先日、おなかがすいて、リュックに入っていた飴(アメ)をひとつ、なめました。
でも、思い出したんです。
その日は、「甘いものを食べない」と決めていたことに。
たかが、飴。されど、飴。
「一瞬一瞬の積み重ねが人生を作る」と考えると、目の前の選択にもっと慎重になるべきだと感じます。
いまこの瞬間、何をするか、何を思うかが、未来を決める
たったひとつ飴をなめただけのこと。
でも、そのとき思ったんです。
そのとき、たった一つだけでも、飴を食べたことによって、甘いものを食べる習慣が定着してしまう可能性があると。
とある本で、こってりなものや甘いものを食べる日は限定して、それ以外の日は、ヘルシーな料理を食べることがオススメされてました。
というのも、こってりなもの、甘いものには中毒性があり、連日、そういったものを口にすると、「もっと食べたい」が止まらなくなってしまうから。
何気なく食べた飴。でも、それによって、「甘いもの」への依存が強まってしまう。
だとすると、たった一つの飴でも、人生を変えてしまう威力があると感じたんです。
今この瞬間、何をするか、何を思うか。
衝動的に行動するのか、それとも計画的に行動するのか。
こういった小さな選択の差が、大きな差につながっていきます。
正解はありません。
でも、どんな未来を作りたいのかによって、選択を意識的に変えていく必要があると思っています。
「どんな未来を作りたいか」を考える
飴ひとつにこだわるわたしは、今、絶賛ダイエット中です。
下半身太りがひどい自分を、どうにかしたいんです(泣)。
モデルのような細身になりたいのではなく、姿勢がよく、中肉中背くらいが目標(笑)。
ぱっとする目標ではありませんが、こういう理想の未来があるので、「衝動的」に食べたり、飲んだりということはほとんどありません。
ポテチを食べるときでさえ、意識的に食べています。
もし、理想の未来がなかったら、思うがままに飲み、思うがままに食べているでしょう。
理想の未来が「好きなだけ食べ、好きなだけ飲んでいる自分」なら、そうしても問題なし。
でも、わたしの場合は、理想の未来があるからこそ、今、計画的に、行動を選んでいく必要があるんです。
漠然と行動を選ぶのではなく、ちゃんと考えて選ぶ。
そのためには、自分の理想を明確にする必要があります。
ちなみに、わたしはモデルのような体型を目指しているわけではないので、食べるときは食べます。
実を言うと、女性の見た目は「ちょっとポッチャリ」くらいの人のほうが好みなんですよね。
「がんばるところ」と「抜くところ」のメリハリをつける
今この瞬間の選択が未来を作る。そのためには、行動を慎重に選ぶべし。
こんなことを主張してきました。
とは言え、いちいちこだわっていると、自分も疲れるし、周りも疲れます。
友人と一緒に遊びに出かけて、どこで外食をしようかというときに、
「唐揚げは、脂質が多いから、ダイエットにはよくない」
「焼き肉は、消化に悪いから、睡眠の質を落としてしまう」
「サラダは体を冷やすから、温野菜を食べられるところでないといけない」
「丼ものは血糖値を上げるし、白米より玄米がいい」
なんてことを、友人が言い出したら、
「コイツ、めんどくせぇーーーーーー!」
ってなりませんか(笑)?
こうならないために、「がんばるところ」と「抜くところ」 のメリハリをつけたほうがいいんです。
ちなみに、上記のセリフは、自宅で食事を作るときに、わたしの脳内に充満する言葉たち(笑)。
あれやこれや考えながら、ヘルシーな料理をチョイスしているわけです。
でも、この呪文は友人や家族と外食するときには、強制オフ。
みんなで行きたいお店に行き、
「唐揚げより親子丼を頼んでおくか」
くらいのことは考えますが、まちがっても、天丼を頬張る夫の前で、ダイエットについて熱く語ったりしません。
そこまでし始めると、ちょっと「ヤバい人」になってしまうので(笑)。
こだわりすぎると、周りも自分も苦しくなってしまいます。
「がんばるところ」と「抜くところ」を、しっかり考えておくのがポイントです。
余談ですが、わたしはあり余るほどに向上心があり、あえて「抜くところ」を作らないと、どこまでも努力してしまうクセがあります。
このサイトに来てくださっているかたも、がんばり屋の人が多いのかなと予想しています。
わたしと同じく、がんばり屋の人は、「遊ぶ予定」「何をしてもいい時間」「無意味なことを楽しむ時間」などを、強制的にスケジュールに入れてしまうのがオススメです。
メリハリをつけながら、自分にとって必要な選択をしていきましょう。
がんばり屋さんが「上手ながんばりかた」を身に付けたら最強です!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
キョロのプチ日記
昨日は、大阪から新幹線に乗り、栃木の実家に帰省。
つくづくむすめが温室育ちであることを実感。
わたしやじいじ、ばあばに向かって、不満ばかり漏らすむすめを見て、「これは、対策を打たねば……」と思いました。
むすめは、ちょっとでも大変なことがあると、「いやだ、やりたくない」と主張。
「困難を乗り越えたあとの快感(達成感や、自尊感情など)」を知らぬまま生きていくのは、人生の喜びを失った可能性があると考えています。
このまま育ってゆくと、「できるはずのこともできないまま、つまらない人生になってしまうのでは?」と危惧しています。
とは言え、まだ7年しか生きていないむすめ。これから、がんばってほしいと思います。
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