人が自分のことをどう思っているかを気にしすぎてしまう。
一人になっても、
- 「あの行動はよくなかったかも」
- 「もしかしたら嫌われたかも」
という考えに頭を支配されてしまう。
こんなふうに、人の顔色をうかがって疲れてしまう自分を変えたくても、どうしたらいいのかわからない人のために、自分らしい人生を生きる方法を紹介します。
もし人の評価に左右されない自分になれたら、どんな行動を起こしますか?
人の評価を気にせず行動できるようになったら、自分の人生はどう変わっていくでしょう?
ぜひ自分の明るい未来を想像して、この記事を読んでみてくださいね。
記事の概要はこちらです。
- 人の評価が気になる原因
- 人の評価を気にするのを克服する方法
執筆者キョロはこんな人です。
過去
- 人の評価を気にしすぎる
- 人の期待に応えられないと自己嫌悪
- 完璧主義
現在
- できないことは「できない」と言える
- 気の合う人とだけ付き合う
- 本当にやりたいことだけを選ぶ生活
- 自己主張ができる
わたし自身は、いまだに人の評価を気にするクセはあるものの、昔に比べたら、ずいぶん変わりました。
安請け合いはしないし、賛成できないことはしない。
価値観が合わない人と無理に付き合ったりもしないし、自己主張もできるようになりました。
一緒に「人の評価を気にしすぎる自分」を卒業しよう!
人の評価が気になる原因
人の評価が気になってしまうのは、どうしてでしょうか。
主な原因はこちらです。
- 自分に自信がない
- 自分を過大評価しすぎている
- 完璧主義
- 人に嫌われたくない
- 損をしたくない
- 失敗したくない
- 恥をかきたくない
- 優柔不断
- 答えに正解があると思っている
詳しく解説します。
自分に自信がない
自分に自信がないと、自分の選択に「これでいい」と思えずに、人の評価を気にしてしまいます。
誰かに「それでいいと思うよ」と言ってもらえないと、不安になってしまうのです。
誰かから承認をもらえないと自分の意見を主張できなくなり、人の評価を気にして行動するようになってしまいます。
自分を過大評価しすぎている
人の評価が気になるのは、自分を過大評価しすぎているからかもしれません。
自分の影響力を大きく見積もりすぎていて、「自分が◯◯したら、大変なことになってしまうかもしれない」と思ってしまうのです。
でも実は、他人はそこまで自分を気にしていない可能性もあります。
完璧主義
完璧主義な性格も、人の評価を気にすることにつながります。
「完璧な状態」なんてカンタンにできるものではないですし、その状態を保つのも一苦労です。
「未熟な自分は価値がない」と思っていると、「価値ある自分にならなくては」と焦るばかり。
自分の能力で「価値があるか、価値がないか」を測る意味はないと思いますが、当の本人は、それで苦しんでしまうんですよね。
わたしもそうだったから、よくわかるよ。
人に嫌われたくない
人に嫌われるのを怖がっていると、人の評価を気にしてどのような行動をとるかを決めるようになってしまいます。
「こうしたら人に嫌われてしまうかも」という恐怖がいつもつきまとうので、気持ちが休まることもありません。
損をしたくない・失敗をしたくない
人の評価を気にしないで、自由に行動した結果、損をしてしまう。
こんな状況を避けたくて、「多くの人が“正解”とする方法」を選んでしまうこともあります。
みんなが選んだ道なら、安心だけれど、自分が決めた道は不安。
こんな気持ちがわいてきて、人の評価に左右されてしまうこともあると思います。
恥をかきたくない
自己主張をして、自分の道を進んだ結果、失敗。
周りの人からは、「ほら、やっぱりうまくいかないじゃん」と言われる。
こんなふうに恥をかくのがイヤで、自分らしい生き方ができない場合も。
みんなと足並みをそろえていれば、目立つこともないし、アレコレ言われることもないと考えて、
自分の行動を制限してしまうこともあります。
優柔不断
自分がどうしたいのか、本音がわからず、優柔不断な人も人の評価に左右されがちです。
「自分の価値観は◯◯」
「自分は△△な生き方をする」
こんなふうに、方針が決まっていればブレることはなくなりますが、それがないと流されるような生き方になっていくものです。
優柔不断な性格を直したかったら、こちらの記事もどうぞ。
答えに正解があると思っている
何かに悩んだとき、「正解があるもの」と思っていると、いつまでも正解を求めてさまようことになります。
「きっとみんなが認める正解があるはず」
「みんなが認めてくれる正解を探さないと」
こう思えば思うほど、人の評価に敏感になり、自分らしい人生から遠のいていくものです。
人の評価を気にするのを克服する方法
さて、どうやったら「人の評価を気にしすぎる自分」を克服できるのでしょうか。
具体的には、こんな行動がオススメです。
- 自分の価値観を明確にする
- 自分なりの判断基準を作る
- 絶対の味方を持つ
- どんなときも自分は自分の味方でいる
- 心の支えとなる本を見つける
- 自分がとる行動が決まったらメモに書いておく
- 自分の心と向き合い心の傷を癒す
- 「人はさほど自分のことを気にしていない」と考える
- 「いい人」をやめる
- 「嫌われてもいい」と考える
詳しく解説しますね。
自分の価値観を明確にする
物事を判断する基準が、「相手からよい評価を得られるか、そうでないか」になってしまうと、自分らしさを失ってしまいますし、窮屈な人生になってしまいます。
それを防ぐために、「自分の価値観」を明確にしましょう。
自分は何を大切に思っているのか、自分の心と向き合うのです。
そして、自分にとって大切な価値観を基準に、物事を判断するようにしましょう。
ちなみにわたしは、「日々、満たされた気持ちでいたい」という思いが強いよ!
自分なりの判断基準を作る
自分の価値観を明確にしたら、日々の生活で選択を迫られたとき、どう判断するのか具体的に判断基準を作ります。
- 時間を優先するのか、お金を優先するのか
- 本音を優先するのか、建前を優先するのか
- 習い事を優先するのか、家族の時間を優先するのか
こういったテーマについて、あらかじめ判断基準を作っておくのです。
詳細に判断基準を作っておくと、決断がスムーズに行きます。
たとえば、古本を売るとき。
- ◯◯円以上の儲けがあるならフリマアプリ
- 時間を節約したいから図書館に寄贈
- 時間を節約しながら少しはお金がほしいから出張買取
こんなふうに、行動の候補を挙げて、決断を迫られたときにどれを選ぶのか、基準を作ってしまうのです。
そうすれば、ただ実行するだけになり、「これでいいのかな?まちがっていないかな?」という不安がなくなってきます。
人の評価を気にせずに、ササっと行動に移すだけです。
絶対の味方を持つ
どんなときも自分の味方でいてくれる人を見つけることで、自分の行動に自信を持つことができます。
- 失敗したとき
- まちがえたとき
こんなときにも、「大丈夫!また次の機会にがんばればいいんだから」と言ってくれる人がいることで、自分らしい選択ができるようになります。
わたしの場合は、夫かな。
どんなときも自分は自分の味方でいる
どんなときも、自分は自分で味方でいてあげてください。
「どんな結果になっても、見放さないし、大切にするからね」
こんなふうに、いつも自分にやさしい言葉をかけてあげましょう。
たとえ、夫や子どもに批判されたとしても、自分は自分の味方。
「自分は自分のままでいい」と思えるようになると、人の評価に左右される自分を卒業することができます。
心の支えとなる本を見つける
自分や身の回りの人とよい関係を築いていても、自分の行動に不安を感じることはあります。
そんなときに、支えとなる本を持っておくと、心の安定を得ることができます。
不安になったときは、その本を読んで気持ちを落ち着けましょう。
そして、人の評価よりも自分の気持ちを大切にしてみてください。
自分がとる行動が決まったらメモに書いておく
もし、どんな行動をとっても自分の評価が変わらないとしたら、何をしますか?
「こんな行動を起こしたいな」
こんなふうにとりたい行動がわかったら、メモに書いておきましょう。
そして、周りに何と言われても、それを実行してみてください。
自分で決めたことをやるのに慣れてくると、人の目を気にして行動することに違和感を感じるようになります。
違和感を感じるようになったらしめたもの。
評価を気にして自分の行動を変えてしまう自分を卒業することができます。
評価を完璧に手放すというよりは、評価を気にして行動できない自分をやめられるって感じかな。
自分の心と向き合い心の傷を癒す
人の評価を気にしすぎる原因のひとつに、親との関係も挙げられます。
- ちゃんとしていないと怒られた
- 親の機嫌をとりながら行動していた
こんな過去があると、評価を気にして行動しがち。
親との関係で傷ついたままになっているなら、心と向き合って「もう自由に生きていいんだよ」と
自分に声をかけてあげましょう。
「人はさほど自分のことを気にしていない」と考える
「人はさほど自分のことを気にしていない」と開き直るのもオススメです。
実際に、自分が思っているほど気にしていない場合も多いのです。
「いい人」をやめる
「いい人」をやめるのもオススメ。
すべての人に誠実であるのは、なかなか大変です。
関係をよくしていきたい人には、誠実に。そうでもない人は、少し適当に付き合っても大丈夫です。
「いい人やーめた!」と自分に言ってみると、心が晴れ晴れしますよ。
「嫌われてもいい」と考える
- すべての人に好かれなくてもいい
- 嫌われてもいい
こんなふうに考えるのも、とても大切です。
「自分が好きに行動したら、みんなが離れていってしまうのではないか」
もしこう思ったら、
- 嫌われてもいい人
- 嫌われたくない人
を、それぞれ書き出してみるといいですよ。
嫌われてもいい人が明確になったら、その人たちに無理にこびを売る必要はないのです。
大切にしていきたい人を、大切にしていく生き方を選んでくださいね。
まとめ
人の評価を気にせずに、自分がいいと思ったことをやっていくと、自分らしい人生を生きることができます。
はじめのうちは、我が道を行くのが怖いかもしれません。
でも、小さな行動から始めてだんだん慣れていくと、人の評価に合わせて行動を選択することに違和感を感じるようになります。
違和感を感じたら、心と向き合い、自分が納得できる道を模索してみてください。
自分に正直に生きるって、とっても気持ちのいいものです。
自分の心に正直に生きる人生を想像してみてください。
きっと今よりもずっと、楽しい毎日が待っています。
わたしもまだまだ発展途上。人の評価をまったく気にしていないかと言えば、そうでもありません。
一緒に、「人の評価を気にしすぎる自分」を卒業しましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
人の評価に左右されるのをやめて人生を変えよう!
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