こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
むすめの学校嫌いが入学当初から続いています。
ときどき休んでみたり、別室に登校してみたり……、今年度はずいぶん学校を休みました。
来年度は、授業が増えてむすめの負担もさらに大きくなりそう。
相談員さんと「ますます学校に行きたくなくなるかもね〜」という話をしていました。
人と同じでも、違っても大丈夫!
さて、小1からわが道を行くむすめですが、わたしはこういったむすめの姿を否定的に捉えることはしていません。
むしろ、多くの子ども達が「学校に行くのは当たり前」と思って登校しているなかで、「行きたくない。やりたいことがある」と主張ができるむすめの強さを尊敬しています。
それに、若いうちに「人と違う道」を経験することは悪いことではないとも思うんです。
なんとなく「みんなが選ぶ道」を選べば、なんとなく「安心」ということになるかもしれませんが、「本当に自分が望んでいること」が見えにくくなっていまいます。
どちらがよくて、どちらが悪いということではありませんが、むすめが行きたい道があるなら、「とりあえず、行ってみたら?」という気持ちです。
(「みんなが選ぶ道」をむすめがなんとな〜く選んだ道でも、それがむすめの選択だと思って、受け入れます)
「人と同じでも、違っても大丈夫!」
そんな気持ちでいます。
でも……、親って、子どもに手がかからないと「うちの子、こんなにいい子で大丈夫かしら?」と心配するし、手がかかると「こんなに奔放な子で、将来どうなるか不安」と気になって(笑)。
結局、どんな道を行こうと気がかりなのは、変わりないんですよね(笑)。
大事なのは、本人が幸せかどうか
大事なことは、本人が幸せかどうか、だと思います。
正しい道やまちがった道はなく、その選択がお子さんの明るい未来につながっているのか、ということをよく観察するのが重要ではないかと。
変化の大きい時代ではなかなか難しいことかもしれませんが……。
でも、変化が大きい時代だからこそ、フレキシブルに対応しやすいというメリットもあると思うんです。
わたしが高校生のときは、「学校に行かない」という選択肢はマイナーだったので、それはそれは肩身の狭い思いをしましたし、孤独感は常にありました。
「絶対に正解とは言い切れないが、これだったら何とかやっていけそうかな」と思える道があるなら、お子さんを信じてみてあげてはいかがでしょうか。
自分の価値観を大切にできるのは、どちらの選択か?
わたしは、メンタルの不調もあり、高校あたりから、人と同じように行動できなくなってしまいました。
学校に行くのもつらいし、家にいるのもつらいしで、朝から晩まで図書館にいることも多かったです。
大学時代も学校を休みがちでしたし、みんなが就職活動をしているときは、うつ状態で寝込んでいました。
その後、さらに派手に体調を崩して入院。就職はできず、ニート。
絶望しかなかったです(泣)。
「ひとりで生きていく力はないから、とっとと結婚しよう」と彼氏を探し、なんとか同棲に持ち込み、毎日、手の込んだ料理を作って、胃袋をつかみました(笑)。
パートを始めたのですが、体調が悪く出勤できない日もあって、夫に「妻が専業主婦でいるメリット」を伝え続けて、やっと「働かなくてもいい」というお許しをもらいました!笑
そんなわけで、「みんなみたいにがんばれないわたし」に苦労させられたり、助けられたりの毎日です。
ひとつ言えることは、「若い頃に道を逸れたことで、今、人と違うことをすることに抵抗がなく、焦りもない」ということ。
「焦りがない」っていいですよ〜。
専業主婦を謳歌しています。
「まわりは働いているのに、こんなんでいいのか?」
とか、
「子どもは2人目がいたほうがいいのかな?」
とかって思わずにいられているのはやはり、10代の道から逸れた経験のおかげだと思うんです。
「自分にとって何が大切なのかがわかっている」というのも、ポイントですね。
道を逸れてまで、「自分にとって大切なもの」があるならば、それも素晴らしいことですね。
「人と違う道に行くこと、同じ道に行くこと」の二択で迷ったら、「どちらが自分の大切にしたいことを大切にできるのか?」を考えてみるのがオススメです。
子育ての場合も、「どちらの選択が子ども自身の価値観や大切なことを守れるのか」と考えてみるといいかもしれません。
正解はないですよ。というか、選んだ道を正解にしていきましょう。
まちがえたと思ったら、そこでまたやり直せばいいだけですし。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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