たとえ毒親であっても、この子の親はわたしだけ

むすめが、学校を3日間、休みました。

その間、夫は多忙で、わたしは限界を感じながらも育児。

その結果、わたしはドカーンと怒り爆発。

緊迫した空気に包まれました。

「むすめに申し訳ないなぁ」と思いつつ、キャパシティーを超えたわたしの心は暴走。

夫に不満をワーっとぶつけました。

いつもは、おだやかに過ごしていますが、こんな姿を子どもに見せてしまったとき、

「自分って毒親なのでは?」

と自分を疑ってしまいます。

怒りが収まったあと、

「むすめを傷つけてしまったかな」

「自分って母親失格?」

と自責の念にかられます。

でも、思うんです。

「たとえ、自分が毒親であったとしても、この子の母親は、わたしなんだよなぁ」

って。

自分がどんなにダメな母親だったとしても、この子の母親は、わたし。

だから、精一杯、母親をやっていくしかないのだと。

「自分ってダメな母親なのかなぁ」

なんて悩み続けるのはやめて、いや、やめられなかったらやめなくていいから、

「今回は、失敗しちゃったけど、またがんばろ!」

って気を取り直して、自分なりに母親をやっていけばいいのだと思いました。

自分の両親がめちゃくちゃな人たちだったので、「自分は毒親にならないようにしなきゃ」と思ってきました。

そのおかげもあって、普段は仲よし親子です。

でも、ときに、

「え、自分って毒親?」

と思うような自分に、豹変してしまうことがある。

でも、これからも子どもを育てていくつもりなら、毒親だろうがなんだろうが、母親をしていかなければいけないんです。

「こんな母親なんて……」って悲観せず、次の行動を改善していく。

そうやって、母親は成長していくのかなと思っています。

すぐには改善できなくても、数年単位で、少しずつ変わっていけばいい。

それくらいの気持ちで、ゆったりと構えて、自分なりのお母さんをやったらいいと思います。

子どもを傷つけないに越したことはない。

「でも、絶対に傷つけちゃいけない」と思ったら、お母さんの心が傷つきます。

誰でも、失敗はするもの。

自分の失敗を許せるようになると、他人の失敗も許せるようになります。

親も子も、ゆっくり成長していきましょう。

「ちゃんとしなきゃ」も、ほどほどに!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロのプチ日記

昨日は、水泳教室に行き、前後の時間で水泳仲間と井戸端会議をしていました。

70代の先輩方は、「あと何年、水泳が続けられるやろか?」「三途の川をターンして帰ってくればええわ!」と頼もしい会話(?)をされていました。

ユーモアがすばらしい!

浅井リョウさんの小説(めちゃおもしろかった!)と、複雑性PTSDに関する本を読みました。

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