こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
いま現在、整理収納アドバイザー1級の資格取得に向けて勉強中です(2021 年11月時点)。
片づけ、ミニマリストに関する本を複数読み、資格取得の勉強をしたことでわかったことがあります。
それは、片づけには正しい順序があるということ。
正しい順序で片づけをしなければ、その場しのぎになってしまい、すぐにまた散らかってしまいます。
片づけに苦手意識があったり、片づけのための時間をとっているのに、片づかなかったりといった経験はありませんか?
片づけの正しい順序を知ることで、徐々に片づけが上手にできるようになってきます。
もし片づけに苦手意識を持っていたら、ぜひ最後まで記事を読んでみてくださいね。
片づけの正しい順序|残すモノを決め、収納場所を決める
片づけは順序を間違えると、その場しのぎの対処になってしまい、「片づけても片づけても片づかない」という事態に陥りがちです。
ですので、片づけの正しい方法を知って、確実に片づけスキルを磨いていきましょう。
正しい片づけの順番はこちらです。
まずは、どれだけのモノを持っているのか、収納してあるモノをすべて出し、残すモノと処分するモノを区別することが大事です。
そして、いらないモノは処分し、残すモノが決まってから収納場所を決めていきます。
残すモノと処分するモノを区別せずに、すべてのモノを収納しようとするから、いつになっても片づかないという事態に陥ってしまうのです。
残すモノと処分するモノを区別する
残すモノと処分するモノを区別するために、まず収納してあるモノをすべて出します。
すべてと言っても、家の中のモノをすべて一気に片づけるのは大変でしょうから、夏に着る衣類、文房具棚、本棚、といった感じで、一箇所ずつ取り組んでいくのがおすすめです。
文房具でしたら、持っているモノをすべて出して、仕分けをしていきます。
インクの出ないボールペンや、過去一年間に一度も使っていないカラーペンなど、明らかに不要だと思われるモノは、思い切って処分してしまいましょう。
ずっと使っていないけれど、捨てずにこれから使いたいモノは、今日から使い始めてみましょう。
「いつか使うだろう」とまた収納してしまうのはおすすめできません。
使っていないけれど、思い入れがあってどうしても捨てられないというモノまで、無理して捨てることはありません。
ただ、なんでもかんでも「もったいない」、「いつか使うから」と残してしまうと、収納スペースがパンパンになって、片づけしにくい環境になってしまいます。
判断基準を設けて、残すモノと処分するモノの区別をしていきましょう。収納場所を決めるのは、それからです。
残したモノの収納場所を決める
残すモノを決め、それ以外を処分したら、いよいよ収納です。
やみくもにただ収納スペースに詰め込んではいけません。ちゃんと定位置を決めるのが大切です。
なんとなくしまうのではなく、決まった場所にしまうことで、散らからない仕組みができます。
手間はかかりますが、持っているモノの一つひとつに住所を与えてあげましょう。
収納場所が決まっていないモノは、適当にどこかのスペースに詰め込まれるか、部屋のどこかに乱雑に置かれることになってしまいます。
いつも床に置きっぱなしのモノや片づけにくいモノがあったら、ちゃんと収納場所が決まっているのか考えてみてください。
収納場所が決まっていなかったら、収納場所を決めましょう。
おおまかに説明すると、片づけはこの2つの手順で行えばOKです。
まとめ|残すモノを決め、収納場所を決めるのが片づけの正しい順序
いらないモノまでも収納しようとすると、大きな収納スペースがないかぎり、モノが部屋にあふれてしまいます。
たとえ収納スペースが十分にあったとしても、片づけの手間はどうしても大きくなってしまいます。
ですので、まずは部屋に不要なモノがあふれていないか、確認しましょう。
1箇所ずつでいいので、収納してあるモノをすべて出し、残すモノ、処分するモノにわけていくことで、確実に不要なモノは減っていきます。
ずっと使っていないモノで、これから使っていきたいモノは、今日から積極的に使っていきましょう。
また収納棚の奥にしまってしまえば、永遠に使われることはありません。

持っているモノはでいるだけ活用してあげよう!
残ったモノすべてに住所を与えましょう。そして片づけるときに戻すべき場所に戻すようにすれば、片づかないモノはなくなります。
片づけの基本はこの二つの項目を順番通りに実行することです。
ですが、片づかない理由として、
・そもそも片づけの時間がとれない
・残すモノと処分するモノの区別がつかない
・処分するモノよりも入ってくるモノの量が多い
・自分は片づけられるけれど、家族が片づけられない
なども考えられます。
これらに関しては、また改めて記事にしますね。
まずは自分のできる範囲で、残すモノと処分するモノの区別をしてみてください。
そして、一つひとつ収納場所を決めていきましょう。
地道な作業ではありますが、長い目で見れば、その場しのぎの片づけを繰り返すより、よっぽど効率的だと思います。
ぜひ苦手な片づけを克服して、きれいな部屋でリラックスしてくださいね。

「片づけが苦手」はちゃんと克服できるよ!
1、残すモノと処分するモノを区別する
2、残したモノの収納場所を決める