こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
私はもともと完璧主義タイプで、昔は、何でも100点を取ろうとしていました。
時間にも、心にも余裕がなくなって、いつもイライラ。
そんな自分が嫌で完璧主義を手放そうとしたのが中学生の頃。
それからは、100点満点を目指すのではなく、「60点や70点をとれれば、十分」と思って行動を起こしています。
ただ、気づいたことがあるのです。
「“ここは何としてでも100点をとらなくてはいけない”というシチュエーションがあり、そこで手を抜くとあとで大変な目に遭う」ということです。
このところ、むすめの「学校に行きたくない」という気持ちが強まっていて、親子でたくさん話をする時間をとっています。
正直、子育てに割く時間や労力が増えて、疲れているのは事実です。
でも、いまたくさん話す時間をとることが、今後のためにとても重要なことのように思えるのです。
むすめと話す中で、「この話はしっかり聴いておかないとまずいな」という時があります。
おもしろおかしく話をしているときは、家事の時間になった場合、「またあとで話そう」などと提案します。
ですが、むすめがしんどい気持ちをぶつけてきた時は、多少、予定を崩してでもしっかり話を聴きます。
「ここはしっかり向き合っておかなくては、信頼関係が崩れてしまう」という場合は、できる限り100点の対応を目指す。
そうでなくても、「90点以上」の対応を目指していく必要があると思っています。
大切なのは、押さえるべきところをしっかり押さえることなのです。
そのためにも、「この辺は力を抜いても大丈夫だな」という場面は力を抜きます。
もしくは、誰かに任せたり、やめたりします。
最近、不登校気味のむすめのケアが増え、自分のための時間が減っています。
子育ては、「いつも同じような力で」というのができず、大変なときは本当に追い詰められますよね。
わたしも、ちょっとつらいのですが、今は踏ん張り時だと思って、むすめに対応しています。
少しでも心に余裕を持つために、料理の手間を減らしたり、掃除をみんなで分担したりといった工夫をしている最中です。
それと、不登校問題で、わたしが心を病むとますますつらくなると思うので、マインドフルネスも意識しているところです。
「完璧主義」というと、こだわりが強く、あんまりよいイメージを持たれないかたが多いかもしれません。
実際、「完璧主義」が足を引っ張って、事がうまく運ばなくなることもたくさんあります。
だからと言って、「何でもかんでも手を抜けばいい」ということではなく、「押さえるべきところは押さえ、手を抜いても問題ないところは手を抜く」のが大切ということなのだと思います。
どこに力を入れるのかを見極めて、うまく問題を乗り越えていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
押さえるべきところを押さえて、人生を変えよう!