こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
水泳教室に通い始めて1年が経とうとしています。
はじめは25メートルを泳ぐのもおぼつかなかった私ですが、1年続けてみると、クロールも平泳ぎも背泳ぎもできるようになり、今は50メートル泳ぐことに挑戦しています。
ハードな練習をしたわけでもなく、ただプールに通い続けただけ。
それだけで1年間でここまでの成長ができました。
ただ続けるだけでも、これだけの成果が出るのです。
「結果を出さなくては」とつらくなるくらいなら、ただ続けるだけでいい
真面目だったり、頑張り屋だったりすると、何かを始めた際に「すぐに結果を出さなくては」と思いがちです。
それが焦りや不安につながり、いざ取り組もうとすると必要以上に力が入ってしまいます。
その結果、思ったように行動できず、「なんで自分はこんなにダメなんだろう」と自分を責めてしまうことも。
これ、過去の私のことでもあるのですが、「高い理想を持っているがゆえに、できない自分を責めてしまう」という現象なんですよね。
人一倍やる気があるのに空回りしてしまう。
それはとてももったいないこと。
真面目すぎる人は、あえて結果を気にせずに、「ただ続けること」を意識してみてはどうでしょうか。
「普通、当たり前に」がんばってしまう真面目さんは、それだけで十分な場合が多いです。
たった1つでいい。できることを増やす
「ただ続けるだけなんて耐えられない。もっと上を目指したい」
そんな人は「たった1つでいいから、できることを増やす」という目標を持って物事に取り組んでみてはいかがでしょうか。
「すべて理解しなきゃ。すべて完璧にできるようにしなきゃ」と思うと力が入りすぎてしまいます。
すると結局、何もできないまま終わってしまったり、できることは増えているのに、「まだまだできていない」と思い込んでしまったりすることにもつながるんです。
何かに取り組むときには、「たった1つの目標」を決め、それをクリアしたら、「もう自分は十分にやった」と評価する。
それでいいと思うんです。
頑張り屋の人は「自分はまだまだだ」思う一方で、「自分はもっともっとできるのに」という思いも持っていますよね。
「できる自分」を想像して、「できない自分」を責める。
そんなことはやめて、「今できること」に集中したほうがいいと思います。
「高い理想」と「自責の思考」を手放し、「ただ今できること」に集中。
「今できること」を地道に積み重ねていけば、結果として大きな成果がついてくるのです。
高い理想を持つなら、マインドフルネスの練習をしよう
高い理想を持つのは悪いことではないと思います。
ただし、それに押しつぶされそうになってしまうのなら、ちょっとやり方を変える必要があります。
「高い理想を手放したくない」という人は、緊張や不安、焦りとうまく付き合う方法を身に付けましょう。
具体的には、マインドフルネスがオススメです。
ネガティブな気持ちに支配されそうになったら、「今、自分がやっていること」に意識を集中させる。
「ちゃんとやらなきゃ」という煩悩を手放す。
「自分はぜんぜんできてない」という煩悩も手放す。
「何かにこだわる心」を手放し、今ここに集中することがとても大切なのです。
私の場合、本当に集中しているときは、「自分がどうなりたいか」などの理想も忘れてしまいます。
マインドフルな自分を意識しながら、水泳教室に1年通いましたが、たくさんの技術が身に付きました。
頑張り屋さんは、普通にしているだけで、人の何倍も頑張ることができます。
無理に自分に大きな理想を課さずに、「ただ続けること」、もしくは、「マインドフルネスを意識して過ごすこと」を実践してみてはいかがでしょうか。
マインドフルネスは習得するまでの時間がかかります。
でも、身に付けておいて損はないですよ。
ただ続ける、マインドフルに。
まずはそこから始めましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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