モノを減らすコツ|1つで2つの機能を兼ね備えるモノを選ぶ

こんにちは、整理収納アドバイザー2級、ミニマリストのキョロ(→プロフィールはこちら)です。


片づけには多くのメリットがあります。

片づけをうまくできるようになるためには、まず、残すモノと手放すモノを決め、持ち物の総量を適切にする必要があります。


ですが、「それができたら苦労しない」という人もいるでしょう。


今日は、モノを片づけやすい量まで減らすコツをひとつ、お伝えします。


この方法を実践してみると、「管理するモノは減っているのに、日々の生活の質は上がっていく」という効果が得られるはずです。

ぜひ、この記事を読んでシンプルで質のいい暮らしを目指してみてくださいね。


1つで2つ以上の機能を兼ね備えたモノを手に入れる



モノを減らすコツのひとつに、モノを購入するときに「1つで2つ以上の機能を備えたモノを購入すること」という方法があります。


そして、1つで2つ以上の機能を果たすモノを手に入れたら、「自宅にある同じ機能だけれど、1つで1つの機能しか備えていないモノ」を手放すのです。


我が家の例をいくつか挙げますね。

温冷両用タンブラー


我が家がいま使っているのは、あたたかい飲み物にも冷たい飲み物にも使えるタンブラーです。


以前は、家族1人につき、冷たい飲み物用のグラスとコースター、マグカップがありました。


家族3人だとコップだけで、6つもありました。その上、来客用のコップを含めると、そこそこのコップの量に。

収納もギチギチになりますし、使えるコップがいくらでもあると思うと、次々に新しいコップを出してしまうことも多々。

あたたかい飲み物と冷たい飲み物の両方に対応できるタンブラーを持つことで、それ以外のコップを手放すことができました。


また結露しないタンブラーにすることで、コースターも不要になります。

我が家では、コップは無地のシンプルなモノと決め、家族で統一することにしているため、ちょっとおしゃれなコップを見ても、買わないようになりました。

我が家で愛用しているタンブラーはこちらです。

電子書籍


読書が大好きなわたし。本棚に入らないほどの大量の書籍を買い、読んでは売り、また買ってあふれ…という流れを繰り返していました。


同じ書籍を何度も買い直すこともあり、どうしたものかと悩んでいました。


たくさん書籍を保有していたかったのですが、収納スペースには限りがあります。


本を所有するために、広い部屋を借りるのも、もったいない気がします。


部屋を広くするために、数万円多く家賃が増えることを想像すると、「だったら、その分、本を買うお金がほしい」と思うのです。


夫も、増え続ける本にあきれていました。夫にしつこく「電子書籍にしたらいいんちゃうん?」と言われ、思い切って切り替えたところ、意外と大丈夫だということに、気がつきました。

最初のうちは、「紙の本のほうがいいのに」と思うことも多くありましたが、慣れてくると、電子紙書籍のよさもわかってきました。

電子書籍はたいていiPadで読んでいます。外出先では、iPadで読書をし、ブログを書きます。日々の記録や手帳もiPadで残すようにしています。


ノートなども極力、持ち歩きませんし、家にあった分もほとんど処分してしまいました。


大きなトートバッグに何冊も本を持って出かけるようなこともなくなりました。


電子書籍は、1度にすべて持ち歩くことができます。


気に入った本はすべて電子書籍に切り替えました。お金は少しかかりましたが、今はその便利さに感謝しています。

自宅の収納スペースに余裕ができた上に、iPadで効率的に作業ができるようになり、とても満足しています。

使い方を工夫できる卓上テーブル


我が家は無印良品の卓上テーブルを2つ愛用中です。

2つくっつけて使うこともある卓上テーブル


鉄板焼きや鍋のときなど、広さを必要とするときは2つ並べて使います。それ以外のときは1つは食事用テーブル、もう1つは、むすめ用のテーブルです。


食事用に大きなテーブルが1つを用意すると、むすめが遊んだり勉強したりするときのためのテーブルや机を買う必要が出てきますが、この方法だと、必要に応じていくつかの使い方ができるのです。


自分の勉強用の机の上に、この卓上テーブルを乗せて、スタンディングデスク代わりにすることもあります。

勉強机に卓上テーブルを乗せてスタンディングデスクに。


安全には気を配らないといけないので、机をスタンディングデスクとして使うときは、むすめが近くにいないときを選んでいます。


使い終わったら、すぐ元の状態に戻します。

モノを手放しても生活の質を下げない工夫を


ミニマリストというと、極限までモノを減らし、ガランとした部屋で生活している様子を想像される方も多いと思います。


我が家はそこまでストイックなミニマリスト夫婦ではありません。

生活の質や人生の満足度が下がるほどにモノを減らす必要はないと思っているからです。


ただ、「ミニマリスト」とあえて自分に肩書きをつけることで、買い物やモノを整理するときの判断基準が明確になったように感じます。


モノを減らすことばかりに目を向けると、だんだん心が貧しくなっていったり、逆に生活が不便になったりすることがあります。


そんなときは、なぜモノを減らそうとしているのか、その目的を自分の心に確認してみてください。


極論、自分の片づけの目的が達成されていれば、モノが多かろうが、多少、散らかっていようが問題ありません。


「今より少しスッキリした暮らし」が目的ならば、完璧にピカピカで、いらないモノがひとつもない部屋なんて目指さなくてもいいのです。


モノを減らし、片づいた部屋を目指すのはなぜでしょうか?


片づけの目的を明確にし、その目的が達成できる量までモノを厳選できればいいのです。


モノを減らした結果、幸福感が薄れてしまった。


こんなことにならないよう試行錯誤して、自分に合った暮らしを作ってみてくださいね。


わたしも、まだ失敗だらけです。


完璧にできることが目的ではなく、日々、自分の暮らしがよくなっていけばいいのですから、楽しんで片づけをしていきましょう。


最後までお読みくださり、ありがとうござました。

キョロ

モノを減らすのは、自分のため!

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