子どもとあたたかい関係をつくるコツ

こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。

6歳のむすめとわたし。けっこう仲がいいほうだと思います。

2人でくだらないことを言い合ってゲラゲラ笑ったり、スキンシップをしたり。

むすめもわたしの話をよく理解してくれて、素直に行動してくれることも多いです。

その一方で、夫はむすめに反発されてばかり……。

今回は、わたしと夫のむすめへの接し方の違いと子どもにおだやかに過ごすコツについてお話したいと思います。

指示すれば反発する

夫に対して、よく反発するむすめ。

夫の行動を観察してみると、指示が多いこと、多いこと……。

むすめが夢中になって遊んでいるときに、「ご飯だから、片づけて」。

むすめが一生懸命作ったレゴブロックのおうちを、勝手に移動して、「早く片づけないから、よけたんだよ」。

どろんこ遊びをしたあと、「汚いから、とっとと手を洗いなさい」。

とにかくもう、上から目線の指示が多いんです。

たしかに、片づけは大事。体を清潔にしておくことも大事。

でも突然、一方的に指示されたら、人って反発するものなんですよね。

たとえ正しいことを言っていても、指示ばかりになっていないか、ふり返ってみるのが大切です。

「なぜその行動を起こしているのか?」を理解する

それに対し、わたしは、あまりむすめに指示をしません。

むすめに何らかの行動を起こしてほしいとき、一番最初にやるのが、むすめの状況を理解すること。

今なにをやっていて、どうしたいと思っているのか、まず聴くんです。

「いま何してるところ?」

「それ、いつ頃終わりそう?」

こんなふうに、むすめの状況を理解した上で、

「ママは、◯◯してくれるとうれしいから、△時までにこれやってくれる?」

などと提案するんです。

遠まわりに思えますが、これをやると案外、カンタンにこちらの要求を聴いてもらえます。

もちろん、子どもの要求もできる範囲で尊重します。

子どもを思い通りにしようとしない

そもそも、子どもを思い通りにしようという発想が、親子関係をこじらせる原因なんですよね。

子どもには子どもの事情があり、親の期待に添うために生きているわけではありません。

大切なのは、子ども自身が自分で決めて、自分で責任がとれるように育てること。

親が、子どもの主体性を奪ってしまうのは避けたいと、わたしは思っています。

子どもにすくすく育ってほしいからこそ、指示を減らし、子どもに考えさせるのがとても大事。

子どもといい関係をつくりたいのなら、上から目線で指示するのは、ほどほどにしておいたほうがいいと思います。

子どもを1人の人間として尊重する

幼い子どもを育てていると、どうしても親は上から目線になりがちです。

正しい方向へ導かなくてはと思うと、つい力が入りすぎてしまいます。

特に、こだわりが強かったり、がんばり屋さんだったりするママ・パパは、無意識に子どもの行動を操作してしまうことがあるかもしれません。

でも、子どもも1人の人間で、ちゃんと意思を持っています。

子どもの個性を尊重し、のびのび育てたいのなら、ある程度、「こうあってほしい」という期待を手放す必要があると思います。

魔法の言葉、「まぁいっか」

もちろん、わたしもむすめが危険な行為をしているときは、しつこいくらいに注意しています。

でも、それ以外のことに関しては、「まぁいっか」。

先日、むすめが教室に入れないという記事を書きましたが、「みんなと同じように教室に入れなくても、まぁいっか」。

子どもが遊びに夢中なときは、「少しくらい片づけができなくても、まぁいっか」。

むすめがお出かけ中、遊びに夢中で帰宅時間が遅れても、「まぁいっか」。

「まぁいっか」の力で、むすめへの期待を手放しています。

「うちの親って頭かたくてさぁ」と言われないために

子どもには、子どもの生き方がありますし、どちらかと言えば、親のほうが「古い考え方」をしているわけです。

これから未来を作っていくのは、子ども達。

子ども達の考えも取り入れ、自分の考えや価値観も、その都度、刷新していく必要があると考えています。

自分の価値観に固執せず、親自身がどんどん自分を進化させていけば、もっともっと世の中がよくなっていくと思います。

「最近の若者は……」とグチグチ言うのもイヤだし、「うちらの親世代ってさ……」と子どもにうざったがられるのも、避けたい。

「ちょっとゆるすぎかな?」と思うくらいの意識で、育児をしていこうと思います。

育児に正解、まちがいはありません。

でも、もし指示が多くなりがちで、そのせいで親子関係にヒビが入ってしまいそうなら、ぜひこの記事を参考にしてみてほしいと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

指示のしすぎに気をつけて、人生を変えよう!

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