こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。
12月になり、風邪を引きました。症状は重く、布団から出るのもつらいほど。
ですが、わが家で料理をするのは、わたしの担当。
朝食、昼食とご飯を作りましたが、夕食を作り始める時間になると、素知らぬ顔でパソコンをいじっている夫に腹が立ってきました。
「妻が体調が悪いのを知っていて、なぜ何も手伝おうとしないのだ?」
ケンカをふっかけそうになりましたが、ここは大人の対応をして(笑)、家族に動いてもらうことにしました。
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言わなければ伝わらない
夫とむすめがいるリビングに行き、
「おーーーーーい!妻が具合悪くて大変なときは、“大丈夫?何か手伝おうか?”って声をかけるのが正解だよー!」
「君たち、この前、風邪を引いたときは、たくさん助けてもらったのじゃないのかねー?」
「ママは、体調悪いのに、ひとりで家事をしていてむなしいよー」
と声をかけました。
すると、夫とむすめは「しまった」という顔をして(笑)、料理を手伝ってくれました。
夫とむすめが作ったおみそ汁と、わたしが作ったチャーハンで、夕食は和気あいあいと過ごしました。
「言わなくてもわかってほしい」と思うと、言葉足らずになってしまいます。
ちゃんと伝えていないのに、「なんでわかってくれないの?」と相手を批判してしまう。
矛盾していませんか。
「こうしてほしい」という希望があるのなら、不満を溜め込んで爆発する前に、気持ちを伝えるのがいいですよ。
頼れば人が育つ
風邪を引いて、夫とむすめに料理を頼んだことで、夫はおみそ汁を作れるようになりました。
むすめは、包丁でなすを切るのが上手になりました。
以前は、料理はわたしだけが担当していたのですが、少しずつ、家族にも任せるようにしています。
お金をかけずに栄養たっぷりの食事を作ろうと思ったら、自炊がいちばん。
でも、家族全員分の食事を毎日、欠かさず作り、それも栄養満点の料理……となると、本当に大変なんですよね。
最近は、小1のむすめも巻き込んで、料理に励んでいます。
むすめはまだ6歳なので、目は離せませんが、長い目で見たときに料理の経験は大切だと思っています。
卵サラダや卵焼き、クッキーなどは自分で作れるようになり、ママの助っ人としてがんばってくれています。
わが家はお小遣い制なので、むすめは料理をしてもらったお小遣いで、自分のおやつを買っています。
「これ、お願いできる?」と人に頼ったり、任せたりすれば、頼まれた人の能力が育ちます。
頼ることは悪いことではないんです。
相手が嫌がっていることなら、無理じいしてはいけないと思いますが、もし、相手が快諾してくれるなら、「自分がやらねば」という思い込みを手放してみてほしいと思います。
任せる理由を伝える
最近は、少しずつキッチンに立ってくれるようになった夫ですが、もともとは「料理はキョロ(わたし)の担当やろ?」と言って、断固として料理をしようとしませんでした。
そんな夫がなぜ、キッチンに立つようになったのか。
それは、任せる「理由」を伝えたからなんです。
「自炊は栄養たっぷりの料理を作れるし、節約にもなるから、極力、自炊をしたい」
「けど、ひとりでやるには限界があるから、協力してほしい」
これを何度も伝えてきました。
うちの夫の場合は、「理由」をセットにすると納得がいくようです。
夫は「お得感」に弱く、「節約」と聞いたら、俄然やる気を出してくれます。
どんなメリットを伝えると相手が動くのかは、日々の観察に尽きます。
わが家の場合は、「自炊をする=お得」というメリットを伝えることで夫が動きました。
人によっては、「自炊をする=妻にほめてもらえる」が行動の動機になるかもしれないですし、「自炊をする=健康になる」で動いてくれるかもしれません。
「自炊=好きなものを食べられる」がモチベーションになる場合も。
相手が「損得」で動くタイプなのか、「好き、嫌い」で動くタイプなのかなど、傾向を観察してみると、説得しやすくなりますよ。
もし、いま抱えていることが多くてつらい思いをしていたら、ぜひ誰かを頼ることを考えてみてください。
任せるときは、理由もセットにするといいですよ。
任せることで、自分も相手も成長できます。
ぜひお試しあれ。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
言葉にして助けを求めて、人生を変えよう!
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