絵本『ちょっとだけ』の思い出

こんにちは、絵本講師のキョロ(→プロフィールはこちら)です。

毎日30分くらい、むすめに絵本を読み聞かせています。

赤ちゃんの頃から読み聞かせてきた絵本たち。

持っている絵本は、1000冊近く。

読んだ本も、のべ40000冊くらいにはなったのではないでしょうか。

「家族以外に、むすめの支えになるものを作ってあげたい」

そんな思いから、始めた読み聞かせ。

たくさんの思い出が詰まっています。

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「ちょっとだけ」がんばれるようになったむすめ

小学1年生になったむすめ。

少しずつ、自分でできることが増えてきました。

まだやったことがないことでも、「やる!」と主張。

でも、うまくいくことばかりではありません。

先日は、大きなペットボトルの水をコップに注ごうとして、バシャリ。

机の上が、水だらけになりました。

しょぼんとするむすめ。

でも、ここで「だから言ったでしょ」と言ったら、せっかくのむすめのやる気を奪ってしまいそうです。

そこで、残りの水が入ったらペットボトルを渡し、「もう一回やってごらん」と言いました。

「え……、怖い……」

そう言いながら、一度目よりも、緊張しながらお水を注ぐむすめ。

一度目は失敗。二度目も、少し水をこぼしてしまいましたが、「ちょっとだけ」できるようになりました。

絵本『ちょっとだけ』のなっちゃんのように、少しずつおねえちゃんに……。

そんなときに思い出すのが、『ちょっとだけ』(作・瀧村有子/絵・鈴木永子/福音書店)という絵本。

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絵本に出てくる、なっちゃんのおうちに、赤ちゃんがやってきました。

お母さんは、赤ちゃんのお世話に大忙し。

今までは、ママに牛乳を注いでもらっていたなっちゃん。

髪の毛もママにむすんでもらっていました。

パジャマもママが着せてくれたし、公園に行くのもママと一緒。

だけど、赤ちゃんが来てからのなっちゃんは、一生懸命、自分でがんばろうとします。

がんばって背伸びをしたら、「ちょっとだけ」上手に髪を結べた。

牛乳も、「ちょっとだけ」コップにそそぐことができました。

パジャマを着るも、完璧じゃないけれど、「ちょっとだけ」成功しました。

ちょっとずつ、ちょっとずつ成長するなっちゃん。

健気で、とても愛らしいですね。

最後は、ママに存分に甘えるなっちゃんなのですが、そんな姿がむすめの姿に重なりました。

「ちょっとだけ」を繰り返して、子どもは大人になっていくんですね。

忙しい毎日を過ごしていると、子どもの小さな変化を見逃してしまいがち。

むすめの「ちょっとだけ」を見逃さず、「できたね、できたね!」と育てていきたいと思います。

絵本で子どもと思い出づくり

むすめがお水を注ぎ終わったとき、

「ちびキョロは(むすめ)”ちょっとだけ”せいこうしました」

と伝えたら、

「あ、絵本と一緒だ」

と目をキラキラさせていました。

絵本をたくさん読んでいると、わたしもむすめも、絵本の内容や言葉づかいを覚えてしまいます。

絵本を繰り返し読んで、思い出を共有するというのも、とてもいい経験になるんですよね。

ぜひ、親子で思い出の1冊を作ってみてくださいね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

「ちょっとだけ」を認めて、人生を変えよう!

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