こんな人のための記事です。
「子育てのために専業主婦になったけど、いずれ働けるように資格をとりたい」
「子育てしていても、自分のスキルや能力を伸ばしたい」
「子育てしているだけだと社会から取り残されてしまう気がする」
こんなお悩みを抱えていませんか?
主婦業は、収入になりませんし、人から評価されることも少なく、やりがいを感じにくいもの。
子どもと夫のお世話ばかりしていると、「もっと自分の能力やスキルを伸ばしたい」と思えてくることがあります。
わたし自身、妊娠してパートを辞めたあと、社会とのつながりも収入も、評価されることもなくなり、張り合いがなくなりました。
そんなときに、同じように「資格をとってみるのはどうだろう?」と考えました。
そこで、今回は「主婦が資格をとるメリットやポイント」などを解説します。
記事の概要はこちらです。
- 資格取得のメリット7選
- 資格を選ぶときのポイント3選
- 主婦さんにオススメの資格
- 主婦さんが勉強時間を確保する方法
この記事を読んで、「主婦の暮らしも悪くないな」と思ってもらえたらうれしいです。
お知らせ
主婦が資格をとるメリット8選
まず、主婦が資格をとるメリットについて解説します。
具体的には、こちらです。
- 毎日に張り合いができる
- 自分の成長を感じられる
- 自分に自信を持てる
- 実生活で活かせる
- 収入が増える
- 自分の人生を取り戻せる
- 体系だった知識を得ることができる
- 肩書きを得られる
仮に専業主婦で働いていなくても、資格を活かすことは可能。
ぜひ資格をとるメリットを知り、勉強を始めてみてください。
1.毎日に張り合いができる
資格をとることで、生活に張り合いができます。
主婦業は、達成感や成長感を感じにくいもの。
家事をしてもお金にはならないし、どんなに一生懸命、子育てをしても子どもは思い通りに動きません。
資格の取得をめざすことで、マンネリ感を打破することができます。
毎日なんとなく過ごしている主婦さんには、目標を作るのをオススメします。
2.自分の成長を感じられる
資格取得のための勉強を通して、自分の成長を感じることができます。
主婦業って、成長を感じにくいんですよね。
資格の勉強をすることで、知識が増え、スキルを身につけることができれば、達成感や成長感を日々、感じることができます。
できなかったことができるようになるって、うれしいことだよね。
3.自分に自信を持てる
自分に自信を持てるようになるのも、資格取得のメリットです。
専業主婦をずっとやっていて、過去にときどき思うことが思うことがありました。
「自分って社会から取り残されている気がする」と。
「もし夫に養ってもらわなかったら、自分はひとりでやっていけるんだろうか?」
こんな不安も襲ってきました。
主婦業以外のスキルを磨いていない自分に自信がなかったのです。
でも、資格をとったり、読書したりする過程で、その不安は消えていきました。
「こんな自分でも何とかなる」と思えたのです。
自分に自信をつけるために、資格の勉強をしてみるのもオススメです。
4.実生活で活かせる
資格の勉強を通して、学んだことを実生活で活かせば、毎日がより充実します。
わたしは、整理収納アドバイザーや栄養検定の資格を取得しましたが、この2つの資格をとったことで、生活が大きく変わりました。
生活の質が上がれば、幸福度も上がります。
資格取得を「生活の質の向上」の手段にしてみるのも、アリですね。
5.収入が増える
取得した資格を使って、仕事を始めれば収入が増えます。
わたしの知り合いの中には、コーチングの資格を取得し、起業や副業を始めた人が多いです。
オンライン講座なら、在宅であいた時間にできるので、昔よりもカンタンに収益ができますね。
わたし自身も、ブログを書くときに資格の勉強で知ったことが役立っているよ。
6.自分の人生を取り戻せる
子どもや夫のサポートばかりしていると、気づいたら、夫と子ども中心の生活になってしまうことがあります。
いつも「子ども」や「夫」が主語になってしまい、自分の本音や気持ちなどがないがしろに。
資格取得を通し、「自分はこんな人生を生きたい」というのが明確になれば、自分らしさを取り戻すことができます。
7.体系だった知識を得ることができる
資格取得のメリットは、学ぶテーマについて体系だった知識を得られることです。
書籍などでも、知識を学ぶことは可能ですが、基礎から、知識を網羅的に書いてある本ばかりではありません。
たとえば、ダイエットに関する書籍。
糖尿病専門医が書いた本とスポーツトレーナーが書いた本では、主張は大きく違い、知識が偏ってしまう場合も。
資格取得は、知識の基礎がためにピッタリです。
8.肩書きを得られる
資格によっては、肩書きを得ることも可能。
資格がなければ就けない職業もたくさんあります。
自分がなりたい職業に就く手段として、資格取得が必要になることもあります。
資格があることで、信頼してもらいやすくなる場合もあるので、自分の価値を明確にするためにも、資格をとるのは有効です。
資格を選ぶときのポイント3選
資格を選ぶときのポイントについて解説します。
大切なのは、しっかり考えてから勉強を開始すること。
具体的には、この3点です。
- 資格取得の目的を明確にする
- 取得した資格で何ができるかを知る
- 取得したい資格が自分に本当に必要なのか見極める
その資格をとる目的を明確にすることで、「この資格いらなかったかも」と後悔することがなくなります。
資格をとるには、お金も時間もかかります。
できるだけムダを省き、貴重な時間やお金を大切に使いましょう。
資格を選ぶときいのポイントについて、詳しく解説します。
1.資格取得の目的を明確にする
まず、その資格を取得する目的を明確にしましょう。
資格取得の目的の例は、こんな感じです。
- 収入につなげたい
- スキルを上げたい
- 楽しみを見つけたい
たとえば、整理収納アドバイザーの資格をとろうと思ったとき。
目的が「“片づけ”を仕事にしたい」のか、「家の片づけをちゃんとできるようにしたい」のかで、何級をとるべきなのかが見えてきます。
家の片づけをちゃんとできるようになりたいのなら、2級のみでOKです。
仕事にしたいなら、1級はとっておいたほうがいいかもしれません。
資格取得の目的が「楽しみを見つけたい」であれば、収入が増えることやスキルを身につけるよりも、「自分が楽しめるのかどうか」が重要になってきます。
目的と、目的を達成するために何が必要なのかを明確にすることで、時間とお金を節約できます。
「資格をとったのに、何も役に立たなかった」という失敗も防ぐことができます。
2.取得した資格で何ができるかを知る
取得した資格で何ができるのかを考えておくのも大切。
- 同じ資格を持っている人が何をしているのか調べてみる
- 身の回りの合格者にインタビューしてみる
- 書店に参考書や問題集を見に行く
こういった工夫をして、自分の目的を達成できそうな資格なら勉強開始。
そうでなければ、ほかの手段を考えてみるのもアリかと思います。
たとえば「食」がテーマでも、民間の資格なども含めれば、さまざまなものがありますので、しっかり比較検討してからの受験がオススメです。
3.取得したい資格が自分に本当に必要なのか見極める
取得したい資格が自分に本当に必要なのか、見極めましょう。
場合によっては、資格をとる必要がないこともあります。
たとえば教師になるつもりがないなら、教員免許をとる必要はありません。
旅行先でカンタンな英会話ができるようになりたいだけなら、英検をとらなくてもOK。オンライン英会話でもやっておけば大丈夫です。
「資格取得をめざしたほうが計画的に勉強できる」といった場合は、目的を達成する「手段」として資格を使うのもアリ。
ただ、むやみやたらに資格をとらなくても大丈夫。
特に専業主婦の場合は、資格取得のお金を家族から出してもらう場合もあるでしょう。
勉強の時間を作るために、夫の協力を得なければならない場合も、多いでしょう。
明確な目的がなければ、了承が降りない場合も。
「この資格は絶対とりたい!」というものが出てきたときに、快諾してもらえるよう、めざす資格についてよく考えてみてください。
よく考えることで、家族を納得させやすくもなります。
また、以下の条件をクリアしているかどうかも、チェックしてみましょう。
- 値段以上の価値があるか
- レベルが自分に合っているか
- 時間をかけて学ぶ価値はあるか
こういった条件をクリアした資格こそが、受験する価値のある資格です。
家族にその資格についてしっかりプレゼンできるくらいに、調べてみるのもオススメだよ。
ただ「この資格をとりたい」とだけ言われて、数万円、家庭から出さないといけないとなると、行動を渋ってしまうよ。
専業主婦さんが生活を向上させるためにオススメの資格3選
さて、ここでわたしが、主婦業を充実させるために役立った資格を紹介します。
すでに述べたように、何より大事なのは、資格取得の目的を明確にすること。
資格を選ぶときはその目的に沿ったものを選ぶことが大切です。
「インフルエンサーが受けた資格だから」
「ほかの主婦さんがオススメする資格だから」
こういった理由で受験するのは、あまりオススメできません。
同じ資格を受けても、実生活に活かせない人はたくさんいますし、お金を稼げるようになるとも限りません。
ネット上でのオススメ資格も、参考程度にするだけにとどめておきましょう。
もし、その資格をとっただけで成功者になれるとしたら、みんな同じ資格をとりますし、みんな成功者になっているはずです。
しっかり考えて資格を選んでみてくださいね。
その上で、キョロが勉強してみてよかった資格の紹介をします。
主婦業に直接、関係する資格で、よかったのがこの3つの資格です。
- 整理収納アドバイザー2級
- 栄養検定3級
- FP3級
カンタンに資格の内容を説明します。
整理収納アドバイザー2級
整理収納アドバイザー2級は、片づけの基礎・基本を学べる資格です。
- モノの手放し方
- モノを手放せない理由
- モノと自分の関係性
- 残ったモノの収納方法
こういった内容をまんべんなく学ぶことが可能。
この資格を受けるまでに、わたしはたくさんの片づけ本を読んできましたが、片づけについて体系立てて学んだのははじめて。
比較的カンタンに合格できる資格ですが、「片づけが苦手」という主婦さんにはオススメの資格です。
なお、自宅の片づけ程度なら、2級まで受講しておけば十分だと思います。
受講料、受験料を合わせるとそれなりの額になりますので、内容を吟味して学んでみてくださいね。
栄養検定3級
栄養検定は、食生活の改善に大いに役立ちました。
栄養学の基礎を学ぶことができるので、ダイエットや健康診断の数値の改善の役にも立ちます。
栄養・食事に関する資格はほかにもたくさんありますが、栄養学の基礎を学ぶには、この資格がいちばんだと思います。
管理栄養士の資格にも憧れたけど、管理栄養士の資格取得の条件が厳しいので断念。
栄養学について、基礎的なことを知っている人にとっては、カンタンな資格。
あまり知らない人にとっては、少し難しいと思います。
もし難しいと思ったら、カンタンな本で学んでから資格の勉強を開始するのがオススメです。
栄養検定のテキストはこちら。
FP(ファイナンシャルプランナー)3級
FP技能士3級の資格もオススメです。
お金や保険、年金、投資などなど。
生きていく上で、必ず触れる機会のある知識について、網羅的に学ぶことができます。
わたし自身は、ローンの組み方だとか、資金計画の立て方など、FPの勉強をしていなければ、わからなかったこともわかるようになりました。
年金などについても学べるので、自分が今後、国や市からどういったサービスを受けることができるかを知ることができ、将来の見通しが立ちますよ。
ちなみにわたしが、2級をオススメしていないのは、わたしがまだ2級の勉強を始めていないから。
主婦さんの生活を向上させるものの一部として、以上の資格を挙げさせてもらいました。
でも、どんな資格でも「どういった目的で受けるのか」を明確にして、実生活に活かすようにすれば、役に立てることができると思います。
結局、「どれだけしっかり考えたか」が重要なのです。
主婦さんが勉強時間を確保するには?
取得したい資格が決まり、いざ勉強を始めようと思ったときに問題になるのが、勉強時間の確保。
子育てをしていると、自分のための時間を確保するのってカンタンなことではないんですよね。
特に、子どもが幼稚園に行くまでは大変。
そこでオススメするのは、
- 早起きすること
- 周りの力を借りること
- やらなくてもいいことを手放すこと
です。
育児は、「24時間365日営業」と表現されることがありますが、その言葉を信じ込んで思考停止してしまうのは危険です。
自分の生活をしっかりふり返ってみると、
- ダラダラ家事をしている時間
- なんとなくテレビを観ている時間
があると気づけることも。
試しに、スケジュール帳やノートに自分がどう時間を使ったのか、記録してみてください。
「時間がない」と思い込んでいただけで、スキマ時間をカウントしてみたら、1〜2時間にのぼることもあるでしょう。
ぜひ諦めずに、資格取得に励んでほしいと思います。
ママさんが自分の時間を作るための方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
早起きのメリットやオススメ行動はこちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
資格をとりたいと思ったら、ぜひ「なぜ自分が資格をとりたいのか」を明確にしてみてください。
「ただ楽しみがほしいから」という答えが出たのなら、それでもOK。
自分が楽しめる資格を探して、さっそく学び始めましょう。
資格取得にしても、そのほかの目標にしても、結局は、「自分がどんな人生を生きたいか」によって行動が変わってきます。
「この資格をとったから人生が必ずうまくいく」なんてことはありません。
逆に、「こんな資格、本当に役立つの?」と思ったものが、人生を大きく変えることもあります。
たとえば、英検や漢検の資格。
これも、主婦の生活に活かそうとすれば、いくらでも活かすことができます。
- ママ友のお子さんに勉強を教える
- 我が子に勉強を教えるときに活用する
こんなふうに、一見、主婦の暮らしに無縁に思える資格も、十分に活かすことができるのです。
「その資格を自分の人生にどう活かしていくのか?」
これを徹底的に考えることです。
今後、キョロが勉強しようと考えているものの中には、
- 心理学
- 簿記
- Webライティング
などがあります。
どれも自分の人生を充実させるために大切なものだと思ったからです。
ここで紹介した資格のほかにも、わたしは、
- 漢検2級
- 英検2級
- 書道
- ヤマハエレクトーングレード6級
- 保健室の先生の免許
- 絵本講師
などの資格を持っていますが、英検、漢検は家庭教師をした際に役立ちましたし、エレクトーンのスキルは、子どもとピアノを弾きながら歌えるので知育に使えます。
また、ブログなどを運営している場合は、資格をとるときに学んだ知識を十分に活かすことができます。
どんな資格でも、「実生活にどう活かすか」を考えることが大切ですよ。
代わり映えのしない主婦の毎日にうんざりしていたら、ぜひ自分に合った資格を探してみてください。
主婦の暮らしを、積極的に楽しんでいきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
資格取得で、人生を変えよう!
子育てばかりの毎日。何か資格でもとろうかな…。