月1回の絵本選びで子どもの「好き」を伸ばそう!本好きな子への第一歩

こんにちは、絵本講師のキョロ(→プロフィールはこちら)です。

赤ちゃんの頃から今までずっと、むすめに読み聞かせを続けてきました。

むすめが5歳頃からでしょうか、「好きな絵本」と「嫌いな絵本」がハッキリしてきました。

何度も「読んで」と言われる絵本もあれば、「この絵本、読みたくない……」と言われる絵本もあります。

そうなると、わたしが選んだ絵本を読み続けるということも難しくなってきます。

そこで、月に1回、むすめに絵本を選んでもらい、購入することにしました。

すると、むすめの絵本への食いつきかたが変わりました。

自分で選んだ絵本の読み聞かせを聞いているときは、集中の度合いがまったく違うのです。

月に1回の絵本選びは、ぜひオススメしたい行動です。

この記事で詳しく解説したいと思います。

この記事の内容
  • 子どもに絵本を選ばせる理由
  • 子どもに絵本を選ばせるときのポイント
  • 親が読んでほしい絵本に興味を持たせる方法
執筆者キョロについて
  • 絵本講師
  • むすめへの読み聞かせはのべ30000冊
  • 6年の読み聞かせ経験あり(2023年4月現在)

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子どもに絵本を選ばせる理由4選

子どもに絵本を選ばせるのがよい理由をお話します。

絵本を選ばせる理由3選
  1. 子どもを本好きにするには「本=快感」と思ってもらうのが効果的だから
  2. 嫌いな絵本を強制して読ませると本嫌いになるから
  3. 本が好きになればいずれ幅広いジャンルの本を読むようになるから

子どもを本好きにするには「本=快感」と思ってもらうのが効果的だから

「子どもに絵本に興味を持ってほしい」

「本好きな子に育ってほしい」

こんなときは、「読み聞かせの時間=心地いい、幸せ、満たされる」と思ってもらうのがいちばんです。

そのためには、子どもが興味を持った絵本を読むのが、手っ取り早い方法。

いい絵本かどうかより、「子どもが楽しめるかどうか」のほうがよっぽど重要なんです。

嫌いな絵本を強制して読ませると本嫌いになるから

好きではない絵本を強制的に聞かされると、絵本の時間が子どもにとって「苦痛な時間」に変わることがあります。

親はよかれと思って、子どもに読み聞かせをするわけですが、それがきっかけで本に嫌悪感を持たれてしまっては、元も子もありません。

できれば良質な絵本を読むのが理想だとは思いますが、それより優先したいのは、子どもの気持ち

子どもの気持ちになって、考えてみましょう。

本が好きになればいずれ幅広いジャンルの本を読むようになるから

本を読む習慣さえつけば、その子に必要な本はそのときになれば出会えます

「今この本を読んでおかなければ……」と焦らなくても、子どもは自分の力で必要な本を選んできます。

わたし自身、好きなように本を読んできましたが、ちゃんと必要な本に出会い、人生を変えてきました。

本を読み続けていれば、いつの間にか、読む本のジャンルも広がっていきます。

ひとつ大事なことは、マメに書店や図書館に子どもを連れていくことです。

そして、子どもが興味を持った絵本や本は、できるだけ購入してあげましょう。

その繰り返しで、本好きな子どもに育っていきます。

子どもが「自分で選ぶ」だけで絵本への愛着が変わるから

親が選んだ絵本と子ども自身が選んだ絵本。どちらに子どもが興味を持つか。

この答えは、「自分で選んだ絵本」。

子どもが自分で選択することで、その絵本への愛着の度合いに変化が生まれます。

もし親が読んでほしい絵本を買うにしても、絵本をいくつか選び、そのなかから、子どもに選んでもらうほうが絵本を大切にしてくれますよ。

子どもに絵本を選ばせるときのポイント5選

子どもに絵本を選ばせるときのポイントについてお話します。

選ばせるときのポイント
  1. 選んだ絵本に親は口出ししない
  2. レベルの高さは気にしない
  3. 良質な絵本を販売しているお店に行く
  4. 時間を決めて選んでもらう
  5. ほかの絵本に夢中になっているときは口出ししない

選んだ絵本に親は口出ししない

子どもが選んだ絵本に、親は口出しはしないようにしましょう。

子どもが選んだら、その絵本に対して評価をくださずに、レジへ

でないと、子どもは親の言動を気にして、本当に好きな絵本を選べなくなってしまいます。

子どもが選んだ絵本がしょうもない絵本だったとしても、子どもが満足できればそれでいいんです。

レベルの高さは気にしない

絵本の裏表紙に、読む年齢の目安が書いてあることがあります。

でも、これはあくまで参考程度

子どもに絵本を選ばせるときは、レベルの高さは気にしないようにしましょう。

カンタンな絵本でも子どもの心に響くことはあります。

レベルが高い本でも、断片を理解し、いずれ読みこなすことができるかもしれません。

子どもの興味・関心を尊重してあげてください。

良質な絵本を販売しているお店に行く

いくら子どもの興味・関心を大切にと言っても、「これはやめてほしい」という絵本を選んでくるときもありますよね。

その対策は、「子どもに絵本を選ばせて、人生を変えよう」です。

選書がしっかりしてある絵本屋さんを選ぶことで、ある程度、親も納得できる絵本を選んでくれます。

絵本専門店などは、とてもオススメです。

実際に、お店に足を運び、品ぞろえを把握できるといいですね。

時間を決めて選んでもらう

絵本を選んでもらうときは、時間を決めるのをオススメします。

というのも、書店におもちゃなどが置いてあると、そちらに注意が行ってしまい、いつまでも選べなくなってしまうから。

「15分で決めてね」などと伝えると、集中して選べると思います。

ほかの絵本に夢中になっているときは口出ししない

子どもがほかの絵本に夢中になっているときは、口出しせず、集中させておくのがGOOD。

その時間自体が読書の時間にもなりますし、子どもに本に興味を持ってもらうために大切な時間です。

ただし、放っておくと、そのまま時間が過ぎていってしまいますので、これも時間を決めておくといいかもしれません。

ママが待っている時間が長すぎて、イライラしてしまい、子どもに怒りをぶつけてしまうのは、避けたほうがいいです。

ママがイライラしなくて済む時間で、絵本選びを楽しんでみてくださいね。

ママも、自分が読みたい本を選ぶのもいいと思います。

まとめ

先日、絵本を買いに行ったとき、「小学校高学年か、中学生くらいでないと読めないのでは?」というような絵本をむすめが選びました。

でもいざ読んでみたら、しっかりお話を聴いているのです。

子どもの好きなものへの集中力はものすごいです。ぜひ子どもが好きな絵本を、購入してあげてください。

親から見て、「これは役に立たないのでは?」と思うようなことでも、将来、子どもの支えになることがあります。

子どもの気持ちを尊重して、親子で絵本の時間を楽しんでみてくださいね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

子どもに絵本を選ばせて、人生を変えよう!

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