こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
今週は、むすめが週2で学校をお休みしました。
心配性なわたしは、「そんなに休んじゃって大丈夫なの……」と不安に。
その一方で、「休むことでむすめは、自分の時間を得たんだ」という、ホッとした感情も。
むすめは、「学校での授業」を手放し、「自分の時間」を手に入れたんですね。
何かを得るには、何かを手放す必要がある。
そんな気づきがありました。
何かを得るには、何かを手放す必要がある
「自由な時間がほしい」
「もっとお金がほしい」
「家族関係を良好にしたい」
「親子仲よく過ごしたい」
「やせたい」
人それぞれ、いろいろな希望があると思います。
でも、それが「叶えられる人」と「叶えられない人」がいるんです。
叶えられる人と、叶えられない人。
その違いは、「願いを叶える代わりに、何かを手放すことができたかどうか」です。
たとえば、わたしの場合。
自由な時間がほしかったので、会社員として働くのを手放しました。
ダイエットを成功させるために、お菓子を好きなだけ食べることもやめました。
また、むすめとあたたかい関係性を築きたかったので、「むすめを思い通りにしようとする自分」も手放すことに。
「学校に行きたくない」という言葉に対し、「でも、学校って楽しいこともあるよ」など、余計なアドバイスはしない。
「そうなんだね。どんなところがつらいの?」と親身になって話を聴く。
得たいもののために、自分の言動を変え、いらないものを手放してきたのです。
言葉で言うのはカンタンなのですが、意外とこの「手放す」というのは勇気がいるもの。
むすめの学校のことでは、幾度も壁にぶつかり、何を手放したらいいのか、どんな方向性で進んでいったらいいのか、日々、葛藤しています。
何を得たいのか、何を手放したいのか、といったことに関して、「正解」はありません。
自分自身で模索していくしかないのです。
わたし達は、かぎられた時間を生きている
わたし達の人生には、かぎりがあります。
一刻一刻と死に近づいているのです。
毎日、死に近づいていくわたし達は、もっと自分のための時間を大切にすべきだと思います。
人生にかぎりがあるのは、子どもも一緒。
親も子どもも、いつ死ぬかなんてわかりません。
(健康に気をつけるなどすれば、寿命が伸びることはあると思いますが)
「たぶん、70歳くらいまで生きるだろうな」と思っていても、40代でなくなってしまうこともあるのです。
実際、わたしのいとこは、健康体だったにもかかわらず、結婚して数ヶ月、27歳で亡くなりました。
かぎられた人生だからこそ、わたし達は、「何が大切で、何が大切でないか」と見極める必要がある。
わたしは、子どももこういった視点を持つことが大事だと思っています。
朝から夕方まで、当たり前のように、イスに座り、授業を受け続ける。
それが、その子にとって充実したものであるならば、それでいいんです。
でも、もしその子が、それを苦痛だと感じ、本当に大好きなことをやる時間が削られていくのならば、時間の使い方を考えたほうがいい。
「学校に行くべきではない」とか、「学校の時間がムダだ」と言いたいわけではありません。
子どもが「何を大切にしたいのか」を見極め、自分に合った生活スタイルを見つけることが重要だと思うのです。
そんな考えを持っているため、うちのむすめは、学校に行ったり、休んだり、早退したり……。
わたしの都合もあるので、できる範囲で、むすめの人生を充実させる努力をしています。
手放し上手になると、人生の満足度が高くなる
本当に自分が大切にしたいこと以外を手放すと、生活がシンプルになります。
人間関係も、持ち物も、予定、お金の使い方も。
自分の価値観を大切にできるもの以外は、手放してしまえばいいからです。
「この人と付き合いたい」と思う人だけと付き合う。
自分が大切にしたいモノだけを残し、それだけにお金を使う。
(わたしの場合は、本ですね)
「この予定は、わたしの人生を充実させるために必ず必要だ」と思える予定以外は、入れない。
こんな感じで、どんどん余計なことが削がれていくんですね。
すると、時間と心に余裕ができて、生活の満足度も高くなるんです。
わたしの場合、むすめを観察して、むすめにとって大事だと思う活動をしているときは、アレコレ口出ししないようにしています。
学校から帰ってきてすぐ、むすめはおやつを食べながら、マンガを読みます。
どうやら、むすめにとっては、この活動がとても大事なもののようなんですね。
「マンガかおやつか、どっちかにしなさい」
とか、
「宿題はやったの?」
とか、言おうとすればいくらでも言えます。
というか、「言わない努力」をしなければ、うっかり言ってしまいそうです(笑)。
でも、言いません。
それが、むすめにとっての幸せだとわかっているから。
大切にしていることをお互いに理解し、尊重し合う。
それができると、家族関係は良好になるのだと思います。
自分にとって大切なことは何なのか、考えてみてください。
今日は、何を手放しますか?
ぜひ、「手放し上手」になってくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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