こんにちは、小1の女の子を育てるキョロです(2023年現在)。
我が家は、おうちで知育をすることに力を入れています。
というのも、わたしがマルチタスクやママ友付き合いがあまり得意ではないから。
今回は、こんな内容をお話します。
- おうちで知育をする理由
- おうちで知育をするメリット
- おうちで知育をするデメリット
- おうちでできる知育リスト
- おうちで知育をするときのポイント
今後、むすめの希望によって習い事をさせる可能性はあります。
今後、むすめの希望によって習い事をさせる可能性はあります。「習い事がより、おうちでの知育のほうがいい」ということを言いたいわけではないので、ご注意ください。
おうちで知育をしようと思った理由
わたしが、おうちで知育をしようと思った理由をお話します。
- わたし(母親)が疲れやすいから
- 子どもがゆったりと過ごしたがるから
- お金をかけたくないから
- 家族の時間を増やしたいから
- 習い事以上にお金や時間をかけたいことがあるから
- わたしが子どもに教えるのが苦ではないから
わたし(母親)が疲れやすいから
おうちで知育をしているいちばんの理由は、わたしが疲れやすいから。
マルチタスクをしたり、慣れない人との交流をしたりするのが苦手なので、習い事をさせていません。
習い事に連れて行き、疲れ果てて子どもに怒りをぶつけるよりも、わたしがおだやかでいることが大切だと考えています。
むすめが自分で習い事に行けるようになったら、話は変わってくるかもね。
子どもがゆったりと過ごしたがるから
むすめがゆったりと過ごしたがるというのも理由のひとつです。
ひとりっ子で育ったせいか、おうちではマイペースに過ごしていて、誰にも邪魔されない時間も必要なようです。
育児の本を読むと、子どもにとって、ボーッとする時間も大切だと書かれていることがあります。
そのあいだに、子どもの創造性が育つとも。
むすめは「今日はお出かけしたくない」としょっちゅう言っているよ。
おうちで好きなように過ごすのがいちばん幸せ!
そんなわけで、バタバタと過ごすよりもゆったり過ごせる時間をつくっています。
お金をかけたくないから
習い事って、毎月それなりのお金が出ていきますよね。
月々8000円かかるとすれば、8000円×12ヶ月で、96000円が飛んでいきます。
「それだけのお金をかけてまでやりたいことがあるか?」と考えてみるといいと思います。
家族の時間を増やしたいから
おうちで知育をすれば、家族の時間が増えます。
家族の思い出をたくさん作りたくて、おうちで知育をしています。
習い事以上にお金をや時間をかけたいことがあるから
習い事以上にお金をかけたいこともあります。
なので、習い事よりもそちらを優先しています。
我が家の例では、絵本の読み聞かせ。
読み聞かせをすることで、むすめの読解力を育てるのが目標です。
読解力があれば、こんなメリットがあると考えています。
- 教科書の内容が理解できる
- 先生の話が理解できる
わたし自身、読解力があることで授業がかなり楽だったんだ。
もちろん、習い事をすることで身につけるのも可能だと思います。「我が子にとって何が大切なのか、考えてみてください。
わたしが子どもに教えるのが苦ではないから
わたしが、子どもに知識を教えるのが苦でないという理由もあります。
これは人によりますね。
子どもに教えようとするとイライラしてしまう人は、習い事をして、プロにお任せするほうがいいことも。
「キョロちゃんは、いろいろ教えられるからいいよね〜」と言われることがありますが、学生時代にものすごい時間を勉強に費やしました。
子どもにいろいろなことを教えられるのは、その「おまけ」みたいなものだと思っています。
おうちで知育をするメリット
おうちで知育をするメリットについてお話します。
- お金がかからない
- 気軽に始められる
- 親子の時間が増える
- 親にも学びや気づきがある
- 送り迎えの手間がない
- 生活リズムが崩れない
- 不必要なママ友付き合いが減る
- 子どもの自由時間が増える
- 子どもの「好き」を深堀りできる
- 子どもの自主性を伸ばせる
お金がかからない
おうちで知育をすれば、塾代や習い事代がかかりません。
習い事の出費は毎月のこと。その負担がなくなるだけでも、家計はかなり楽になります。
わたし自身は、稼ぐよりも守ることに力を入れているよ。
ぼくは稼ぐ能力を強化中。
気軽に始められる
気軽に始められるのも、おうちでの知育のメリット。
習いごとをさせるとなると、こんなに手間がかかるんですよね。
- 教室を探す
- 体験教室に連れて行く
- 先生とこどもの相性を見極める
- 入会費を払う
- 子どものサポートをする
- やめるとなったら、退会の手続きも済ませる
おうちで知育をする場合は、最低限の道具を準備するだけなので、始めるのもやめるのもカンタンです。
親子の時間が増える
おうちで学ぶ環境をつくることで、親子の時間が増えます。
習い事をすると、子どもが外出している時間が長くなりますよね。
その日は、親子の時間がとりにくくなることも。
その点、おうちでの知育は親子で取り組めるので、時間がたりないということがありません。
親子の関係を深めるきっかけにもなるよ。
親にも学びや気づきがある
おうちで子どもと一緒に学んでいると、親自身にも学びや気づきがあります。
子どもの質問に真剣に答えるようにするだけでも、知識がグンと増えるんです。
自分って教養がないなぁと思う人は、お子さんと学んでね。
送り迎えの手間がない
おうちで知育をすれば、送り迎えの時間や手間がかかりません。
ママ友を観察していると、習い事に合わせて自転車で爆走して帰宅したり、子どもに「今日はスイミングだよ!」とイライラしながら声をかけていることがあります。
でも、当の本人は「え〜、園庭で遊びたい……」とごねていたりします(笑)。
子どもにとっては、幼稚園の園庭で遊ぶのも、習い事をするのも、同じ感覚なのかもしれません。
子どものための習い事が、親子の不仲のきっかけになるのは悲しいこと。
生活リズムが崩れない
おうちで知育をすると、生活リズムが崩れません。
まわりのママさんから、「習い事をした日は、寝る時間が遅くなってしまう」という悩みをよく聞きます。
我が家では、夫とわたしが5時に起きて自分の時間をとっているので、寝不足は厳禁なんです。
毎日、同じペースで行動したいというママには、習いごとが負担になるかも。
「何を優先するか」ということの見極めが大切だということです。
不必要なママ友付き合いが減る
ママ友付き合いが減るのもメリットのひとつですね。
小さいうちの習い事は保護者が付き添う必要なこともあるそう。
そうなると、同じ教室のママと話さないといけない可能性も。
人付き合いが苦手なママにとっては、疲れる時間ですね。
自分への負担も考えて決めましょう。
子どもの自由時間が増える
おうちで知育をする分、子どもの自由時間が増えます。
うちのむすめは、自分で遊びを考えるのが大好き。
時間に縛られて急かされるより、おうちでまったり遊ぶほうがいいようです。
お子さんの成長段階や性格を考慮した上で、日々の時間の使い方や習い事の数を決めるのをオススメします。
特に、内向的な子には、ひとりでボーッとできる時間を作ってあげるといいと思います。
子どもの「好き」を深堀りできる
おうちで知育すると、子どもの「好き」を深掘りできます。
自分のペースで、興味のあるテーマを深堀りできるので、子どもにとって多くの気づきがあるでしょう。
知育するなら、子どもの興味・関心に合わせて内容を決めてあげると子どもの学びが深まります。
子どもの自主性を伸ばせる
子どもの興味・関心に合わせて、知育の内容を決めれば、子どもの自主性を伸ばすことも可能。
子どもって、自分が興味のないことにはまったく食いつかないのに、大好きなことには集中しますよね。
与えられたことをやり続けるより、自分で何かを生み出す力を育てることも、これからの時代は必要になってくると考えています。
おうちで知育をするデメリット
- 親の負担が大きい
- 子どもをその気にさせる技術が必要
- 規律がなくなる
- 強制力がない
- プロよりスキルも知識も劣る
- 場合によっては親子関係が悪くなる
親の負担が大きい
おうちで知育をする一番のデメリットは、「親の負担が大きい」ということが挙げられると思います。
ママ友から「子どもに勉強を教えるとイライラするから、くもんに行かせている」といった話をよく聞きます。
わたしも子どもの宿題を見ているときに、イラッとすることがある。
おうちで知育をするには、親の努力が必須です。
子どもをその気にさせる技術が必要
ということは、親が「人を動かす技術」を持っていなければいけないということ。
「親がどれだけ子どもをその気にさせられるか」というのも、重要になってきます。
子どもの好きなことへの没頭力は、ピカイチ。でも、好きでないことにはぜんぜん興味を持ちません。
「あれをやりなさい、これをやりなさい」と指示しなくても、子どもが自然と動けるように仕向けられることが大切なんです。
規律がなくなる
親が子どもに教えるとなると、規律がなくなりがちです。
親は「先生」ではなく、あくまで「保護者」。
さすがにプロと同じようにはできないでしょう。
強制力がない
強制力がないのも、親が知育をするときの特徴です。
親が子どもに特定の知識やスキルを身につけさせたくても、強制力がないので、思いどおりにはならないでしょう。
一方で、子どもの成長や興味・関心に合わせられるという特徴もあります。
それぞれのメリット・デメリットを考えた上での選択が大事です。
プロよりスキルも知識も劣る
親が知育をする場合は、プロと比べて、スキルも知識も劣ります。
「子どもの能力をとことん伸ばしたい」という場合は、習い事をするほうが効率的だと言えます。
場合によっては親子関係が悪くなる
おうちで知育をすると、場合によっては親子関係が悪くなることも。
- 強要する
- 指示をする
こういったことを頻繁にしていると、親と過ごすのが苦痛になり、嫌悪感を持たれてしまいます。
子どもが自然に、楽しんで学ぶには、親がかなり努力しないといけないよ。
おうちでできる知育リスト
我が家の知育リストを紹介します。
たくさんの知育があると思いますが、今回は、我が家で実践してみたことについてのみ、記載しています。
- かるた
- トランプ
- 折り紙
- オセロ
- 将棋
- ガーデニング・栽培
- お話づくり
- 日記
- お店屋さんごっこ
- 時計
- お小遣い制
- 地図・地図パズル
- 絵本・図鑑
- 辞書
- しりとり
- ドリル
- お散歩
- YouTube
- 旅行
- 料理・お菓子づくり
- お手伝い
- レゴ・アーテック・LaQ
- ピアノ
- 工作
- 買い物
- 音楽鑑賞
- 博物館・科学館・展覧会・動物園に連れていく
- 図書館・書店に行く
- 夫婦での会話を大切にする
- 子どもの話をよく聴く
- 子どもに説明をさせる
かるた
かるたは、楽しく、簡単に、知識を身につけることができます。
我が家にあるかるたは、こちら。
- ことわざかるた
- 四字熟語かるた
- 日本地図かるた
- 国旗かるた
うちのむすめは、かなりの数のことわざを覚えており、都道府県の名前も網羅しています。
もしあるテーマについて興味を持ったら、それに関連する本や図鑑なども用意するのがオススメです。
トランプ
トランプは気軽に、親子のきずなを深めながら、知育をすることができます。
このところ我が家では、寝る前にトランプをやるのが習慣になりました。
- 7並べ
- 神経衰弱
- ポーカー
- 大富豪
- ババ抜き
などなど。
人と交流をしながら、悔しさを味わう経験も大切です。
1人でやるRPGゲームでは体験できないことだよね。
小学1年生でも、毎日やっているとかなり上達します。
大人が勝ったり、負けたりというのを、いい塩梅に調整してお子さんのやる気を育ててあげてください。
折り紙
折り紙は、手先が器用になり、頭もしっかり使うので、オススメです。
- 山折り
- 谷折り
こういった基本的な折りかたをお子さんに教えてあげると、自分で折り紙の本を読んで、折れるようになります。
折るものによっては、折り紙を小さく切らなくてはならない場合があります。そのときに「じょうぎの使い方」も教えてあげると学べることが増えます。
ついでに、折り紙を使って「正方形」についても、教えたよ。
オセロ
オセロも手軽な知育ですね。
親が勝ちすぎないように、レベルを調整しています。
将棋
くもんの「将棋セット」をおばあちゃんからもらったので、ルールを簡単にして、始めてみました。
くもんの将棋は、コマに矢印が書いてあるため、直感的に動かし方がわかります。
わたし自身、将棋は未経験だったのですが、見よう見まねでやっています。
「正しいルールでできているか」ということよりも、「子どもが心から楽しんでいるか」というのが大事です。
ガーデニング・栽培
ガーデニングや栽培もオススメ。
我が家では、いま現在、ネギを栽培しています(2023年6月時点)。
特に、自然が少ない都会に住んでいるお子さんには、とても学びの多い知育だと思います。
都会育ちのぼくは、植物の育ち方ってあまりわからないんだよなぁ。
お話づくり
子どもの創造性が育つ知育として、お話づくりを挙げたいと思います。
お話を一からつくる行為って、とても頭を使うもの。
- 文章力
- 語彙
- 創造力
などなど、たくさんのスキル・能力が必要です。
寝る前にベッドのなかでやると、習慣をつけやすいです。
親が先にお話をつくってお手本を見せてあげると、子どももお話をつくりやすくなりますよ。
お子さんが好きそうなことをテーマにしてみると、興味津々で聴いてくれます。
日記
むすめがときどきやっているのが、日記を書くことです。
わたしもずっと日記をつけています。
日記を書き、自分の行動をふり返る習慣をつけることで、
- 思考力
- 文章力
- 客観的に物事を見る力
が育ちます。
最近は、寝る前にわたしと一緒に「感謝リスト」を書き出しています。
寝る前はやれることがかぎられていること、ママが一緒にやることといった条件がいいようで、むすめも楽しみながら続けています。
日記を習慣が、大人になるまで続けば、人生の質を上げる手助けになることまちがいなしです。
お店屋さんごっこ
むすめが大好きなのが、お店屋さんごっこ。
こういった方法をとると、学びが多くなります。
- 使う道具は子どもと工作して作る
- おもちゃのお金を使う
- 状況の設定は子どもにさせる
使う道具をつくるときに、じょうぎ・コンパスの使い方を教えるのもGOOD!子どもが中心となってルールを作るのがオススメです。
時計
日頃から、時計に触れる機会を増やせば、特別なことをしなくても時計が読めるようになります。
我が家が使っているのが公文式の時計。
「◯◯時になったら遊べるよ〜」
「あと△△分、待ってね」
などと子どもに伝え、時計を見ながら教えていくとあっという間に時計の読み方が身につきます。
簡単なところから、少しずつ難しくしていきましょう。
お小遣い制
お小遣い制を取り入れるのは、お金の教育にもってこいです。
我が家では、お手伝いをしたらお小遣いを渡すようにしています。
今のところ、自分のおやつは自分のお金で買ってもらっていて、今後は学用品なども、自分で買ってもらう予定です。
モノを大切にする習慣を身につけてほしいんだ。
子どもは先の見通しを立てるのが得意でないため、まとめて渡すより、少しずつ渡すのをオススメします。
地図・地図パズル
地図を見たり、地図パズルをやったりするのも、いい知育になります。
- 親子でGoogleマップを見る
- るるぶの本を使う
- 公文式のパズルをやる
- 都道府県・国旗カルタをやる
こういったことに取り組むことで、うちのむすめは都道府県名をすべて覚えてしまいました。
主要な国についての知識も身につけています。
絵本・図鑑
ぜひ、読み聞かせをしたり、一緒に図鑑を見たりする習慣を身につけてみてください。
特に、子どもが好きなテーマについての絵本や図鑑を選ぶといいです。
月に1回、子どもに好きな絵本を買ってあげる取り組みもオススメです。
辞書
ひらがなが読めるお子さんなら、辞書で知育するのもGOOD。
我が家では、しりとりで言葉が思い浮かばなかったときに、辞書から探しています。
しりとり
いつでもカンタンにできるのが、しりとり。
少しずつルールを難しくして、
- 最後の2文字を使った言葉でつなぐ
- 今まで使ったことのない言葉を選ぶ
といった感じでやっていくと、さらに勉強になりますよ。
ドリル
各教科1冊ずつ、ドリルを用意して学ぶのも学びになります。
我が家では、
- 平日は宿題と絵本の音読(1冊)のみ、
- 休日は市販のドリル
というやり方をとっています。
平日は、帰ってくるのが15時頃。
自由に過ごす時間もほしいよ〜。
学力を伸ばすことも大事ですが、遊びを通して学ぶことも大事だと考えています。時を忘れて没頭してしまうようなことは、とことんやらせてあげたいと思っています。
お散歩
お散歩は、学びや気づきの宝庫。
子どもが気になったものは、
- Googleレンズ
- 絵本
- 図鑑
などで調べてみるのがオススメです。
虫や草花について知ることをバカにしちゃいけないよ。
子どもの「あれ、何?」を一緒に深堀りして、学びを深めていきましょう。
「お花がすごくキレイだね」
「太陽の光があったかくて気持ちいいね」
こんな会話をすれば、お子さんの感性も育っていくと思います。
YouTube
子どもの学びを深めるために、YouTubeを活用してみませんか?
子どもが何かに興味を持ったら、YouTubeで検索して、一緒に観てみてください。
「一緒に観る」というのがポイントです。
我が家は、お菓子を作っている工場の動画だったり、ワクワクさんの工作動画だったりします。
テレビ
テレビもうまく活用すれば、子どもの学びになることがあります。
我が家はテレビ自体がないのですが、窓にロールスクリーンをつけていて、インターネットでHuluやNetflix、NHKオンデマンドや、DVDを観たりできます。
- ドキュメンタリー
- 子どもがどハマりしているテーマの番組
- 映画
こういったものを、子どもと一緒に観るようにしています。
我が家のルールで、週末の食事のときに、みんなで観ることになっているよ。
「子どもの興味関心を広げてあげたいけれど、観てほしい番組にまったく関心を持たない」」という場合の対処法がこちら。
- 子どもの好きな番組を20分から30分かける
- 「今度はママとパパの番ね」と言って、子どもに興味を持ってほしい番組をかける
こんな方法にすると、数分は親がかけた番組を観ることになるので、「こんな世界もあるんだぁ」と子どもの視野を広げるきっかけになります。
「知らないのと、知っている」のでは大違い。子どもの視野はとても狭いですから、自然な形で子どもの世界を広げてあげるのはいかがでしょうか。
旅行
旅行に行くときは、
- どこに行くのか
- どこにあるのか
- 名産品
といったことを、お子さんに伝えてみてください。
るるぶなどをうまく使うと教えやすいです。
料理・お菓子作り
料理やお菓子づくりでは、さまざまなことを学べます。
- 食材の名前
- 調理器具の使い方
- 数の数え方
などなど。
手先を動かすのも、いい刺激になると思います。
計量スプーンなども使って、数の勉強をしていきましょう。
揚げ物をするときは、むすめが衣をつけて、わたしが揚げるよ。
お手伝い
お手伝いをしてもらうことも、知育につながります。
お子さんが、
- 無理なくできるレベルのもの
- 少し背伸びすればできるもの
くらいのレベルのお手伝いを任せてみてください。
食べ終えた食器をキッチンまで運んでもらうのだって、勉強になります。
お皿を落とさずにお盆を持つのは、はじめのうちは難しいですからね。
スーパーで買った食材を冷蔵庫に入れるときに、食品名を言いながら手渡してもらうようにすると、学ぶことが多いです。
レゴ・アーテック・LaQ
ブロック遊びもオススメ。
我が家で取り入れているのは、こちらです。
- レゴ
- アーテック
- LaQ
遊び方は自由ですが、おうちの間取りを再現するのも勉強になるし、立体的なものを頑丈に作るのも勉強になります。
ブロックそれぞれが、違った特徴を持っていておもしろいです。
完成したあとに、ごっこ遊びをするのもアリです。
ピアノ
ママやパパがピアノを教えられるなら、教えるのもアリ。
楽譜を読みながら、右手と左手を別々に動かすというのは、ものすごく頭を使うそうです。
ちょっと教えてみて、お子さんが本気で習いたがったら、プロに任せるのもいいかもしれないですね。
ちなみにわたしは、エレクトーンを15年間習っていたので、カンタンな曲くらいなら教えられます。
工作
手を動かすのが好きなお子さんなら、工作がオススメ。
うちの子は、工作が大好き。段ボールやお菓子の箱を集めて、せっせと制作しています。
音楽鑑賞
お子さんが好きな音楽があるなら、音楽鑑賞もしてみてください。
うちの子は、いまディズニーのプリンセスにハマっているので、いつもディズニーの音楽を流しています。
Amazon Music Primeで、たくさんの種類の音楽が聴けます。活用しない手はありません。
お子さんの「好き」はどんどん深掘りしていきましょう。それが学びにつながりますし、没頭してしまうほど好きなことがあるのは、お子さんにとって、とても幸せなことです。
買い物
お子さんとスーパーに一緒に行くのも、よい勉強になります。
こんな工夫をすれば、学びの宝庫。
- 食材を探してもらう
- 食材の名前を伝えながら店内を回る
食材について知ることで、食や料理についての興味もわいてくるかもしれません。
スーパーから帰ってきたら、ぜひお子さんの前で、その食品を使った料理を作ってみてください。
食事は毎日とるもの。体は食べたものでできているので、食の重要性は、日頃から子どもに伝えていったほうがいいと、わたしは考えています。
オーディオブック
お話を聴いたり、読み聞かせが好きなお子さんなら、オーディオブックを利用してみるのもオススメ。
うちのむすめは、「不思議の国のアリス」にハマっていて、オーディオブックでアリスの物語をかけると、お話をしっかり聴いています。
いつも利用しなくても、ときどき音声をかけてあげると、語彙が増えるなどのメリットがあります。
博物館・科学館・展覧会・動物園に連れていく
時間があるときに、こんなところに足を運んでみませんか。
- 博物館
- 科学館
- 展覧会
- 動物園
博物館や科学館は、低価格で利用できることもあり、学ぶのにとてもオススメです。
絵本が好きな子にオススメしたいのは、絵本作家さんの原画展です。ザッと見て回るだけでも、作家さんや作品への関心はかなり強くなります。
ヨシタケシンスケ展と町田尚子さんの原画展に行ったよ!
図書館・書店に行く
図書館や書店には、できるだけマメに連れていくのをオススメします。
我が家は、
- 週に1回は図書館
- 月に1回は絵本専門店(クレヨンハウス)
に、むすめを連れていきます。
月に1回、むすめがほしがる絵本を1冊、買っています。くわえて、わたしがいいと思った絵本も複数冊、購入します。
絵本は、手に入れるときにお金がかかりますが、「何度も読み返せる」という点で、とてもコスパのいい知育と言えます。
夫婦での会話を大切にする
知育グッズなしで子どもの学びを深められるのが、夫婦の会話。
子どもって、親の言葉をよーく聞いています。親の言葉をそっくり覚えてしまうことも。
- 覚えてほしくない言葉づかい
- 子どもに受け継がれたくない価値観
こういったものは、子どもの前では口にしないようにしましょう。
人の悪口を言ったり、批判したりするのも、ほどほどに。親自身が発する言葉に気をつけることが大切です。
子どもの話をよく聴く
子どもの話をよく聴くことにも、かなりのメリットがあります。
たとえば、こんな感じですね。
- アウトプットで語彙が定着する
- わかりやすく話すスキルが身につく
- 話を聴いてもらったことによる安心感が得られる
自分が話すよりも、お子さんが話す量のほうが多くなるよう、気をつけてみてください。
子どもに説明をさせる
学校で習ったことなどを、子どもに説明させると、より学びが深まります。
親がその知識について知らないフリをしてしまうのも、ひとつの手。
親がアレコレ指示するのではなく、お子さんの主体性を大事にできるといいですね。
おうちで知育をするときのポイント
おうちで知育をするときのポイントについて、お話します。
- 目的を明確にする
- 「何かを選ぶ=何かを捨てる」と捉える
- ゼロヒャク思考にならない
- 子どもをうまくその気にさせる
- 子どもが嫌がったらすぐにやめる
- 子どもをよく観察する
- 子どもが没頭しているときは邪魔しない
- 子どもに完璧を求めるのはやめる
- 子どもや自分を追い詰めない
- 親は心のゆとりを持っておく
- 親がやりたくないことはやめる
- 「あなたのためを思って……」は禁句
- 親自身が学ぶ姿勢を見せる
- 好きなことに没頭すれば学びにつながる
目的を明確にする
おうちで知育をするにしろ、習い事をするにしろ、その目的を考えることがとても大事です。
- どんな子に育ってほしいか
- 子どものどんな能力を伸ばしたいのか
こういった点についてよく考え、その上で何をするのか決めるといいと思います。
目的を達成するために、習い事が必要なら習い事を。そうでないなら、おうちで知育するのもいいと思います。
ちなみに我が家は、こんな思いで知育をしています。
- お金をかけず、そして楽に、子どもの学びを深めたい
- 子どもの「好き・得意」をとことん伸ばしたい
「何かを選ぶ=何かを捨てる」と捉える
「何かを選ぶ=何かを捨てる」ということをしっかり覚えておきましょう。
時間はみな同じく、24時間与えられています。
なんでもかんでも詰め込んだら、子どもにとっても、親にとっても負担は大きいです。
目的に合わせて、やることに優先順位をつけていきましょう。やる必要のないことはスッパリ手放す勇気も必要です。
ゼロヒャク思考にならない
ゼロヒャク思考にならないように注意しましょう。
「おうちで知育するのはいいこと。習い事はよくない」
こんな思い込みは必要ありません。
そのときのお子さんに成長に合わせて、うまく活用していくことをオススメします。
子どもをうまくその気にさせる
おうちで知育をするためには、子どもをうまくその気にさせるスキルが必要です。
子どもをその気にさせるには、
- 楽しい雰囲気を作ったり、
- 子どもの努力を認めたり、
- うまい具合に勝ち・負けを調整したり、
といった工夫をすることが、鍵になってきます。
お子さんが、親が意図して誘導していることに気づいたら、このやり方は卒業なのかもしれませんね。お子さんが成長して、「好き・嫌い」がハッキリしたら、何を学ぶかについて、子どもの主体性を優先してあげていいと思います。
子どもが嫌がったらすぐにやめる
子どもが嫌がったら、すぐに内容で知育するのをやめましょう。
無理強いをすると、以下のような状態になってしまう可能性があります。
- その遊び自体をやりたがらなくなる
- 親子関係にヒビが入る
子どものためにやったことが、子どもの好奇心を奪ってしまうようなことにならないよう、気をつけたほうがいいです。
子どもをよく観察する
子どもの様子をよく観察して、
- その知育を楽しんでいるか、
- つまらなそうか
といったことに気づきましょう。
本気で楽しんでいる知育を優先し、つまらなそうにしていることは、やめてしまっていいと思います。
子どもが没頭しているときは邪魔しない
子どもが没頭しているときは、邪魔しないように気をつけています。
没頭して、まわりが見えなくなってしまうほど大好きな遊びに出会えるのは、とてもすばらしいことだと思います。
大人になって「やりたいことが見つからない」と悩む人も多いですが、小さい頃にハマったことが、やりたいことにつながっている場合も。
好きこそものの上手なれ。才能の芽を見逃さないようにね。
子どもに完璧を求めるのはやめる
子どもに完璧を求めるのはやめましょう。
何かを学ばせようと思うと、力が入り過ぎてしまいます。
「もし、一緒に遊ぶことで、学びに結びついたらラッキー」くらいに考えておいてもいいかもしれません。
子どもや自分を追い詰めない
子どもや自分を追い詰めるのはNGです。
いろいろと知育を実践しているわたしですが、まわりからは「本当にのびのび育児してるよね」とよく言われます。
できないことがあっても問題なし。できないことは人に助けてもらい、できることで、世の中に貢献できる子に育っていれば十分じゃないでしょうか。
親は心のゆとりを持っておく
おうちで知育するにあたって、親は心のゆとりを持っておく必要があります。
心のゆとりがなくなるほど、がんばるのはやめましょう。
むすめが小学校に行っているあいだは、とことん好きなことに没頭して、リフレッシュしています。
わたしは「知育<親子のコミュニケーションをとること」と考えているよ。
親がやりたくないことはやめる
親がやりたくないことは、できるだけやめておくのがベター。
がんばりすぎると体調不良などにもつながり、育児がままならなくなります。
「あなたのためを思って……」は禁句
「あなたのためを思って……」は禁句です。
「あなたのためを思って」と言われたら、子どもはやりたくないことも無理してやってしまうかもしれません。
お子さんが小さいうちは、親の圧力をはねのけられるほど、強く意思表示ができない可能性も。お子さんが弱い存在であることを、忘れないでおきましょう。
親自身が学ぶ姿勢を見せる
親自身が学ぶ姿勢を見せることも、とても大切です。
親が学んでいないのに、子どもにそれを押し付けるなんて、子どもから見たら理不尽の極み。
- 本を読む
- わからないことがあったら調べる
こんな姿勢を日頃から、お子さんに見せてあげてくださいね。
好きなことに没頭すれば学びにつながる
さんざん知育について語ってきましたが、結局、「好きなことに没頭すれば学びにつながる」と、わたしは思っています。
うちの子は今、ディズニープリンセスにどハマりしています。
- プリンセスの衣装づくりのために工作すること
- プリンセスの絵本をしっかり読み込むこと
- 没頭し、集中力を養う
などなど、学べることがいっぱいあるんです。
知育にかけられる時間がかぎられているならなおさら、「好き・得意」で、時間を忘れて没頭してしまうことを優先して取り組ませてあげたほうがいいと思います。
まとめ
ここまで、我が家で実践している知育についてお話していきました。
結論を言ってしまうと、「日常に学びはたくさん転がっている」ということなんです。
何事も真剣にやれば、最終的に学びにつながります。
わたし自身のことを言えば、小学校で国語の時間にはじめて作文を書いたとき、楽しくて仕方ありませんでした。
みんなが原稿用紙1枚を書き上げることに四苦八苦しているなかで、10枚以上の大作を完成させていました。
それも「40分という制限時間のなかで」です。
その没頭経験が、ブログにつながっています。
なんでもかんでも詰め込もうとするのではなく、「お子さんが“大切にしたいこと”を大切にすること」こそが、いちばんの知育なのではないでしょうか。
その助けになるものとして、知育リストを活用してもらえたらうれしいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
知育で学びを深めて、人生を変えよう!