こんな人のための記事です。
こんにちは、絵本講師のキョロ(→プロフィールはこちら)です。
「読み聞かせを始めたいけれど、どうやって始めたらいいのかわからない」
「読み聞かせをしたいけれど、子どもがまったく興味を持ってくれない」
「たまに絵本を読むことはあるけれど、毎日、継続的にできているわけではない」
読み聞かせを始めるとき、こんなお悩みを抱えるママさんも多いと思います。
読み聞かせにはメリットがたくさんあるとわかっていても、子どもが興味を持ってくれなければ、読むのもイヤになってしまいますよね。
今回は、こんなママさんのために、「読み聞かせを習慣化するコツ」について記事にしました。
記事の概要はこちらです。
- 読み聞かせを習慣化するために大切な考え方3選
- 読み聞かせを習慣化する方法15選
この記事の執筆者キョロは、こんな人です。
- 絵本講師
- むすめに読んだ絵本はのべ24000冊
- 毎日、欠かさず読み聞かせ
- 毎日、1時間以上の読み聞かせ
読み聞かせの習慣化にはコツがあります。
子どもが一度、読み聞かせにハマれば、さほど努力しなくても読み聞かせ習慣を続けることができます。
子どもに24000冊以上の読み聞かせをしてきたキョロの経験がしっかり詰まった記事です。
ぜひ、この記事で説明するやり方を実践してお子さんと絵本の時間を楽しんでくださいね。
絵本のメリットを知りたい方はこちらも記事もどうぞ。
お知らせ
読み聞かせを習慣化するために大切な考え方3選
まず、読み聞かせを習慣化するために、大切な考え方をお話します。
具体的にはこちらです。
- 「絵本=快感」と感じさせる
- 「絵本がある生活=当たり前」になるようにする
- 親自身が楽しむ姿勢を大切にする
重要なのは、親と子どもにとって、読み聞かせが苦痛の時間にならないこと。
そして、絵本のある生活を「特別なもの」ではなく、「当たり前なもの」にすることです。
詳しく解説します。
「絵本の時間=快感」と感じさせる
読み聞かせを習慣化するために、もっとも大切なこと。それは、子どもに「絵本の時間=快感」と思わせることです。
「読み聞かせをしてもらうと、安心できる」
「ママがずっと自分に向き合ってくれることが、心地いい」
「読み聞かせの時間がワクワクする!楽しい」
まずは、こんな感情を味合わせてあげるのが最優先。
- 絵本の内容をしっかり理解する
- 絵本を最後まで聞いていられる
こういったことは、二の次で大丈夫です。
読み聞かせの習慣が身についてきてから、次のステップに進みましょう。
「読み聞かせを聞いていないと怒られる」
「絵本を読んでいるときのママは機嫌が悪い」
こういった状況ですと、子どもは絵本の内容に入り込むよりも、ママの機嫌をとることに必死になってしまいます。
大人になっても、「うちの母親は絵本は読んでくれたけど、ちゃんと聞いていないと機嫌悪かったからなぁ」なんて言われてしまう可能性もあります。
読み聞かせは「子どもとママ、パパの幸せのためにやること」です。
まずは、「絵本の時間は楽しい」と思ってもらうことから、始めましょう。
「絵本がある生活=当たり前」になるようにする
絵本は、繰り返し読んでこそ、効果が出てきます。
読み聞かせの習慣を身につけるために、「絵本がある生活」を当たり前にしましょう。
- たまに読んでもらえるもの
- たまにプレゼントされるもの
- たまに図書館で借りてくるもの
絵本をこういったものにするのではなく、
- いつも読んでもらえるもの
- いつも手に入るもの
- いつも家にあるもの
にするのです。
「クリスマスや誕生日などに、ベストセラーの絵本を数冊プレゼントして、そのときに数回読んで終わり」
こういった結末にならないようにする工夫が必要です。
うちのむすめは、絵本をプレゼントしてもぜんぜん食いつかないよ。
たまにもらえるおもちゃのほうが、よっぽどうれしい!
でも、長い目で見ていちばんハマっていることって絵本だよね。
絵本をイベント化せず、子どもにとって身近なものになるように、ぜひ絵本が当たり前にある生活を意識してみてください。
ちなみに我が家は、毎月5000円から10000円分の絵本を購入しています。
郵便で絵本が届くのは日常茶飯事。
絵本はできるかぎり購入するのをオススメします。詳しくはこちらの記事をどうぞ。
親自身が楽しむ姿勢を大切にする
絵本の時間を、親も楽しむのも大切です。
子どもと絵本の内容について話したり、子どもの反応を楽しんだり、物語に感情移入したり。
「読み聞かせを楽しむ」と決めてしまうのです。
読み聞かせのメリットを考えてみるのもオススメです。
子どもへのメリットだけではなく、自分のメリットも考えてみましょう。
- 音読で脳を活性化
- 語彙力アップ
- 知育をしながら親子の時間を確保できる
こんな感じで、メリットを考えてみると、「やらされ感」がなくなってきます。
「あ〜、もうそろそろ料理しないと」
「ほかに家事が残っているんだけど……」
こんな気持ちが生まれてくるかもしれませんが、できるだけ雑念にとらわれずに、子どもとの読み聞かせに集中してみてください。
目の前のことに集中したいなら、瞑想やマインドフルネスがオススメ。
このスキルを身につけられるようになると、絵本を読んでいるときの焦りなどがなくなります。
それと、心に余裕がないと、絵本の時間を楽しむ余裕もなくなってしまいます。
日頃から、自分にとって重要なことを見極め、手放せることは手放してしまいましょう。
親が楽しそうに、絵本の話をしたり、読み聞かせをしてくれたりすれば、子どもにとって「絵本の時間=快感」と感じられるようになります。
ママもパパも、絵本を楽しむことを心がけてみてください。
マインドフルネスのオススメ本はこちらです。
何かを手放したいなら、こちらの本がオススメです。
読み聞かせを習慣化する方法15選
ここからは、読み聞かせを習慣化する方法をお話します。
ちょっと工夫をするだけで、読み聞かせを1冊も聞いていられなかった子どもが、少しずつお話を聞いていられるようになります。
前と比べて1冊でも多く読めるようになったお子さんの成長を認めて、読み聞かせの習慣を確実に身につけていきましょう。
読み聞かせを習慣化する具体的な方法はこちらです。
- 読み聞かせの時間を決める
- まずは1冊から始める
- 反応がなくても読む
- スキンシップを取り入れる
- 絵本選びにこだわる
- 数冊にわけて読む
- いつでも絵本を手に取れる環境を整える
- 絵本の収納を工夫する
- 図書館を上手に利用する
- 絵本を繰り返し読む
- 集中できる環境で読む
- 幼稚園で読んでもらった絵本を読む
- 絵本を読んでいるのをほかの人にほめてもらう
- 絵本の話題を生活に取り入れる
- 「ママは求めれば絵本を読んでくれる」と思わせる
「うちの子は絵本が嫌いなんだ」と諦めずに、工夫を重ねてみてください。
うちのむすめも、はじめのうちは絵本にまったく興味を示さなかったけれど、5歳の今、毎日10冊以上も読み聞かせを求めてくるよ。
うちのむすめは、もとから絵本が大好きだったわけではないよ。
ママの試行錯誤のたまものだよ。
読み聞かせを習慣化する方法を具体的に解説します。
読み聞かせの時間を決める
読み聞かせをはじめて間もない頃は、読み聞かせの時間を固定するのをオススメします。
いつもきめた時間に絵本を読んでいれば、子どもも「この時間は絵本の時間なんだな」と理解しやすくなります。
逆に、毎日、違う時間に絵本を読まれると、子どもは自分のリズムを崩され、ストレスを感じてしまいます。
よかれと思って読み聞かせの時間をとっているのに、子どもに「いま遊んでいるのに〜!」なんて言われたらイヤですよね。
読み聞かせの時間を固定して、いらない葛藤を防ぎましょう。
ちなみに、いちばん習慣化しやすいのは、寝る前ですね。
寝る前は、ほかの要因に邪魔されにくいからです。
日中は、ママは家事や仕事で忙しかったり、子どもは目の前のおもちゃに夢中だったりします。
寝る前なら、絵本に集中しやすいですし、いつもその時間に読んでいれば、「寝る前は絵本の時間なんだな」と子どもも理解するようになります。
周りに聞くと、絵本を読んでいるうちに寝てしまう親子と、読めば読むほど、目が冴えていく親子がいるようだよ(笑)。
まずは1冊から始める
読み聞かせの習慣がまだ身についてない頃は、無理して何冊も絵本を読まなくても大丈夫。
まずは、短い絵本を1冊から。
それが当たり前にできるようになったら、徐々に冊数を増やしていけばいいのです。
それに、「冊数が多いから読み聞かせの効果が大きくなる」とはかぎりません。
「よい本を100回読む」のと、「よくない絵本を1000回読む」のとでは、よい本を100回読んだほうが、よっぽどいいのです。
「子どもの心と向き合ってしっかり読んだ1冊」と、「適当に読んだ10冊」を比べても、子どもの心と向き合った1冊のほうが、絵本のメリットは活かされますよ。
わたしが読んだ絵本の冊数をこのブログで伝えているのは、信頼性や説得感を出すためなんだよ。
かぎられた時間で、絵本の世界を存分に楽しむためには、絵本選びにも慎重になる必要があります。
反応がなくても読む
読み聞かせをはじめた頃は、子どもが絵本に反応を示さないことは多いです。
それどころか、ほかのおもちゃに夢中な場合も。
もし、こんなふうに子どもが絵本に見向きをしなくても、読み聞かせをしてみましょう。
絵本を見ていなくても、意外と子どもって親の言葉を聞いているものです。
うちのむすめも、絵本で気になる箇所があると、ふり返って確認してた!
特に、その絵本が好きになるまでは、ずっと集中するって難しいんだよね。
お気に入りの絵本を見つけてあげることで、子どもがより絵本に集中しやすくなります。
スキンシップを取り入れる
絵本の時間にスキンシップを取り入れてみるのもオススメです。
カンタンなのは、抱っこしながら読むこと。
肌と肌を触れ合わせることで、安心感を感じながら絵本の世界に入り込むことができます。
一方的に読み続けるのではなく、子どもの様子もしっかり観察してみよう!
絵本選びにこだわる
忙しいママさん、パパさんは特に、絵本選びにこだわりましょう。
「絵本を選ぶ時間さえも惜しい!」
そう思うかもしれませんが、よくない絵本を大量に読むより、よい絵本をほどよく読むほうがよっぽどマシ。
かぎられた時間を、親子の幸せにつながるためにも、絵本選びに力を入れましょう。
- 子どもがまったく興味のないテーマの絵本
- 子どものレベルに合っていない絵本
- 親はいいと思うけれど、子どもは大嫌いな絵本
こういった類の絵本は避けるのがベター。
親が読んでほしい絵本も盛り込みつつ、子どもにとっての苦痛が大きくならないような工夫をしましょう。
絵本選びのコツについては、別に記事を執筆する予定です。
数冊にわけて読む
複数冊、絵本を読むなら、わけて読み聞かせるのもアリです。
ただし、読む時間をある程度、固定しないと習慣化が遠のきます。
たとえば、
- 寝る前
- おやつのとき
と決めたら、その方針は変えずに数週間は継続するのをオススメします。
でないと、「読んでも読まなくてもOK」という認識になってしまい、子どもが「今日は読まない日にする!」なんて言い出すことも。
「読んでも読まなくてもいい」というルールは、一見、融通がきいて楽な感じがしますよね。
でも、融通をきかせることでうまくいかなくなってしまうこともあるのです。
いつでも絵本を手に取れる環境を整える
絵本をいつでも手に取れる環境を作りましょう。
できれば、絵本は購入して自宅に置いておくのがベスト。
それが難しい場合は、図書館を最大限に活用してみてください。
我が家も、買える絵本にかぎりがあるので、図書館をよく利用しています。
うちの近所の図書館は1人15冊借りられるよ。
家族3人分で45冊の絵本が借りられるんだ!
妻がいつも大量に絵本を借りてくるから驚くばかり……!
絵本の収納を工夫する
絵本を購入したあと、お子さんの手の届かないところに収納していませんか?
絵本はお子さんが手を伸ばせば取れるところに、収納しておくのをオススメします。
我が家では、800冊ほどの絵本を本棚に収納していますが、上段にある絵本には手が届きません。
なので、定期的に、上段と下段を入れ替えるようにしています。
下段にある絵本を読み終えたら、上段の絵本と入れ替えているよ。
そうすれば、まんべんなく絵本が読めるんだ!
- 薄くて見落とされがちな絵本
- しばらく読んでいない絵本
- 子どもが存在を忘れている絵本
こういった絵本があれば、表紙が見えるように本棚に置いておくのも有効です。
「これ、なんだろう?」と子どもが手に取ったタイミングで、
「それ、ずっと読んでなかったね。読んでみてもいい?」
と提案してみましょう。
まとめて読むと大変な感じがするけど、1冊なら読めそうだと思わない?
ママはわたしが絵本を手に取るとすぐ、「読もうか?」って聞いてくれるの!
図書館を上手に利用する
図書館を上手に利用するのも、ひとつの手です。
- 絵本を購入するお金の余裕がない
- 子どもの興味がわからない
- 絵本選びに失敗したくない
それなら、まず図書館に行ってたくさん絵本を借りてみてください。
その中から厳選して、絵本を購入するのもいいですよ。
おうちにはない絵本や図鑑がある図書館は、うちのむすめにとっても、ワクワクする場所のようです。
我が家では、
- 図書館の絵本は興味関心を広げるため
- おうちの絵本は理解を深るため
といった目的で読んでいます。
わたしはそんなこと考えずに好きな絵本を借りているけどね!
図書館でいいと思った絵本は、あとで購入するよ。
- 赤ちゃん絵本
- 児童書
- 買うほどでもない本
なども、気軽に借りられるので、子どもが選ぶ絵本にアレコレ言わずに済んで、親としても助かります。
書店で5歳のむすめに、0歳児向けの絵本を買ってと言われると「う〜ん、これはちょっと…」ってなっちゃうから、図書館はありがたい。
図書館のメリットはこちらの記事で詳しく解説しています。
絵本を繰り返し読む
子どもにとって、
- なじみのある絵本
- 安心感のある絵本
をある絵本を増やしていくのも大切なことです。
わたし達でも、はじめて読む本は、読みづらく感じませんか?
「読書は好きだけど、この作家さんの本は読んだことないから、ちょっと抵抗があるなぁ」
ということが、実際にあると思います。
大量に本を読むわたしでも、慣れない本は苦手。
子どもも同じで、よくわからない本になじむには時間がかかります。
同じ絵本を繰り返し読むことで、読み聞かせへの抵抗感が減っていきます。
「内容は知っているけれど、何度読んでも楽しい絵本」を作ってあげましょう。
少しずつ数も増やしていけるとなおよいです。
そういった絵本の読み聞かせを続けていると、子どもの、
- 聴く力
- 語彙力
- 集中力
などが増していき、徐々に読み聞かせにハマっていきます。
子どもにとって「かけがえのない1冊」をどれだけ作ってあげられるか。
それがポイントです。
集中できる環境で読む
読み聞かせを始めたばかりの頃は特に、絵本に集中できる環境で読み聞かせをすることが大切です。
- 周りにおもちゃがある
- テレビがついている
- パパが近くいる
こういった状況だと、子どもは楽しそうなおもちゃやテレビに気をとられたり、パパと遊びたくうずうずしたり。
子どもの心は「早く絵本終わらないかな〜」という気持ちでいっぱいになります。
おもちゃがなく、ほかのことにも目が行きにくいのは、就寝前です。
「あとは寝るだけ」という状況なので、ゆったりとした気持ちで絵本を読めますよ。
とは言え、寝る前に絵本を読むと目が冴えてしまう子もいるみたい。自分達に合った時間を探してみてね。
わたしの寝る前の儀式は、ママの読み聞かせ!
幼稚園や図書館で読んでもらった絵本を読む
子どもがママの読む絵本にまったく食いつかないのなら、図書館のスタッフさんや幼稚園の先生の力を借りましょう。
- 図書館の読み聞かせで読んだ絵本
- 幼稚園で先生が読んでくれた絵本
これらを自宅に用意するのです。
幼稚園で読んだ絵本なら、「ママ、これ幼稚園で読んだことある!」と関心を持ってくれることも多いです。
小さな関心を大きな関心に広げていくのも、ママとパパが子どものためにできることのひとつだね。
絵本を読んでいるのをほかの人にほめてもらう
子どもが読み聞かせを聞いてくれたら、ぜひ周りの人にも話してみてください。
「ママと絵本、読んでるの?すごいね〜!」と褒められたときの、子どもの自慢げな顔(笑)。
子どもは周りに認められたり、褒められたりするのが大好きです。
褒めてもらいたいがためにがんばる子もいます。
周りの力も借りて、子どもを絵本の世界に導きましょう。
ちなみにわたし自身は、あまり子どもを褒めることがないよ。
「ママ、助かったよ」とか「ママ、うれしいなぁ」って子どもの行動を認めることはよくあるよね。
「褒められるか、褒められないか」で行動を決める子になってほしくないんだ。
子育てで「褒めるか、褒めないか」というのは、よく議論されていますよね。
わたし自身は「褒めるより、認める」という姿勢をとっています。
ですが、周りの人が子どもに対して、どんな行動をとるかはコントロールできないことなので、周りの人が子どもを褒めてくれたら、ありがたく受け取っています。
周りの力をうまく利用してみましょう。
絵本の話題を生活に取り入れる
絵本は読み聞かせるだけではなく、絵本の話題を生活のなかに取り入れるのもオススメです。
雨がふったら、「かさ」をテーマにした絵本『おじさんのかさ』の話題を子どもにふってみるもよし。
家族でキャンプに行く予定を立てているときに、絵本『はじめてのキャンプ』について話してみるのもよし。
絵本をきっかけにママとの交流が増えれば、子どもも積極的に読み聞かせを楽しむようになります。
「読みだけで終わらない工夫」をぜひ取り入れてみてください。
「ママは求めれば絵本を読んでくれる」と思わせる
「絵本なら、ママは手を止めて読んでくれる」と思わせてしまうのも、効果があります。
ただ、このやり方を実践するには、「子どもが読み聞かせを求めたら、必ず読む」というママのがんばりが必要。
でも、実践すると本当に子どもが絵本好きになります。
「これ読んで」と言ったら、幼稚園に行く前でも絵本を読んでくれるママ。
よっぽど忙しいときには、あとで読む約束をして待ってもらうけどね。
何の努力もなしに読み聞かせを定着させるって、けっこう難しいよ。
子どもの「これ、読んで」に対応するには、心の余裕も必要です。
主婦さんが自分の時間を作るコツは、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
今回の記事では、
- 読み聞かせを習慣化するために大切な考え方
- 読み聞かせを習慣化する方法
を解説しました。
我が家では、むすめが赤ちゃんの頃から5歳まで、のべ24000冊ほどの絵本を読み聞かせてきました。
今では絵本が大好きなむすめですが、特別に読解力があったわけでも、集中力があったわけでもありません。
日々の小さな工夫で、1冊ずつ着実に読み聞かせを重ね、結果としてたくさんの絵本を読んできました。
「10000冊、絵本を読もう」
もしわたしが、はじめからこんな大きな目標を立てていたら、気持ちがくじけていたかもしれません。
5年間で24000冊という積み重ねは、目の前の1冊を読むことに集中し、少しずつ絵本に触れる機会を増やしたからこその結果なのです。
大きな目標を掲げなくても大丈夫。
ただ、少しだけ、子どもが絵本に触れる機会を増やしてあげてほしいのです。
毎日1冊でも読み聞かせができれば、1年で365冊。
毎日1冊読んでいれば、次の年には毎日2冊は読めるようになっていると思います。そうすれば、2年目は730冊。
その次の年には、毎日3冊に挑戦して、年間1095冊。
3年間で読み聞かせの総数は、2190冊。
読み聞かせの習慣が身に付かず、1冊も読まずに終わるのと比べたら、圧倒的な差だと思いませんか?
たった1冊でいいです。ぜひ今日からお子さんに読んでみてください。
その積み重ねが絵本好き・読書好きの子どもを育てます。
ぜひ、キョロの5年間の試行錯誤から得た知恵を活用して、親子で幸せな時間を過ごしてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
読み聞かせを習慣化して、人生を変えよう!
読み聞かせをしたいけれど、子どもが興味を持ってくれない。