こんにちは、キョロです。
みなさんには、「この人といると安心していられる」という人はいますか?
最近ふと、「一緒にいて居心地がいい人と、そうでない人のあいだにはどんな違いがあるのだろう」と不思議に思いました。
せっかくなら、自分も誰かにとって居心地のいい人でありたいと思い、「居心地のいい人の特徴」を考えてみることにしました。
居心地のいい人とは、相手の待つことができる成長を待つことができる人
居心地のいい人のことを考えたときに思いついたのは、「包容力」という言葉です。
たしかに「包容力がある人」って人気がありますよね。
包容力がある人ってどういう人だろうか?
思いついたのは、「相手の成長を待てること」でした。
たとえば子育てでは、「この子はいつかこの問題を自分で解決することができる」と信じることが大切です。
子どもから問題を取り上げずに、自分ごとになるのを待ちます。
そして、もし必要であれば、サポートをします。
そうすることで、子どもは自分で考え、成長を遂げていきます。
「この子には、この問題は難しすぎる」とか「早くわたしが問題を解決しなくては」と親が問題を取り上げてしまったり、問題を解けるわけがないと決めつけてしまうと、子どもはその問題を乗り越えられなくなります。
それと同じで、子どもに限らず大人同士であっても、「この人には、ちゃんと問題を解決する力がある」と信じ、そのタイミングが来るまで待てることが「包容力のある人」なのではないかと考えました。
具体的には、
「できる存在だと信じること」
「適切なサポートができること」
「どのような結果が出ても味方でいること」
の4点を身につけていると、「包容力のある相手の成長を待てる人」と言えると思います。
こういう人といると、「自分ができていないことがあっても大丈夫」「できるまで待っていてくれる」という安心感があります。
焦ることなく、目の前のことに集中し、失敗しながら挑戦を繰り返していくことができます。
お互いが「待てる人」であることで、お互いの成長を待ち、良い関係を作っていけるのだと思います。
本当に相手は成長するのか疑問に思うときは、相手の性格をよく観察してみること
待つことができる包容力のある人に出会えることは、とても幸せなことですね。
そして「自分もそういう人になりたい」と思ったとします。
でも、たとえ自分がそうであったとしても、相手はまったく成長せず、未熟なままなのではないかという不安もあると思います。
そこで、成長する見込みのある人についても考えてみました。
わたしの経験を振り返ってみると、夫と結婚した当時、わたしはとても未熟でした。
もちろん夫もですが(笑)
未熟で至らないことばかりのわたしが、なぜ今、仲よく夫婦生活を送れているかといえば、「素直」「正直」「努力家」というところでしょうか(笑)
間違ったことに対して、素直に直そうと思えることや、正直に気持ちを打ち明けること、仲よくあるために努力をすること。
そういったことの繰り返しで、自分の未熟さを補ってきました。
その逆で、「素直さ」がなく、「自分は悪くないし」という姿勢を変えないタイプだと、なかなか苦労するかもしれません。
「自分は変わりたくないから、あなたが変わってね」というように努力を放棄するタイプも、ちょっと疲れてしまうかもしれません。
「素直」「正直」「努力家」であれば、少し未熟なところがあっても、伸びしろはあると思います。
相手の成長を待ちながら、自分も成長していくことが良い人間関係のコツ
「どんな自分でも見守ってくれていて、必要なときにはサポートをしてくれる」
そんな人がいたら、自分もその人の思いに応えたいと思いませんか?
「待つ」というのは、骨が折れます。
「直してほしいクセ」もあったら、今すぐにでも直してほしいと思うのも当然のこと。
いま言いたい放題言ってしまうほうがよっぽど楽なんです。
ですが、「この人の成長を見守ろう」と決めて、待ち続けることで、相手の信頼を得ることができます。
お互いが「この人は、ちゃんと前向きに変わっていく力がある」と信じられる関係を作っていくことで、絆は深まります。
もし、良い人間関係を築きたいと思うのなら、自分から「待てる人」になってみてください。
そして、「自分の成長をじっくり待ってくれる人」とお付き合いをするのをおすすめします。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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