エッセイブログ『キョロの生きる知恵』やってます!

【絵本を手放すことが意味するもの】絵本を手放しても思い出は消えない

Aさん

読み聞かせをしていたら絵本が増えちゃったわ〜。このままでは本棚に入りきらなくなりそう…。


こんな悩みを持つママさんのための記事です。


こんにちは、絵本講師のキョロ(プロフィールはこちら)です。


我が家にある絵本は500冊以上。のべ21000冊以上、むすめに読み聞かせてきました。


むすめの年齢が上がるにつれ、我が家の絵本が増えています。


本棚はもう飽和状態。そこでほとんど読んでいない赤ちゃん絵本を手放すことにしました。


執筆者キョロについて
  • 絵本講師
  • 所有する絵本500冊以上
  • むすめへの読み聞かせ21000冊以上
  • 0歳からほぼ毎日欠かさず読み聞かせ


この記事の概要はこちらです。

この記事の概要
  • 絵本を手放せない理由
  • 手放す絵本の基準
  • 絵本を手放すときの注意点
  • 絵本を手放すことが意味するもの
  • 絵本が手放せないときの対処法


キョロ

絵本を手放すときの基準として参考にしてみてね!

絵本が手放せない理由


なぜ絵本が手放せなくなるのでしょうか?


それは「絵本を手放す=子どもとの思い出を手放す」ような気がしてしまうから。


「この絵本を手放したら、子どもとの思い出を忘れてしまう」と思ってしまうのです。


読んだ絵本を手元に置いておけば、「これを読んだとき、こんなことがあったな」と記憶をたどることができます。

その結果、「絵本が増えすぎて部屋がごちゃごちゃして困っている」という状況でも、思い出に執着してしまうのです。


でも、絵本を手放したら、本当に子どもとの思い出を手放すことになるのでしょうか?


そんなことはないと思います。


自分にとって本当に大事なことは忘れませんし、記憶は何度も思い出すことで定着します


ですので、記憶を定着させるような工夫をすればいいわけです。


たとえば、こんな工夫ができます。

  • 読み聞かせの様子を動画にとる
  • 読み聞かせでのやりとりを音声に残す
  • 読み聞かせをした絵本のタイトルとそのときのやりとりをメモしておく
  • ときどき図書館で借りてみる


キョロ

大切なのは、絵本よりも「子どもと絵本を楽しんだ思い出」なんじゃないかな。

手放す絵本の基準


手放す絵本の基準は、その絵本の適正年齢が5年以上過ぎていて、子どもがまったく興味を持たなかった絵本をオススメします。


「赤ちゃんのときはまったく興味を持たなかったのに、3年後にうれしそうに読み始めた」という状況も考えられるからです。


また、「絵本を楽しめる力」は子どもによってまったく違います


読み聞かせの習慣がない子どもにとって、突然、難易度の高い絵本を読むのはハードなこと。


たとえ5歳でも、推奨年齢5歳の絵本の読み聞かせを聞くことができない場合もあります。


絵本の習慣がないのなら、赤ちゃん絵本から読んでいくのもオススメ。だから、子どもの発達具合を見て、処分するかどうかを決めるのです。


その判断基準の方法のひとつとして、手放そうとしている絵本を、子どもが見える位置に置いてみることを提案します。

  • いっさい興味を示さないのなら手放す
  • ちょっとでも興味を持つなら所有しておく

キョロ

大事なのは「自分が納得する基準」を作ることだよ!

むすめ

わたしもママも納得していないのに、絵本を手放してしまうのはもったいない!


絵本を手放すときの注意点

Aさん

絵本を手放すときの注意点ってあるの?


こんな疑問にお答えします。


①小学校に上がるまでは赤ちゃん絵本を手放さない


子どもがひらがなを読めるようになると、今まで読み聞かせをしてきた絵本を子どもが読み始めることもあります。


ひらがなが読めなくても、何度も読み聞かせた絵本は、絵を見ただけでそらんじることも。


ですから、読み聞かせの適正年齢を過ぎていても、子どもにとっては自分の読み物として使えるので、しばらくは残しておくといいです。


子どもの能力を伸ばすには、インプットだけでなく、アウトプットも不可欠です。


思い出づくりをしたり、親子の信頼関係を作ったりするだけでなく、子どもの語彙力(ごいりょく)、文章力、表現力を伸ばしたいのなら、自分で読めるようにさせることも大事です。

②捨てたらもう手に入らない絵本はよく検討する


捨ててしまったら手に入らない絵本は、しっかり検討してから決断をしてください。


それ以外に関しては、図書館で借りられる絵本だったら、一度ためしに手放してみるものアリです。


一度、手放してみて「やっぱり家にあったほうがいい」と思ったら買い直せばOKです。


絵本を手放すかどうかは、「判断しやすい絵本」から決めていくといいでしょう。

「絵本を手放すこと」が意味するもの


絵本を手放すことで、本棚に余裕が生まれます。そこに入る絵本は、今の子どものレベルに合った本でしょう。


つまり、子どもがそれだけ成長しているということなのです。


「本棚は今の自分の状態を表している」とも言えます。


大人であるわたし達も本棚に置いてある本が変化していなければ、成長が止まっている可能性があるのです。


小説などで、「これは何度読んでも、いい本だ」と思えるものならいいと思います。


でも、そうでないのなら、本棚に並ぶ本が入れ替わるのは歓迎すべきことなのです。

パパ

「この本、こんなに簡単だったっけ?」と思えるようになったら、それだけ成長しているということなんだよ。


本棚のスペースがなくなり、子どもの能力や感性に合わせた本を買えなくなるのは、とてももったいないことだとも言えるでしょう。

キョロ

「手放すつもりなら、最初から絵本買わなきゃいいじゃん!」という意見には、ほかの記事でお答えしています。


「親子で読書習慣を身につけたい!」


そう思ったら、親も読書を楽しみましょう。詳しくは別記事で解説しています。

どうしても絵本が手放せないときの対処法


Aさん

理屈ではわかるけれど、まだ子どもとの思い出を手放したくない。


この場合の対処法を解説します。


「もう読まなくなった絵本でも、どうしてもまだ捨てられない」という状況なら、

  • 吹っ切れるまで捨てない
  • ずっと所有し続ける


という決断をしてもいいのです。

絵本を所有するのも、捨てるのも、結局はママとパパと子どものためです。


わたしがたとえ、「絵本を処分することでたくさんメリットがありますよ」と主張したとしても、最終的に決断するはわたしではなく、あなたです。

ですので、「捨てなきゃダメなの?でも捨てたら後悔しそう」と葛藤してしまうのなら、所有し続けていいのです。

キョロ

「子どもへの読み聞かせを終えて、絵本を手放したけど、また購入し直した」という年配の方もたくさんいるよ!


「使っていないモノならすべて捨てるべき」という思い込みは、生活をつまらなくします。


もっていることで自分の心が豊かになるのなら、持っていていいんですよ。

①トランクルーム・荷物を預かってくれるサービスなどを利用


レンタルで収納部屋を借りられるサービスや、荷物を段ボールに入れて預かってもらえるサービスなどがあります。


これらを利用するのもアリです。


ただし、これらのサービスはお金がかかるものです。預ける絵本が増えれば増えるほど、かかる金額が上がっていきます。

もしその金額分を、今の子どもに合った絵本を選ぶために使ったら、子どもはどれだけ成長が見込めると思いますか?


絵本を所有することばかりに執着して、子どもの成長の伸び代を奪ってしまうのはもったいないですよね。


子どものために読み聞かせを行なっているのなら、絵本を「子どもの生きる力を伸ばす手段」として、絵本を活かしてほしいのです。


また、不要になった絵本が減ることで、残った絵本への興味がわいてくるというメリットもあります。

②実家に送る


あまりオススメはしませんが、実家に送るという手もあります。一度、送ってしまえば収納するのにお金はかかりません。


自宅は賃貸だけれど、実家は持ち家で収納場所も多い。こんな状況でしたら、これもひとつの手です。


行き来できる距離で、ご実家に収納スペースが存分にあるのなら、図書館感覚で利用してみてもいいでしょう。

キョロ

ただ、一度、実家に絵本を送ってしまうとそれっきり読まれない本にもなりかねません。遠方に住んでいるなら、なおさら。

③絵本を貸し借りできる知人と入れ替えをしながら所有


絵本の貸し借りができる知り合いがいるのなら、お互い違った絵本を所有しながら、ときおり交換してみるのもいいと思います。

キョロ

ただ、赤ちゃんがいる知人に絵本を貸すと、赤ちゃんに破られたり、ベロベロになめられたりして、すぐにボロボロになってしまうこともあるよ。

それもまた、思い出になりますけどね(笑)

むすめ

「自分だけの絵本」って思えると、より絵本を愛しく感じることもあるし、所有の仕方は人それぞれ。


④絵本をスキャンする・電子書籍化する


読まなくなった絵本をスキャンしてはいかがでしょうか?


データとして残す分には、収納スペースを圧迫することもありません。


キョロ

いずれ我が家でもスキャナーを買う予定。絵本のスキャンをしたら、追記するね!

まとめ|所有する絵本が変化していくのは子どもが成長している証拠


いかがでしたでしょうか?


ここまで、以下のテーマについて解説してきました。

  • 絵本を手放せない理由
  • 絵本を手放すときの注意点
  • 絵本を手放すことが意味するもの
  • 絵本が手放せないときの対処法



絵本を手放すのは、痛みを伴うことです。読み聞かせに力を入れていれば、なおさらです。


わたしも、「絵本を手放そうかな」と思っても、ものすごく葛藤します。「処分するものボックス」に入れても、本棚の元の場所に戻してしまうことさえあります。


キョロ

子育てが一段落するまで、お気に入りの絵本は持っておこうと思っているよ!

パパ

モノは「減らしさえすればいい」ってもんじゃないからね。

むすめ

人生に悪影響を与えるほどでなければ、それなりにモノを所有していても問題ないよ。



ですから、絵本を手放すのも、自分のペースでやっていけばいいのです。これからも読み聞かせを楽しんでください!


最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

たくさん思い出が作れたらいいね。

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