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できないことがあって当たり前。できないことは誰かのサポートを借りて最低限やれればいい

こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。

むすめが小学生になって約2ヶ月。

いまだにひとりで教室に入ることができず、毎朝、教室まで付き添い。教室のドアで「行きたくない」と粘ること、20分。

帰りもひとりで帰るのが不安らしく、校門で号泣してしまう状況なので、毎日お迎えに行っています。

まさか、こんなに手間と時間がかかるとは……。小1のあいだは、ずっと送迎する必要があるかもな、と覚悟しています。

ときどき、「もういい加減にして」と、心のなかでカッとなってしまうこともありますが、冷静になって「むすめなりにがんばっているんだろうな」と考え直し、毎日、気持ちを入れ替えて送迎をしています。

子どもも親もできないことがあって当たり前

むすめの送迎をしていると、つい、

「ほかの子は、ひとりで教室に行ってるのに……」

「先生に迷惑をかけてしまって申し訳ない」

と思ってしまう瞬間があります。

でも、考えてみれば、誰でも苦手なことやできないことがあって、だからこそ、人と手を取り合っていくんですよね。

それぞれを足して割ったら、みんな同じ人間!?

先日、ママ友とランチをしていたときのこと。

こんなやりとりがありました。

【ママ友A】「わたし、収納グッズを買うときは、ぜんぶメジャーで測ってピッタリなものが見つかるまで、探し続けるんだよね」

【ママ友Bとわたし】「え、そんなのできない……。いいなって思ったものを直感で買っちゃうから、キレイに収納できないんだよね(汗)」

【わたし】「わたしは、子どもに毎日、読み聞かせしてるよー。あんまり子どもに怒りをぶつけることもないかなー」

【ママ友AとB】「そんなこと、絶対できひんわ!!!」

【ママ友B】「わたしは適当やから、細かいこと気にせえへん」

【わたし】「それができない……。ぜんぶ真面目に考えちゃう」

という感じで、ママ友と「ほんと、みんな違うんやな〜」と話していました。

で、この話はどこに行き着いたかというと、

「とりあえず、この3人をミックスしたら、いいんちゃう?」

「そしたら、みんな同じ人間になるな」

という結論(笑)。

当たり前のことですが、み〜んな凸凹があるんですよね。

中には、なんでもバランスよくできる人もいますが、そういう人は、「特に秀でた何か」を持っていないことも。

完璧な人なんていなくて、できないことがあって当たり前で、だから人と支え合って生きる。

「誰かより優れているからいい」とか「誰かより劣っているから悪い」とかではなくて、「優れている部分で世の中に貢献し、苦手やできない部分は誰かに支えてもらう」で十分なのではないでしょうか。

できないことは困らない程度にできるようになればOK

とはいえ、生活に支障が出るほどの問題は、本人が困らない程度にできるようにするのがいいですよね。

どの基準まで持っていけば、困らずに済むのかを見極め、できる範囲で努力してみるのがいいと思います。

できないままにしておいても問題ないことは、無理してがんばる必要はないと思います。

いい意味で諦める、手放す、というのが大事になってくると思います。

たとえば、わたしは人混みが苦手で、大阪の梅田駅やその周辺のショッピングモールに行くことに苦痛を感じます。

これは克服しなくてもいいことです。

苦痛なら行かなけばいいだけですから。買い物はほかの場所で済ませれば済みます。

これが、「人混みが苦手で、電車に乗れずどこにも行けない」という状況だと、また話が変わってきます。

最低限のお出かけができるような工夫が必要になってくるわけです。

わたしの場合で言えば、ノイズキャンセリングイヤホンをするとか、家族についてきてもらうとか。

できなくてもまったく困らないことは、気にしない。

できないと困ることは、最低限できるように工夫をこらす。

こういった工夫が大切です。

できるようになったことを認め続ける

できないこと、苦手なことが少しでもできるようになったら、そのがんばりをしっかり認めましょう。

お子さんに対しても、パートナーに対しても、自分に対しても、です。

取り組むのが大変なことを少しずつ克服しつつあるのですから、ほんの小さなことでいいので、「できたじゃん!すごい!」と肯定するんです。

その繰り返しで、苦手意識がなくなることもあるでしょうし、それどころか、得意なことに変わってしまうことも。

「今は、まだできない。でも、いずれはできるようになるかもしれない」

こんなふうに、明るい未来を想像して長い目で成長を待ちましょう。

うちのむすめは、まだわたしにベッタリで、手をつないで教室に行っています。

でもいつか、「ママ、恥ずかしいから、ついてこないで」と親離れ宣言をされるかもしれません。

そのときが来るまで、気長に付き合おうと思います。

何事も、一歩、一歩です。

ゆっくり進んでいきましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

できないことを認めて、人生を変えよう!

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