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幼稚園児でもカンタンにできる!子どもにことわざを覚えさせる方法 

Pさん

子どもにことわざを覚えさせたい!カンタンな方法ってある?

こんな疑問を解決する記事です。

こんにちは、キョロ(→プロフィールはこちら)です。

子どもに勉強好きになってほしい

でも、子どもに勉強を教えるのは苦手

ことわざを教えるのにいい方法ってあるのかな

今回は、こんなお悩みを抱えるママさんやパパさんのために記事を書きました。

我が家では、この記事で紹介する方法で、5歳のむすめがカンタンに100以上のことわざを覚えてしまいました

勉強はできるに越したことはありません。

子どもと楽しみながら、勉強すれば、

  • 塾の費用を節約する
  • 「勉強しなさい」といつも言わなくて済む

といったことも可能です。

ぜひ、お子さんの知育に役立ててみてくださいね。

ことわざとは?

まず、「ことわざとは何か」というところから、見ていきましょう。

辞書には、ことわざについて、こんなふうに表現されています。

「ことわざ」とは?

古くから言い伝えられてきた、教訓または風刺の意味を含んだ短い言葉。生活体験からきた社会常識を示すものが多い。

goo辞書

ことわざには、学ぶべき教訓が含まれています。

また、それが「社会的に認められた考え」でもあることを示しています。

たとえば、「情けは人のためならず」ということわざ。

「情けは人のためならず」とは?

人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。誤って、親切にするのはその人のためにならないの意に用いることがある。

goo辞書

わたしが学生時代にこのことわざを学んだときは、正直、「説教くさいなぁ」と思いました(笑)。

でも、今になって「本当にその通りだなぁ」と思えるように。

「大切なこと」を万人が理解できるように表現してあるのが、ことわざなんですね。

自分にとって教訓となることわざを頭の隅に置いておけば、行動の指針にもなります。

ことわざを覚えるメリット4選

ことわざとは何かを理解したところで、ことわざを覚えるメリットも見ていきましょう。

ことわざを覚えるメリットはこちらです。

ことわざを覚えるメリット
  1. 教訓が得られる
  2. 国語の成績が上がる
  3. 読書に対する苦手意識がなくなる
  4. コミュニケーションの幅が広がる

古くから伝わるものだからこそ、まだまだことわざを学ぶ価値はあると思います。

詳しく説明していきます。

教訓が得られる

ことわざを学ぶことで、さまざまな教訓を学ぶことができます。

たとえば夫婦間で、

「わたしのほうが片づけが得意!」

「いや、俺のほうが得意だし!」

というやりとりをしていたとします。

そんなときに、子どもに「“どんぐりの背くらべ”だね」と言われれば、ハッとするのではないでしょうか。

(こんなときに、こんなツッコミができる子どももすばらしいですね)

子どもを過保護にしてしまっているときに、周りから、

「“かわいい子には旅をさせよ”だよ」

と言われれば、「それもそうだな」と、我に帰れるかもしれません。

ヘタに説教されるよりも、すんなり心に響くと思います。

こんなふうに、ことわざから、たくさんの教訓を学ぶことができます。

自分がどんな行動をとるべきか、迷ったときも、ことわざを思い出せば、適切な行動をとれるかもしれません。

情けは人のためならず」と思えれば、いつでも人に誠実に、やさしくできますよね。

国語の成績が上がる

ことわざができると、国語の成績も上がります

テストでは、ことわざの意味を聞かれる問題もありますし、文章のなかで使われることもしばしば。

知ってさえいれば解ける問題です。

また、国語の授業のなかで、少しでも知っていることがあれば、それだけで自信になり、やる気につながることも。

ほかの子よりもできることがわかれば、ますますやる気はアップ。

ただ知っているだけで、勉強へのモチベーションが上がるなら、覚えたほうがお得です。

読書に対する苦手意識がなくなる

読書ができるかできないかは、知識や語彙の量にも左右されます。

本を読むときに、知っている知識や語彙が少なかったりすると、それだけで読み進まなくなってしまうことも。

読書をスムーズにさせるためにも、日頃から、お子さんの語彙数を増やしておくことが大切です。

文章中にことわざが出てきたときに、すんなり理解できれば、つまずくことなく本を読み進めることができます

読書に対する苦手意識をなくすためにも、ことわざは覚えておくといいと思います。

コミュニケーションの幅が広がる

ことわざを覚えることで、コミュニケーションの幅が広がります

ことわざは、覚えなくても日常生活に差し障りはないことも多いです。

でも、ことわざや慣用句を使って物事を表現する人がまだたくさんいます。

「“早起きは三文の徳”だよ」

と言われ、「え?三文ってなんだよ?」というところで止まってしまったら、相手の言いたいことが理解できません。

会話をスムーズに進めるためにも、代表的なことわざは覚えておいたほうがいいでしょう。

ことわざを簡単に覚える方法

ことわざを簡単に覚える方法を紹介します。

使ったのはこちら。

  • ことわざかるた
  • ドラえもんのことわざ事典
  • ちびまる子ちゃんのことわざ教室
  • 「にほんごであそぼ」ことわざかるた

これらを使って、どうやって、ことわざを覚えてもらったのか、詳しく説明しますね。

ことわざかるたで耳で覚える

はじめは、シンプルなことわざかるたを使いました。

読み札の頭文字をとる、普通のかるたです。

普通のかるたとやり方は一緒なので、最初の文字が聞き取れて、ひらがなが読めればできます。

うちの子は、3歳のときにひらがなが読めていたので、その頃にはかるたを始めていました。

ちなみに、しっかりと子どもにかるたを覚えさせるために、読み札は3回ずつ読みました

子どもがかるたをとっても、最後までことわざを言います

3歳でかるたを始めた頃は、枚数を競うことよりも、かるたをとれることがうれしかったようです。

「わたしが読み、むすめがとる」というのを繰り返しました。

ことわざかるたを音読させる

ことわざに聞き慣れたところで、今度は、むすめにことわざかるたを音読させるようにしました。

むすめが読み、わたしがかるたをとります。

聞くのと読むのとでは大違い。

最初は、はじめの数文字しか読めていませんでした。

発音をまちがっていることもしばしば。

むすめが読んだあとに、自然な感じで「あ〜、“楽あれば苦あり”ね〜」などと、子どもに正しい発音がわかるようにしました。

その繰り返しで、だんだんと正しい発音ができるようになりました。

はじめのうちは、何枚も読ませると負担になってしまいます。

  • 交互に読み札を読む
  • 数枚だけ読んでもらう

といった工夫をするといいでしょう。

ドラえもんのことわざ事典で復習

ことわざかるたで、ある程度、ことわざを理解したあとに、『ドラえもんのことわざ事典を購入』しました。

マンガがついているので、ドラえもん好きにはオススメです。

ことわざの意味を説明してている部分などは、まだ読めていないようです。

でも、マンガの部分は、がんばれば読めるようで、かじりついて読んでいます。

また、知っていることわざがたびたび出てくるので、それだけでうれしいようです。

「ママ見て!」と事典を持ってきて、マンガ部分を読んでほしいとせがまれることも。

知識の断片を知っておくだけでも、今後の勉強が楽になります

学んだ知識がつながっていくのは、もう少しあとかもしれません。

でも、小さいうちからちょっとずつ知識を身につけておけば、あとになって総合力が身につきます

ちなみに、我が家では、『ちびまる子ちゃんのことわざ教室』も購入。

クレヨンしんちゃんもあります。

お子さんの好みに合わせて買うのもよし。すべてそろえるのもよし、です。

マンガ部分は、それぞれ内容が違うため、ことわざの使い方を理解するには、複数冊読んでみるのもアリだと思います。

「にほんごであそぼ」のことわざかるたで応用

ある程度、ことわざを覚えたらオススメなのが、「にほんごであそぼ」のことわざかるた

これは、読み札の最初の文字をとるかるたではありません。

このかるたは、ことわざを前半部分と後半部分にわけ、前半部分を読み札で読み、後半部分をとるというしくみ。

ことわざの全文を理解していなければ、とれないかるたなのです。

すでに知っていることわざが多かったので、「はやおきは…」とわたしが読むと、むすめはすかさず、「さんもんのとく」の札をとっていました。

まったくことわざを知らない状態でやるよりも、ある程度、理解してからやってみるのをオススメします。

なかには、むすめが知らないことわざがありました。

でも、ことわざに自信を持っているむすめは、あっという間に覚えてしまいました。

札の全文と意味が書かれている冊子が入っています

ことわざを覚えていない段階では、冊子を読んでかるたを進めるといいと思います。

キョロ

親も知らないことわざもあるからね……。

パパ

知育しながら、自分も学べるってお得!

こういった工夫で、むすめは100以上のことわざを身につけました。

ことわざは、覚えていないことわざはまだあります。

さらに、ことわざを覚える方法は、研究中です。

よい方法が見つかったら、追記させていただきますね。

子どもに知識を身につけさせるなら楽しく

子どもに知育をしたり、勉強を教えたりするときは、楽しみながらやれるように工夫してみてください。

無理やりやらせると、苦手意識を持ってしまったり、そもそもやる気を失ってしまったりすることもあります。

できなくても責めないことです。

また、親も神経質になりすぎずに、「遊びながら身に付いたらラッキー」くらいに捉えておくといいと思います。

子育てでは、「子どもの自己肯定感を育むこと」がとても大切です。

知育をすることで、親子の関係が悪くなったり、お子さんが「自分ってダメだなぁ」と思うようになったりしたら、本末転倒。

お子さんが、自分で考え、行動できる子に育っていれば、焦らなくてもいずれさまざまなことを学んでいけると思います。

実際に、わたし自身、大人になって学んだことがたくさんあります。

幸せな親子関係を作って、たくさんの思い出を作ってくださいね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

キョロ

ことわざを簡単にマスターして、人生を変えよう!

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