こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
最近、コミュニケーションをするときに、大切にすべきことを学びました。
それは、コミュニケーションをする相手の関係性とタイミング。
これらが適切でないと、自分の言葉が響くどころか、害になり、関係悪化にもつながりかねません。
適切な判断をして円滑なコミュニケーションをしていきましょう。
相手と信頼関係ができているか
コミュニケーションを円滑にするために大事なのが、相手との信頼関係を作ること。
先日、顔見知り程度の女性から、子育てのアドバイスをいただきました。
そのかたは、親身になってくれているのか、辛口のアドバイスをしてくださるのですが、
わたしは「なぜその人にそんなことを言われなくてはいけないのか」と少し怒りを感じましたし、正直、「この話、いつ終わるのかな……」とも思ってしまいました。
たまたま、わたしの情報を得ただけで、プライベートなことにズケズケと踏み込んでくる。
不快でしかありませんでした。
でも、同じことを言われても、言葉が心にグッと響く人がいます。
それは「信頼関係」がある程度、できている人からのアドバイスの場合。
「この人の意見だったら聞いてもいいかも」と思わせてくれる存在だからこそ、きつい言葉も心に響きます。
そういった関係ができていない中で、詮索したり、ズケズケと踏み込んだりするのは危険だと感じています。
相手が今どんなコミュニケーションを求めているか
コミュニケーションでは、タイミングも大事だと考えています。
具体的には、「今、相手が求めているのは、共感なのか、アドバイスなのか」といったことです。
よく夫婦喧嘩の原因になりがちなのが、「妻は話を聴いてほしいだけなのに、夫がアドバイスをしてしまう」というパターン。
これは、「相手が何を求めているのか」を確認することで解消することができます。
(とは言え、これは双方に努力がいる問題だと思います。わたしも、よく夫とのやりとりで苦戦して、「そういうもんだ」と諦めている部分もあります)
先日、顔見知りの女性にアドバイスをもらったとき、わたし自身は、まったく意見を求めていなかったので、正直、「大きなお世話だ」と思ってしまいました。
顔見知り程度、しかも、信頼関係もない。
「ほうほう、この人はアドバイス病なのだな」と思うことでモヤモヤした気持ちがスッキリしました。
実際、その人はみんなにそういった態度をとるかたでした。
相手との関係性やコミュニケーションは生き物
コミュニケーションは「生き物」だと思っています。
その時々の関係性や、話すタイミングで、コミュニケーションの質は変わるのです。
子どもが幼い頃のコミュニケーションと、思春期の頃のコミュニケーションでは質が大きく変わります。
子どもが幼い頃であれば、「親と子、一心同体」くらいの気持ちかもしれませんが、思春期になれば、「一人の人間」として尊重する必要が出てきます。
子どもが感情的になり、泣きじゃくっている場面では、共感し、子どもを理解する態度をとる必要があるかもしれません。
その一方で、話し合いが必要な場面では、冷静に、論理的に、こちらの意見を伝える必要が出てくることもあります。
ですから、コミュニケーションをする際は、関係性やタイミングを見極める必要がありますし、
「コミュニケーションとは生き物で、変化していくもの」と捉える必要があるのです。
今回、紹介した女性のように、一方的なアドバイスでは、コミュニケーションが硬直したものになりがちです。
場合によっては、そういったコミュニケーションも必要なのでしょう。
ただし、一方通行、かつ、変化のないコミュニケーションは、相手を窮屈な気持ちにさせ、人が離れていく可能性も秘めていることは、覚えておいたほうがいいと思います。
わたしも、気をつけなければいけません。
本を読んでちょっとした知識を身につけると、ついつい語ってしまうので、相手との関係やタイミングを見誤らないようにしたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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