こんにちは!
キョロです!
今日はクリスマスの出来事を記事にします。
クリスマスケーキを全部食べてしまった私の話
我が家は12月25日にクリスマス会をしました。
ショッピングモールに行って、買い物をしてからケーキを買いに行ったので、
売り切れてしまっているお店が多く、たまたま残っていたホールケーキを買うことにしました。
でも、2歳の娘はまだケーキを食べないし、私と主人では、全部食べきれず、ホールケーキの半分が残りました。
それで次の日、朝、残ったケーキを食べたんです。
ケーキを食べている姿を見て、主人は何も言わず、食べたそうにも思えなかったので、
私は全部ケーキを食べてしまったんです。
そしたら、その夜、仕事から帰ってきた主人が
「ケーキある?」
って聞いてきたんです。
私が、
「え…食べちゃった」
って答えたら、主人から
「残しとこうとか思わんかったん?」
って言葉が返ってきたんですね。
私としては何の悪気もなくて、25日に買ったケーキで、残すのももったいないし、腐ったのを食べてお腹を壊すのも…と思ったので、何の気なく食べてしまっんたんです。
でも、主人の言葉と放つ雰囲気に、瞬時に心が苦しくなったんです。
「私ってダメな奥さんだぁ…」
って。
ケーキごときのことなんですが、私はそれだけで心がぎゅっとなりました。
そんな私の様子を見て、
「単純に仕事終わりにケーキ食べるのが楽しみやってん〜」
って言ってくれたのですが、
私って、何か間違ったことをしてしまったとか、期待に応えられなかったとか、
そんな状況になると、「私はダメ人間」という考えが、ボンって現れるんですね。
でも実際、間違ってケーキ食べちゃっただけで、それでダメ人間って思うほどのことはないんだけど…。
と思いつつ、よくこうやって、自分の考え方の癖に振り回されます。
人は誰でもマイルール、その人固有の物の見方がある
私が瞬時に「自分ってダメだなぁ」と思いがちなように、人それぞれ考え方の癖や物の見方がある。
考え方の癖や物の見方はその人を形作っていて、その人の絶対的なルールになっていることが多いです。
親から言われ続けてきたこと、先生や周りから言われ続けたきたこと。自分が出来事の中で感じたこと。
そういうものが、その人のルールを作っていきます。
そしてそういう経験を何度も繰り返し、そのルールが正しいという思いを強めていく。
「私って◯◯かもしれない」→「私って◯◯だ」
「人は◯◯かもしれない」→「人って◯◯だ」
「世の中は◯◯かもしれない」→「世の中って◯◯だ」
という風に。
その人の経験によってできた、自分自身のルールのことを、ここからは「マイルール」と書かせてもらいますね。
マイルールが「どんな自分でも愛される」みたいな本人にとって安心安全のルールの場合もあれば、
私のように、何かにつけて「自分って本当にダメだ」と思ってしまう、自分を苦しめるルールの場合もあります。
こんな風に、人それぞれのマイルールがあるので、何か出来事があったときに、感じる感情が人それぞれ違うんですね。
マイルールに気づくために必要なこと
マイルールって当たり前に体に染みついていて、なかなか気付けないもの。
それがもう自分の性格や自分の個性だと思っている人もたくさんいると思います。
ただ、私のように、マイルールが、自分を苦しめていることもあるんです。
でも、マイルールって変えていけるもので、それを少しずつ少しずつ性格も変わっていくこともあるんです。
だったら、まず、自分の持っているルールを探ってみませんか?
もし、自分が日々、生活していて、生きづらさを感じているなら、そのときに感じたことを書き出してみてほしいんです。
「全部あいつが悪いんだ!あいつのせいで…」っていう言葉が出てくるのか、
それとも「全部、私が悪いんだ。私のせいで…」と思うのか。
生きづらさを感じている人にとって、こういった言葉が出てくることは当たり前かもしれません。
逆に、明るく朗らかに生きている人は、もっと明るい言葉が出てくるかもしれません。
例えば、「自分はダメなところもあるけど、みんなが受け入れてくれる」とか、「何か問題があれば、みんなが助けてくれるし、自分もできる限り協力したい」とか。
継続して自分の気持ちを書き出すことで、普段、自分が物事に対してどんな思いやルールを持っているかが分かります。
心がしんどくなったら、気持ちをどんどんノートに書き出してみましょう。
そうすると、物事に対するマイルールが見えてきます。
私の場合プロフィールに書いているのですが、「自分は価値がない」というマイルールを持っていました。
昔は、それを何の疑いもなく信じていました。
私の場合、その思い込みに気付けたのは、本を読んだこと、いろんな価値観を持つ人と接するようになったことがきっかけで、
明らかに自分が人と違う感じ方をしていることに気が付きました。。
当たり前ですが、みんながみんな、自分と同じように考えているわけではないんですよね。
そう気付いてから、自分の昔の日記を読み返してみると、「自分はダメ」「自分には価値がない」「自分がうざい」という言葉のオンパレード。
そこで初めて、私っていつも「自分はダメだなぁ」って思っているんだなって実感しました。
こんな風に、自分が日頃、無意識の考え方の癖に、マイルールは隠れています。
是非、日頃、感じることを記録していってほしいなと思います。
そのマイルールは自分を幸せにするマイルール?
私の場合、自分の価値と、マイルールを切り離して考えられるようになったのは、最近のことです。
「自分ってダメだなぁ」と思ってしまうのは、私の中にあるマイルールがさせていることであって、
本当にダメなのかどうかは、わからない。
それに、私自身、思うのは、「できないことがどれだけあっても、自分にはちゃんと価値があるということ」。
なのに、マイルールは「自分ってダメだなぁ」って思ってしまっているんですね。
でも、今までは「マイルール=絶対に正しいこと」として何の疑いも持たなかった。
なので、「自分はダメなんだ!価値ないんだ!」と思い込んで、自分を責めてばかりいた。
でも、うつ病になって、こじらせて入院して、生きるのがつらくなって、マイルールを変えざるを得なくなりました。
その後、マイルールって変わっていって、それに伴って性格も変わっていきました。
「自分はダメ」と思っていたときは、努力したくないって思っていても、疲れていても死ぬほど努力していた私。
でも、マイルールを書き換えて行ったら、やりたくないことやできないことに、「NO」を言えるようになったし、無意味に自分のことを責め続けることも、もうありません。
失敗してしまったときなどに、大きく凹んでしまうこともあるけれど、
そのときに、強く感じるマイルールを意識すると、
「これは私の勝手な思い込みで、余計につらさが増してるんだな」ということが分かるようになりました。
「自分はダメだなぁ」と思ってしまうマイルールは、私を苦しめるばかりでした。
それに、事実でもありませんでした。
単に、「できないこともある自分がいる」というだけで、私のすべてがダメなわけじゃなかったんですよね。
さて、あなたのマイルール、何か見つかりましたか?
それは事実ですか?
それはあなたを幸せにしますか?
それとも不幸にしますか?
もし、あなたの今のルールを持っていることで、喜びや嬉しさ、達成感、充実感など、プラスの感情を感じることが多くて、
人間関係や仕事がうまくいっているのならば、是非そのままそのルールを大切にしてください。
逆に、そのルールがあることで、寂しさや悲しみ、絶望感を感じたり、
人間関係・仕事などがうまくいかないように感じているのならば、そのルールを見つめ直すときが来ているんだと思います。
あなたのルールは、今のあなたにとって本当に大事なものでしょうか?
考えてみてください。
苦しくなったら、今までのマイルールを手放すとき
マイルールが見えてきて、もしそれが、自分を苦しめているのならば、
もうそれを手放すときが来ているのかもしれません。
何年も何十年も自分が身につけていたルールを手放すことは、ものすごく怖いことです。
大昔、人が変化をすることは命の危険に晒される可能性がありました。
体の仕組み上、人が変わることってすごく難しいことなんですね。
なので、今の状況がどんなにつらくて、「変わりたい、変わりたい」と思っていても、変えられない人がたくさんいるんですよね。
でも、変わる痛みを乗り越えた先には、新しいルールと生まれ変わった自分と出会えるんです。
そして新しい自分で生きると、新しい出会いがあり、今までとは違った生活が待っているんです。
ここで、アメリカを代表する哲学者であり、心理学者でもあるウィリアム・ジェームズの言葉をご紹介します。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。ウィリアム・ジェームズ
ウィリアム・ジェームズさんが言うように、心が変わることで、最終的に運命も変わってしまうんですね。
心を変えるには小さくマイルールを変えるだけでOK。
それだけで、運命が変わってしまうってすごいことじゃないですか?
そして、「変わること」に慣れると、それ以降の変化は少しずつ楽になっていきます。
「自分ってダメ人間」と思い込んでうつ病で入院生活にまで陥った私が、変われたんです。
あなたも変わりたいと思ったら、変われます。
自分が変わったなと実感できるまでは、「私ってやっぱり変われないのかな…」と不安だらけでした。
でも変わっているのを感じられたときには、「自分も変われるんだ!」っていう自信がついて、
「毎日をもっと楽しく過ごせるように、もっと柔軟な自分になりたい!」と、頑張る気力が湧いてきました。
もし、あなたが生きづらさを克服して、前向きに生きていきたい!と思っているのならば、私は心からあなたを応援します!
古いマイルールの手放し方
自分を苦しめるルールを手放したいと思ったときは、
苦しいマイルールが出てくるたびに、
「それって本当?事実?」
「そのルールを持っている必要はある?」
と自分に問いかけてみてください。
もしそれが、「No.」だったら、古いマイルールの下に、新しいマイルールを書き出してみてください。
「自分はダメ」というマイルールであれば、「自分は価値のある人間」など。
すぐに「自分は価値のある人間」って思えなくてもいいです。
その言葉に抵抗があるのなら、「自分は価値のある人間かもしれない」というように、言葉をゆるくすることもおすすめです。
それで、できれば、「自分は価値のある人間かもしれない」と思えた出来事を、記録していってほしいんです。
そうやって、「あれ?自分ってダメじゃないかも?価値があるかも?」という証拠集めをしてみてください。
新しい自分になるには、勇気と根気がいるもの。
時間がかかる作業ですが、こうやって地道に積み重ねていくことで、確実に自分が変わっていきますよ。
新しい自分との出会いを楽しもう!
人それぞれ、自分が大切にしている考え方、物の見方、価値観があります。
きっとそれは、あなたがあなたらしくいるために、あなたをずっと守り続けてきてくれたもの。
だから、どんなマイルールを持っていても、間違っているということはありません。
でも、そのルールがあなたを苦しめていたり、窮屈にさせたりしているのならば、古いルールを手放して、新しいルールを取り入れてみましょう。
自分をどんどんアップデートしていくと、前よりもずっと生きやすくなっている自分に気付くはずです。
私自身、まだまだ自分を苦しめるルールを持っています。
ただ、そういうルールは「ずっと抱えていなければいけないものではないこと」に気付けたり、
「こんなに苦しいのはなんでだろう?私ってどんなルールを持っているんだろう?」って考えられるようになったことで、
かなり生きるのが楽になったんです。
皆さんも、是非、自分と向き合って、毎日をより充実させていってほしいなって思います。
皆さんが変わっていくのを、心から応援しています!
ちなみに、クリスマスケーキは全部、私が食べてしまいましたが、その次の日、
別のケーキを主人用に買ってきて、主人も満足そうでした(笑)
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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