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祖父母からの孫へのクリスマスプレゼント選び|親主導で選ぶ重要性

こんにちは、絵本講師で4歳の女の子を育てるキョロ(→プロフィールはこちら)です(2021年12月時点)。 


もうすぐクリスマスですね。むすめも、サンタさんが来るのを楽しみにしているようです。


うちの父と母(むすめの祖父母)も、むすめにプレゼントをあげようと思っていたそうです。


何をあげるつもりかと聞いてみたら、「大きな靴下にいっぱいのお菓子」という答えが返ってきて、焦ってしまいました。

お菓子のこととなると欲が深くなるむすめ


うちのむすめは、お菓子が大好きです。


いつも15時に食べることになっていて、むすめもそれを理解しているはずなのに、人にもらったり、買いに行くとすぐ、「ねぇ、今おやつ食べていい?」と何度も聞いてくるのです。


以前の記事で、「お菓子を食べる時間を自由に決めるのは、体のことや食べ物のことをしっかり勉強してからだよ」と、むすめに伝えたことをお話しました。


ですが、体や栄養、食べ物について理解するのはずっと先のことになると思います。


しばらくは、お菓子のことになると欲が止まらなくなるむすめと、付き合っていかなくてはならないと思います。


お菓子を食べる生活を禁止しているわけではないのですが、食べ過ぎは禁物です。


あまりにも「お菓子、お菓子」と言われると、こちらも対応するのがつらくなってしまいます。


そんなことはつゆ知らず、うちの両親(むすめの祖父母)は、孫の喜ぶ顔見たさに、靴下いっぱいのお菓子をプレゼントしようとしていたのです。


プレゼントは長期的に役立つモノ、かつ、子どもが喜ぶモノを


母と父(むすめの祖父母)には悪気があったわけではなく、シンプルに孫が喜ぶ顔が見たかったのです。

子どもに何をあげたらいいかわからない両親(むすめの祖父母)は、間違いなく喜んでくれるお菓子を選んだのです。


でもこれでは、むすめのお菓子依存症はひどくなるばかり。


事情を話して、クリスマスのプレゼントもお菓子以外をプレゼントしてほしいことを、ちゃんと伝えました。


むすめの喜ぶ顔が見たいのはよくわかるので、クリスマスプレゼントは、「むすめにとって長期的に役立つモノ、かつ、むすめが喜ぶモノ」にしてもらうことにしました。

祖父母からのクリスマスプレゼントは準備をして手渡しすることに


サンタさんからのプレゼントは、自分たちで用意して、クリスマスに枕元に置いておくことにしました。


サンタさんからのプレゼントは、いつもむすめがほしがっているアンパンマンのおもちゃです。


祖父母からのプレゼントは、サンタさんからではなく、「じいじとばあばからだよ」と普通に手渡ししてもらうことにしました。


現金をもらってむすめのためにとっておく方法でもよかったのですが、両親はむすめが喜んでいる様子を見たいのだと思い、手渡しでお願いすることに。


すると、父と母(むすめの祖父母)は、「何を選んだらいいかわからないから、一緒に買い物に行こう」と提案してきました。


ですが、むすめも連れて一緒に買い物に行けば、お菓子だとか、あまりためにならないおもちゃ(たとえば対象年齢0歳のおもちゃとか)を「これがいい!」と選んで、グズリそうです。


それを説得して他のモノを買わせるのも結構な労力がかかりそうだったので、先に用意することにしました。

クリスマスプレゼントに用意したモノ


むすめがサンタさんからほしがっていたのは、アンパンマンのクレーンゲームのおもちゃです。


もう半年以上前からほしがっていて、「サンタさんにお願いする」とも言っていたので、これにしました。

むすめの気持ちも大事にしたいですから。


父と母(むすめの祖父母)からのプレゼントの条件はこの3つです。

プレゼントの条件

・長く使えるモノ

・むすめの役に立つモノ

・むすめが喜ぶモノ


具体的には、これらです。

祖父母からのクリスマスプレゼント

・絵本数冊

・めいろの本

・なぞなぞの本

・ねんど

・風船

・折り紙

・キャラクターの入浴剤

・チョコエッグ


ねんど、風船、折り紙は、使えばなくなってしまいますが、手先を動かしたり、遊んだりするにはもってこいなので、取り入れました。


絵本に関しては、我が家は当たり前に絵本があるので、むすめからしたら感動はあまりないと思います。


ですが、よい絵本を繰り返し読み聞かせるには大きなメリットがあるので、むすめがよく図書館で借りているものを用意しました。


それに、帰省中にクリスマスを迎えるため、そのあいだに読み聞かせる絵本としてもいいなと思いました。


キャラクターの入浴剤は、シュワシュワと溶けて、最後にキャラクターの人形が出てくるのがうれしいよう。


役に立つからと言って、絵本や図鑑ばかりではむすめも感動が薄いかもしれないので、プレゼントのいくつかは、「むすめが純粋に喜ぶモノ」を選びました。

おそらく、むすめが一番食いつくのは、チョコエッグ。お菓子もひとつくらいなら、いいだろうということでチョイス。


普段の生活で買っていると、いつも買われると家計にも打撃を与えそうなので、今回は特別に。


両親(むすめの祖父母)からのプレゼントに、おもちゃを選ばなかったのは、我が家にもうすでにたくさんおもちゃがあって、むすめが片づけられる量を超えているからです。


喜ぶと思っておもちゃを買っても、片づけられないむすめにイライラして叱るようなことが増えてしまうのは、よくないと思ったからです。


どうしてもほしがっているおもちゃは、サンタさんからのプレゼントということで準備。



子どもは、遊ぶものがなければないで、自分なりに遊び方を工夫するものです。


あまりにもおもちゃがありすぎて、床に乱雑におもちゃがあると、結局、気に入っていたはずのおもちゃでさえも、遊ばなくなったりします。


子どもが遊びやすい環境にするためにも、おもちゃの量は調整してあげたほうがいいと思います。

祖父母から孫へのクリスマスプレゼントは親が主体的に考える


おじいちゃん、おばあちゃんは、もうずっと前に子育てを終えていますので、子育ての事情なんて忘れかけてしまっていることもあるでしょう。


自分の子を育てることには神経質になったかもしれないですが、孫のこととなると「ただただ、かわいい」という状況もかなり多いと思います。


まさにうちの場合がそうです。


うちの両親の場合は、長い目で見てどんな影響があるかまでは考えないタイプではありません。


むすめに接してるのを見ていて、「その考え方はちょっと…」と突っ込みたくなることがよくあります。


孫を見ているときは、もう親目線なんて頭にないのかもしれませんね。子育てしていたときの感覚も忘れていると思います。


ただ、孫が喜んでいる顔が見たいのです。


でもせっかくプレゼントを用意してくれるのなら、子どもが喜び、長い目で役に立つモノのほうが、わたしはいいと思います。


もし孫のプレゼントのことでご両親が迷っていたら、相談をして一緒に決めてみたらどうでしょうか。


子どもの興味・関心に一番詳しいのは、ママやパパだと思います。子どもにとって、本当に役立つモノ・必要なモノを考えてみてください。


もちろん、クリスマスがいい思い出になるように、子どもが喜ぶモノを選んでくださいね。


それから、お子さんと祖父母で一緒に買いに行くよりも、前もって準備するのがおすすめです。


子どもを連れておもちゃ売り場に行けば、予想もしなかったモノをねだられる可能性もあります。しかも、それ以外を買うと、子どもに不満が残ることもあります。


めぼしいものがあれば、早めの準備をおすすめします。

どんなモノであれば、子どもの役に立つのか?


それは、お子さんの性格や興味・関心のあるモノによって、変わってくるでしょう。


わたしがここで書いたモノが、これらがすべてのお子さんに喜ばれるとは限りません。


大切なのは、日頃から自分の子どもをよく観察しておくことです。


子どもにとってよいと思うモノを押し付けるのではなく、子どものためにもなるし、子どもも満足感を感じられるモノを選べるといいですね。

キョロ

確実なプレゼント選びを!

むすめのクリスマスプレゼント一覧


最後に、むすめに用意したクリスマスプレゼントを紹介します。


我が家で準備したサンタさんからのプレゼントです。


うちの両親(むすめの祖父母)が渡すプレゼントはこちら。


『バムとケロのお買い物』(文渓堂/島田ゆか)は、見ればみるほど、絵にいろいろな工夫があります。


読むだけでなく、見て楽しむこともできるので、個人的には単行本サイズよりも、大型サイズの購入をおすすめします。


持ち歩きには、単行本サイズのほうがいいと思います。



ちなみに、いつも読んでいるのは、この『バムとケロのにちようび』です。


バムちゃんとケロちゃんが作っているドーナツがおいしそうだったので、休みの日にドーナツを作ってみました。


簡単に作れるおやつの本があったので、そちらも掲載しておきます。


めいろの本はこちらです。


4歳(2022年2月で5歳)のむすめには、ルールがわからないページもあるようですが、わたしか夫が「こうやるんだよ」と教えると、その後は自分でできるようになってきました。


書き込みには、向かないかもしれないので、書き込みたいのなら、学研やくもんのワークのほうがいいと思います。


2–3歳の子には、ちょっと早いかもしれません。

次に図書館でよく借りてくる絵本です。むすめが選ぶ絵本もずいぶんと絵が減り、字の割合が増えてきました。


読み聞かせは、個人差があるので、その年齢に合ったものを読めなくても大丈夫です。


周りがどんな絵本を読んでいるかを気にしすぎずに、お子さんが好むレベルのものを選んでみてください。

次の本も、文字は多めです。


前作の『こぐまのくまくん』がむすめにヒットしたので、その後の作品も集めることに。


お子さんが好むレベルの絵本を焦らずに読んでいけば、徐々に長い物語も理解できるようになりますし、集中力もついてきますよ。

『こぐまのくまくん』では、おかあさんぐまとこぐまのやりとりが楽しいようで、読了後は、むすめと「くまの親子ごっこ」をやっています。

かわいい絵で描かれたなぞなぞです。


「あ!わかった!」という感覚に、むすめなりに達成感を感じるようで、最近ずっとクイズをしたり、お店でこの絵本を見かけると手に取ったりしています。


日頃、お子さんがどのようなことに心を惹かれているのか、観察してみてくださいね。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

クリスマスの思い出が素敵なものになりますように!

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