【読み聞かせのメリット9選】読み聞かせ21000冊の絵本講師が教える絵本の力

Sさん

子どもが生まれると読み聞かせをオススメされるけど、読み聞かせってどんなメリットがあるの?


こんなお悩みを解決する記事です。


こんにちは、絵本講師のキョロ(→プロフィールはこちら)です。


0歳の頃からむすめに読み聞かせを続け、5歳になった今、読み聞かせの総数は20000冊を超えました。

ほぼ毎日、読み聞かせをしたからこそ、伝えられる読み聞かせのメリットがあります。


絵本のメリットを先にお伝えすると、こんな感じです。

読み聞かせのメリット
  1. 親子の信頼関係が深まる
  2. 語彙力が増える
  3. 想像力が育つ
  4. 集中力がつく
  5. 人の話を理解するのが早くなる
  6. 論理的に話す能力が身につく
  7. 読めば読むほど能力が伸びる
  8. 家庭でいつでも取り入れられる
  9. 読書習慣のきっかけになる


絵本のメリットを知って、安心して読み聞かせをしてもらえたらうれしいです。

読み聞かせのメリット9選


読み聞かせはおうちでできる知育であり、親子の関係を深めるためにうってつけのツール。


メリットを9つお話させていただきます。


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①親子の信頼関係が深まる


読み聞かせで一番大きいメリットは、「親子の信頼関係が深められること」だと感じています。


「読み聞かせのあいだは、ママが自分と向き合ってくれる」


忙しい毎日でも、こんなふうに子どもが安心感を得られる時間を作るのはとても大切。


ママとしても、「一日のうちに少しでも真剣に子どもに向き合えた」というのは安心につながるのではないでしょうか。


「あ〜、忙しくて今日も子どもにそっけなくしちゃった」


こんな後悔もなくなります。


絵本のいいところは、何度も繰り返し読むほど、親子間で共有できる思い出も増えていくこと。


うちの夫も、よく絵本を読んでもらっていたようで、いまだにその思い出を鮮明に覚えているそうです。

義理の母も絵本を読み聞かせた時間がとても大切な思い出になっているようです。

②語彙力が増える


語彙力が増えるのも読み聞かせのいいところです。


字が読めない子どもは、言葉を「耳から」習得していきます。

ですから、「一緒に過ごすことの多いママやパパがどんな言葉を使っているか」というのがポイント。


たとえば親が、

  • すっげー
  • うざい
  • ヤバい


といった言葉を連発していれば、子どもにとってそれが標準語になるのです。


ですから、親も豊富な語彙を持ち、丁寧に言葉を扱っていくことが重要。


そうは言っても、いつも言葉に気を配れるわけではないし、完璧な言葉づかいも難しいと思います。

そんなときに、とても役立つのが絵本。


よい絵本は、よい言葉の宝庫です。


子どもは、親が日常で使わない言葉を絵本で知ることができ、耳から習得していくことができます。

子どもが自分で字を読めるようになるまでは特に、日頃「どんな言葉を聞いているか」がとても大切なのです。


よい言葉をたくさんインプットするために、絵本は購入をオススメします。

絵本のメリットを考えれば、コスパのいい投資です。



③想像力が育つ


読み聞かせを続けていくと、子どもの想像力が育ちます。

  • 絵を見る
  • お話を聴く


この2つによって、子どもの頭の中で物語が進行していきます。この過程が、子どもの想像力を育てるのです。


テレビやYouTubeなどでは、勝手に映像が目に入ってきます。想像力がなくても、映像を流していれば、お話が進行していくので内容を簡単に理解できるのです。

その一方、読み聞かせでは絵が勝手に動くことはありません。なんとなく言葉を聞いているだけではお話を理解するのは難しいもの。

テレビやYouTubeと絵本では、使う能力に大きな差があるのです。

④集中力がつく


集中力がつくのも絵本のいいところ。


0歳から読み聞かせを続けてきたむすめは、今や30分でも1時間でも絵本に没頭しています。


赤ちゃんの頃に読んでいた絵本は1分程度で読み終わるものでした。


今は1冊読むのに、5分以上かかるものもたくさん。

それでも最初から最後まで、よく話を聞いています。しかも、ちゃんと内容を理解しているのです。

読むのに5分以上かかる本を、何冊も聴いているのですから、その集中力はすばらしいものだと思います。

この集中力は、読み聞かせを継続していくことで少しずつ身についていきます。

⑤人の話を理解するのが早くなる


絵本をじっくり聴けるようになると、人の話を理解するのも早くなります


うちのむすめも、わたしが言いたいことをよく理解してくれますし、幼稚園の先生からも「しっかりお話を聴いて理解している」というフィードバックをもらいました。

読み聞かせをしていると、要点をつかむのもうまくなります


子どもにちゃんと言いたいことが伝わると、本当に育児が楽になります。

⑥論理的に話す能力が身につく


読み聞かせを継続することで、論理的に話をする力も身についていきます。


「こうなってこうなったから、こうなる」


ちゃんと順序立てて話せるようになると、言いたいことが伝わりやすくなります

  • 子どもも言いたいことがすんなり伝わるので感情が乱れることが減る
  • 周りの人も子どものことを理解しやすくなる


論理的に話せるようになり、コミュニケーションがスムーズになるのも、読み聞かせのメリットです。

⑦読めば読むほど能力が伸びる


読めば読むほどに親子の信頼関係が深まり、思い出も増え、能力が伸びていくのが絵本のいいところ。

複利の効果が得られるのです。


特に、絵本を繰り返し読むことには大きなメリットがあります。

一度、絵本を購入してしまえば、子どもが飽きるまで何度も読み聞かせることが可能。


得られるメリットは絵本にかけた金額以上に価値があるもの。とてもコスパのいい投資です。


継続すればするほど、子どもの成長がのぞめるので、読み聞かせは本当にオススメです。

⑧家庭でいつでも取り入れられる


家庭でいつでも取り入れられるのも読み聞かせのいいところ。


たとえば習い事をすると、送り迎えの手間があったり、そこでできたママ友との付き合いで時間をとられてしまったりすることもあるでしょう。

絵本はこういった手間や時間を省くことができ、知育もできるのです。


「ママが仕事をしていて、子どもは習い事で忙しい」


こんな状態になると、家族の時間が減ってしまいます。


ですが、絵本なら親子の時間を増やしながら、子どもの能力を伸ばしていくことが可能。


習い事の送迎が苦手で、ママ友とも狭く深く付き合いたいわたしは、絵本を「習い事」のつもりで、むすめに読み聞かせています。

⑨読書習慣のきっかけになる

子どもを本好きにしたいなら、

  • 絵本を読み聞かせること
  • 親自身も読書を楽しむこと


が重要です。

  • 物語を聴くこと
  • 字を読むこと


これらの抵抗を減らすために、読み聞かせはうってつけです。


ちなみに、うちの5歳のむすめは、福音館書店の2〜4歳向けの絵本を自分で読めるようになりました。


ひらがなが読めるようになったことも大きいですが、その絵本のストーリーを読み聞かせで理解していたことが一番のポイントかと思います。

ここで一つ言いたいのが、子どもがひらがなを読めるようになっても、読み聞かせを続けてほしいということ。

ひらがなが読めても内容を味わいながら絵本を読んでいるとはかぎりません。


文字が読めるのと、物語を理解しながら読んでいることには大きな差があります。


子どもが求めるかぎり、いくつになっても絵本を読んであげてほしいと思っています。


子どもを本好きにしたいなら、こんな記事もオススメです。

まとめ|絵本は信頼関係づくりにも知育にもオススメ!

絵本は親子の信頼関係づくりにも、知育にもオススメです。


具体的には、こんなメリットがあるからです。

絵本のメリット
  1. 親子の信頼関係が深まる
  2. 語彙力が増える
  3. 想像力が育つ
  4. 集中力がつく
  5. 人の話を理解するのが早くなる
  6. 論理的に話す能力が身につく
  7. 読めば読むほど能力が伸びる
  8. 家庭でいつでも取り入れられる
  9. 読書習慣のきっかけになる


「子どものためになることを始めたいから、何から始めたらいいかわからない」


こんなお悩みがあったら、ぜひ読み聞かせを始めてみてください。


まずは絵本を用意することから。


ぜひ今日からお子さんに絵本を読んであげてくださいね。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

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