こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
夫との付き合いはかれこれ7年半(2021/06/24時点)のわたしですが、夫婦間のコミュニケーションって難しいなと日々、実感しています。
伝えたいことが伝わらない。
夫の理解のなさにイライラが止まらない。
夫とコミュニケーションをとろうとすればするほど、溝が深くなっている気がする。
こういった悩みを抱えながら、試行錯誤を繰り返してきたわたしが、自分の経験からの夫婦円満の秘訣について記事を書きました。
「ずっと一緒にいたい」
そう思って結婚してパートナー。
コミュニケーションのコツを知っていただき、末永いお付き合いができるお手伝いができればと思います。
もくじ
[夫とのコミュニケーションで注意すべきこと]夫を責める言動はやめる
夫に言いたいことがあるときにやってはいけないのは、夫を責めるような言動をとることです。
具体的に、やってはいけないことを書きました。
・「なんで◯◯なの?」という言い方をする
・「あなたはいつも◯◯」という決めつけをする
・「前も◯◯だった」と過去をむし返す
・「どうせわかってくれない」と心を閉ざす
これらの行動をすると、言いたいことが伝わるどころか、夫婦の溝が深くなります。
詳しく解説しますね。
「なんで◯◯なの?」という言い方をする
「なんで◯◯なの?」という言葉を使うと、相手は自分が責められていると感じます。
責められていると感じると、夫の心は防御態勢に。
誰でも、自分を責められたら、反発します。

ちゃんと話を聞こうと思っていても、責められると「なんでそんなこと言われなきゃいけないんだよ」って腹が立ってしまうよ。
夫に対してイラ立つことがあったとしても、「なんで◯◯なの?」という言葉は封印したほうがいいです。
「あなたはいつも◯◯」という決めつけをする
「あなたはいつも◯◯」という言葉も、やめたほうがいいと思います。
この言葉も、「それ、いつもじゃないんだけど」と反発されてしまうきっかけになりますし、話が本題から逸れてしまいます。

「いつもやってるじゃん!」「いや、やってないから」という会話になりがち。

問題解決じゃなくて、お互いの人格を否定し合うことに…。
「前も◯◯だった」と過去をむし返す
「前も◯◯だった」と過去をむし返すと、
「済んだことについてあれこれ言われるのはうっとうしい」
「言いたいことがあるなら、そのときに言ってほしい」
と、嫌がられることが多いです。
今までの不満を一気にぶつけることで、「あのときは、そんなふうに思っていたのか」と夫をガッカリさせてしまいます。

「あのときは楽しそうにしていたのに、内心そんなことを思っていたのか」って落ち込むし、妻の言動を信じていいものか迷ってしまうよ。

気になることは、その都度、夫に話すようにしたほうがいいよ。
「どうせわかってくれない」と心を閉ざす
「どうせわかってくれない」という態度では、伝わるものも伝わりません。
言いたいことがあるのなら、こんなふうに考えましょう。
「工夫すれば伝わるはず」
「いずれはわかってくれる」
すねたり、ふてくされたりすると、夫もどう対応したらいいかわからなくなってしまいます。

「すねている自分も受けれいてほしい」と思ってしまいがちだけど、あまのじゃくな行動は控えるのがおすすめだよ。
言いたいことがあるとき、特にイライラしているときは、攻撃的な言葉がでがちです。
ですが、夫を責めるような言動をとってしまうと、言いたいことが伝わるどころか、反発心を招いて、心を閉ざされてしましいます。
そうすると、自分も「なんで分かろうとしてくれないのよ!」と腹が立ち、負のスパイラルにハマってしまいます。
「何を分かってほしいのか」
「何を伝えたいのか」
目的を忘れずに、建設的な話し合いをするのが大事です。
夫と、敵・味方の関係にならないよう、感情的になるのをグッとこらえて、言いたいことが伝わる工夫をしましょう。

目的はケンカをすることじゃないよね。
[夫とのコミュニケーションでのおすすめ行動]夫の立場で考える重要性
夫とのコミュニケーションで、おすすめの行動をまとめました。
大切なことは、夫の立場になって考えること。
夫の心にスッと話が入るような工夫をする必要があります。
具体的なおすすめの行動はこちらです。
・夫は味方だと認識する
・「察してほしい」を手放す
・夫がしてくれたことを認める
・アイメッセージを使う
・徹底的にわかりやすく伝える
夫は味方だと認識する
話し合いをしているうちに、夫を論破することが目的になっていませんか?
「なんであなたは◯◯なの?」
「そっちだって◯◯してるだろう!」
こうなってしまうと、夫婦の溝は深まるばかり。
「勝ったか、負けたか」
「敵か、味方か」
決着をつけるために、コミュニケーションをとるわけではありません。
ですので、夫は自分の味方で、この話し合いで関係を深めることができると考えましょう。

戦闘態勢で話し合いをするのをやめよう。

素直になるのがポイントだよ。
「察してほしい」を手放す
夫とコミュニケーションをとるときは、「察してほしい」という気持ちを手放しましょう。
「何も言わなくてもわかってほしい」
そう思いがちですが、言いたいことはちゃんと伝えないとわかってもらえません。

自分は「これくらいわかってくれるでしょ」と思っていても、まったく伝わっていない場合も…。

妻が不機嫌になったりしても、なにが原因なのか、本当にわからないんだ。だから、ちゃんと言葉にして教えてほしい。
骨が折れますが、傲慢にならずに、わかってもらう努力をしましょう。
アイメッセージを使う
言いたいことは、「アイメッセージ」を使って伝えてみましょう。
アイメッセージとは、「わたし」を主語にして気持ちを伝える方法です。
比較のために、「あなた」を主語にする場合と、「わたし」を主語にする場合の例を書きました。
「あなたはいつも◯◯だから、イライラする」
「わたし、あなたが◯◯したのを見て悲しくなっちゃった」
アイメッセージではない言い方だと、相手は責められていると感じやすくなります。
ですが、アイメッセージなら、「そうか、自分の行動が妻を悲しくさせてしまったのか」と、相手の心に響きやすくなります。

イライラしながら、「なんで帰ってくるのが遅いの!?」って聞かれるより、「帰ってくるのが遅くて、寂しくなっちゃった」って言われるほうがいいな。
徹底的にわかりやすく伝える
言いたいことをわかりやすく伝えるように心がけるのも大切です。
そのためには、相手の立場に立つに尽きます。
夫にどんなふうに伝えたら、伝わりやすいのか、試行錯誤してみましょう。
言いたいことを伝える工夫として、これらが挙げられます。
・具体的な日時を使う
・数字を使って表現する
・結論を先に述べる
・伝えたいことをまとめておく
どんなふうに言えば伝わりやすいかは、相手によって違ってきます。
なので、諦めずに積極的にコミュニケーションをとってみるといいと思います。

うちの夫は、数字や表を使って伝えると理解してくれるよ。

感情をぶつけられるより、よっぽどわかりやすいよ。

前もって、自分が何を言いたいのか、まとめておくのもおすすめ。
夫とコミュニケーションをとるときに覚えておきたいこと
夫に言いたいことがあるときに、忘れずに覚えておきたいことを書きました。
・夫を否定し続けると関係が悪くなる
・夫と自分はぜんぜん違う人間
詳しく解説します。
夫を否定し続けると関係が悪くなる
「うちの夫は使えない」
そんな言葉を発するママさんに会ったことがありますが、夫を「使えない」と決めつけるような言動は、あまりおすすめしません。
言葉にするのをやめるだけではなく、そう思わせる行動もやめたほうがいいです。
有名な実験で「ピグマリオン効果」というものがあります。
ピグマリオン効果の意味について引用します。
〈ピグマリオン効果とは?〉
他人から期待されることによって学習・作業などの成果が上がる現象。米国の心理学者ローゼンタールが、教師からの期待の有無が生徒の学習成績を左右するという実験結果をもとに報告。名称はギリシャ神話のピグマリオンにちなむ。
goo辞書より
他者からよい期待をされれば、よりよい成果を出す可能性が高まりますが、逆に、「この人はダメな人」という態度で接されれば、その人が出す結果の質も落ちていきます。
癪かもしれませんが、自分が大人になって、夫を育てるくらいの気持ちで接していくのがおすすめです。

夫を手のひらで転がす心意気で。
夫と自分はぜんぜん違う人間
大前提として、夫と自分はぜんぜん違う人間であることを覚えておきましょう。
ぜんぜん違う人間だから、「察してほしい」という気持ちを手放す必要があります。
コミュニケーションをとらずして、最初から求める答えが返ってくることはほとんどないと考えてもいいと思います。
ですので、コミュニケーションをとって、自分のことをわかってもらいつつ、自分のことは自分で満たすつもりでいるのがおすすめです。

依存しすぎずに、自分の幸せは自分で作ろう!
まとめ|大切なのは、まず自分がパートナーを理解しようとすること
夫婦関係をよくしていくには、お互いに歩み寄る努力が必要です。
「察してほしい」という気持ちを手放し、夫目線に立って、どう伝えればわかってもらえるのか、考えましょう。
誰でも責められれば、防御態勢に入ってしまいます。

「なんでわかってくれないのよ!」という態度は夫をげんなりさせてしまうよ。

ぼくだってちゃんと妻を理解するつもりでいるから、言いたいことがあるなら、やさしく言ってほしい。
理解してほしいなら、まず夫を理解すること。
夫を理解する過程で、自分を育てることができます。
最初は、うまくコミュニケーションができず、「またケンカしてしまった」と落ち込むこともあるかもしれません。
ですが、何度も試行錯誤を繰り返すことで、少しずつ、上手にコミュニケーションをとれるようになってきます。

わたしも、いつも上手にコミュニケーションがとれるわけではないよ。

でも前より、パパとママはケンカが減ったような気がする!
言いたいことを上手に伝えるには、コツがあるんです。
夫とのコミュニケーションで身につけたスキルは、他の人とのコミュニケーションにも応用できます。
ですので、ぜひ試行錯誤を繰り返して、コミュニケーション上手になってくださいね。
最期までお読みくださり、ありがとうございました。

夫婦円満で人生を楽しもう!
わたし自身、今までに2度の離婚危機があって、数え切れないほどのケンカを繰り返してきたよ。