そんな疑問に答える記事です。
こんにちは、キョロ(@dokusyotoehon)です。
この記事の概要は、こちら。
- 読書は複利の成長がのぞめるコスパのいい自己投資
- ネットニュースやブログよりも、書籍を読むのがオススメ
- アウトプット前提の読書をすることでインプットの質が上がる
- 読書の時間を定めて、簡単な本を少しずつでもいいから読み続けるのが重要
ちなみに、この記事を執筆しているキョロはこんな人です。
- 小学1年生から年100冊以上の読書
- 1日1〜2時間の読書
- のべ2000冊以上の本を読破
- 書いた書評500本以上
読めば読むほどに、自分の変化が感じられる読書。
「人生がうまくいっていない」と悩んでいるなら、なおさら読書をオススメします。
読書の習慣があるのとないのとでは、人生の質が大きく変わるよ!
読書をするだけで頭ひとつ抜きん出る
読書の習慣があるだけで、ほかの人と大きな差をつけることができます。
文化庁の平成30年度「国語に関する世論調査」で、読書についての調査が行われました。
「1か月に大体何冊くらい本を読むか」という問いに対し、以下の回答が返ってきたそうです。
- 1冊も本を読まない→47.3%
- 1、2冊→37.6%
- 3、4冊→8.6%
- 5、6冊→3.2%
- 7冊以上→3.2%
この結果から、
- 1ヶ月に本を1冊も読まない人
- 1-2冊という人
だけで、 全体の84.9%も占めていることがわかります。
ですから、毎週1冊ずつ本を読めば、それだけで読書数は上位15%に入れるわけです。
「読んだ冊数が多ければいい」というわけではないけれど、読んでいない人に比べれば人生に大きな差が生まれるはずだよ。
「ネットの記事を読めば十分じゃない?」という意見については、あとで答えるね。
読書のメリット21選|複利の成長がのぞめるコスパのよい自己投資
本は読めば読むほど、自分の成長を感じられるコスパのいい自己投資。
数冊を読んだ程度では、変化を感じることができないかもしれません。
ですが、これが数十冊に増えていけば、確実に変化を感じることができるでしょう。
ここからは、読書のメリットについて、具体的に、解説していきます。
1.語彙が増える
本を読むことで、自然と語彙(ごい)が増えていきます。
「インプットよりも、アウトプットが大事」とよく言われますが、基礎となる最低限の言葉がなければ、アウトプットはできません。
インプットをして語彙を増やしながら、アウトプットの質を高めていく。
これが大事です。
特に子どもがいるママさん、パパさんにも読書がオススメ。
子どもは親が使っている言葉に大きく影響されます。子どもは言葉を、家庭の中で「耳から聞いて」習得していくからです。
お子さんが小さければなおさら、言葉に触れる機会は家庭に限定されます。
親自身が豊富な語彙(ごい)を持っていることって、本当に大事だよ。
2.文章力が身につく
よい文章に触れながら(インプット)、アウトプットを継続していると、少しずつ自分の文章も磨かれていきます。
見本なしに、よい成果を出すのは、なかなか難しいこともの。
もし料理を一度も作ったことがない人に、突然、「ハンバーグを作って」と指示したら、完璧に作れる人はめったにいないと思います。
何となくでも作れるのは、
- 家族で買い物に行ったときに、ハンバーグの材料を購入しているのを見た
- 親がキッチンでハンバーグを作っているのを見たことがある
- 料理番組でたまたま見かけた
- ハンバーグを実際に食べたことがある
といった経験があるからだと思います。
「守破離」という言葉もあるように、まずは、正しいやり方を忠実に守り、身につけることが大切なのです。自分の型を身につけられるのも、基礎がしっかりできているから。
文章力を身に付けるには、インプットとアウトプットのどちらも重要ってことだね!
3.正しい言葉づかいが身につく
正しい言葉づかいを知っているのと、知らないのとでは、人生は大きく変わります。
言葉づかいが丁寧なだけで、
- 品がある
- しっかりしている
- 頭がよさそう
といった評価を得られることがあるからです。
逆に、しっかりしていて本当はとても魅力的なのに、言葉遣いが雑なだけで、低い評価をされてしまうこともあります。
人間性までしっかり見てくれたらありがたいですが、第一印象で、「この人は◯◯な人」と決めてしまう人がいるのもたしかです。
- 正しい言葉づかいを知っていること
- 正しい言葉を使いこなせること
これらは、幸せな人生を生きるために、とても大事なスキルです。
4.表現力が身につく
表現力も、読書をすることで磨かれます。
語彙が豊富なだけでなく、その語彙をどうつながれば、人の心を動かせる文章が書けるのか。
こういったことも、よい文章に触れつつ、自分自身でも、文章を書いていくことで、磨かれていきます。
日常的にどれだけよい言葉に触れているか、生活をふり返ってみてね。
5.読解力が身につく
書いてあることを読みとり、理解する力は、子ども時代から鍛えておいたほうがいいと思います。
読解力は、
- 学校のテスト
- 資格試験
などでも役に立ちます。
以前、家庭教師として、成績が伸びない生徒さんの指導をしていたことがあります。その生徒さんを見ていて、気づいたことがあります。
問題文の字を追っているだけで、内容を理解できていないのです。
「書いてある字を読める」のと、「文章の意味を理解している」のとには、大きな差があります。字が読めるだけでは、学生生活でも社会人生活でも、つまづいてしまいます。
読解力を身につけるためにも、読書はオススメです。
子どもが字を読めるようになっても、読み聞かせを続けるのをオススメする理由でもあるよ。
6.要点をつかむ力が身につく
「この本では何が言いたいのだろう?」
こう考えながら本を読むことで、要点を理解することができます。
要点をつかむ力は、人とのコミュニケーションにおいても役に立ちます。
長い話を聞いていても、「つまり、こういうことね」と頭の中で簡潔にまとめることができるからです。
本の内容でも人の話でも、要点がつかめれば、話をすべて完璧に理解する必要はありません。
仕事や人間関係、あらゆることで役立つ力だよ。
7.想像力が身につく
想像力を身につけるには、訓練が必要です。
小説を読むとき、文字を読みとり、頭の中に映像を思い浮かべます。こういった想像力は、テレビを観ていても身につかないのです。
テレビは何もしなくても映像が勝手に流れてきますからね。
- ドラマ鑑賞
- マンガを読むこと
- 絵本を読むこと
- 小説を読むこと
どれもストーリーを追っていく作業ですが、一番に想像力が必要なのは、小説を読むことです。
今は、読書をしなくても、YouTubeなどでよい情報を得ることができます。ですが、本を読むことほど、想像力を必要とするものはないと思います。
読書は、集中力と想像力、忍耐力などを多くの能力を必要とするのです。
慣れないうちは簡単な作業ではありませんが、物語に没頭する経験は、心満たされる時間に変わっていくでしょう。
8.非日常な体験ができる
わたし達が日常生活で経験することは、かなり限定的です。
本を読めば、自分以外の人生を疑似体験することができます。さまざまな感情を感じることで、心が豊かにもなります。
本に没頭している時間は、まるで別世界にワープしてしまったような時間を過ごせるでしょう。
フィクションだとわかっているのに、心が動くなんて…!言葉の力は偉大。
9.リフレッシュができる
本を読むことで、リフレッシュすることもできます。
こんなときにも、読書がオススメです。
- 取り組んでいる作業に行き詰まったとき
- 疲れているとき
本を読むには、集中力が必要。
ですが、わたし自身の経験でも集中して過ごした30分後、気分がスッキリしているということも、多いです。
一日の中に、何かに没頭している時間があると、充実感が大きく変わるよ。
10.視野が広がる
さまざまな生き方があることに気づくことができ、視野が広がるのも、読書のメリットです。
なにか問題にぶち当たると、「もうダメだ」と絶望してしまう人もいると思います。でも、生き方なんて星の数ほどあります。
一つの道がふさがれても、別の道はいくらでも存在しているのです。
読書をすることで、
- 小説の主人公から影響を受けたり、
- ビジネス書の著者から刺激を受けたりして、
視野が自然と広がります。
わたし自身も、問題にぶち当たっていた時代に、とある小説を読み、「こんな人生を生きたい」と思ったことがあります。
何十回もその本を読みました。そのあと、その小説の存在はすっかり忘れていましたが、気づいたらその主人公のような人生を送っていたのです。
人生の指針となる本に出会えるのは、とても幸せなこと。
11.ひとり人時間を楽しめる
1人時間を充実させることができる読書。
寂しいときに手にとれば、おだやかな気持ちになれますし、1人の時間を楽しみたいときに手にとれば、有意義な時間を過ごせます。
大勢で過ごすのも、ひとりで過ごすのも楽しめる。こうなると退屈することがないよ。
特にママさんには、ひとりの時間を作るのをオススメします。その時間に読書するのはとてもオススメです。
ママさんが幸せに過ごすためのコツは、別記事で解説しています。
12.お金をかけない休日を過ごせる
本を一冊、購入すれば、数時間を過ごすことができます。図書館で借りた本であれば、何冊借りても無料です。
休みの日にお金をかけずに過ごしたいのなら、ぜひ読書をしてみてください。
お金を使わない休日の過ごし方については別記事で解説しています。
13.ノウハウや知識が身につく
数百円から数千円で、ノウハウや知識を身につけることができるのは、コスパのいい自己投資です。
本の著者は、あるテーマの専門家です。専門家の教えを数百円で得られるのです。
問題にぶつかったら、その問題を扱った本を10冊ほど読んでみてください。それだけで問題が解決でしてしまうことさえあります。
わたし自身、そうやって目の前の問題を解決してきたよ!
14.生活に変化が生まれる
読書をすることで、育児や家事、仕事の質が変わります。
わたし自身も、「読書によって生活が変わる」という経験を何度もしてきました。
最近では、図書館でたまたま手にとった本で調理家電が紹介されており、その家電を取り入れたら家事の効率が大きく変わりました。
- 料理の時間が半分になった
- 栄養満点の料理が作れるようになった
- 体重が3キロ以上も減った
- 健康診断の結果が大きく改善した
毎日、数時間の時短とダイエットが実現。もう元の生活には戻れません。
直感でピンときたものを読んでみるのも、オススメだよ!
ちなみに、人と接するのが苦手だったり、内向的だったりする人は、読書から学ぶのがとにかくオススメです。
人と会って刺激をもらうことも大事ですが、それで疲れてしまうのなら、無理して刺激を増やす必要はありません。
適度に人と会って刺激をもらい、そのほかの時間は読書から学びを得る。こんな生活もいいですよ。
キョロが生活に取り入れた調理家電
SHARP ホットクック KN-HW24E-Wposted with カエレバ楽天市場Amazon
キョロが参考にした書籍
15.話に説得力が生まれる
読書をしている人の話には、説得力が生まれます。
本を読むことで、こんな効果が得られます。
- 話の根拠が見つかる
- 論理的に話ができる
- 鋭い視点が得られる
これらのスキルは、ネットニュースでは鍛えにくいのです。
読書をすればするほど、説得力のある話ができるようになります。
16.コミュニケーションが円滑になる
読書をすることで、コミュニケーションも円滑にできるようになります。
その大きな理由は、
- 相手の言いたいことを理解できるようになるから
- 自分の言いたいことを上手に伝えることができるから
です。
そのほかにも、
- 読書によって自信がつくから
- 自分の知識で人に役立つことができるから
などの理由があります。
わたしの周りには、「読書をしたことで、人生が変わった」という人がたくさんいます。
その中には、「読書で自信がついて、堂々とコミュニケーションをとれるようになった」という人もいます。
わたしの場合、相手が話しているときに、頭の中に映像が流れているよ。
17.自己理解につながる
自分を知るための本はたくさん出版されています。
そういった本でなくても、本の内容に対して、どう思うのかを考えながら読むと、自分の考えがしっかりしますし、自分の理解にもつながります。
18.自分がどんな人生を送りたいのかがわかる
本を読んでいると、「こんな人生を生きたい」と思えるロールモデルに出会えることがあります。
その本を何度も読み、書いてあることを実践すれば、理想の人生に近づきます。
わたし自身も、気になった本を次々に読んでいった結果、自分らしい人生を生きられるようになりました。
書店や図書館でちょっとでも気になった本があったら、手にとってみてください。
書店でたまたまお金に関する本を読んだことがきっかけで、なんと経理部への異動が決定!
読書が人生を変えるってよくあることなんだよ。
19.柔軟な思考ができるようになる
本にはさまざまな意見が書かれています。自分が正しいと思っていることの正反対を主張してくる本もあるでしょう。
そういったときに「こういう考え方もあるのか」と一旦、受け止める習慣をつけると、思考が柔軟になります。
「自分が正しい」
「自分はまちがっていない」
こういった考えを手放すことができれば、読書から学べることがたくさん増えます。
人とのコミュニケーションにおいても、「まず、相手の意見を受け止めてみる」というスキルはかなり役立ちます。
著者の知識や考えを、柔軟な思考でどんどん吸収することがとても大事です。
20.顔つきが変わる
「今までの生き方が顔つきに表れているな」と思わされるときがあります。
オリンピックで活躍されるようなスポーツ選手や、イチローさんなどを見ていても、そう思います。
人生に真剣に向き合って、問題を解決しようとする姿勢は、いずれ表情に表れてくるものと思っています。
読書を通し、人生の問題に真剣に向き合っていけば、人間性にも味が出ますし、周りに与える印象も変わってくるものです。
21.子どもも読書好きになる
子どもは親が日頃どんなことをしているのか、よく見ています。親が楽しそうに本を読んでいれば、子どもも本に興味を持ちます。
子どもに無理に本を読ませようとする前に、親自身が読書を楽しむことが大切なのです。
我が家ではわたしが本を読んでいると、むすめがひざの上に乗ってきて、一緒に本をパラパラとめくっています。
読書習慣がないのなら、お子さんのレベルに合った本を選び、一緒に楽しむのもいいと思います。
ネットニュースやブログじゃダメな理由
読書じゃなくてもネットのニュースやブログを読めばいいんじゃない?
こんな疑問にお答えします。
オススメなのは圧倒的に読書です。
ネットニュースやブログのメリットは、
- わかりやすい
- 深く考えなくて済む
- 簡単に求めている答えが見つかる
など、手軽に必要な情報を得られること。
Googleの検索のしくみは、簡単でわかりやすく、検索した人が求める答えに合致していなければ、検索しても表示されないようになっているからです。
書籍はそうはいきません。
ほしい情報があるのかもわからないし、ほしい情報以外にもたくさんの情報が詰め込まれています。
しかし、それがいいのです。
そうすることで、
- 必要な情報にたどり着くまでの著者の思考の過程を知ることができる
- 手に入れた情報を生活にどう取り入れるかの具体例が知れる
- その情報が本当に正しいものなのか、読みながら検証できる
といったメリットが得られます。
読書ははネットニュースやブログなどを読むよりも、もっと多くの能力を必要とします。
「朝起きて目がさえていなくても、ネットサーフィンはできる」という人は多いのではないでしょうか。読書はどうでしょうか。
「読んでいるうちに二度寝してしまう」という人も多いと想像します。
本を読むのは、ネットニュースやブログを読むことよりも、ずっとハードな作業です。
- 深い思考力
- 読解力
- 集中力
こういった能力を磨くためにも、読書はしておいて損はないでしょう。
【徹底解説】本の効果的な読み方
どうやったら読書の効果が出やすい?
ここからは本の効果的な読み方について解説します。
本はいつ読むべき?時間帯別のメリット・デメリット
本はいつ読むべきなのか、朝、昼、夜に時間をとることのメリット・デメリットを解説します。
それぞれのメリット・デメリットを知った上で、自分に合った時間帯を選びましょう。
朝に本を読むことのメリット・デメリット
頭がすっきりとして、読書の内容もスッと入ってきやすいのが朝。
早起きをして家族が寝ているあいだに、読書の時間をとるのはオススメです。
ただし、読書に苦手意識を持っている人にとっては、朝に本を読むのはハードルが高め。
睡魔との格闘になる場合も。
「朝イチで本を読むと眠くなってしまう」
この場合は、
- 起きたら目がさめるような活動をする
- 目が冴えてきたら読書を始める
という順番で、読書してみてくださいね。
日中に本を読むことのメリット・デメリット
日中は睡魔との格闘もなく、読書もはかどりやすいでしょう。
ですが、仕事や家事、育児が忙しく「もう少ししたら読もう」と先延ばししてしまう可能性も。
子どもやパートナーがいて、思うように集中できないこともあると思います。
確実に本を読みたいのなら、このように読書の時間を具体的に決めておきましょう。
- 昼休みにご飯を食べ終わったら読む
- 12時から15分読む
- 移動中に読む
集中できる環境も整えておくとGOODです。
夜に本を読むことのメリット・デメリット
夜は、時間に融通がききやすいので、読書の時間をとりやすいと思います。
夜に読書することで、一日の疲れが癒えるというメリットもあります。
ただし、心身ともに疲れていて、「また明日でいいや」と先延ばししてしまう可能性も。
また、逆に読む本や、読む方法によって、目がさえてしまうこともあるでしょう。
- 電子書籍を読んでいてブルーライトを浴びる
- 本に没頭してしまう
こういった状況になると、夜ふかしをしてしまい、生活リズムが乱れてしまうことがあります。
読書が楽しくなってくるとなおさら、夜の時間の読書には注意しないといけません。
読書に苦手意識がある頃であれば、夜に読んでも生活リズムが乱れることは少ないかもしれません。
人それぞれ自分に合う読書スタイルは違うってことだね。
何を読むべき?興味があるもの•読みやすいものから始めよう
本を読むことに抵抗がなくなるまでは、こんな条件で本を選んでみましょう。
- 興味があるもの
- 読みやすいもの
- 今まで読んだ本に関連するもの
お子さんと一緒に、
- 絵本
- 児童書
を楽しむことから始めてもOK。
子どもと一緒に本の難易度を上げていくのもアリ!
5歳にもなると、大人でも楽しめる物語も読めるようになるよ!
はじめは、無理にレベルの高いものを読まなくても大丈夫です。読書家の人たちのオススメ本は、慣れていないと読みにくいことも。
焦らずに、自分が読める本を読んでいけば、いずれは難しい本も読めるようになってきます。
これらの本も読書のハードルを下げるものとしてオススメです。
- 「まんがでわかる」シリーズ
- 「超訳」シリーズ
- 名言集
読書は自分のためにするもの。
自分の成長のペースに合わせて、読む本を変えていきましょう。
どうやって読むか?まずは要点を把握することから
本を読み慣れていなければ、まず、
- はじめに
- おわりに
- もくじ
- 章ごとのまとめ
に目を通すことをオススメします。それから本文を読んでみましょう。
書いてあることのすべてを理解しなくても大丈夫です。完璧主義になってしまうと読み進まなくなり、読む気が失せてしまいます。
そのときは理解できないことでも、繰り返し読めば自然と理解は深まっていくもの。
焦らず、ゆっくりと読書を進めていきましょう。
読んだ冊数が数冊から、数十冊、数百冊と増えていく頃には、「読書=楽しいもの」に変わっていくはずです。
どれくらいのペースで読むか|はじめは週に1冊が目安
苦手なことは、先延ばししがち。
読書の習慣が身につくまでは、期限をもうけて本を読んでみてください。
読みやすく、興味のあるテーマの本であれば、週に1冊ペースで読めると思います。
- 難易度が高すぎる
- 興味がないテーマ
これらは避けるほうがベター。
読書家の人がオススメしていても、気が向かないのなら、別の本をオススメします。
難易度が高い本は、読書の楽しさを体感してから読めばOKです。
質のよい本を読んだほうがいいのはもちろんですが、はじめのうちは、数をこなすことも大事。
「たくさん読んだ」という自信が、読書への意欲をかき立ててくれるようになります。
週末にカフェに行って、そのあいだガッツリ読書をするのもオススメです。
カフェに滞在する2-3時間で読み切れる本を選べば、毎週1冊ずつ、読み終えた本が増えていきます。
「もっと難易度が高い本を読みたい」と思うかもしれません。でも、一歩一歩焦らずに進んでいきましょう。
毎週1冊ずつ読んでいったら、1年後にはどんな成長が感じられると思いますか?3年後は?5年後は?
本を1冊も読まない人生と、毎週1冊ずつ、確実に本を読んでいく人生。
積み重なれば大きな差です。
買うのと借りるのはどちらがオススメか?
本は断然、購入をオススメします。
繰り返し読むことで、考えが深まるからです。
たとえば、本を購入して手元に置いておくことで、こんな経験が得られるからです。
- 数年前に理解できなかったことが理解できるようになった
- 数年前は賛成していた考えに疑問がわいてきた
図書館の本ですと、読みっぱなしになりがちです。一度読んだきり、存在すら忘れてしまうこともあります。
自分の変化を感じるためにも、購入がオススメです。
特に読書慣れしていない人には、購入をオススメするよ。
本を読んで「そんなの当たり前じゃん」と思えるようになったら、成長の証!
場所をとるがイヤだったら、
- 電子書籍
- スキャンしてデータ化
という方法もあります。
そうは言っても、本をいちいち買ってたらお金がなくなっちゃうよ!
その気持ちよくわかります。
読めば読むほど、お金がかさむんだよね。
その対策はこちら。
- 図書館で本を借りる
- 読了した本のタイトルをメモしておく
- タイトルを見返して、たまに借り直してみる
大切なのは、読みっぱなしにしないこと。
特に「名著」と言われる本は、繰り返し読むことで人生にじわじわと変化が起こります。
本は一度だけでなく、何度も読んでみてください。
ちなみに執筆者のキョロは、紙の書籍から電子書籍に移行しています。別記事で解説しています。
どれくらい読んだら読書習慣が身につく?100冊を目安する
わたしの経験でいうと、本を100冊、読み終えた頃から読書が楽しくなってきます。それまでは、必死に文字を追って、数をこなすばかり。
わたしは読み終えた本が100冊を超えてからは、当たり前に読書ができるようになってきました。
さらに、アウトプットをするようになってからの変化は大きかったですね。
ポイントは、読書の楽しさを体感すること。
いま読んでいるのが、絵本や児童書でもまったく問題ありません。いずれ読書の習慣が身につけばいいのですから、まずは基礎がためです。
読書の効果を最大限に活用するには?|アウトプットが不可欠
読書の習慣が身についたら、効果を最大限にするためにアウトプットをしましょう。
アウトプットとは、
- 書くこと
- 話すこと
- 行動すること
です。
そのために、
- SNS
- ブログ
- 読書会参加
などを上手に使うのもいいですよ。パートナーや友人に本の内容を話してもいいと思います。
自分ではわかっているつもりでいても、人に話してみると、理解できてないことに気づくこともあります。
一番、難しいのは、行動に移すことです。「知っている」と「できる」には、大きな差があります。
だから、読んだだけでは終わらない工夫が 必要なのです。
「知っている」を「できる」に変えるためにも、アウトプットは不可欠!
妻のアウトプットを受け止めるのは、いつもぼく…(笑)語り出したら止まらぬ妻のウンチク(汗)
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読書習慣の身につけ方
今まで本を読んでこなかった人が読書の習慣を身につけるには、少しだけ努力と忍耐が必要です。
ですが、一旦、読書の習慣が身についてしまえば、継続するのは楽になります。
まさに「慣性の法則」!一度スイッチが入ってしまえばスムーズに進んでいくよ!
ずっと大変さが続くわけではありませんので、諦めずに読書を続けていきましょう。
ここからは、読書習慣を身につけるための工夫を解説していきます。
読書をする場所・日時を決めておく
読書をする場所や日時を具体的に決めておくことをオススメします。
「あとでやろう」
「いつかやろう」
このように先延ばしするのを防ぐためにも、
- 土曜日の9時から11時までカフェで読書
- 電車での移動時間はすべて読書
などと決めてしまいましょう。
「ネットサーフィンをしたくなったら読書」
こんな方法もオススメです。
スマホでネットニュースを見たくなったら、電子書籍に切り替えよう!
いつも見えるところに本を置いておく
いつも見えるところに本を置いておけば、目にするたびに、「そうだ、本を読むんだった」と思い出すことができます。
本が視界に入ってきたときに、数ページだけ読んでみるのもいいですよ。
短時間で読める「名言集」などもオススメだよ。
家族を巻き込んで読書
家族を巻き込んでの読書も、習慣づけに有効です。
- パートナーと一緒にカフェで読書
- 同じテーマの本を読んで内容をシェア
こんな工夫をしてみると、1人で読書するよりもずっと、読書がはかどるものです。
夫婦の会話が増えるきっかけになることも!
読書会に参加する
定期的に読書会に参加してみるのも、読書の習慣を身につける一つの方法です。
最近の読書会は、オンラインでも開催されているため、忙しい主婦さんでも参加しやすいと思います。
読書会にもいろいろあって、
- 読書時間が確保されているもの
- 課題図書があるもの
- 参加者のオススメ本の紹介の時間があるもの
など、さまざまです。
ですので、自分に合った読書会を見つけてみてください。
「朱に交われば赤くなる」ということわざにもあるように、付き合う仲間や友人によって、人は大きく影響されるものです。
どんな人間になりたいですか?どんな人生を生きたいですか?
自分の理想を明確にしたら、こんな人がその読書会に参加しているかどうか、観察してみてください。
- 同じ理想を叶えている人
- 同じ理想に向かってがんばっている人
同志ができれば、成長も速いです。読書が多少つらくても、「がんばろう」という気持ちにもなりますよ。
読んだ本の記録をとろう
読書をはじめたら、ぜひ読んだ本の記録をとってみてください。
本のタイトルと読了した冊数を記録するだけでも、達成感を感じることができます。
過去に読んだ本を再読すると、前よりも簡単に読めるようになっていることに気づけるかもしれません。
理想の人生を明確にする
読書習慣を身につけるために、理想の人生を明確にしましょう。
読書習慣を身につけるために、理想の人生を明確にするの?どういうこと?何の意味があるの?
そんな疑問がわいてきたかもしれません。
読書は、目的があってこそはかどるものなのです。
「こんな人生を送りたい!そのために必要な知識を学ぼう」
こんなモチベーションがあるからこそ、読書が継続できるのです。
ですから、
- 理想の人生がある
- 理想の人生のために欠けているものを知ること
- 読書の目的が明確なこと
がとても大事なのです。
「読書=理想の人生に必要不可欠なもの」となれば、しめたもの。その日から読書がやめられなくなります。
やらないことを決める
読書のメリットも習慣化のコツもわかった。だけど、どうやっても時間の確保が難しいんだよ。
こんな人もいると思います。
こういう場合は、
- やらなくていいことはやめる
- 任せられるものは任せる
- やらなければならないことを効率化する
などの工夫が必要です。
予定がパンパンなところに、読書の時間を詰め込んでも、継続はできません。勇気を持って「やらないこと」を決めるのです。
ぜひ1ヶ月に1度、「やること」と「やらないこと」の見直しをする時間をとってみてください。
「読書をする時間がない!」を解決する方法2選
そうは言っても、とにかく本を読む時間がない!
こういった悩みを持つ人のために、効率的に読書をするための方法を2つ紹介します。
オーディブル
一つ目はオーディブルです。
本を開いて読書をする時間がなければ、音声で耳から読書をすればいいのです。
- お風呂に浸かっているとき
- 徒歩で移動中
など、10-15分程度なら、時間をとれると思います。
防水&ワイヤレスのイヤホンを使えば安心!
わたしは、この防水&ワイヤレスイヤホンを使っています。
目が疲れないメリットもあります。
電子書籍
本を開くよりも、スマホで電子書籍を読むほうが負担なくに読書をすることができます。
ネットサーフィンと感覚が似てるかな。
画面が小さいため、長時間の読書には向かないかもしれませんが、ちょっとした待ち時間にはオススメです。
2-3分のあいだでも、数ページを読み進めることができますので、少しずつ読み進めてみてください。
Kindle Unlimitedなら200万冊の本が読み放題!
Kindle Unlimitedまとめ|難易度が低めの本から地道に身につける読書習慣
読書は、複利の成長がのぞめるコスパのよい自己投資です。
本を読むメリットはすでに書いた通り。効果ははかり知れません。
難易度が低め、そして、興味のあるテーマから本を選び、読み進めていきましょう。
読んだ冊数が増えていくにつれて、読書が楽にできるようになってきます。
読書習慣を身につけるために、試行錯誤して自分に合った読書スタイルを探しましょう。
難易度の高い本を読みこなす読書家と、自分の歩みを比べる必要はなし。
自分のペースで読書を進めていけば、いずれ難解な本も読めるようになってきます。
まずは、読書習慣を身につけることから始めましょう。まちがいなく、理想の人生に近づくことができます。
読書習慣がしっかり身に付いたら、ぜひこちらの記事も読んでみてください!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
読書で人生を変えよう!
読書するといいって言うけど、具体的にどんなメリットがあるの?読書の習慣ってどうやって身につけるべき?どうやったら効果的に読める?