こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
最近、「繊細さん」という言葉がよく聞かれるようになりましたね(2021年10月時点)。
かくいうわたしも、強めの「繊細さん」です。人のちょっとした言動に傷つきます。
先日は、幼稚園の先生にむすめのことで報告し忘れたことがあり、「お母さん、それ聞いていませんよ」と言われただけで、落ち込んでしまいました。
先生の言葉に、とっさに「自分を否定された」と反応してしまい、恐怖を感じました。
「今日は最悪な日だ」と思ってしまうほどです。
先生は決して、わたしを否定しようとしたわけではないのですが、このように誰かの言動に対して、体と心が自動的に反応してしまうのです。
わたしと同じように、感受性が強いあまり、人の顔色やちょっとした言動に傷つき、動揺してしまう人もいると思います。
今回は、傷つきやすい自分とうまく付き合う方法について書きました。
感受性が強く、すぐ傷ついてしまうなら、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
傷ついたときに即効性のある対処法
ちょっとしたことで傷ついて、長く引きずってしまうことがあると思います。
支障なく日常生活を送るためにも、まずは即効性のある方法で、対処していくのが大事です。
即効性のある対処法について、3つ紹介しますね。
自分の気持ちを受容する
予想外のことで、傷ついてしまったとき、心の中で自分にどんな言葉をかけていますか?
「こんなことで傷つくなんて、本当に自分ってメンタル弱いな」
「みんなはこんなことで落ち込むことないんだろうな」
「もっと強くならなくちゃ」
こんなふうに、自分を責めたり、追い立てたりしていませんか?
こんな考え方をしてしまうと、自分の心は苦しくなるばかり。自分を責めるのはやめたほうがいいです。
その代わりに、自分にやさしい言葉をかけ、自分の気持ちをまるっと受容しましょう。
「怖かったね」
「大丈夫、大丈夫」
こんなふうに、あたたかい言葉を自分にかけてあげましょう。
自分を否定しても何の意味もありません。自分を否定するくらいなら、改善策を探して対処していくほうが、何倍も効果があります。
瞑想をする
瞑想をするのもおすすめです。目を閉じて深呼吸をしましょう。
体が恐怖を感じているときは、交感神経が優位に働きます。呼吸が浅くなりがちです。
意識して深呼吸をすることで、だんだん気持ちが落ち着いてきます。
運動をする
モヤモヤとした気持ちやうつうつとした気持ちは、運動をすることで払拭できます。
運動をすると、気持ちが前向きになるホルモンが出ますので、体を積極的に動かしてみましょう。
わざわざジムに行かなくても、いくらでも運動はできますので、とりあえず家でもできる運動を取り入れてみましょう。
わたしは、ラジオ体操(第一、第二)、「エビカニクス」に合わせてダンス、スクワット、縄跳びをするよ!
傷つきやすい自分を少しずつ変えていく方法|相手の言動に対する捉え方を変える
即効性がある方法で、その都度、対処していくことも大事ですが、時間をかけて傷つきやすい自分を変えていく方法があります。
それは、相手の言動に対する捉え方を変えることです。
先に挙げたわたしの例でいえば、
・幼稚園の先生は本当にわたしを否定しようとしていたのか?
・「見捨てられるかもしれない。嫌われるかもしれない。」ととっさに思ったけれど、本当にそれだけで嫌われるのか?
・誰にでも間違うことはあるのではないか?こんなことでいちいち自分を責める必要もないのではないか?
といった問いを自分に投げかけてみるのです。
自分の心に問うてみると、こんな答えが返ってきます。
「幼稚園の先生は、わたしを否定したわけではないし、見捨てる、見捨てないという問題でもない。ちょっとした間違いで、いちいち自分を責める必要もない。誰にでもまちがうことがある」
感受性が強く、傷つきやすい人は、人の言動に過剰に反応しがちです。それに、心が自動的に反応してしまうことも多いのです。
すぐに効果の出るものではないですが、自動的に反応してネガティブに考えてしまうクセを少しずつ改善することで、耐性ができてきます。
傷つきやすさは感受性の強さ
傷つきやすさは、感受性が強いことの裏返しだとわたしは考えています。
傷ついたり、落ち込んだりすることがあると自分の感受性について、否定的に捉えがちですが、感受性の強さは立派な長所なのです。
人の気持ちに寄り添えること、日常の小さなことに心を動かされることで、得ているメリットも多くあるはずです。
芸術家や小説家にも、感受性の強い人が多くいます。表現者として強みを発揮できることもよくあることなのです。
わたし自身も、ただの専業主婦ではありますが、淡々とした日常生活の中で、いくらでもブログのネタを探せます。
ですので、傷つきやすいからといって自分を否定せず、対処法を身につけ、自分の強みを存分に活かしてほしいと思っています。
まとめ|感受性の強さを受け入れ、活かす
傷ついたり、落ち込んだりしたら、まずは即効性のある方法で心を落ち着けましょう。
自分の気持ちを受容したり、瞑想や運動をしたりするのが効果的です。
それから問題の根本を解決するために、物事の捉え方を少しずつ変えていきましょう。
傷つきやすいことを否定しないでください。活かし方がわかれば、感受性が強いことは、必ず人生にいい影響を及ぼしてくれるでしょう。
傷ついたときの対処法を身につけ、強みを活かせる場を積極的に探してみてください。
きっと今の自分の自信が持てるようになってきますよ。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
自分の感受性をもっと肯定的に捉えよう!
傷ついたときに限らず、自己受容ができるようになると一気に人生が変わってくるよ!