こんな人のための記事です。
口が軽い母親を持つと、こんな悩みに直面します。
- 母親が近所の人や友達の母に個人的なことをなんでも話してしまう
- 内容は、進路、将来の夢、妊娠したこと、などあらゆること
- 話してほしくない人にまで話してしまう
- 「言わないでね」と言っても言う
- 人に個人情報を話すことに悪気がない
- 過干渉・おせっかいが過ぎる
こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
今回の記事は「口が軽い母親との付き合い方」に関する記事です。
なぜ、こんなことが書けるのか。それは、この記事の執筆者キョロの母が、誰にでもわたしの個人情報を話してしまうからです。
この記事の概要はこちら。
- 口が軽い母親の特徴6選
- 口が軽い母親との付き合い方9選
この記事の執筆者キョロは、こんな人です。
- 母の口が軽い
- 母は毒親ぎみ
- 過去には母との絶縁状態の時期もあり
- 現在は離れた土地で適度な距離をとって生活
両親になにか問題があるとき、どうにかして親を変え、理解し合いたいと思うもの。
ですが、わたしの経験上、それがなかなか難しいのです。
もしお母さんが変わらなくても、自分の行動を変えればいいのです。
この記事を読んで「気持ちがスッキリした」と思ってもらえたらうれしいです。
毒親との関係に悩む主婦さんのための記事は現在、執筆中です。書き上がり次第、更新します。
口が軽い母親の特徴6選
口が軽い母親の特徴はこちらです。
- 自分と子どもを一体化している
- 他人軸で生きている
- 自分が夢中になれることがない
- 情報を持っている自分に優越感を感じている
- 自分の気持ち>人の気持ち
- ことの重大さに気がついていない
- 考えが浅い
詳しく解説していきます。
①自分と子どもを一体化している
口が軽い母親は、自分と子どもの境界線がないように感じます。
「自分の子ども=親のもの」という感覚ですね。
子どもを別の人格として見なしておらず、当たり前のように子どもの個人情報をもらしてしまうのです。
子どもの気持ちを尊重するよりも、目の前の快楽をとってしまうのが残念でなりません。
ちなみにキョロの母親は、わたしが夫と大喧嘩して離婚問題に発展したとき、パート先の従業員に、わたしの家庭内のことをすべて話していました。
たまたま母のパート先に行く用事ができたときに、従業員の人がわたしの情報をすべて知っているので、本当に居心地が悪かったです。
地元の人がみんな通うスーパー。どこまで情報がもれているんだろう…。
②他人軸で生きている
口が軽い人って、人生が他人軸になっている人が多いように思います。
会話の中心は、「どこどこの誰々さんが◯◯で…」。
自分の人生をよくしていくことよりも、他人がどんな生き方をしているかが気になってしまうのです。
他人の人生に過干渉なところがあると感じます。
自分軸で生きている側からすると、「それが何なの?で、自分はどうするの?」とツッコみたくなります。
ひどい場合は、自分の身内や他人の噂話をしながら、「誰々さんちの家庭内はこうなっているらしいけど、うちはそうじゃないから、よかったわ〜」なんていうことを言い出します。
誰かのうちと比較して、優越感に浸る。それじゃあ、自己成長も望めません。
まさにうちの母と祖母がそうなのです。
もし「自分で人生を切り開いていこう」と思っている人なら、そこまで人の話に影響されないものです。
口が軽い人は、人の噂話をすることがコミュニケーションだと思っている節さえあります。
③自分が夢中になれることがない
自分が夢中になれることがないと、人の噂話をしたり、身内のアレコレが話のネタになったりする可能性があります。
たとえば、自分が壮大な夢を持っていて、精一杯、努力している段階であれば、人の人生のアレコレを語っているヒマはないのです。
「子どもが大きな問題を抱えて命が危ない」といった場合にも、人のあることないことを言いふらす余裕はないはずです。
ある意味、他人や自分の子の話で盛り上がれるのは、お母さんの周りが平和な証拠なのかもしれません。
④情報を持っている自分に優越感を感じている
もしかすると、お母さんは子どもの秘密などを知ることで優越感に浸りたいのかもしれません。
自慢もしたいのかもしれませんね。
自分の子を溺愛していればしているほど、「うちの子って◯◯なの〜」と言いたくなるものです。
それが子どもとの関係に溝を作っているなんて思ってもいない可能性も。
ただ「自分の子がどれだけすばらしいのか」を伝えているだけ。
自分の人生を生きるのを忘れているお母さんは特に、「子どもが世の中でどんな活躍をしているか」が重要で、それが「自分の評価」だと感じていることもあると思います。
わたしの母も、自分の生きたい人生とわたしを重ね合わせるクセがあるよ。
⑤自分の気持ち>人の気持ち
口が軽いうちの母を見ていると、「人の気持ちよりも自分の気持ちが優先なんだな」と思います。
子どもがアレコレ言いふらされてイヤな思いをしたとしても、やめられないのです。
口が軽いというだけで、人として未熟な部分が露呈します。
- 精神的に幼稚
- 不誠実
- 軽率
人にこんな印象を与えることさえあるのに、自分の欲求を優先してしまうのです。
「もし本当に相手のことが大事なら、もう少し思慮深い行動ができるのでは?」と思うのですが、目先の快楽にとらわれてしまっています。
⑤ことの重大さに気がついていない
いくら口が軽いと言っても、「話したら人生が終わってしまう」という内容であれば、口外しない場合も多いはず。
口が軽く子どものことをなんでも言いふらす母親は、ことの重大さに気がついていないのです。
問題の当事者でもないですから、いくらでも言いたい放題言える、お気軽な立場なんですね。
もし子どもの人生に寄り添うとするなら、子どもが誰にも言ってほしくないことは言わずにいてほしいものです。
⑥考えが浅い
言いたいことを言いたいように言う人って、考えが浅いのだと思います。
「このことについて話したら、あとでどんな結果が待っているか?」
これが考えられないのです。
子どものことについてアレコレ言いふらすことで、
- いずれ子どもからの信頼を失う
- 子どもから距離を置かれる
といったデメリットがあるかもしれないのに、そこまで考えが及ばない。
また、他人からどう思われるかにも目がいかないのです。
大人になると、自分の欠点を指摘される機会はかなり減ります。
もし、周りの人が「◯◯さんのうちの奥さんは、とにかく口が軽いから、深く関わらないようにしよう」と思っていたとしても、自分は気づかないことが多いのです。
もし自分が同じことをされたらイヤだと思うのですが、そこまで想像が及ばない。
うちの母もこれなのですが、母を観察していると「自分なりには考えているつもり」のようなのです。
こういうことに直面すると、「思考力を磨いておくこと」の重要性を痛感します。
口が軽い母親との付き合い方9選
口が軽い母親とどう付き合ったらいいのでしょうか。
うちの母は、口が軽いだけでなく、それ以外にもいろいろな問題があるのですが、ずっと付き合ってきて思うのは、「人ってそう簡単に変わらないのだな」ということ。
もちろん、本人が本気で「変わろう」と思うならば、変わることは可能です。
でも、口が軽いことを問題とも思わない人に、変わることを要求しても、ガッカリすることばかりです。
ですから、「自分が変わっていくこと」が鉄則だと言えます。
具体的には、こんなことをしてみてください。
- 母親に言いふらしてほしくないことは話さない
- 母親以外に大事なことを話せる人を作る
- 母親とわかり合えない寂しさを乗り越える
- 「人として尊敬できるか」を考えてみる
- 同居をやめる
- 場合によっては絶縁する
- 母親と距離を置くことに罪悪感を持たない
- 「変えられるのは自分」だと心得る
- 自分も同じようにならないように気をつける
こちらが「理想の母親像」を手放していく必要があります。
①母親に言いふらしてほしくないことは話さない
母親に、言いふらしてほしくないことを言うのをやめましょう。
伝える情報は最低限でOKです。
根ほり葉ほり聞かれても、余計なことを言わない。
母としてはそれがちょっと寂しいかもしれません。でも、話すか話さないかは子どもの自由です。
話されて困ることは、話さない。それでずいぶんと被害を減らせます。
②母親以外に大事なことを話せる人を作る
親に自分のことを理解してほしい。大事なことを相談できる親であってほしい。
そう思う気持ちもよくわかります。
でも、それが絶対に母親である必要はないのです。
「理想の母親像」を手放し、いい意味で諦めることも大事。
その代わりに、「この人なら絶対に信頼できる」という人と関係を深めるのをオススメします。
わたしの場合は、夫と友人です。
③母親とわかり合えない寂しさを乗り越える
「◯◯ちゃんちのお母さんは、すごくやさしくて子ども思いなのに、なんでうちの母はわたしのことをわかってくれないんだろうなぁ…」
こんな寂しさや悔しさがこみ上げてくる経験を、わたしは何度もしてきました。
- こんなの理不尽
- あんなに楽に生きるのはズルい
こういうネガティブな感情もさんざん抱えてきたので、母親とわかり合えない寂しさがよくわかります。
もし話し合っても、どんなに歩み寄っても、進展が見られないのなら「諦める」という選択肢を考えなければいけません。
- 理解してもらうのを諦めること
- 場合によっては適切な距離を置くこと
これらが必要になってくることもあります。
ちなみにわたしは、諦めるのに10年以上かかりました。
④「人として尊敬できるか」を考えてみる
- 人として尊敬できるか
- もし他人だったら付き合いたいと思うか
を考えてみてもいいと思います。
血はつながっていても、付き合いを絶ったほうがいい場合もあるのです。
上の2つの質問に、「NO」の答えが出た場合は、縁を切るまでいかなくても、付き合い方を変えていく必要があるでしょう。
⑤同居をやめる
一緒に住んでいると、イヤでも個人情報がバレてしまいます。
親との付き合いに困っているのなら、家を出るのをオススメします。
わたしは親との関係が悪化して、意を決して大学進学と同時に家を出ました。
それから何年もまともに口を聞かず、「もう一生この親とは関わらない」と決めていたほどです。
その当時は、絶望しかありませんでしたが、いま思えばあの決断が人生を大きく変えるきっかけでした。
⑥場合によっては絶縁する
場合によっては、絶縁するくらいの覚悟でいいのです。
「口が軽くて少々困る」程度ならまだしも、それ以外にも被害を被っていることがあるのなら、親子でも関係を切る気持ちでいいと思います。
関係を切るポイントは、やはり、
- 人として尊敬できるか
- もし他人だったら付き合いたいと思うか
です。
「まぁよくないところもあるけれど、付き合うのも悪くないな」くらいであれば、適切な距離を保てばOK。
そうでないのなら、親の気持ちよりも自分の気持ちを優先してしまっていいのですよ。
⑦母親と距離を置くことに罪悪感を持たない
親と適切な距離をとろうと思ったときに、感じる罪悪感。
「一生懸命、育ててもらったのに申し訳ない」
これが厄介なのです。
わたしも親にそっけなくすることに、ものすごく罪悪感を感じました。
実際に、距離をとることが申し訳なく、ずっと親にやりたいようにさせていました。
でもそれがよくなかったのです。
- いつまでも干渉してくる
- 親が自身のよくない部分に気づかない
こんな状況を、いつになっても卒業できませんでした。
もし、「親とは距離を置いたほうがいいのかもしれない」と思うのなら、勇気を持って関係を変えてみてください。
親は親で、自分の人生を生きる必要があります。親は親で、自分の力で幸せを感じる努力が必要なのです。
子どもは自分の人生を精一杯生きればOK。
わたし自身、「それを親孝行だと思ってくれる、心の広いお母さんだったらいいのになぁ」と思ったことが何度もありますが、今はもう吹っ切れています。
はじめは新しい考え方を受け入れるのにモヤモヤするかもしれません。
でもいずれはスッキリとした気持ちになれますので、安心していて大丈夫です。
母との依存関係を断ち切るための記事はこちら(現在リライト中)。
⑧「変えられるのは自分」だと心得る
親を変えるのは至難の技。
特にプライドが高い両親だとなおさらかもしれませんね。
もちろん、自分の態度によって親が変わるのなら、それはありがたいことですよね。
でも親が変わるのを期待して行動をするのはやめておいたほうがいいです。
「もし変わってくれたらラッキー。変わらなくても問題なし!」
こんなふうに捉えておきましょう。
「変えられるのは自分」ということを忘れずに覚えておいてください。
⑨自分も同じようにならないように気をつける
自分も母親と同じようにならないように気をつけてください。
うちの母の性格は祖母にそっくりです。
昔は、母自身が「祖母の口の軽さ」に悩んでいました。
「お母さんは、なんでも人に話しちゃうんだから」と、いつもわたしに愚痴をこぼしていました。
ところが、今は母が同じことをしているのです。
祖母と母はよく一緒に過ごしています。祖母は母よりももっと口が軽いので、それに慣れてしまったせいもあるかもしれません。
「お母さんは本当に口が軽い」と言いながら、自分も軽々しくいろいろな情報をふりまいています。
人は周りの人間に大きく影響を受けます。
だからこそ、
- 付き合う人は選んだほうがいいし、
- ちょっとした問題児とは適切な距離を置いたほうがいい
のです。
わたしもきっと、うちの母といつも一緒にいたら、「口が軽いこと」の定義が変わっていたかもしれません。
「これくらいは大丈夫」と問題を甘く見て、友人や知人がいつの間にか離れていく想像をすると、ゾッとします。
母親の行動に悩まされているのなら、ぜひ反面教師にして自分を鼓舞してみてください。
まとめ|母の口の軽さに困ったら自分の行動を変えていこう
いかがだったでしょうか。
口が軽い母親の特徴6つはこちらです。
- 自分と子どもを一体化している
- 他人軸で生きている
- 自分が夢中になれることがない
- 情報を持っている自分に優越感を感じている
- 自分の気持ち>人の気持ち
- ことの重大さに気がついていない
- 考えが浅い
口が軽い母親との付き合い方はこんな感じです。
- 母親に言いふらしてほしくないことは話さない
- 母親以外に大事なことを話せる人を作る
- 母親とわかり合えない寂しさを乗り越える
- 「人として尊敬できるか」を考えてみる
- 同居をやめる
- 場合によっては絶縁する
- 母親と距離を置くことに罪悪感を持たない
- 「変えられるのは自分」だと心得る
- 自分も同じようにならないように気をつける
「もっと理解のある母親だったら…」
わたしは今までの人生で何度もこう思いました。
でも、いつからか「母親に頼らずに自分の力で人生を切り開いていこう」と思えるようになりました。
世の中には、母親以外にも「自分を理解してくれる人」はいます。それに、自分のことは自分が理解してあげればいいのです。
付き合う人を選び、母親にふり回されることなく、自分の人生を生きてください。
「母親に理解してもらうこと」への執着を手放すと、人生が一気に変わりますよ。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
母親に縛られるのをやめて人生を変えよう!
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母親は口が軽くて、誰にでもわたしの個人情報を話してしまう。悪気がないから厄介…。