こんにちは、ミニマリストのキョロ(→プロフィールはこちら)です。
整理収納アドバイザー1級の資格試験を控えて猛勉強中です(2021年11時点)。
うまくいく片づけには正しい順序があります。
残すモノと処分するモノを判断し、モノを厳選してから、残ったモノの収納場所を決めることが大事なのです。
こう書くと片づけは簡単なようにも思えるのですが、それができないから「自分は片づけが苦手だ」と思ってしまうわけです。
第一関門として「何を残して、何を処分したらいいのかわからない」という問題が考えられます。
今回の記事は、「片づけをするときに何を残して、何を処分したらいいのかわからないと思ったときの3つの判断基準」について、記事にしました。
・片づけが苦手
・モノをためこみがち
・何を残したらいいのかわからない
・何を処分したらいいのかわからない
こういった悩みを持っていたら、ぜひ最後までこの記事を読んで実践してみてください。
モノを厳選する3つの基準
何を残し、何を処分するかという判断で迷ったときには、この3つの基準を満たすかどうかを参考にしてみてください。
1、過去一年間で使ったか
2、今後一年間で使う予定があるか
3、今後一年以内に使う予定はなくても、確実に使うことが予想されるか
これを満たさないモノは処分の対象とします。
ただし、使わなくても持っていることで、心が満たされる、安心できるといったモノもありますので、判断に迷うモノはすぐに処分する必要はありません。
モノを厳選する基準1|過去1年間で使ったか
モノを厳選するときには、過去一年間で使ったのか、ふり返ってみてください。
過去一年をふり返ることで、所有しているモノが日々の生活の中でちゃんと活用されているのかを確認しましょう。
活用されていないのであれば、自分にとって、本当に必要なモノではない可能性が高いです。
過去一年どころか、過去三年、過去五年で一度も使っていなければ、自分にとってさほど重要でないか、必要ではないモノと言えるでしょう。
モノを厳選する基準2|今後1年間で使う予定があるか
次に、今後一年間で使う予定があるかを考えて、使う予定がなければ、処分の対象とします。
いつか使おうと思っているのなら、できるだけ今日から使い始めましょう。もしくは、使う日時を決めて積極的に使っていきます。
「ずっと使っていないモノをあえて使う日」を設けるのもおすすめです。
わたしは長いこと使っていないモノを1箇所にまとめておいて、週に1回、試しに使ってみる日を設けているよ!
あえて使ってみて、使いづらさを感じたり、「いらないかも」と思ったら処分します。
「これから使ってみよう」と思えたら、今後も使い続けるのです。
モノを厳選する基準3|今後1年間に使う予定はなくても確実に使うことが予想されるか
最後に、今後一年以内に使う予定はなくても、確実に使うことが予想されるかどうか、考えてみてください。
こんなモノは、処分せずにとっておいてもいいかもしれません。
・パスポート
・喪服
・水着
・キャンプ用品
ただし、「いつか確実に使う日がやってくる」と、なんでもかんでも溜め込んでしまうのは危険です。
キャンプが好きなものの、事情によって使えない時期があるというなら、所有し続けることに問題はありません。
ですが、キャンプに対する興味が薄れてしまったのに、高価なモノだったから捨てるのがもったいないという状況であるのならば、処分することも検討したほうがいいです。
パスポートも喪服も水着も、使わない年というのがあるかもしれません。
ですが、数年以内に使うことが予想されるのなら、保留か、もしくは所有し続けるということでOKです。
10年使えるパスポートをとったものの、子どもが小さくて、海外にも行くのを渋っちゃうんだ。
むすめがもう少し大きくなったら、積極的に海外旅行に行きたい!
基準に当てはまらないからと言って、無理に捨てることはないね!
判断に迷うモノは自分の心と向き合う必要がある
過去一年間で使うことはなかったし、今後一年間で使う予定もない。その後も、使う可能性はかぎりなく少ないけれど、手放せないモノ、というのもあると思います。
たとえばこんなモノたちです。
・おもいでの品
・もらったモノ
・処分してしまったら、もう手に入らないモノ
このように愛着があったり、二度と手に入らないモノはそう簡単に手放せないことが多いです。これらは、すべて手放すべきとも限りません。
生活に支障がなく、自分の心を豊かにしてくれるのなら処分する必要はないのです。
ただし、なんでもかんでも大切だと思い込んでしまう場合は、モノを手放すことへの恐怖心や執着などがあるのかもしれません。
「本当に自分にとって必要なのか?」と自分の心に問う続けることが大切です。
判断に迷うモノはじっくり心と向き合う必要があるため、手が止まってしまいがちです。
まずは簡単に判断できるモノから処分をしていくのがおすすめです。不要な書類や衣類の整理もいいですね。
モノを厳選する過程で少しずつ、いま持っているモノが本当に必要なモノなのかどうか、見極める力が身につきます。
そうすると、判断に迷うモノもすんなり処分できるようになったり、すぐに判断できるようになったりもしますので、まずはできることから始めていきましょう。
モノの整理に目覚めると、強迫的に捨てるモノを探すような事態に陥ることがあります。
くれぐれも「捨てなきゃ病」に陥らないように注意してくださいね。
まとめ|明確な基準で着実にモノを厳選していく
長い過去をふり返ってみて使った形跡がないモノは、おそらく今後も使わないことでしょう。
踏ん切りがつかないというのであれば、今日からそれを使い始めてみましょう。もしくは、使う日時を決めてしまいましょう。
使えるなと思ったら、積極的に使い、使いづらいと思ったら処分していけばいいのです。
また、今後一年間で使う予定があるのかも考えてみましょう。明らかに使わないモノは処分の対象です。
今後一年間に使わないモノでも、数年内に確実に使うモノが存在すると思います。それは処分せず、残しておいてOKです。
判断に迷うモノは、心と向き合う作業が必要です。最初から判断に迷うモノに着手してしまうと、思ったようにはかどらず、手が止まってしまいます。
ですので、自分にとって判断しやすいモノから作業していくのがおすすめです。
片づけの正しい順序を守り、まずは残すモノと処分するモノを決めることから始めてみてくださいね。
最初から片付け上手を目指さなくて大丈夫です。少しずつ片づけ上手な自分に変わっていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
片づけ上手は一つモノを減らすことから始まる!
1、残すモノと処分するモノを決める
2、残したモノの収納場所を決める