小2のむすめが、不登校気味で、今後の方向性を探っています。
むすめが「学校に行きたくない」と言い始めた頃、何度も、インターネットで「子ども 学校に行きたくない」というワードで検索しました。
「無理に行かせない」とか、「学校と連携をとる」とか、それらしい答えは見つかったものの、いつになってもモヤモヤ……。
それもそうなんです。
子どもの状態は、みんな違っているのに、たったひとつの「正解」を求めていたから。
わたしは、「この問題には正解がある」と勘違いしていたんです。
だから、「気持ちがスッキリする解答」を求め続けて、ずっとネットサーフィンをしていたんですね。
「子どもの人生に関する正解はない」
こう気づいたとき、やっと、子どもに合わせて環境を調整できるようになってきました。
どうやったら、むすめの気持ちが楽になるのか。
学校とどのような付き合い方をすると、むすめは自分の能力を発揮できるのか。
どんな進路に進むのが、むすめにとって幸せなのか。そのために、今できることは何か。
こんな問いにも、柔軟に向き合うことができるようになりました。
すると、「学校に行く、行かない」以外の選択肢も、たくさん見えてきたんです。
今は、学校に行っても、教室で過ごすことはほとんどなく、別室でUNOやトランプ、折り紙などをやっています。
週1くらいで、学校はお休み。
むすめの生活に合わせたスタイルを探り、少しずつ調整中です。
このまま行くと、「学校」という環境からは離れていくことになりそう。
フリースクールなども検討しています。
「正解がない問題」というのは、世の中にあふれていて。
自分の人生に関することだって、正解がないことがほとんどです。
結婚するのか、しないのか。
子どもを持つのか、持たないのか。
仕事をするのか、しないのか。働き方の形態は?
親と同居するのか、しないのか。
本当は、こういった問題を、自分の頭で考えて、納得できる答えを出すことが大事なんです。
でないと、自分の人生なのに、「他人軸」で生きることになってしまいます。
「自分はどうしたいのか」「どうするのが理想なのか」ということを、日々、しっかり考えておくことです。
注意したいのが、「調べれば答えが出る問題」は、うんうん考えなくていい、ということ。
たとえば、「キャンプに行くのに、必要なもの」を知りたいとしたら、検索すればすぐに出てきます。
これは、「正解がある問題」です。
「キャンプに行って、テントのなかで、どんな遊びをするか、どんなことをテーマに話をするか」
こういうことは、各家庭で「正解」が違いますよね。
まず、考えるべきなのは、「この問題には正解があるのか、ないのか」ということ。
正解があるなら、調べて解決。ないなら、考えて解決。
検索にドップリ浸かる前に、どっちなのか、考えてみてくださいね。
「正解のない問題」に慣れるには、日頃から、ささいなことにも自分の意見を持つこと。
少しずつ、自分軸を育てていきましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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