こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
過去に、入院するほどメンタルがボロボロになったわたし。
あれから、10年以上の年月が経ちましたが、いまだにちょっとしたことでメンタルが不安定になります。
ふり返ってみれば、10代にも満たない頃から、悩みやすく、不安でいっぱいの毎日を送っていました。
そんなわたしなので、パートをしていた頃はいつも病んでいて、ときどき出社できないということも。
今のわたしも、専業主婦をしていればご機嫌な毎日を過ごせるものの、バリバリ働いてハツラツとしている想像ができません。
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わたしは、みんなと同じように働けない
なんでわたしは、友人たちのように会社で働けなくて、しかも、ただ専業主婦をやってるだけなのに、こんなに疲れるんだろうか?
今まで何度も、こんな思いが浮かび、無意識に自分を責めていました。
「自分のがんばりが足りないから?」
「どうやったら、みんなみたいになれるんだろう?」
こうやって悶々としたことは幾度とあります。
原因がわかったのが、2年前。
過去に派手に体調を崩したので、再発防止のためにお薬を飲んでいたのですが、引っ越しを機に病院を変えたところ、
「複雑性PTSD」
という診断がついたのです。
大勢で出かけると疲れ果てて気持ちがネガティブになったり、家族のことを思い出すようなできごとがあると、その後に寝込んでしまったり、ちょっと人に意見を言われただけで、頭が真っ白になってしまったり。
そういった不調の原因が、わかったんですね。
自分がみんなと同じようにできないのには、ちゃんと理由があって、自分の努力不足ではなかったことを知り、ずいぶん気持ちが楽になりました。
ただ、それを受け入れるのには苦戦しました。
同世代の知人がバリバリ働いているなかで、自分は働きたくても働ける気がしない。
たとえ働けたとしても、メンタルを病みながら仕事をするのは避けられそうにない。
それどころか、主婦業だけでももういっぱいいっぱい。
そんな自分を「これでいい」と思えるようになるまでは、長い時間がかかりました。
できること、できないこと
そんなわたしに夫がよく言うのが、
「みんなそれぞれ、できることとできないことがあるんやから」
という言葉。
わかってるんです、そんなことは。
でも、まわりにいる人たちが、自分でお金を稼いでそのお金で人生を楽しんでいる(ように見える)と、「なんで自分は……」という悔しさが込み上げてくるんですね。
特にわたしの場合は、昔から努力で目標を達成してきたことが多いので、なおさら
諦められなかったのかもしれません。
「あの人にできることが、どうしてわたしにはできないんだろう?」
「どう考えても、わたしのほうが努力してきたのに……」
こう思えてきて、腹も立ってくるんですね。
「どう考えても、わたしのほうが努力してきた」なんて、傲慢にもほどがあるし、偏った考えではありますが、気持ちがネガティブなときって、思考が極端になってしまうんですよね。
そんな葛藤があり、夫の言葉に反発し、まわりの人たちを恨めしい気持ちで眺め、ふがいない自分に腹を立てていました。
この数年は、諦め切れず、挑戦を続けてきた日々でした。
「まだ自分にできることはあるんじゃないだろうか」と自分に高いハードルを課してきた日々ですが、思うようにはいきませんでした。
まわりと同じようにすれば、その後、体調を崩すし、それどころか、ちょっとがんばっただけでも不調の波がやってきます。
何度もそれを繰り返して、「自分にはできないことがある」と理解できました。
「できないことがある」と思いたくなかったけれど、それをやっと受け止めることができたのです。
「できること、できないことがある」
それを受け止めるまで、数年かかりました。
「わたしの人生、これでいい」足るを知り、納得すること
「たぶん、わたしがバリバリ働けるようになることはないだろうな……」
稼げるお金にはかぎりがあるし、病みやすいわたしは、ただ生きているだけで苦悩してしまう。行動量も制限されるでしょう。
悲しいですが、そんな見通しが立ってからは、「足るを知る」を意識した生活にシフト。
「わたしの人生、これでいい」
こう思えるように、努力してきました。
「こんなはずではなかった」と考えて自暴自棄になるのはカンタンですが、ここは諦めずに、明るく生きていきたいもの。
そんなわけで、夫の収入に頼り、倹約しながら、自分の人生を謳歌することにしたのです。
「アクティブに行動できないし、ときどき病むし、お金は稼げないし。“すごい人”にもなれそうにもない。でもまぁ、今の生活を楽しみましょ」
見栄っ張りなわたしが、やっと見栄を手放すことができ、吹っ切ることができました。
肩書きとか、権力とか、経済力とか。そういうことに、自分の価値を見出すのもやめることにしました。
わたしがバリバリのキャリアウーマンになる可能性はゼロではないかもしれません。
でも、そのための努力は並大抵のものではないだろうし、今の幸せを手放してまで得たいものだとは思いません。
諦めなければいけないことはたくさんありますが、諦めたからこそ、得られるものもあります。
実際に、今年から水泳教室に通うようになったり、ただの趣味として、英語を勉強したりするようになりました。
小説を読むことも再開。小説に没頭するなんて数年ぶり!
その代わりに、ビジネス書を読む機会が減りました。
(ビジネスをする予定もなくなりましたし……)
学生時代、「諦める」という言葉が大嫌いで、「甘え」だと思っていたわたしにとっては試練の日々でしたが、やっと視界が開けて、前に進めたような気がしました。
ギラギラしていた昔のわたしとは、さよなら。新しいわたしで、おだやかに慎ましく生きる。
決意を新たにした2023年でした。
さて、みなさんの2023年の日々はいかがでしたでしょうか。
「すごく充実した1年だった!」
「苦悩の1年間だった!」
さまざまな思いがあると思います。
ぜひ、2023年のふり返りをして、2024年の抱負を考えてみてくださいね。
「こんな方向に進んでいきたい」とザックリ決めるだけでも、人はそちらに向かって進んでいくものです。
「目標を決めるのって行動を縛られるみたいで苦手〜」という人も、「こんな自分になりたいな」とイメージを膨らませてワクワクしてみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
足るを知って、人生を変えよう!
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