つまらない映画。つまらない小説。つまらない本。
「もう少ししたら、おもしろくなるかも」と思って耐えてみるも、一向におもしろくなる気配がない。
こんな経験はありませんか?
ちなみに、わたしはたくさんあります。
今回は、「待ってみても、自分が求める結果が得られそうにないとき」対処法を記事にしました。
つまらない映画、途中でやめられる?
いちばん印象的だったのが、約5年前、むすめが2歳だったときのこと。
まだ幼稚園に入っていないむすめの育児で、疲れをためていたわたしは、夫にリフレッシュの時間をもらいました。
何週間ぶりのひとり時間。ショッピングモールに行ったんです。
大好きなマンガが映画化されており、それを楽しみにショッピングモールに向かいました。
「今日のいちばんの楽しみはこれ!」くらいにワクワクして、頭のなかは映画のことでいっぱいだったんです。ポップコーンもドリンクも買いました。
ところがところが、ものすごくつまらなかったんです、その映画(笑)。
わざとらしい演出にドン引き。だんだん熱が冷めていくのを感じました。
それでも、せっかく楽しみにしていた映画だし、最近の映画って安くないので、元を取りたい気持ちもあって、粘りました。1時間くらい。
でもですね、つまらないんです。
スクリーンを観ているものの、
「なぜつまらないのか、研究してみるのもいいかもしれない」
とか、
「わたしはあまりにこの映画に期待しすぎていたのかもしれない」
とか、
「わたしが映画という世界をわかっていないのか」
とか、煩悩は増えるばかり。映画を楽しむどころではない状況に(笑)。
それで思い切って1時間で映画館を出てしまいました。2時間くらいの映画だったと思います。
余った1時間は、カフェに行き、大好きな読書をした記憶があります。
お金と時間、どちらが大切?
帰宅してから、夫にそのことを話すと、
「え!?映画館出たん?お金戻ってこうへんやろ?」
「もったいないやん」
と言われました。
その考えも一理ありますよね。
ただ、その頃のわたしにとって「1時間」はかなり貴重な時間だったんです。
いつもむすめに「ママー。ママー」と追われて、無理してでも時間を作らなければ自分の時間はなかった。
やっとできたリフレッシュのための時間。「つまらない1時間」よりも「充実した1時間」を過ごしたかったんです。
さて、どちらがもったいないのでしょうか。
「最後まで映画を観ないで出てしまい、お金をムダにしたこと。(さらにカフェ代もかかった)」
「無理して映画を観て、つまらない時間を過ごすこと。ほかの楽しいことにかける時間がなくなってしまうこと」
わたしは、有意義な時間を過ごすためなら、気持ちを切り替えて、次の行動に移ってしまうことが多いです。
多少、損してでも、「より楽しい選択肢を選ぶ」派です。
それなりに時間ができてからも、この考えは変わっていません。
死に向かう自分。残りの人生(時間)を何に使うか?
時間は有限で、健康寿命や平均寿命は延びているものの、自分が「絶対にそこまで生きられる」という確証はありません。
自分はいつでも命を失う可能性がある。命とまではいかなくても、健康な体や、自分のための時間は、いつなくなってしまうかわからない。
そう思って生活しているので、「つまらないな」「やりたくないな」と思うことでは、できるだけ減らす方向で工夫をします。
家族で映画を観ていても、自分がやりたいことがあるときは、
「やることあるから、この辺でわたしはやめるね」
と言って、自分の活動を始めます。
ずっとこんな感じで生きてきてるので、「冷めてる」「集団行動、苦手だよね」と言われることもあるのですが(笑)。
いろいろな価値観や考えがありますよね。ぜひこの記事を読んだら、ぜひ自分の考えを深める機会にしてみてほしいと思います。
わたしが観た映画も、もしかしたら、後半めちゃくちゃおもしろくなるものだったのかもしれません。
でも、そのときは、わたしの経験や思考力からして「この映画は合わないな」と感じました。
「つまらないなぁ。やめようかな」と思ったとき、どのタイミングでその判断を下すのか。
こういったことをしっかり考えて深めておくのもいいと思います。
「あまりに不快だったら映画館を出る」とか、「“これ、時間のムダでは?”と思い始めたら、やめる」とか、「雑念がとめどなくでてきたら、やめる」とか。
こういうことを日頃から考えておき、いざとなったときにスパッと決断する。
決断力って、「日頃、どれだけ真剣に考えているか」で決まるのかもしれませんね。
ぜひ今日は、自分の考えを深める機会にしてみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
キョロのプチ日記
昨日は、むすめのインフルエンザの予防接種・歯科検診で朝からお出かけ。
最近、空気がしんとして、気持ちいいですね。寒いですが(笑)。
寒いところで育ったせいか、夏より冬のほうが好みです。
筋トレ・片づけ・掃除・ブログなど、それぞれ5〜15分取り組んで、身の回りが整った1日でした。