こんなお悩みを抱えるママのための記事です。
- 子どもが思い通りにならなくてイライラ
- 怒りたくないのに怒ってしまう
- こんな自分に自己嫌悪
こんな状況におちいって苦しんでいませんか?
子どもの幸せを願えば願うほど、自分の行動に落ち込み、自分を責めていませんか?
つらいですよね。でも、こういった状況は意識さえすれば、少しずつ変えていけるものです。
ぜひ、この記事を読んで少しでも育児が楽になればうれしいです。
記事の執筆者キョロはこんな人です。
- 5歳の女の子のママ(2022年現在)
- おだやかな育児を実行中
- むすめとの関係は良好
- 笑いの絶えない家庭
わたしは育児に関しては、かなり勉強してむすめとの良好な関係を保つための努力をしてきました(過保護という意味ではありません)。
きっとお力になれると思います。
子どもにイライラしないコツはこちらです。
- 期待しない
- 思い通りにならないと心得る
- 「こうあるべき」という思い込みを手放す
- 心に余裕を持っておく
- 助けを求める
- 子どものよいところを見る
- 子どもに日頃から「ありがとう」を伝える
- 「来年にはこの悩みはなくなっている」と考える
- 「昔と比べたら成長したな」と考える
- 怒りをぶつけずにコミュニケーションをすることもできると肝に銘じる
詳しく解説していきます。
1.期待しない
子育てでは、子どもに過度の期待をしないことが大事。
「どんなことがあっても、きっとこの子はよくなる」と信じるのはよいこと。
でも、期待が大き過ぎると、期待通りに動かない子どもに腹が立ってくるものです。
- もっとしっかりしてほしい
- もっとがんばってほしい
- もっと早くしてほしい
こんなふうに、子どもに必要以上の期待をかけてしまうと、親のほうも思い通りにならない現実に腹が立ちますし、子どもも苦しくなってしまいます。
あまりに程度がひどいと、子どもが、
- 「わたしはママに嫌われているのかも」
- 「ママの言う通りにできなくて、わたしってダメだなぁ」
と思うようになってしまいます。
(実際にわたしがそうでした)
期待はできるだけ手放すのをオススメします。
2.思い通りにならないと心得る
子どもは思い通りにはなりません。
話し合うなどして、よい方向に行動を促すことはできますが、そうならないことも多いです。
子どもを「自分の分身」と捉えてしまうと、自分の感覚で子どもの行動を判断してしまいがちです。
子どもを別人格と捉え、「思い通りにはならないのが当たり前。お互い理解し合えたらラッキー」くらいの気持ちでいるといいですよ。
- 思い通りにならないもの
- 予想通りにはならないもの
と捉えた上で、話し合いを重ね、同じ方向へ向けて行動するのはとてもいいことだと思います。
3.「こうあるべき」という思い込みを手放す
子どもにイライラしてしまうことが多いママさんは、
- しっかり者
- 完璧主義
- がんばり屋さん
が多いように感じます。
「こうあるべき」という思いが強く、それを子どもにも応用してしまうのです。
自分は「家はいつも片づいていなければいけない」と思っているのに、子どもが散らかすから腹が立つ。
自分は「しっかりがんばりなさい」と言われて育ち、どんなときにも歯を食いしばってがんばっているのに、子どもがダラダラしているから、イライラする。
こんなふうに、自分の思い込みによって、子どもに対するイライラが生まれることがあります。
こういった場合は、ママさん自身が、自分を苦しめる考え方を手放すことが大切。
それはけっして怠惰になるということではありません。
思考に幅を持たせて、より柔軟に身の回りの状況に対応できるようになる方法です。
「片づいているのが理想だけど、そうでないときがあってもいい」
「基本的にはがんばっていたいけれど、がんばれない日があってもいい」
こんなふうに、理想を持ちつつ、それができないときも受容するというのがポイントです。
というのも、がんばり屋さんにとっては、「理想を手放すこと」が苦痛な場合があるんですね。
「もっと◯◯したい」という理想がせっかくあるのなら、それは手放さなくて大丈夫。
ただ、少しだけ気持ちをゆるめてみましょう。
4.心に余裕を持っておく
心に余裕を持っておくことも大切。
仕事をして、家事をして、育児をして。
いっぱいいっぱいになっているママさんも多いのではないでしょうか。
イライラするのは自分の性格や人格の問題ではなく、ただ疲れているせいなのかもしれません。
少しでもいいのでリフレッシュの時間をとってみませんか?
5分からでもいいです。
トイレにこもって本を読むのでもいいですし、30分カフェに入ってコーヒーを楽しむだけでもいいです。
自分をいたわる時間をとってみてください。
自分を大切にする習慣ができてくると、以前よりも子どもにイライラしなくなっている自分に気がつくことができますよ。
5.助けを求める
つらいときは、助けを求めましょう。
ひとりで抱え込んでいるとネガティブな気持ちでいっぱいになってしまいます。
そんな状態で、「ママ、お腹すいたんだけど。ご飯まだ?」なんて言われると、ほんっとうに腹が立つものです(わたしが経験済み)。
「わたしはこんなに大変な思いをしているのに、なんでこの子はこんなに自由なの?」
こういう思いがわいてきて、理不尽なのはわかっていながら、子どもに声を荒げてしまうんですよね。
わたしも、何度こんな気持ちと葛藤したか知れません。
葛藤やイライラを減らすためにも、つらかったら助けを求めるようにするといいですよ。
6.子どものよいところを見る
子どものよいところを見るのも大切なこと。
減点方式で、
- あれができていない
- これもできていない
と子どもを見るクセをつけると、次々に「できていないこと」が見えてきます。
逆に、加点方式で、
- あれもできるようになった
- これもできるようになった
と子どもを見ていくと、どんどん「できるようになったこと」が見えてくるのです。
モノの見方は、人生に大きな影響を与えますから、ポジティブな気持ちで日々を過ごしたかったら、加点方式で見ることをオススメします。
7.子どもに日頃から「ありがとう」を伝える
子どもに日頃から「ありがとう」を伝えるのもオススメ。
子どもが成長してくると、「こんなことくらいできて当たり前」と評価が厳しくなりがちです。
でも、今ある当たり前の生活は、誰かにとっては夢のような生活なのかもしれません。
子どもと一緒に過ごせるだけでも、とても幸せなことなんです。
「いてくれるだけでうれしい」
こう思えるようになると、少しはイライラが減ると思います。
ただし、これは「どんなことでもガマンしましょう」ということが言いたいのではありません。
「つらいことはつらい」でいいのです。そんなときはどんどん助けを求めましょう。
現状を変えるための工夫も重ねましょう。
でも、子どもがいてくれることに感謝するのは忘れないでほしいというのが、わたしの願いです。
ちなみに、感謝の言葉をかける習慣をつけていると、子どもからも感謝してもらうことが増えます。
うちのむすめは、しょっちゅう「ありがとう」を言ってくれます。
「ありがとう」の連鎖を増やしていきましょう。
8.「来年にはこの悩みはなくなっている」と考える
イライラが止まらないとき。
「来年にはこの悩みはなくなっている」と考えるのもオススメですよ。
特に、子育ての悩みは日を経るごとに変化していきます。
ミルクを飲まないと悩んでいた数ヶ月後には、離乳食の悩み。
離乳食の悩みのあとは、幼稚園の登園拒否の悩み。
幼稚園のことで悩んだあとは、小学校の宿題の悩み。
「子育てって悩みだらけじゃないか!」と言いたくなりますが、どれも一時的な悩みです。
いま深刻に悩んでいることも、数ヶ月、数年後には悩みでなくなっていると思えば、そこまで深刻にならずに済みます。
「なるようになる」
こう考えて、思い詰めないようにしましょう。
9.「昔と比べたら成長したな」と考える
子どもの成長を感じると、イライラが落ち着くことがあります。
我が家では、むすめが今よりずっと小さかったときの動画を観ることがあります。
ご飯をボロボロこぼしながら(というか、ほとんどこぼしている)、朝ごはんを食べるむすめ。
歩くのにも必死なむすめ。
何を言っても言うことを聞かず、泣きまくるむすめ。
こういった動画を見ると、「今もいろいろ困る行動はあるけれど、この頃に比べたら成長したなぁ」とやさしい気持ちになります。
「ゆっくりでもちゃんと成長しているんだな」と実感したら、「これからも子どものマイペースな成長を応援しよう」と心に決めてみてください。
子どもに幸せな人生を送ってほしいと思うと、つい力が入ってしまいますが、目の前の子どもの小さな成長を喜ぶのも大切です。
10.怒りをぶつけずにコミュニケーションをすることもできると肝に銘じる
大前提として、「怒りをぶつけずにコミュニケーションは可能」ということを頭に入れておくといいと思います。
子どもに気持ちを伝える手段は、「怒り」以外にもあります。
怒るのが習慣になっていると、ついそのことを忘れてしまうのですが、冷静に話すことも可能。
「感情的にならずに、冷静に話し合おう」
こう心に決めて、子どもが思い通りにならなくても忍耐強く対話を重ねていくのをオススメします。
ただ、いつも感情的になってしまう人にとっては、これがとても難しいんですね。
「怒らない」と心に決めても、怒ってしまうこともあります。
でも、その度に「次は冷静に話し合おう」と決意し直してほしいのです。
すると、少しずつですが、変化が現れてきます。
諦めずに、冷静に話し合えるスキルを身につけてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子どもにイライラしないコツはこちらでしたね。
- 期待しない
- 思い通りにならないと心得る
- 「こうあるべき」という思い込みを手放す
- 心に余裕を持っておく
- 助けを求める
- 子どものよいところを見る
- 子どもに日頃から「ありがとう」を伝える
- 「来年にはこの悩みはなくなっている」と考える
- 「昔と比べたら成長したな」と考える
- 怒りをぶつけずにコミュニケーションをすることもできると肝に銘じる
えらそうに書いていながら、わたしもまだ子どもに感情的になることはあります。
でも、昔よりはずっと頻度は減り、わたしが感情的になるのは、数ヶ月に1回あるないか、という程度です。
わたしは、日々の信頼関係があれば、少し怒っても関係の修復は可能だと考えています。
「絶対に怒ってはいけない」と自分を縛りつけるのではなく、「怒らない自分になれるといいな。いつかなろう」とゆるっとした目標を持つといいかもしれません。
もし怒ってしまっても、「自分はなんてダメな母親なんだ」なんて責めなくてOK。
ただ、「もし同じ状況になったら、次はどんな対応をとるか?」ということだけ考えてみてほしいです。
それを繰り返していると、怒り以外の方法で子どもとコミュニケーションをとれるようになります。
一緒に子育てを楽しみましょう〜!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
イライラをぶつけないコツを身につけて人生を変えよう!
子どもにイライラして怒りをぶつけてばかりで自己嫌悪。イライラしない方法ってあるのかなぁ?