって完璧じゃないからね。
親も人間ですから、
- いい親でないときもあるし、
- 感情的に怒ることもあるし
- なりふりかまわずに幼稚園に登園させることもある
のです。
親も未熟で当たり前。
子どもと一緒に成長していけばいいんだよ。
朝の支度も「イライラしないで送り出せた日は、すごい!」と、気楽な気持ちで、取り組んでみてください。
自分で作ったルールに、苦しむ必要はないのです。
「こうすべき」というルールを手放していくと、周りの人に対しても自然とやさしくなれますよ。
ママがつらいのはイヤだよ〜!
日々の体調管理を大切にする
体調が悪いときは、イライラしがちです。
「理由はわからないけれど、イライラする」
こんなときは、自分の体調に目を向けてみてください。
- 風邪
- お腹がすきすぎている
- 寝不足
こういった状況にならないように、体調管理に力を入れましょう。
睡眠時間をちゃんと確保するだけでも、イライラが減るよ!
心の余裕を持つ
心に余裕を持っておくことも大事です。
- 日々の家事や家事、仕事の負担は大きすぎないか?
- 1人でリラックスする時間はとれているか?
- 家族のために自分を犠牲にしていないか?
子どもには幸せになってもらいたいものですが、自分の幸せも大切にしてくださいね。
夫婦関係をよくしておく
夫婦の関係を深めておくことで、パパが朝の支度を手伝ってくれるようになるかもしれません。
朝から険悪モードでは疲れてしまいます。
感謝の気持ちを伝えたり、話し合いの機会を作ったりしてみるのは、とてもオススメです。
「わたしだけががんばっている…」と思い始めると、イライラが止まらなくなるよね。
してほしいことがあったら、ハッキリ教えてほしい!「言わなくてもわかって!」はハードルが高いんだ。
即効性のあるイライラ対策
即効性のある対策もいくつかあります。
好きな音楽をかけて準備をする
朝の支度のときに、好きな曲を流してみてください。
それだけで気分がよくなることもあります。
我が家は、Amazonのプライム会員なので、 “Amazon Music Prime”を利用して音楽を聴いているよ!
「Amazon プライム会員」なら200万曲以上の楽曲が聴き放題!追加料金はなし!
Amazonプライム「Amazon Music Unlimited」なら7000万曲が聴き放題!
Amazon Music Unlimited子どもにイライラをぶつけなかった日はシールを貼る
子どもにイライラしなかった日は、メモやノートにシールを貼り、数枚たまったら自分にご褒美をあげる作戦もいいですよ。
イライラして怒るのが習慣になっている人にとって、子どもへの対応を変えるのは、とても忍耐のいること。
3歩進んでは2歩下がる。
そういうことの繰り返しだと思います。
シールが増えていけば、少しずつ変化しているということ。
積み重ねを見える形にして、自信をつけてみてください。
「シールが10枚たまったら、ご褒美にケーキ!」もいいね。
シールが数十枚、たまる頃には、変化を感じられるはずだよ。
自己嫌悪するのをやめる方法
どんなに工夫をしても、イライラしたり怒ってしまったりすることはあります。
わたしも、完璧な対応はできていません。
イライラすることも、もちろんあります。
でも、そのときに自己嫌悪したり、自分を責めたりしても、何の意味もないのです。
大切なのは、結果を受けて改善していくこと。
自分を責めそうになったら、次はどんな対応をするか、ノートに書き出してみてください。
その上で、
「失敗しちゃったけど、しょうがない!」
「まだ育児は修行中!これからの自分の成長が楽しみだ」
と切り替える努力をすると、自分を責めるクセは徐々になくなっていきますよ。
対策を考えれば、問題から逃げたことにはならないよ!
まとめ|「朝のイライラ」を子どものせいにするのをやめよう
いかがでしたでしょうか?
幼稚園・保育園に行く前のイライラには、対処法がたくさんあるのです。
ポイントは、子どもを変えようとする前に、自分から変わっていくこと。
ぜひ朝のイライラを防ぐために、この記事に書いてあることを実践してみてください。
気持ちのよい朝が過ごせますよ。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
子どもを責める前に、自分ができることはないか考えるクセをつけよう!