こんなお悩みを解決する記事です。
こんにちは、結婚生活8年目のキョロ(→プロフィールはこちら)です。
結婚生活を通し、夫をうまく動かすコツを身につけました(笑)。
夫を家事や育児に巻き込み、家族に関心を持ってもらうためには、上手にお願いごとをするのが大事。
そこで、夫にうまくお願いごとをする9つのコツを記事にしました。
執筆者キョロはこんな人です。
- 結婚8年目(2022年3月時点)
- 2度の離婚危機を乗り越える
- 家族なかよし
夫にかわいくお願いをする習慣がない人にとっては、できるようになるまで努力が必要かもしれません。
でも、ここに書かれていることを実践することで、少しずつ夫婦関係は変化していきます。
ぜひお試しあれ。
夫がお願いをするときに大切にしたい考え方
夫に上手にお願いをするにはコツがあります。
ポイントは、「夫がいることで家族がうまくいっていること」をアピールすること。
「そんなに夫を立てたら、なんだか自分が負けたように感じる」
こう思う主婦さんもいるかもしれません。
ですが、「負けるが勝ち」という言葉にもあるように、夫にいいとこどりをさせてしまうほうが、結果的にうまくいくことも多いのです。
家族の裏番長として、うまく夫を転がしていきましょう。
夫がお願いを聞いてくれるようになるコツ9選
では、ここからは夫がお願いを聞いてくれるようになるコツについて、具体的にかいせつしていきます。
①夫のおかげで家族が幸せだということを伝え続ける
まず、家庭での夫の存在価値を高めることです。
たまにママさんから「うちの夫は使えない」という言葉を聞きます。
ですが、妻がこんなふうに思い込み、夫に対して冷たい態度をとっていることで、本当は家族の役に立ちたい夫を「使えない夫」に育ててしまっている可能性があります。
妻の態度次第で、夫は大きく変わる可能性があります。
まずは、夫の存在価値を高めること。
「パパのおかげで家族が幸せなんだ〜」
こんなふうに、夫が喜ぶ言葉を自分からかけていきましょう。
②アイメッセージで伝える
言いたいことがあったら、アイメッセージで伝えましょう。
アイメッセージは「I=自分」を主語にして気持ちを伝える方法。
「パパが◯◯をしてくれて、わたし本当にうれしかった!」
「わたし、パパが◯◯してくれたら、すごく幸せな気持ちになるんだぁ」
「パパの◯◯な行動で、わたしちょっと悲しくなっちゃったんだ」
こんな感じです。
くれぐれも「あなたは、いつも◯◯だよね」などと、夫を非難しないことです。
悲しい感情も怒りの感情も、自分を主語にすることで、マイルドに自分の気持ちが伝わります。
③結論までしっかり述べる
言いたいことがあるときは、結論までしっかり述べることが大切です。
たとえば、ご飯を作るのに疲れて、手抜きをしたいとき。
「料理作るの疲れちゃった〜」
これだけではダメなのです。
この言い方だと、「へ〜、そうなんだ」としか返ってこないことがあり、自分は「ちょっとくらい察してよ」と怒りがわいてくることも。
結論を決めてもらうのを夫にゆだねてもうまくいかないことが多いです。
「今日は疲れて料理を作りたくないから、外食でもいい?」
ここまで言い切りましょう。察してほしいという気持ちはグッとこらえるのです。
もしくは、「今日は疲れて料理を作りたくないから、パパ何かいい方法ある?自分で決められないから、パパに決めてもらいたいんだ」などと伝えることです。
もし夫に決めてもらおうと思うのなら、その決断に対してあれこれ言うのはNG。
自分が夫に決断を求めたのですから、「え〜それじゃやだよ」なんて言うと、「決めてって言ったのそっちじゃん」とケンカのきっかけになります。
④夫が理解しやすい方法で伝える
お願いごとがあるときは、夫の立場に立って伝えることが大切です。
願いごとをする自分が「え〜っとねぇ、こうなってこうなってこうだから、こうなってこうなって…」と延々と言いたいことを伝えていると、夫は「で、何が言いたいの?」となりがちです。
自分は言いたいことをちゃんと伝えているつもりなので、「え、だから今まで説明したじゃん」と言いたくなるのですが、夫からするとワケがわからないことも。
夫がどういうタイプなのかにもよりますが、夫にとって「わかりやすい伝え方」で伝えることがポイント。
結論を先に言ってほしいタイプの夫だったら、結論を先に述べる。
文字に書いたほうがわかってくれるタイプなら、メモ書きで。
図や表が必要なら、図や表を使う。
「なんでこんな手間がかかることをしなきゃいけないんだよ…」と思う気持ちもわかります。
でも、言いたいことを確実に伝えるには、これくらいの努力をしたほうがうまくいきやすいのです。
夫に言いたいことがあるときに、やってはいけない行動については別記事で解説しています。気になったら読んでみてください。
⑤感謝の気持ちはいつでも伝える
感謝の気持ちは、自分から伝えていきましょう。
そのためには、小さなことにも「ありがたいな」と思える感性を育てておくことが大事。
「そんなの当たり前じゃん」
こんな態度はとらないこと。
妻にとって当たり前にできることも、夫にとってはとてもハードルが高いものであることも多いです。特に、育児や家事に関してはそうだと思います。
妻からすると、夫の行動を見て「こんなこともできないの?」と思うこともあるでしょう。
でも、そこはグッとこらえてください。
極論ですが、夫に「いてくれるだけでありがたいわ〜」と思えるくらいのほうがいいのです。
それと、自分自身が怒りがわいてくるほどに、普段の生活でがんばらないこと。
がんばりすぎていると、相手の適当さに腹が立つものです。
努力家の主婦さんには、自分を心を満たす時間の確保をオススメします。詳しくは別記事で解説しています。
自分のための時間を確保するなら、早起きがオススメです。こちらも別記事で詳しく解説しています。
子育てに疲れてイライラが止まらないママさんはこちらの記事もどうぞ。
⑥夫がちょっとでも家事や育児をやってくれたらほめる
夫がちょっとでも家事や育児などのお願いを受け入れて、行動してくれたら、ほめましょう。
ほんの小さなことでもいいのです。
子どもと15分遊んでくれたときも、「すごく助かった!少しでもゆっくりできると本当にうれしいの。ありがとう」と言えるといいと思います。
夫の行動に「ありがとう」を伝え続けていると、「もっとがんばるぞ」と夫がやる気を出してくれます。
はじめは15分しか子どもの遊び相手をしてくれなくても、それが少しずつ増えて20分、30分、1時間と増えていくものです。
感謝の気持ちは人生の満足度をアップさせます。別記事で解説しています。
⑦プラスの言葉でさらにお願いをする
「もうちょっとがんばってほしいなぁ」と思うとき。
夫の行動をほめつつ、さらにお願いをしていきましょう。
「◯◯してくれてありがとう。すごくうれしかった。それでね、もうちょっと△△してもらえたら、もっとうれしいの!」
こんなふうに伝えてみてください。
ただし、夫の許容量を超えていないかを見極める必要があります。
がんばりを求めすぎると夫も疲れてしまいますから、ちょっとずつ小出しにしていく必要があるでしょう。
アイメッセージとプラスの言葉がポイントです。
⑧どんどん夫を頼る
夫の存在価値を高めて、どんどん頼って甘えてみてください。
がんばり屋のママさんは、「もっとできる」とどんどん自分を追い込み、無意識に夫と張り合ってしまうことも。
「わたしのほうががんばってる!」
「俺だってそれ以上にがんばってる」
こんな不毛な争いはできるだけ控えたほうが無難です。
もし自分のほうが明らかにがんばっていたとしても、負けるが勝ちです。
「いっぱいがんばってくれてありがとう」
自分から引き下がることで、夫のがんばりを引き出していけるのがいいと思います。
⑨自分から夫に寄り添う
自分から夫に寄り添っていけるといいですね。
夫は、敵ではありません。もしいま敵対状態にあるとしても、昔はお互いに味方だと思って結婚したと思います。
自分から夫を理解しようと努めること。「わかってほしい」だけではダメなのです。
自分からわかろうとすること。
これができると、夫婦関係がよくなります。
夫婦げんかを防ぐコツについては、別記事で解説しています。よろしければ、こちらも読んでみてくださいね。
まとめ|お願いごとを聞いてもらうコツは夫に「自分がいるから家族が幸せなんだ」と思わせる
お願いごとを聞いてもらうコツは、夫に「自分がいるから家族が幸せなんだ」と思わせることです。
夫に対して、冷たい態度をとればとるほど、夫も冷たい態度になっていくでしょう。
夫が変わってくれるのを望むのではなく、自分から変化していく姿勢がとても大切です。
ただし、どんなに夫にやさしく接しても、夫がそっけない態度をとるなら、関係を考え直さないといけないかもしれません。
たとえば、DV夫や、いっこうに変わろうとしない夫など。
オススメした行動はあくまで、家族のために努力しようという気持ちがある夫に対してのものです。
もし、夫が家族のために行動してくれる可能性があるなら、ぜひこの記事に書いた行動を実践してみてください。
はじめは抵抗があるかもしれませんが、慣れてくるとすんなりできるようになります。
夫とうまくいかないと悩んでいる主婦さんが、少しでも笑顔になれたら、わたしもうれしいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
自分から変化して夫にお願いごとを聞いてもらおう!
子どもに対する夫の幼稚な行動が目についたら、こちらの記事もどうぞ。
どうすれば夫にお願いごとを聞いてもらえるんだろう?家事や育児も一緒にやってほしいし…。夫にお願いごとをするときは、なぜかいつもお互いにけんか腰になっちゃうんだよね。