子どもがおもちゃを大切にしないときの対処法!イライラせずに子どもを変えよう

幼稚園から小学校低学年のお子さんを育てているママさん、パパさん、こんなお悩みはありませんか?

「親が買ったおもちゃを子どもが雑に扱う」

「乱暴に扱ってボロボロにする」

子どものおもちゃの扱いにイライラして、

「もうおもちゃあげないからね!」

などと怒鳴ってしまい、自己嫌悪におちいっているかたも、いるのではないでしょうか。

今回は、

  • 「おもちゃを大事にしてほしい」
  • 「モノを大切にする子に育ってほしい」

というママやパパの悩みを解決するための記事です。                                          

最後まで読んでいただき、子育てに悩むママやパパの気持ちが楽になることを願っています。                                         

この記事の執筆者はこんな人です。

執筆者キョロについて
  • 5歳の女の子の母(2023年1月時点)
  • 整理収納アドバイザー2級
  • 子どもとは仲よし

子どもにおもちゃを大切にしてもらう工夫

子どもがおもちゃを大切にしなくて困っている。

そんなときの対策を書きました。ぜひ参考にしてみてください。

必要以上におもちゃを買い与えない

子どもには、必要以上におもちゃを買い与えないことが大切。

特に、「子どものため」と大人目線で買ったおもちゃには要注意。

子どもがおもちゃを雑に扱うきっかけになってしまうかもしれません。

子どもが本当にほしがっているものを、適切なタイミングで与えるのがオススメです。

わかりやすいのが、

  • クリスマス
  • 誕生日

など。

おもちゃを与えるタイミングを決め、メリハリをつけることで、おもちゃをもらえるのは貴重なことだと実感させます。

いつでもおもちゃをもらえる状態よりは、おもちゃを大切にしてくれるようになります。

子どもが本当にほしいおもちゃを買う

与えるおもちゃは、子どもが本当にほしがっているものにするのをオススメします。

親目線で「いい」と思ったものではなく、子どもが「いい」と思ったものを選びましょう。

うちのむすめも、親が選んだベージュのコートは雑に扱っていましたが、自分で選んだピンクのフリフリのコートは、大切にしています。

子ども自身に選ばせることができない状況にあるなら、できるだけ子どもが自分で選んだかのように、誘導するとベターです。

キョロ

親が買わせたいものを2つ選んで、「どっちがいい?」と聞いたりね。

好きでもないおもちゃを大切にするなんて、無理だよ。

イベント以外でほしがるおもちゃは自分で買わせる

もしクリスマスや誕生日以外のタイミングで、子どもがおもちゃをほしがったら、子ども自身におもちゃを買わせるようにします。

我が家では、お手伝いをしたら、お小遣いをあげるようにしています。

「これほしい」と言われたら、「じゃあ、お小遣いを貯めて買おう」と提案しています。

お手伝いをたくさんしないと買えないので、おもちゃが手に入るのが貴重だということがわかってきたようです。

子どものささいな行動を認める

もし子どもが少しでも好ましい行動を起こしたら、それを認めてあげてください。

「そのおもちゃを大切にしてくれて、ママうれしいよ!」

など。

さらに、

「いつもおもちゃを大切にしてくれてありがとう。もっとおもちゃを大切にしてあげるとしたら、何ができる?」

などと、ポジティブな質問を投げかけると、子ども自身が自分で考えて行動を起こしてくれることも。

たとえおもちゃを雑に扱っていたとしても、子どもの気持ちがネガティブになるような発言を繰り返すと、子どものやる気を削いでしまいます。

「自分はお片づけが苦手」という意識を植え付けてしまうことになるので、否定的な発言ばかりを繰り返すのは避けたほうがいいですよ。

おもちゃの気持ちを代弁する

お子さんが乳幼児の場合は、子どもがおもちゃを雑に扱ったときに、

「おもちゃさん達が、“いたいよー”って言ってるよ」

「“ぼく達にやさしくしてー”だって」

などと伝えることで、変化が現れることもあります。

うちのむすめは、もうすぐ小学生ですが、まだ効果がある方法です。

子どもが管理できる量におもちゃを減らす

おもちゃが多すぎるのも、子どもがおもちゃを大切にできないきっかけになります。

モノを持ちすぎると、うまく管理ができなくなるのは大人も同じ。

自分が管理できる量に減らしていく必要があります。

おもちゃの量を減らすなら、断然イベント前がオススメ。

こちらの記事を参考にしてみてください。

おもちゃの片づけ方を一緒に練習する

子どもとお片づけの練習をしてみるのもオススメです。

たくさんのおもちゃが床一面に出ていると、おもちゃを踏んで歩いたり、何がなんだかわからなくなったりして、雑に扱うきっかけになります。

子どもが自分でお片づけができるようになることで、いま遊んでいるおもちゃに集中することができるようになります。

また、おもちゃの山の上を歩くといったこともなくなってきます。

おもちゃの総量を減らし、お片づけの練習もさせる。そうすることで、少しずつおもちゃを大切にする習慣が身についていきます。

ママやパパ自身がお片づけに苦手意識があるなら、整理収納アドバイザーの資格を取得するのもオススメです。

子どものおもちゃの扱いに困ったときのNG行動

子どもがおもちゃを雑に扱って困っているとき、つい親がやってしまいがちな行動があります。

こういったことはできるだけ避けるのがよいでしょう。

  • イライラをぶつける
  • 「片づけないとおもちゃ捨てちゃうよ」などと脅す
  • 実際におもちゃを捨ててしまう
  • 子どもの性格や成長段階を無視する

など。

おだやかな態度で、一緒にモノと向き合っていくことが大切です。

詳しく見ていきましょう。

NG行動1|イライラをぶつける

子どもがおもちゃを大切にせず、困っているとき。

カッとなって叱るなど、感情的になってしまうことがあるかもしれません。

でも本当は、おだやかに接するのがベター。

子どもが否定的なイメージを持たなくて済むように、イライラをぶつけずに接するコツを身につけましょう。

NG行動2|「大切にしないとおもちゃ捨てちゃうよ」などと脅す

子どもを脅して行動させるのは、得策ではありません。

「ママに怒られるから、大切にしているフリをする」

「大切にしていないとおもちゃを捨てられる」

この場合、ママがいて口を出せば、そのときだけはおもちゃを大切にしているフリをするかもしれません。

でも、子どもが本心から、おもちゃを大切に思っているとはかぎりません。

こうなると、常に子どもを注意し続けなくてはいけなくなります。

人に怒られないとできない状態になってしまったら、将来が心配です。

脅しで人を動かすのは、やめたほうがいいです。

NG行動3|実際におもちゃを捨ててしまう

子どもが思い通りにならないからと言って、おもちゃを捨ててしまうのはよくありません。

子どもはまだ成長途中。できないことがあって当たり前なんです。

大人もそうですよね。できないことがたくさんあるはずです。

うまくモノを扱えないからと言って、ほかの人に勝手に捨てられたら、その相手を信用できなくなります。

信頼を失うような行動は、親子関係にヒビが入るきっかけになります。

どんなにイライラしていても、おもちゃを勝手に捨ててしまうようなことは避けましょう。

キョロ

面倒だけど、小さい頃から話し合いの習慣をつけることが大事だよ。

パパ

子どもに忍耐強く接するために、リフレッシュの時間もしっかりとってね!

NG行動4|子どもの性格や成長段階を無視する

子どもの性格や成長段階を無視して接するのも、やめておいたほうがいいと思います。

親と同じ基準や、高いレベルを求めれば、できないのは当たり前。

また、お子さんによって、几帳面だったり、おおらかだったりといった性格があるので、それを無視してしまうと、親子関係にヒビが入ります。

ママやパパが几帳面で細かいことが得意だったり、完璧主義だったりすると、子どものアラがよく見えるもの。

子どもがおおらかでズボラな性格だと、ますますアラが見えます。

お子さんの性格を考慮して、どうしてもできないことはママやパパがサポートしてあげるようにしましょう。

環境をしっかり整えるのも大事です。

自分が子どもに求める水準が高すぎないか、考え直す時間をとるのもオススメですよ。

まとめ

ここに書いてあることを実践し、むすめはそれなりにおもちゃを大切にしてくれるようになりました。

でも、親から見ると「もっと大切にして」と言いたくなるときも、よくあります。

キョロ

うちのむすめは、けっこうズボラな性格だし……。

ちびキョロ

ママとパパとは大違いなんだよー!

まだまだ育児の研究中の我が家。より役に立つ知恵が見つかり次第、追記させていただきますね。

「どうすれば子どもが気持ちよく動いてくれるのか」

日々、このことを考えながら生活していますが、そのおかげでわたしは、人間的に大きく成長することができました。

思い通りにならない子を丸ごと受け止め、思考錯誤する経験は、必ず自分の支えになります。

ぜひ前向きに、育児に取り組んでみてください。

育児を通して、どんどん魅力的になっていきましょう!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

忍耐強く子どもに接して、人生を変えよう!

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