こんにちは。
キョロです。
今日は、「自分で人生を切り開いていきたい!」と思っている方のための記事を書いていきます。
あなたは、問題にぶち当たったとき、「解決するためにこうしていこう!」と積極的に問題に取り組んでいきますか?
それとも、「あーめんどくさい。こうなったのも◯◯のせいだ」と人や環境のせいにして、不満や文句を言いますか?
自分で人生を切り開いていけるか、いけないか。
その違いは、心持ちが前者なのか、後者なのか、それだけのことなんです。
つまり、問題に対し、「当事者意識」を持つか、「被害者意識」を持つかの違いなんです。
じゃあ、「当事者意識」、「被害者意識」ってどういうこと?ということから入っていこうと思います。
いつも「〜のせい」「〜にされた」の人
さて、当事者意識を持っている人って、どんな人なんでしょうか?
必ずしも被害を受ける立場にあるわけではないのに、自分は被害を受けている、受けるに違いないと思い込むこと。また、自分の誤った行為を正当化するために、責任を他者や生育環境などに転嫁し、自分こそ被害者だと思い込むこと。
引用元:goo辞書
「被害者意識」を辞書で調べると、こんな説明が載っています。
ここで、私なりの解釈も書いてみようと思います。
被害者意識とは?
・少しでも自分に不都合があると、「自分は悪くない、◯◯がこうしたから」と言い訳を作って他人や周りの環境に問題をなすりつけようとする態度のこと。
・問題が起きたときに、自分以外が変わっていくのを求める心持ち。
こんな風に捉えられるのではないか、と考えています。
例えば、あなたの周りに、こんなことを言葉にする人はいませんか?
「親のせいで自分の人生はめちゃくちゃだ!」
「国が何もしてくれないから、私たちは不幸なんだ!」
「◯◯ちゃんに余計なことを言われたから、やる気がなくなった!」
こうやって、問題が起きたときに、
「自分以外の誰かのせいでそうなった!」
「だから自分は何にも悪くない!」
「問題とも向き合いたくない!被害者は自分なんだ!」
という態度をとることですね。
被害者意識を持っている人って、蚊帳の外って感じで、問題から離れたところにいて、
ぶーぶー言っているイメージですね。
でも、何で人って、被害者意識を持ってしまうんでしょうか?
被害者意識を持つことのメリット
ここで、被害者意識で持つことのメリットを考えてみましょう。
メリット1 今のまま、努力しなくていい。
一つ目に、自分は問題の被害者で、
「何にも悪くないので、今のまま、努力をしなくていい」という態度を取れるからです。
文句を言ったり、不満を言っているだけなら、簡単にできますよね。
問題に真剣に向き合わなくていいので、楽チンなんですね。
メリット2 不満タラタラの仲間同士でつるんでいられて楽。
二つ目。
何人かで一緒にいて、延々と愚痴や不満を言っているグループってないですか?
来る日も来る日も、愚痴、愚痴、愚痴。
口を開けば、愚痴、不満ばかり。
ファミレスに言ってみると、こういう人たちっていると思うのですが、どうでしょうか?
こういう風に、人と一緒にいて、愚痴と不満を言っていると、その人たちの間で、
連帯感が生まれて、居心地がよくなっちゃうんですね。
メリット考えてみると、被害者意識を持っている間って、楽なんですね。
一度、被害者意識でいることの快感を知ってしまうと、なかなかそこから抜け出せません。
ただ、メリットもありますが、デメリットもあるんですね。
被害者意識を持つことのデメリット
デメリット1 変わらない現状を嘆くだけで、問題は解決しない。
自分のことは変えられますが、自分以外の人を変えるというのは、結構、難しいです。
でも被害者意識を持っている人は、あくまで「被害者」なので、自分を変える必要はないと考えています。
なので、「変えられない現状」をただひたすら嘆いているだけなんですね。
だとすると、自分以外の人や環境が変わらない限り、問題は解決しません。
鬱々とした気持ちはずっと続くことになります。
デメリット2 同じタイプの人で集まり、同じ視点でしか物事を考えれない。
被害者意識を持つことのメリットのところで書かせてもらいましたが、
愚痴・不満しか出てこない集団ってありますよね。
「類は友を呼ぶ」なので、愚痴と不満をいつも口にしていれば、
自然とそういう人たちが集まってきます。
当事者意識を持っている人は、離れていきます。
そうすると、同じ視点からしか物事を考えられなくなります。
「私たちは悪くない!」
「◯◯が変わればいいのよ!」
としか考えられなくなって、やはり問題は解決しません。
悩みのドツボにハマってしまうし、そこに居心地のよさも感じているのでなおさらです。
デメリット3 人間関係が悪化する。
デメリット三つ目です。
人間関係がうまくいかなくなります。
愚痴・不満集団ではうまくやっていくことができます。
でも
「周りが変わればいいんだ!」
ってプンスカしたり、イライラしたり、不機嫌になっている人と、付き合っていたいですか?
人生たくさん笑って楽しく過ごしたいという人にとっては、そういう態度でいる人といる意味を見い出すのは難しいし、疲れてしまいます。
そしてそのうち、離れていきます。
なので、限られた人としか、付き合えなくなってしまうんですね。
今度は当事者意識を持っている人について考えてみようと思います。
問題が起きたら、「私は〜する」と考えられる人
当事者意識を持っている人ってどんな人なんでしょうか?
辞書で調べてみると、
自分自身が、その事柄に直接関係すると分かっていること。関係者であるという自覚
引用元:goo辞書
と書かれています。
ここでも、私なりに解釈してみます。
当事者意識
・どんな問題にも主体的に関わり、「この問題に対して、私は何ができるんだろう?」と真剣に向き合い、解決法や結論に結びつけようとする態度のこと。
・「変えられるもの」、「変えられないもの」を見極め、変えられるものを積極的に改善しようとする心持ち。
こんな風に置き換えられるではないかと思います。
当事者意識を持つことのメリット
メリット1 自分で人生の主導権を持つことができる。
問題を自分ごととして捉えて、自分から変えていこうとする態度でいると、
自分の人生の主導権を握ることができて、
「自分で人生を切り開いていけるんだ」
という感覚になります。
問題に対して、受け身ではなく、積極的に取り組んでいくので、解決の糸口も見つかっていくことが多いです。
解決しないにしても、「自分はどうするか?」を考えて、問題の捉え方を変えることもできるので、
ずっと悩みの渦の中に居続けることもありません。
なので、気持ちもすっきりするし、決断力が身に付いて、問題は少しずつ良い方向に向かっていきます。
メリット2 自分が成長していくのが体感できる。
次に、問題に真剣に向き合えば、行動起こす必要があったり、深く考えて問題の捉え方を変えたりする必要があります。
物事を見る視点も変わって、どんどん柔軟な自分になっていきます。
思考も深まります。
問題を自分のこととして捉えて、向き合っていくことで、
自分の成長しているのを感じられるんですね。
メリット3 人間関係の悩みが減る。
「◯◯に〜された」と被害者意識を持って生活していると、イライラが募ったり、モヤモヤすることがあるかもしれません。
でも「自分にできることは何か?」と考えれば、必要以上に振り回されることはありません。
問題に対して、柔軟に考えることもできていれば、
ちょっとしたトラブルがあっても、気持ちを立て直しやすくなるんです。
そうすると、自分自身と付き合うのも楽になります。
それに、イライラして不機嫌でいる人よりも、
感情が落ち着いている人の方が付き合いやすいですよね。
なので、人間関係も整って、悩みも減り、生きやすくなります。
こうやってメリットを考えてみると、当事者意識を持つことで、
自分の器が大きくなって、どんどん人生が変わっていくんですね。
逆に、当事者意識を持つことのデメリットを挙げてみますね。
当事者意識を持つデメリット
デメリット1 自分で行動し、自分で責任をとらなくてはならない。
「自分で行動をし、自分で責任をとらなくてはいけない」というのは、
慣れていない人にとっては、ハードルが高いことです。
行動した結果が自分の好ましい結果とは限りませんし、
落ち込むことや傷つくこともあるかもしれません。
その過程は、いつもいつも楽な道なわけではありません。
でもそれを乗り越えた先に、自分の成長が感じられたり、自分らしい人生が歩めるようになったりするんです。
デメリット2 ときに孤独になる可能性がある。
問題に、真剣に向き合ったとき、人とは違う道を選ぶ必要が出てくることがあります。
それが大多数の意見や考えと一致することもあれば、
少数、もしくは、自分一人だけそんな風に考える、ということもあります。
あなたにとっては、試練に感じられる出来事になるかもしれません。
でも、これは当事者意識を持っているからこその結果ですし、
その経験をするからこそ、人間的に大きく成長することができるです。
被害者意識を持つことと、当事者意識を持つことで、メリット・デメリットそれぞれあります。
でも、もし、人生を自分で切り開いていきたい、そして自分らしい人生を送っていきたいのなら、
いつも当事者意識を持って問題に取り組んでいくことをおすすめします。
当事者意識を持つことで試練が待ち受けていたとしても、
それは自分にとって、必要な経験であり、
それを乗り越えた先に、自分らしい人生があるのだと思います。
では、どうやって当事者意識を持って問題に取り組んでいったらいいかを、ここからは書いていきますね。
どうやって当事者意識の持つ?
方法1 「〜された」「〜せいで」という言葉を封印する。
被害者意識を持つ人がよく使う言葉として、
「◯◯(誰か)に〜された」
「◯◯(誰か)のせいでこうなった」
などが挙げれます。
何か問題が起こったとき、この言葉が出そうになったら、
ぐっとこらえてみましょう。
被害者の立場で
「自分にはどうすることもできない!」と嘆いて問題から目をそらすのをやめましょう。
方法2 「私はどうする?」を常に考える。
「〜された」「〜せいで」という言葉をぐっとこらえることができたら、
その次にその問題に対して、
「自分は何ができる?」
「私はどうしたらいいのかな?」
って考えてみてください。
これらの言葉を実際に口に出してみてもいいですね。
すぐに答えが見つからなくても、
「私はどうしたらいい?」
と常に自分に問いかけることで、ふとした瞬間に解決の糸口が見えることがあります。
そして、答えをひらめいたら、
「私は〜する」「私が〜しよう」
という形で言葉にしてください。
これはトレーニングだと思って、続けてみてください。
やると決めた行動を実際にやってみると、
どんどん自分が変わって、成長していくのが感じられます。
今まで被害者意識ばかり持って文句や不満をぶーぶー言っていた自分は
もう卒業です。
方法3 「変えられるもの」と「変えられないもの」の区別をつける。
自分が問題と真剣に向き合っていくときにすごく大事なのが、「変えられるもの」と「変えられないもの」に区別をつけることです。
人を変えるのはなかなか大変ですよね。
でも、自分のことなら心持ち次第で変えられます。
明日の天気も、変えられないですね。
でも天気が崩れたときのために、自分が持っていくものは変えられます。
そうやって区別して、
「変えられないものは、変えようとしない」
「変えられるものを変えていく」
という姿勢をとっていると、いい意味で割り切れて、気持ちもかなり楽になるし、問題も解決していきます。
どう見ても変えられないものを、必死に変えようとするのは、時間と労力の無駄ですよね。
是非、「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めてみてください。
人生を切り開いて自分らしく創り上げていくためには、当事者意識を持つことが何よりも大事
ここまで、当事者意識と被害者意識について取り上げてきましたが、
あなたはどちらの意識を持って生活していきますか?
同じ問題が起こっても、「〜された」「〜せいで」と考えるのか、
「じゃあ私は〜しよう」と考えるのでは、その後の人生は大きく変わっていくんです。
私も、当事者意識を持って、物事に向き合うようになってからは、少しずつ少しずつ、人生が変わってきました。
まだまだ、「〜のせいでこうなっちゃったじゃん!」とイラつくこともよくあるのですが、
でも、そのあとに、
「私ってこの問題に対してどう対応したら、気持ちが落ち着くんだろう?」
と考えるようにしたら、延々とイライラが続くこともなくなってきました。
当事者意識を持って目の前の問題に取り組んでいくのは、時につらいこともありますが、
それは自分の人生に必要な経験なんだと私は思っています。
その経験を通して、自分が大きく成長し、自分らしく生きていくきっかけになるんだと思います。
是非ぜひ、自分の人生を自分らしく、切り開いていきたいと思っているならば、
今日から、「自分はどうするか?」と当事者意識を持って生活していただけたらなと思います。
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