こんにちは、読書をこよなく愛するキョロ(→プロフィールはこちら)です。
先日、『成熟スイッチ』(著・林真理子/講談社現代新書) という本を読みました。
読んで勇気をもらったので、こちらで共有します。
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人が成熟した結果、器が大きくなり、ドンと構えられるようになる
「成熟」という言葉に惹かれて購入した、こちらの本。
「魅力あふれるおばあちゃんになりたい」と願うわたしにとっては、かなり学びの多い一冊となりました。
わたしが、「成熟」という言葉から想像するのは、「ドンと構えて、動じない」イメージ。
こちらの本では、瀬戸内寂聴さんなどの例も、挙げられています。
以前、「自分の理想の生き方をしている人」を考えてみたときに、出てきたのも瀬戸内寂聴さんでした。
どんなことも、おおらかに受け止めて、しなやかに生きているようなイメージがあったからです。
「物事に真剣に向き合い、ピンチにも屈しない、そして、とてもチャーミングな人間になりたい」
「こんな人になりたいなぁ」と将来の自分にワクワクしながら、読み進めていきました。
「必要とされる自分」になるのではなく、「人のためになる自分」になる
共感できたのが、「必要とされる自分」を目指すのではなく、「人のためになる自分」になっていくのがよいという点。
わたし自身、この1〜2年は、自分ができる「貢献」について考えてきました。
「自分はこんなに大変なんだぞ」
「誰かにわたしの気持ちをわかってほしい……」
「もっと認めてほしい」
クレクレ星人だったわたしは、まわりの人たちに、支えられながら生きてきました。
数年前まで、わたしは、ずっと被害者意識を持って生きてきたんです。
でも、みんなそれぞれ、大変な思いをしながら生きているんですよね。
自分だけが不幸に見舞われているわけではなかったんです。
そもそも、「自分はものすごく不幸だ」と思い込んでいたこともよくなかったと思います。
「誰かわたしを理解して!」という姿勢から、「わたしには何ができるのか?」という姿勢で生きる自分へと変化したのが、この数年の大きな成長でした。
真面目な姿勢を貫く
とは言え、「誰かに認められたい」と思う瞬間はあります。
でも、何も行動を起こさずに、認めてほしいなんて、虫がよすぎますよね。
やはり、コツコツ真面目な姿勢を貫くことが提案されていました。
もともと、コツコツやるのが得意なわたしですが、これからはより一層、「誠実に真面目に生きる道を歩んでいきたい」と思いました。
小さな変化を起こせば、気づいたときには「成熟した人間」に。
「変わりたい」
そう思うのなら、小さな行動でもいいから、着実に前に進んでいくこと。
多くの人が口をそろえて、言うことですよね。
でも、これが難しい。
何も行動せずに、「変わりたい」と思っている人が大半なのではないでしょうか。
それどころか、「自分が変わりたい」のに、「誰かが自分を変えてくれる」のを待っている人さえいます。
「変わりたいなら、自分で道を切り開け」
この本から、こんなメッセージを受け取りました。
よ〜し、がんばるぞー!
元気をもらい、今日も前に進みます。
とても素晴らしい本でした。
ぜひお手にとってみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
『成熟スイッチ』で、人生を変えよう!
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