こんにちは、キョロです。
緊急事態宣言が解除され、春の日差しもあたたかくなってきたので、娘とよく公園に行くようになりました。
公園に行くようになってから、娘のとある行動が気になるようになりました。
それは「あれやりたい、これやりたい」と次々にやりたいことが出てきて、一日の予定がめちゃくちゃになることです。
ちょっと買い物と思って出かけたときに、「公園に行きたい」と娘が言うので、連れていくと、何時間もお砂場遊びに夢中。
満足したと思ったら、「お腹すいた」
「じゃあ、おうちに帰ろう」と行って帰路につくも、「見て!階段がある登る!」と楽しそうなほうに流れます。
階段を登って満足するとまた「お腹すいた。マック行く!!!ポテト食べたい!」と言い出します。
「今日はおうちでご飯食べる予定だから、帰ろう」と言うと、「分かった」という返事。
そして書店の前を通りがかると、「絵本屋さん行く」と自分から書店へ。
「お腹すいてるんだったら帰ろううよ」と何とか説得してやっと家に帰って娘が言い放つ一言。
「もっと早く帰りたかった」
「あんたがそれ言うんかい…」とガックリしてしまいます。
娘があまりに自由奔放なので、わたしは怒り爆発。
延々と説教(笑)
ここに書いてみて、「子ども相手に言うことじゃないよなぁ」とムキになってしまった自分に反省ですが…、娘の言いなりになって、予定が狂い、本当に大変でした。
娘のあまりの自由奔放さに疲れてしまったので、自由で楽しいほうに流れてしまう子どもとの付き合い方について考えてみました。
楽しいほう、楽しいほうに流れていく子どもとうまく付き合う方法としては、
適切な声かけをする
「次に待っている楽しいこと」を伝えてその気にさせる
の3点です。
大事なことは、「自分と子どもは別人格であり、行動の動機は違うこと」を覚えておくことです。
「いくらおしゃべりが達者になっても、子どもはまだ子どもである」という認識も大切です。
ここからは、これらの方法について、詳しく書いていきますね。
わがままで自由すぎる子どもを怒ることなく、うまく動かす方法
出かける前から段取りを伝えておく
まず前もって、その日の予定を子どもに伝えておきましょう。
たとえば、「今日は公園のあとに、スーパーに行かなきゃいけないから、公園おしまいだよってママが言ったら終わりにしようね」といった感じです。
子どもが「うん、わかった!」と返事をしてきた場合は、「ママとっても助かるよ」など、感謝の気持ちを伝えるといいです。
3〜4歳になると、口も達者になってくるので、つい何でも伝わるものだと思ってしまいますが、子どもはまだ子ども。
見通しを立てるのは、まだまだ苦手です。
だからこそ、大まかな流れを説明しておくことが大事です。
実際に、お出かけしてみて、思い通りに動かないこともあると思いますが、段取りを伝えないよりはマシでしょう。
適切な声かけをする
それでも子どもが動いてくれないとき。
ヤキモキしてしまいますね。
「予定があるのに…」
「この子はどこまでマイペースなんだろう」
「ちょっとわがまますぎるんではなかろうか」
そんなことを考えながら、子どもを待つうちに、怒りがふつふつと沸いてきます。
ですが、ここで「わがまますぎだよ」という言葉を子どもに投げかけるのは、あまりいいこととは言えません。
子どもはママの言葉を鵜呑みにして「自分ってわがままなんだ」「もしかしてママに嫌われてる?」と思うようになります。
そもそも子どもが遊びに夢中になるのは、ママを困らせようとしているのではないんです。
ママのことは大好きで、ママには嫌われたくない。いい子になりたい。
そう思っている子が多いと思います。
ただ目の前におもしろいことがあるから、そちらに流されてしまうだけです。
ですので、いくら頭に来ても、わたしのように叱りつけるのは控えめにしたほうがいいでしょう。
「わがまま」と子どもに言うのではなく、「やりたいことがいっぱいあっていいね。でも、次にやることがあるから、ママもう公園終わりにできるとうれしいな」などと伝えられるといいですね。
そして、少し時間が押しても、公園遊びをやめて次の行動に移れたら、すかさず「今日はママとお約束したこと、守れたね。ママうれしいよ」など、プラスのフィードバックをしてあげましょう。
できたことを認めることで、子どもの自尊心が育ちます。
「次に待っている楽しいこと」を伝えてその気にさせる
楽しいほうへ流れていく子どもに対しては、その先に待っている楽しみを提示してあげると、行動が早くなります。
「おうち帰ったら、粘土で遊ぶのはどう?」
「おうちでダンスしよう!」
「ママと一緒に絵本読もっか」
など、ワクワクすることを伝えると、さっと切り替えができることが多いですね。
自分と子どもは別人格:子どもがどんな動機で動いているのか、観察してみよう
子どもが大きくなってくると、親はある程度のことは理解できるものと思ってしまいがちです。
子ども目線を忘れて、親の目線で見てしまうんですね。
どんなに大人びて見えても、子どもは子どもです。
子ども目線に立つことを忘れてはいけないですね。
そして、子どもと自分は別人格であることも意識しておいたほうがいいですね。
子どもはどんな性格なのか、行動を起こすときの動機は何なのか、よく観察してみるといいと思います。
イヤなことをしたくないから、行動するのか。
それとも、楽しいことがあるから、行動するのか。
子どもの性格によって、アプローチは変わってきます。
子育ては忍耐がつきものですね。
「もうやってらんないよ」という場面もいっぱいあると思います。
いつも笑顔で包容力のあるお母さんでいる必要はありませんし、たまに怒るのも仕方がないこと。
でも、心に余裕があるときは、子どものことをじっくり観察して、うまい付き合い方を考えてみてくださいね。
ねぇ?わかる?
ママだってね、やらなくちゃいけないこともあるし、いつもいつも付き合ってられないんだよ!
お腹すいたってグズグズするんだったらさ、最初っから公園なんて行かなければよかったんじゃないの?
自分が悪いんでしょ。わがまますぎるよ!
ママもう公園来ないよっ!もう知らないっ!