栃木の実家に、1週間ほど帰省しました。
そのあいだに、一つ気になっていることがありました。
そのことを考えると、不安がムクムクと膨れ上がります。
不安にのまれないために、実践したことがあるので、共有します。
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「人間万事塞翁が馬」で不安にのまれるのを防ぐ
実家に帰省しているあいだに、むすめの小学校で、水泳指導が何度か行われる予定でした。
心配性のわたしは、
「複数回、休ませてむすめだけ置いていかれたらどうしよう?」
「先生に、自分勝手な親だと思われたらどうしよう?」
と不安を募らせます。
「大阪に残って、ちゃんと水泳指導に行かせたほうがよかったのでは?」とも思えてきます。
でも、そこで高校時代に習った故事成語をを思い出したんです。
それが、「人間万事塞翁が馬」という言葉。
ざっくり意味を説明すると、
「人生における幸不幸は予測するのが難しい。幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからない。だから、安易に喜んだり、悲しんだりすべきではない」
ということだそうです。
「もしかして水泳指導が中止になって、親子3代で思いっきり楽しめるかもしれない」
「水泳指導を休んだことで、得られるものがあるかもしれない」
そうやって、自分を納得させて、実家に滞在しました。
「人間万事塞翁が馬」という言葉によって、不安とうまく付き合うことができました。
なるようになるのだから、生きたいように生きればいい
なぜ水泳指導を休ませてまで、実家に滞在したのか?
それは、わたしの両親がかなりの不摂生で、いつ健康を損なうのか、心配だったから。
今のわたしにとっては、1〜2時間の水泳指導よりも、母と父と過ごすことのほうが大事だったんです。
「今の自分にとって大切なこと」を優先させると、時に、周りの人と違う道を選ばなくてはならないことがあります。
先日の沖縄旅行もそうですが、全員に自分のことを理解してもらおうなんて言うのは幻想ですし、それを求めていたら、自分のやりたいことなんてできません。
「本当は、◯◯がしたい」という思いがあるのなら、シンプルにやってみることだと思います。
その上で、周りの人に感謝の気持ちを伝えたり、リカバリーしたりする努力をすればいいんです。
結局、「なるようになる」ということなんです。
心配性だったり、真面目だったりする人は、わたしのようにアレコレ考えすぎてしまう傾向があります。
「なるようになる」
「心配ない」
「人間万事塞翁が馬」
と、自分に言い聞かせて、不安な気持ちを軽くしていきましょう。
こういった練習を繰り返していくことで、不安に対処する力が身についてきます。
選んだ道を正解に。得られるのは、「成長」か「気づき」。
不安になりやすい人は、「失敗したらどうしよう」という気持ちが強いんだと思います。
実際に、わたしがそうなんです。
この考えかたを少し変えると、不安との付き合いかたが、さらにうまくいくようになります。
ひとつが、「選んだ道を正解にする」と決意すること。
どんな結果が待っていても、「◯◯があったおかげで、今の自分がある」と思うようにするんです。
もうひとつは、うまくいったことを「失敗」と捉えるのではなく、「気づき」だと捉えること。
「△△のおかげで、◯◯の気づきがあった。次は、違うアクションをとってみよう」と考えれば、何をしても、成長できます。
選んだ道を正解にする努力。そして、得られるのは、「成長」か「気づき」であると捉えること。
これで、ずいぶん不安との付き合いかたがうまくなるはずです。
わたしも、まだまだ訓練中なのですが、前と比べたら、メンタルはかなり強くなったと思います。
昔の自分だったら、不安でいっぱいになって水泳指導を優先させていたでしょう。
沖縄旅行も、おそらく行けていなかったと思います。
比べるのは、過去の自分。一歩ずつ、進んでいきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
不安とうまく付き合って、人生を変えよう!
後日談
水泳指導を休ませようと決意したあと、学校から「水泳指導中止」の連絡が入り、すべてお休みになりました。
熱中症の危険があるからだそうです。
まさに「人間万事塞翁が馬」ですね。
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