実家に帰省し、行きつけのラーメン屋さんに行こうとしたら、閉店していました。
昨年、そのお店でラーメンを食べたのが最後になってしまったんです。
まさか、閉店するとおもっていなかったそのお店。
「やりたいことは、やれるときにやっておくのが一番」だと気づきました。
やりたいことには「旬」がある
ずっとやりたいと思っていること。
その「やりたい」という気持ちは、ずっとは続かない可能性があります。
学生時代、わたしは合唱が大好きだったんです。
「楽しかった」という思い出が残っていたので、今年、合唱団の見学に行ってみたんですね。
ところが、そこでの練習に、気持ちが乗らない自分がいることに気がつきました。
「あれ、あんなに楽しかったのに、今はぜんぜん心が動かない」
わたしにとって、合唱の「旬」は、学生時代で終わっていたのです。
やりたいことには「旬」があるんです。
「これだけはやっておきたい」と思うことがあるなら、スケジュール帳を出し、実行する日を決めましょう。
「やりたいことはいつでもできる」は幻想
渓流釣りが趣味の父。
毎年、友人と山奥に釣りに行っていました。
ところが今年、友人が居眠り運転をして、ガードレールに衝突。
友人は無傷。父は骨折、というできごとがありました。
(ほかにけが人はいませんでした)
その事件があってから、友人の奥さんが、渓流釣りに行くのを猛反対。
「夫の不注意で、これ以上、迷惑をかけられない」
とのことでした。
父が、これまで何十年も楽しんできた渓流釣り。
あっけなく終わってしまいました。
ひとりで行けなくもないのですが、熊も出るし、かなりの山奥にも行くので、母が止めています。
「ずっと続けられる」と思ってたことでも、意外な理由でできなくなってしまうことがあるんですね。
だから、楽しめるときに楽しむのが一番なんです。
お金がかかっても「やりたいとき」にやる
「やりたい」という気持ちが消えてしまわぬうちに、やっておく習慣を続けています。
たとえば、わりと新しい映画を観るとき。
サブスクサービスで無料になるのを待たずに、お金をかけてレンタルします。
「これは読んでおいたほうがいい」という新刊があれば、高くても買います。
図書館で予約しても、かなり待たなくてはいけないことも多いので。
子どもの教育に関しても、「やりたいことはやりたいときに」を心がけています。
むすめが今、どうしてもやりたいことは、できるだけ今やらせます。
絵本の読み聞かせも、きっとおそらく、「もう読まなくていい」と言われる日が来るのでしょう。
だから、今、たくさん読みます。
子育てこそ、目まぐるしく変化していくものはないでしょうから。
老後は時間ができるが、できることはかぎられる
そのときにしかできないことは、「そのとき」にやったほうがいいんです。
お金や時間、労力がかかるものだと、尻込みして、先延ばししてしまうことがあります。
でも、お金のことで言えば、歳をとってからのほうが心配が増えているかもしれません。
(仕事を辞めて、年金暮らしになっていたりして)
歳をとると時間はあり余るかもしれないけれど、どこまで労力がかけられるか、それも定かではないですよね。
(80代で、富士山登頂……なんて、わたしにはできそうにありません)
なんでもかんでも我慢して、老後のために、「老後のような暮らし」をする必要はないんです。
将来のことも考えつつ、今、幸せになることも、大切にしていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
キョロのプチ日記
昨日は、むすめを地元の遊園地へ。1日ガッツリ遊んでも、かかったのは3000円程度でした。
ディズニーで過ごせば数万円。子どもにとって「楽しいか、楽しくないか」は値段ではないんですね。
先月、島根旅行でカニを食べたときも、むすめは「カニの味って、カニカマみたいだね」と言っていました……。むすめは高級なカニでなくても、カニカマで満足できる人なんです。
大人になると、何かに取り組むときに値段で比べてしまうことがありますが、「心の充実度」という視点で選んでみてもいいかもしれませんね。
取り組んだあとに、満足度を◎△×で評価してみるのもアリですね。実践中です。
noteでも執筆中
noteでも記事を書いています。
最近の記事がこちら。
もしあのとき、「黙れ、クソジジイ!」と言い返せていたら、複雑性PTSDにはならなかったかもしれない
複雑性PTSDとともに生きる。「怒られるんじゃないか」という不安、恐怖心をうまくやり過ごす
複雑性PTSDを患ってからの人間関係。ちょうどいい人付き合いを目指す
不登校のむすめに必要なのは「アドバイス」ではなく、「経験のシェア」なのかもしれない
よかったら、遊びに来てくださいね。
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