こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
「こだわり」という言葉を聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?
自分軸をしっかり持っているみたいで、かっこいい?魅力的?
「こだわりや譲れない何かがあるって素敵だなぁ」と思うのですが、その一方で、こだわりが「執着」となり、自分や家族を苦しめることがあります。
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ミニマリストの夫のこだわり
うちの夫は、ミニマリストです。
服は2セットをローテーションしているし、お出かけのときも、バッグなしでお出かけできるくらいの荷物しか持ちません。
そんな夫は、現金も持たない主義。
家族で出かけるときは、スマホか、クレジットカードで決済していました。
でも、ときどき「支払いは現金のみ」のお店があるんですよね。
それで、現金しか使えないとわかると、夫はわたしのところに戻ってきて、
「現金しかダメやったわ」
と言いながら、わたしのお財布から現金をもらっていくんです。
(「わたしの財布」と言っても、家族のお金です)
家に帰って、現金を財布に補充するのはわたし。増えた小銭の整理もわたし。
そもそも、レジに並んで、現金しか使えないことに気がついて、わたしのところに戻ってきて……という流れが、ムダな時間に思えて、無性に腹が立ってくることがあります。
「現金持ってくれるとうれしいな」とお願いするわたし。
「持ち物は増やしたくないねん!」という夫。
正直、「モノを増やしたくないのはわかるけど、こっちは迷惑だな……」と思ってしまいました。
結局、何度かそのやりとりをして、しぶしぶ夫は現金を持ち歩いてくれることになりました。
健康オタクのわたし
さて、今度はわたしのこと。
わたし、「健康オタク」なんです。
栄養検定の資格をとったり、ダイエットのための勉強をしたり……、それなりに体の知識も増えました。
すると、夫の行動にアレコレ言いたくなるんですね〜。
「そんなに脂身を食べたら、血液検査の数値が悪くなるよ」
とか、
「かまずに食べたら、栄養がちゃんと吸収されないよ」
とか。
夫が気持ちよく聞ける範囲ならいいのですが、ときどき夫が不快そうにしていることもありました。
ラーメンが大好きな夫は、よくお店に食べに行きます。
そのタイミングで、
「ラーメンって食べすぎたら、体によくないよ」
と言ってしまうので、あきらかにイラついているんですね、夫が(笑)。
「夫のため」と思って口出ししているわけですが、よく考えてみたら、わたし自身が「夫に健康でいてほしい」という執着を手放すことができていなかったんです。
もちろん、夫には健康でいてほしいのです。
でも、その「こだわり」が「執着」になり、夫婦関係をギクシャクさせるなら、夫をコントロールしようとするのは手放そうと思いました。
結局、「夫がラーメンの食べ過ぎで、健康を損なっていなくなってしまったら、新たな伴侶を得て、第二の人生を楽しもう!」という発想に切り替えました(笑)。
夫はうれしそうに、ラーメンについて語るようになりました(笑)。
執着を手放して楽になる
「こだわり」か、「執着」か。
その見極めはとても大事だと思います。
「こうしたほうがいい」というこだわりがプラスに働いていれば、手放す必要はないと思います。
でも、もしマイナスの影響があり、自分も周りも困っているのなら、それは「執着」になってしまっているかもしれません。
執着すれば、苦しみが生まれます。
「こうであるべき」が強すぎて誰かが苦しんでいるなら、そのこだわりを手放してみませんか。
「◯◯であるべき」を「◯◯だったらうれしいけど、そうじゃなくてもいっか」と思えるようになると、生きるのがグッと楽になります。
ぜひ執着を手放す努力をしてみてほしいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
執着を手放して、人生を変えよう!
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