子育てを始めると、かならずと言っていいほど、オススメされる読み聞かせ。
でも、こんな疑問はありませんか?
今回の記事は、これらのお悩みに答えます。
結論をカンタンに言うと、
- 無理のない冊数から始めること
- 子どももママも読み聞かせに集中できる時間帯に読むこと
が大切です。
ですから、まずは1冊からでもOK。オススメは、「あとは寝るだけ」の就寝前が1番オススメです。
1冊で物足りない・だんだん慣れてきたという場合には、どんどん数を増やしていきましょう。
この記事の執筆者キョロは、こんな人です。
- 絵本講師
- 6歳の女の子の母
- 読み聞かせ冊数のべ30000冊
子育てには不安がつきもの。「これでいいのかな?大丈夫かな?」と悩みながら、育児をされているママもたくさんいると思います。
この記事を読んで、読み聞かせの悩みが少しでも減って、楽しく育児ができることを願っています。
読み聞かせを始めるのにオススメな時期→赤ちゃんの頃から
読み聞かせを始めるのは、赤ちゃんのときからがオススメです。
赤ちゃんのときから始めると、絵本を読み聞かせてもらうことが当たり前になり、抵抗なく習慣にすることができます。
我が家の場合は、むすめが3ヶ月になる頃には読み聞かせを始め、1歳頃になると、むすめが自分から絵本を持ってくるようになりました。
赤ちゃんのうちは、絵本を読んでも反応がないことも多く、「やってて意味あるのかな〜?」と思うことも多いです。
でも、「当たり前」の力はすごい!絵本のある生活を自然な状態にしてしまえば、確実に読み聞かせの習慣が身につきますよ。
もちろん、大きくなってから読み聞かせをするのも悪いことじゃないよ!
年齢が高くても、読み聞かせに慣れていなかったら、カンタンな本から始めよう!
絵本をどれくらい読んだらいいか→まずは1冊、それができたら2冊3冊と増やす
「絵本を何冊くらい読んだらいいか」という疑問に関しては、「正解はない」と考えています。
「ご家庭の環境に合わせて」というのが回答です。
もちろん、少ないよりは、多いほうがいいとは思います。
ただ、読んだ冊数にこだわるあまり、集中して聞かない子どもにイライラしたり、親子そろって絵本の時間が苦行の時間になったりするのは防ぎたいもの。
わたしは、子どもが健全に育つためのひとつの方法として、読み聞かせのオススメしています。
読み聞かせだけでなく、親子の遊びの時間も充実しているなら、たくさん読むことにこだわる必要はないのです。
読み聞かせの時間しか親子の時間がとれないなら、読み聞かせをがんばってみるのもアリですね。
絵本を1冊読み、対話をして30分経ったなら、それはとてもよい時間だとも言えます。
冊数というよりは、「どれだけ密度の濃い時間を過ごせたか?」が大切です。
我が家は、赤ちゃん絵本は5冊〜10冊、6歳の今は5冊くらいかな。
どれくらいの時間かけたらいいのか→15分から30分くらいがオススメ
読み聞かせにどれくらい時間をかけたらいいのか、お話します。
わたしは、15分から30分くらい読み聞かせの時間をとれれば、十分かと思います。
これも、正解はなく、日頃どれだけ親子でコミュニケーションがとれているのかが、ポイントです。
また、ご家庭の読み聞かせの優先順位にもよりますね。
読み聞かせの時間しか親子の時間がとれなければ、読み聞かせを重点的に。
それ以外でも、密度の高い時間が過ごせているのなら、こだわりすぎずに。
どうしても読み聞かせに力を入れたいのなら、読み聞かせの時間ががんばりどきですね。
わたし自身は、「むすめが本好きになるきっかけを、確実につくってあげたい!」という強い思いがあったため、30分から1時間は読み聞かせていました。
これはかなり忍耐がいるから、正直しんどいと思うよ。
読み聞かせを習慣化させたい人には、こちらの記事もオススメです。
読み聞かせにオススメの時間帯→日中・寝る前
読み聞かせにオススメの時間帯は、日中と寝る前です。
お子さんがまだ0歳なら、日中でも読み聞かせがしやすいです。
我が家では、むすめがお昼寝から起きるたびに、数冊ずつ絵本を読み聞かせていました。
寝る前は、ママも「あとは寝るだけ」の状態ですから、落ち着いて読み聞かせができます。
ときどき、「寝る前に読み聞かせると目が覚めてしまう」というお子さんがいます。
その場合は、日中に時間をつくる工夫をしましょう。もしくは、刺激が少なめの絵本を読むのがオススメです。
我が家は、むすめが4歳くらいまで、寝る前に読み聞かせをしていたよ。
最近は、寝る前はパパと遊ぶから、日中に読むよ!
寝る直前は、みんなで図鑑を見ているよね!
読み聞かせの習慣が一度、定着してしまえば、時間帯の変更がしやすくなります。
お子さんが読み聞かせの心地よさを体感できるまでは、時間帯を固定するのがオススメです。
いつでも読み聞かせができるように、絵本は買うのがベストです。
まとめ
読み聞かせは、親子のコミュニケーションツールにうってつけ。
読み聞かせをがんばろうと力が入りすぎて、子どもにイライラをぶつけてしまっては本末転倒です。
「ここまではがんばれるけど、これ以上、無理だな」という基準をしっかり持っておくことをオススメします。
わたし自身の経験から言うと、絵本は読めば読むほどいいと思っています。
むすめはとても説明がうまく、語彙もとても多いです。
「そんな言葉づかいもできるの?」とわたしや夫が驚いてしまうほど。
ぜひ読めるだけ読んでほしいのですが、何より大切なのは、ママがご機嫌でいること。
イライラしながら絵本を読むママを見ていたら、内容よりも、ママの機嫌のことが気になってしまいます。
親子の信頼関係があり、安心しているからこそ、お子さんは絵本の内容に集中できるのです。
ぜひ絵本で親子の絆を深め、読み聞かせのメリットを受け取ってほしいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
絵本の時間を充実させて、人生を変えよう!
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「いつから読み聞かせを始めたらいいんだろう?」
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「1日どれくらいの時間かけたらいいんだろう?」
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